B(為替ヘッジなし)(資産成長型) C(為替ヘッジあり)

スペシャル・レポート
フィデリティ・USリート・ファンド
販売用資料
2016年3月
A(為替ヘッジあり)/B(為替ヘッジなし)
(資産成長型)
C(為替ヘッジあり)/D(為替ヘッジなし)
追加型投信/海外/不動産投信
フィデリティ投信株式会社
当資料のポイント
 2016年の米国リート相場は、2月上旬まで軟調な展開となるが、その後反発
 低水準のNAVプレミアムから期待される、今後の米国リート相場の反発
 米国リートの2015年第4四半期決算は総じて良好
 ファンドの運用実績と受賞歴
【2016年の相場動向】
2月上旬まで軟調な展開となるが、その後反発
 2016年の米国リート相場は、2月上旬までは中国景気後退懸念や原油安が投資家心理を冷やしたことから軟調な展
開となりましたが、その後は米国リートの割安感に注目が集まったことなどから反発しました。2016年の2月までの年
初来騰落率は円ベースで- 9.7 %となりました。
 内訳を見ると、配当収入要因が+0.4%、価格変動要因が- 4.1 %、為替変動要因が- 6.2 %となりました。
2016年の米国リートと米ドル円の推移と要因分析
(米ドル円)
105
2%
140
米国リート(円ベース)(左軸)
0%
米国リート(米ドルベース)(左軸)
100
米ドル円(右軸)
配当収入要因
(米ドルベース)
-2%
‐6.2%
130
96.2
95
-4%
90
120.3
-8%
120
-10%
85
115
112.9
110
16年2月
16年1月
価格変動要因
(米ドルベース)
為替変動要因
-6%
125
90.3
80
15年12月
0.4%
135
‐4.1%
円ベース騰落率
‐9.7%
-12%
(注)BloombergおよびRIMESよりフィデリティ投信作成。
2015年12月末~2016年2月末。米国リートはFTSE
NAREIT Equity REITsインデックス。左グラフの米国リー
トは期間初を100として指数化。米ドル円は実数値。要因
分析は各々算出しているため、数値間で整合しない場合
があります。
【2016年のファンドの基準価額変動要因】
配当収入はプラス寄与だが、価格と為替の変動がマイナス寄与
 当ファンドの中で最も純資産残高の大きいコースであるB(為替ヘッジなし)の、2016年2月末時点の年初来の基準価
額の変動幅は、-783円となりました。配当収入要因はプラス寄与となりましたが、価格変動要因と為替変動要因の
マイナス寄与がこれを上回りました。
フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)の
基準価額騰落の要因分析(2015年12月末~2016年2月末)
価格変動要因(米ドルベース)
配当収入要因(米ドルベース)
為替変動要因
上記合計
‐267
21
‐324
その他
分配金
合計
‐13
‐200
‐783
‐1,000 ‐800 ‐600 ‐400 ‐200
1
※「その他」は現金・その他・運用管理費用等を指します。
※基準価額騰落の要因分析は概算値です。それぞれの
値は円未満を四捨五入により表示していますので、合計
額が一致しない場合があります。
※基準価額は運用管理費用(後述の「運用管理費用(信
託報酬)」参照)控除後のものです。分配金は税込で表示
しております。
‐570
0
200
400 (1万口当たり円)
上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。 5ページ目以降を必ずご確認ください。
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(資産成長型)
C(為替ヘッジあり)/D(為替ヘッジなし)
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【今後の注目ポイント】
低水準のNAVプレミアムから期待される今後の反発
 NAVプレミアムは、リート価格の割高/割安度合いを測る指標の一つです。堅調な不動産市場と米国リート相場の伸び
悩みを受け、2016年2月末時点の米国リートのNAVプレミアムは-8.4%と、期間平均(+3.8%)を大幅に下回る水準
にとどまっています。NAVプレミアムの観点からも現在の米国リートは割安と言えます。
NAVは、純資産価値(資産-負債)を意味します。
リートの価格と1口当たりNAVの差がNAVプレミアムです。
NAV
プレミアム
1口当たり
リート取引価格
1口当たり
NAV
NAVプレミアムと米国リートの値動きの推移
米国リート(左軸)
NAVプレミアム(右軸)
NAVプレミアム平均(右軸)
50%
400
200
25%
200
3.8%
0%
100
-8.4%
‐25%
50
(注)Bloomberg、FMR Co等よりフィデリ
ティ投信作成。期間:2005年9月末~2016
年2月末。米国リートは期間初を100として
