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発行日:平成 28 年3月 1 日
横浜市会議員
︵磯子区︶
自民党
山 本
平成28年3月号
発行編集責任者
山本たかし事務所
た かし
〈いそごの元気をつくる会〉
〒235‐0007
政務調査NEWS
横浜市磯子区西町 3-15
TEL:045 - 349 - 2107
FAX:045 - 349 - 2108
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平成28年の夏の参議院議員選挙から、
田沼
3か月に1度程度ですが、社会奉仕活動としてボランティア清掃をしています。地域の方々から大変喜んでいた
だいています。生徒にとっては社会との交わる一場面であり、大きな刺激になっています。
山本
身近なボランティア活動を通じて社会の一員であることを自覚し、あわせて将来の自分像を描くことができ、そして
自分たちの国や政治にも関心をもつことはいいことですね。
田沼
「自由、博愛、平等」を教える
日本では、なかなか進んでいませんが、フランスでは、小学生低学年の頃から、
など公共心を育む教育がされています。自らの国を考え、国民として何をなすべきか、一人ひとりがしっかりとした
考えを持っています。日本にも昔から親や地域を通じて伝わる倫理道徳があり、日本の歴史があります。そうした道
徳や歴史を大切にすべきでしょう。
山本
校長室に「以和為貴」という額がありますが、この由来について教えてください。
日本の未来を担う若者が「政治」
「選挙」にどう向き合うのか?
田沼
この書は、海軍大将で終戦間近い1945年(昭和20年)5月に内閣総理大臣となり日本を終戦に導いた鈴木
貫太郎首相の妻の孝子の書です。孝子は岡村出身です。鈴木貫太郎は1936年(昭和11年)2月26日の二・二六事
件で青年将校の襲撃をうけ、4発の銃弾に倒れ瀕死の重傷を負います。鈴木貫太郎を身を挺して守った孝子は軍
平成27年6月、公職選挙法の一部を改正する法律が成立し、平成28年6月19日に施行されます。これ以降、満18歳以上20歳
未満の若者が新たに選挙に参加することができるようになります。この年齢に該当する若者の数は日本全国で240万人。横浜
市内には10万4千人の若者が政治に参加できるようになります。議会制民主主義の我が国は、選挙で選ばれた議員が、国民
を代表し法律をつくり予算を決定します。しかし、政治の主役はあくまでも国民一人ひとりの意思です。その意思を表す手段が
「選挙」です。日本の未来をつくる若者が、政治に関心をもち、選挙権を行使することが国をつくるうえで大変重要です。政府
国主義が台頭する混乱期に強く生き貫いた女性でした。
山本
以和為貴(和を以って、貴と為す)
」という聖徳太子の17条憲法の中には、
『仲良くしなさい。けれど自分を見失っ
てはなりません。和して同ぜず、自主自立の精神・人格をもちなさい』というメッセージが込められています。まさに
横浜学園の建学の精神に触れる思いです。
は学校での政治や選挙等に関する学習内容の充実を図るため、総務省と文部科学省が連携し『私たちが拓く日本の未来』を
田沼
孝子がこの書を遺したのは、どんな時代にあっても、人と相和し、自らが自立し、そして人を思いやる人間にな
作成しました。その中では「有権者になること」
、
「選挙の実際」
、
「政治の仕組み」
、
「年代別投票率と政権」
、
「憲法改正国民投
ってほしいという願いがあります。これから選挙権をどう行使していくのか、そのことも大切ですが、1人ひとりが家
票」をわかりやすく説明しています。
庭や地域の中で可能性をもって挑戦し、他人への思いをもつ人として成長してくれることを希望しています。教育に
総務省 http//www.soumu.go.jp/main_content/000386873.pdf
このたび、横浜市磯子区岡村2丁目にある横浜学園高等学校を訪問し、田沼光明理事長から教育現場からみた若者の政治
への関わりについて意見をいただきました。そして教育現場における政治や選挙等に関する学習の課題や歴史・道徳教育の
重要性を学んできました。
おいてはアクティブ・ラーニングがますます重要になってくると思います。
「考える力」を身につける、自らの考えをま
とめ発言する、そんな能力が求められます。未来の日本を拓く若者が自分の考えをしっかりともち、たくましく成長し
てほしいものです。
山本
選挙権年齢を引き下げることをプラスにしていかねばなりませんし、そのことで日本が再生するチャンスになると思
横浜学園高等学校
明治32年(1899年)横浜女学校として誕生し、明治38年(1905年)に神奈
川県私立横浜高等女学校として認可されました。昭和22年(1947年)磯子
区岡村に移転し、学制改革により横浜学園中学校、高等学校として設立され
ました。現在の生徒数800名強で、市内外から多くの生徒が通学しています。
国公立大学を目指す学校ではありませんが、自然環境あふれた環境の中で、
自由な気性と自主の独立の学風の下、文武両道の学園生活をおくっていま
います。ありがとうございました。
yamachan's
voice
選挙権年齢の18歳への引き下げは、学校教育において課題は山積しています。横浜市選挙管理委
員会や教育委員会いずれもその意義を理解していますが、取り組みは緒についたばかりです。特
定の政党に偏った政治教育は教育基本法第14条で制限されています。そんな中で政治や選挙に関心をもつために
