一般質問通告内容集約書

一般質問通告書
平成 28 年 3 月 3 日
平成28年第1回 高千穂町議会定例会
一般質問通告内容集約書
高千穂町議会事務局
【
5名 8件 】
質問者
件
数
3 月 14 日(月) 1
10:00~
谷川秀憲議員
1件
1. 景観条例の制定について
1
2
工藤博志議員
1件
1. 簡易水道の統合計画について
2
飯干清喜議員
1.林道開設作業の指名業者が限られて
2件
いる件
2. 内水面漁協の苦境について
3
4
戸髙清次議員
1.ふるさと納税の充実について
2.高千穂町の地方創生の取組みについ
3件
て
3. 町職員の処分に関する指針の条例制
定について
4
5
本願和茂議員
1件
1. 情報発信多様化社会の対応について
5
質問日
順
3
件
名
頁
平成28年第1回定例会
一般質問通告書
順
質 問 者
1
谷川秀憲
議員
一般質問通告書通告内容集約書
件 名
質問の要旨
1.景観条例の制定
本町の人口動態と将来展望を見ると、この 20 年
について
間で 4,200 人の減少がみられ、国立社会保障人口
問題研究所の推計では、2060 年度、今から 45 年後
には、現況1万3千弱の人口が 4,200 人になると
推計され、このままでは町が消滅する可能性があ
ります。
国においては、アベノミクスの目玉として、将
来においてこの人口減を食い止めるために、ま
ち・ひと・しごと創生の事業の取り組みがなされ
ており、本町においても、創生本部を立ち上げ地
方創生総合戦略の素案が作られ、5年先までの数
値目標が示され、この目標を実現化するために、
神代川かわまちづくり事業や高千穂まちづくりと
して、岩戸地区や三田井地区のまちづくり基本計
画の策定が進められています。
今回、世界農業遺産の認定も受け、さらに弾み
がついたところでありますが、本町のまちづくり
は、恵まれた自然や、自然と共生する農業、そし
て高千穂の地域振興を含めた文化が大切な観光資
源であり、生活習慣そのものが人々の心を癒す空
間であることから、自然環境や景観がこれから先
も大切な地域の財産であることを基本に進めるべ
きだと思います。
地方創生総合戦略のなかで今後取り組まれる事
業において、高千穂町観光マスタープランの基本
テーマである日本発祥の地「神都高千穂」計画を
成功させるために、すばらしい環境や景観を守る
景観条例を早急に作成すべきと考えます。
景観条例については、これまでに何度か取り上
げられた案件ですが、今回は地方創生のなかで、
このまちに生まれ・住んでよかった・来てよかっ
たと実感できるすばらしい高千穂を創生するた
め、まちづくりの基本理念の中に組み入れるべき
ではないでしょうか。町長のお考えをお伺いいた
します。
1
質問相手
町長
平成28年第1回定例会
一般質問通告書
順
質 問 者
2
工藤博志
議員
一般質問通告書通告内容集約書
件 名
質問の要旨
1.簡易水道の統合
①天岩戸簡易水道組合と河内簡易水道組合は、
計画について
モデル事業としてすでに、町に統合され運営され
ておりますが、他の 24 施設について統合計画の進
捗状況を伺います。
②上下水道・上水道事業区域が拡大することは、
安心・安全な飲雑水を供給する上で、大変重要で
あると考えます。どちらの水道事業・施設におい
ても、基本的には、メーター器より外側は、管理
者の責務、メーター器より内側は、個人責任で管
理しているのが現状です。
老朽化による漏水や断水、寒波時の凍結による
断裂・漏水などの自然災害や不可抗力などにより、
メーター器より内側で発生した事故は、水道使用
量はそのまま水道料金として賦課されておりま
す。
今後上水道区域が拡大する中、故意によらない
自然災害や不可抗力による事故の場合は、水道料
金の減免措置を特例で設置しておく必要があるの
ではないか伺います。
2
質問相手
町長
平成28年第1回定例会
一般質問通告書
順
質 問 者
3
飯干清喜
議員
一般質問通告書通告内容集約書
質問相手
件 名
質問の要旨
1.林道開設作業の
本年度より、新しく計画されていた森林基幹林
町長
指名業者が限られて 道が、事業開始となります。地域住民の期待も大
いる件
ですが、その仕事に期待する土木事業者や、その
従事者の期待も大きいものと思われます。しかし、
その作業に関わられる土木事業者が、経験業者優
先という理由でここ何十年も限られた業者のみで
行われています。以前は、林道開設というと、山
に向けて掘り進める訳ですから、せいぜい1社で
進めるケースが多く、こういう取り決めとなった
のかも知れません。そのために、作業条件がよく、
2工区、3工区と仕事の分散ができる場合であっ
ても、特権とも思われる限られた業者のみでの指
名、入札が続けられています。
町内で、ふだん町道などの補修や開設の工事が
できている業者であれば、どの業者でも林道開設
作業もできるはずであります。また、優先経験業
者にも初回があったはずです。ここ数十年他の業
者に、初回のチャンスが与えられないのは、発注
者である町、県にも責任があると思われます。幸
い、今度予定されている基幹林道では、旧町道や、
作業道が近接しており、どの場所でも工区として、
進められる林道です。多くの町内業者に仕事のチ