指 数 化 ( 対 数 軸 ) 。 米 国 リ ー ト は FTSE
NAREIT Equity REITsインデックス。米ド
ルベース。2016年2月末のNAVプレミアム
は、前月末からNAVは不変という前提に基
づき米国リートの変動をもとに算出した推
計値。
‐50%
25
05年
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
 米国リートが割安な水準で放置され、NAVプレミアムが低水準となっている局面では、その後の反発が期待されます。
過去の米国リート相場では、NAVプレミアムが0%未満の時に投資を開始すると、その後大きく上昇する傾向が見られ
ました。
投資開始時のNAVプレミアムと、その後の米国リートの騰落率
55%
50.8%
50%
2年間騰落率
45%
3年間騰落率
41.2%
40%
35%
32.0%
27.5%
30%
25%
20%
NAVプレミアムが
0%未満の時に
投資を開始した場合の
その後の騰落率
NAVプレミアムが
0%以上の時に
投資を開始した場合の
その後の騰落率
(注)Bloomberg、FMR Co等よりフィデリティ投信作成。騰落率は単純平均。1990年1月末~2016年2月末のデータを使用。
米国リートはFTSE NAREIT Equity REITsインデックス。米ドルベース。
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上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。 5ページ目以降を必ずご確認ください。
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【主な米国リートの決算内容】
米国リートの2015年第4四半期決算は総じて良好
 2015年第4四半期の米国リートの決算は総じて良好な結果となっています。賃貸収入の上昇や高水準の物件稼働
率等によって業績を伸ばすリートが見られました。引き続き米国リートの堅調な業績が期待されます。
パブリック・ストーレッジ (倉庫)
2015年第4四半期は前年同期比で約11.4%の増益※となりました。賃貸倉庫施設の単位面積当たり賃貸収入の上昇や、
新規に買収・開発した賃貸倉庫施設からの収入が増益に寄与しました。フロリダ等の合計7件の倉庫施設を合計約
7,100万米ドルで買収したほか、合計約3,400万米ドルをかけて倉庫施設の新規開発と既存施設拡大を実行しました。
ベンタス (ヘルスケア)
2015年第4四半期は前年同期比で約7%の増益※となりました。合計約9,300万米ドルで複数の医療オフィスを買収しつ
つ、8件のヘルスケア施設を約1億米ドルで売却するなど、ポートフォリオの向上を進めました。また、サンフランシスコ郊
外の医療オフィスの新規開発や、ニューヨーク等の高齢者用集合住宅の再開発など、合計約2億4,000万米ドルのプロ
ジェクトを進めています。
サイモン・プロパティー・グループ (小売)
2015年第4四半期は前年同期比で約10.5%の増益※となりました。2件のアウトレット・モールを新規オープンし、2件の
既存小売施設の売場面積を拡大しました。また、2015年12月末時点で、小売施設の開発・拡大に関する29件のプロ
ジェクトが米国と欧州で進行中です。
UDR (住宅)
2015年第4四半期は前年同期比で約11%の増益※となりました。既存物件の稼働率は96.5%と高い水準を維持してお
り、賃貸収入は前年同期比で約6.2%増加しました。ワシントンD.C.の集合住宅エリアを約9億米ドルで買収する一方、
約3億米ドルの集合住宅エリアを売却するなど、戦略的不動産開発を継続的に実行しています。
プロロジス (物流)
2015年第4四半期は前年同期比で約33.3%の増益 ※ となりました。既存物件稼働率は前年同期比0.8%上昇し、
96.9%となりました。世界経済の不透明感にもかかわらず、稼働率は歴史的高水準となりました。同社は、消費の増加
とネット通販の普及によって、世界の物流施設への需要は拡大し続けると予想しています。
(注)各個別リート資料およびBloombergよりフィデリティ投信作成。
※1株当たりFFOより算出。FFO(エフ・エフ・オー、Funds From Operations)は、リートが本業である不動産賃貸業から得るキャッシュフローのう
ち、投資家に配分可能な金額を示すもので、リートの収益力を測る指標として最もよく使われます。
※掲載されている個別の銘柄・企業名については、あくまで参考として述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するもので
はありません。また、当ファンドへの組み入れを保証するものではありません。
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上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。 5ページ目以降を必ずご確認ください。
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「フィデリティ・USリート・ファンド」の運用状況
 2016年2月末時点での年初来騰落率は、A(為替ヘッジあり)が▲4.65%、B(為替ヘッジなし)が▲9.95%、
(資産成長型)C(為替ヘッジあり)が▲4.85%、(資産成長型)D(為替ヘッジなし)が▲10.37%でした。
※騰落率は累積投資額より算出しています。
フィデリティ・USリート・ファンド各コースの基準価額等の推移(設定日~2016年2月末)
(円)
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
03年12月
(円)
20,000
15,000
A(為替ヘッジあり)
基準価額
累積投資額
ベンチマーク
06年12月
09年12月
12年12月
(円)
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
03年12月
15年12月
(資産成長型)C(為替ヘッジあり)
B(為替ヘッジなし)
基準価額
累積投資額
ベンチマーク
06年12月
(円)
20,000
基準価額
累積投資額
ベンチマーク
15,000
10,000
09年12月
12年12月
15年12月
(資産成長型)D(為替ヘッジなし)
基準価額
累積投資額
ベンチマーク
10,000
5,000
13年6月 13年12月 14年6月 14年12月 15年6月 15年12月
5,000
13年6月 13年12月 14年6月 14年12月 15年6月 15年12月
※累積投資額は、ファンド設定時に10,000円でスタートしてからの収益分配金を再投資した実績評価額です。ただし、購入時手数料および収益分配金に
かかる税金は考慮していません。ベンチマークはファンド設定日前日を10,000円として計算しています。※基準価額は運用管理費用(後述の「運用管理
費用(信託報酬)」参照)控除後のものです。※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。ベンチマークは7ペー
ジをご参照ください。
フィデリティ・USリート・ファンドの騰落率とランキング(2015年12月末時点)
フィデリティ・USリート・ファンド
A(為替ヘッジあり)
フィデリティ・USリート・ファンド
B(為替ヘッジなし)
過去3年間
過去5年間
34.64%
69.85%
4位(全8ファンド中)
1位(全6ファンド中)
88.58%
150.93%
3位(全12ファンド中)
2位(全9ファンド中)
※「Lipper For Investment Management」よりフィデリティ投信作成。Lipper Global分類の不動産型 米国(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)
(除く通貨選択型)におけるトータルリターンとランキング。「Lipper For Investment Management」の情報は、トムソン・ロイターグループのリッ
パーより取得しております。上記は過去の実績であり、将来の動向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
『フィデリティ・USリート・ファンド B(為替ヘッジなし)』は、
モーニングスターアワード「ファンド オブ ザ イヤー2015」(REIT型 部門)において
「最優秀ファンド賞」を受賞しました。
2011年から3年間の優秀賞および2014年の最優秀賞※に続く5年連続の受賞となりました。
※2011年、2012年はオルタナティブ型 部門、2013年はオルタナティブ&バランス型 部門、2014年は国際REIT型 部門での受賞。
当賞は国内追加型株式投資信託を選考対象として独自の定量分析、定性分析に基づき、2015年において各部門別に総合的に優秀である
とモーニングスターが判断したものです。REIT型 部門は、2015年12月末において当該部門に属するファンド343本の中から選考されました。
Morningstar Award “Fund of the Year 2015”は過去の情報に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、モーニングスターが信頼
できると判断したデータにより評価しましたが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。著作権等の知的所有権その他一切の権利はモーニング
スター株式会社並びにMorningstar,Inc.に帰属し、許可なく複製、転載、引用することを禁じます。
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IM160304-1 CSIS160304-1