ャンスを提供できるいい機会となるのではないで
しょうか。また、この作業が県主導で進められる
のなら、県とともにこのことも取り組む必要があ
ると思われますが、町の取組みをお伺いします。
2.内水面漁協の苦
下水整備と浄化槽の整備が進み、どこでも川は
境について
きれいになっていますが、魚の姿が見えません。
近年、西臼杵内水面漁協は、魚を採るためよりも、
放流ボランティア的な作業が大きくなっています
が、魚も増えず、支援も少なく、解散の危機とな
っています。五ヶ瀬、日之影を合わせての対策が
必要と思われますが、この件についてお伺いしま
す。世界農業遺産高千穂郷の清流演出にも、川に
魚が泳ぐ光景は必要です。
3
町長
平成28年第1回定例会
一般質問通告書
順
質 問 者
4
戸髙清次
議員
一般質問通告書通告内容集約書
件 名
質問の要旨
1. ふるさと納税の
ふるさと納税制度は、寄附金を原資として少子
充実について
高齢化対策・農林業振興・観光振興・教育振興な
どの事業に必要な財源確保を図ることを目的に本
町も平成 27 年度から、ふるさと応援基金条例を制
定されました。
平成 27 年度よりふるさと納税については、制度
改正により寄附限度額上限の引き上げや申告の簡
素化により寄附がしやすくなったことで本町も寄
附金が増額すると期待したところであります。
また、寄附された方へのお返しのお礼の品は高
千穂牛・地元産焼酎・農産物・6次産業の加工品
であり、すべて地元に還元される事業で、一大産
業として期待しているところであります。
平成 26 年度の寄附金は 42,319 千円であり、平
成 27 年度では1億2千万円を目標としていました
が、12 月末では 62,065 千円であります。
都城市は、本年の1月末で、日本一の 35 億円の
寄附が集まったとのことであります。本町につい
て、平成 27 年度の目標としてきた1億2千万円の
達成は難しいと考えられますが、平成 28 年度につ
いては、ふるさと納税事業の充実を図りながらど
のような取り組みで事業拡大を考えているのか町
長の答弁を求めます。
質問相手
2.高千穂町の地方
平成 28 年度から税制が改正され、企業版ふるさ
創生の取組みについ と納税が創設されたことにより、企業が寄附しや
て
すくなります。
この制度は、本町の地方創生の取り組みを具体
化した事業に、志のある企業がその取り組みに賛
同し、地方創生を応援する制度でもあります。
本町は昨年、高千穂郷・椎葉山世界農業遺産の
認定も受け、高千穂牛の商標登録など、高千穂の
知名度・先人達が培った文化・自然を生かし、地
方創生に向けて取り組みが始まったところであり
ます。
平成 28 年度の地方創生交付金を獲得するための
事業の取り組みと企業版ふるさと納税の取り組み
について具体的な考えの答弁を求めます。
町長
3.町職員の処分に
高千穂町職員の分限・懲戒処分に関する指針は、
関する指針の条例制 平成 18 年 11 月に改定されています。
定について
しかしながら、条例もしくは規則にも定めてあ
りません。
不祥事の再発防止のためにも、条例もしくは規
則に早急に定めておくことが大事だと思われます
が、町長の考えを伺います。
町長
4
町長
平成28年第1回定例会
一般質問通告書
順
質 問 者
5
本願和茂
議員
一般質問通告書通告内容集約書
件 名
質問の要旨
1.情報発信多様化
・本町の行政に関する情報などは、インターネ
社会の対応について ットによるホームページを閲覧することで誰でも
簡単に知ることができる便利な時代となりまし
た。
本町の更なる発展と、迅速な情報発信を行うた
めにも様々なソーシャルネットワーキングサービ
ス(SNS)を積極的に利用すべきと考えますが、町長
のお考えを伺います。
(ユーチューブで神楽や高千穂峡の絶景を放映・フ
ェイスブック利用で誘客を)
質問相手
町長
・今では SNS は、議員や職員も利用するほど便利
な情報発信のツールとなっており、使い方さえ間
違わなければ、本町のリアルタイムな情報を迅速
に発信できる強い味方となってくれます。
しかし、私的なつもりであったものが公務員と
分かれば批判を受けたり、感情的なコメントを投
稿すれば後で問題となり、対応に多大な労力を要
する場合も考えられます。
汎用されるようになった今の時期に、職員に対
して注意喚起をおこなうとともに、SNS による情報
発信に関するガイドラインの策定が必要ではない
でしょうか。
・公衆無線 LAN、Wi-Fi 環境の整備計画は高千穂峡
および今後、町内観光スポットすべてで整備の必
要があると考えますが、町長の考えをお訪ねしま
す。
・ラインなどの SNS を利用している中高生が、増
加していることを学校でもよく耳にしますが、よ
い話はまったく耳にはしません。
本町においては、テレビのニュースで見るよう
な傷ましい事件に発展、つながることはないかも
しれませんが、悪影響は確実に見受けられている
ようです。
今後、子どもたちを取り巻く情報環境は高度
化・複雑化し、保護者が対応できない状況が考え
られます。
学校・家庭とともに知恵を出し合い、これから
のあり方や上手な付き合い方を今以上に考える必
要があると思います。
教育長のお考えを伺います。
5
教育長