も、我が国の生い立ち含め、今こそ歴史を学びなおし道徳を重視した教育を行うことが不可欠と感じました。
す。学校の上にある「横浜丘の上美術館」の宮崎曠代先生の指導のアート
コースが人気で、生徒の感性を伸ばす教育にも力を注いでいます。理事長・
校長先生は田沼光明先生です。ご協力ありがとうございました。
山本
今年の夏の参議院議員選挙から18歳に選挙権が引き下げら
「以和為貴」の前で、横浜学園 田沼光明理事長
れますが、18歳から選挙権をもつことに対してどう思われますか。
平成28年 第1回 市会定例会
2月2日∼3月25日
53日間
平成28年度当初予算案は、一般会計総額は27年度予算(1兆4955億円)比1.3%増の1兆5143億円。平成23年
度から実質6年連続のプラス予算で、過去2番目の規模です。重点施策は女性活用や育児支援、都市整備など。歳入の
田沼
社会の一員として、政治に関心をもってくれることは大歓迎です。ただ具体的にこれから意識を高め、政治にど
中心となる市税は、景気の回復基調による個人の給与所得増や企業収益の改善が寄与し、同0.9%増の7159億円を計
う向き合ってもらうのかどう教えていけばよいか今後の検討になります。今、教育カリキュラムの中で「公共」があり
上。固定資産税や都市計画税もマンションや一戸建ての新増築が増える見込み、37億円の増収となっています。借金に
ますが、その中に政治や選挙のことを盛り込んでいくと思います。
当たる市債発行額は同8.1%減の1479億円、国から配分される地方交付税は同41.7%増の170億円となっています。
一方、歳出は人件費や扶助費などを合わせた「義務的経費」の割合が56.2%で、7年連続で5割を超えています。子
山本
政治を身近な存在にしなければなりません。そういう観点から地域社会とのかかわりをもつ教育をされていま
すか。何か特長的な活動がありましたら教えてください。
育てや福祉、健康・医療経費である扶助費は、3.6%増の4535億円となり過去最大額となりました。保育所運営費や障
害児通所支援事業費などが増えています。
平成27年度2月補正
(1月∼3月)
の3か月プラス平成28年度予算
(12か月)
で、年間15
か月予算という考えかたで、工事の平準化に向けたさまざまな施策を実施していきます。
27年度の主要補正予算
国の27年度補正と連携した取組 11事業 17,167百万円
❶平成28年4月から6月までの第1四半期の早期執行には27年度補正財源を有効に活用していきます。
具体的には学校特別修繕費や公共建築物長寿命化対策事業等です。
❷平成28年度から引き続き平成29年度工事ができるよう債務負担行為を設定します。
①年金生活者等支援臨時福祉給付金…8,362百万円
給付対象…約25.5万人 給付額…30,000円/人
❸市単独事業における年度跨ぎ工事の発注、契約をすすめます。
❹災害協力事業者については、具体的な協力事業者の登録をすすめます。
※27年度臨時福祉給付金支給対象者のうち、28年度中に65歳以上となる者
②「地方創生加速化交付金」の対応
※地方版総合戦略に基づく、各自治体の自主的・主体的な取組みを支援
本年1月25日に福岡市こども総合相談センター『えがお館』を視察しまし
男女共同参画推進事業…15百万円
海外企業ニーズとのビジネスマッチング事業…24百万円
た。0歳から20歳までの子どもや保護者を対象に、子どもに関するさまざまな
問題に対して、保健、福祉、教育分野の視点で総合的・専門的な相談支援を行
っている施設です。総合相談機能の充実や関係機関、団体とのネットワークの
横浜市独自の取組 3 事業 3,500百万円
構築ならびに連携に努めるとともに、里親制度の普及啓発や校区における新
規里親の開拓、里親に対する支援を実施するファミリーホームの拡充など推
①市立学校防火防炎シャッター危害防止装置設置事業…1,500百万円
対象 3,000台設置 (当初計画)31年度設置完了→(変更)29年度設置完了
②公共建築物長寿命化対策事業…1,000百万円
※地区センターや保育園等公共建築物の長寿命化対策
③道路修繕費…1,000百万円
進しています。教育相談部門では、スクールソーシャルワーカーを増員し子ど
もの抱える問題について包括的な支援活動を行っています。総工費36億円、
年間施設管理費3億円の複合施設で平成15年5月5日に設立されました。
福岡市こども総合相談センターの最大の強みは、こどもに関わるさまざま
な問題に対して、
「複数の関係機関がより緊密な連携を図りながら一体的に取
り組んでいる」ということです。人口150万人の福岡市と日本最大の都市372
万人都市横浜が同じような施設運営は不可能かもしれませんが、横浜市に所
在する4地域の児童相談所、4方面の学校教育事務所が連携することで、きめ
孤立を防ぐ地域づくり特別委員会メンバーと
細かくスピーディに対応できる組織運営をすすめる必要があると思います。そ
のためにも、子ども青少年局と教育委員会によるセンター機能と4地域連携
のサブセンター機能を有する組織改編ならびに局横断の予算配分をすべきと思われます。さらに専任弁護士の配置ならび
に NPO 活用は、虐待防止をより効果的にすすめるうえで重要と思います。
横浜市経済を支えているのが、市内企業の99%を占める中小零細企業の方々です。とりわけ建設工事に関係する企
春休み
業は、概ね全産業の7割を占めており、関連する産業が大変多い業界です。建設工事発注量の安定的確保は市内経済を
底上げする効果があり、消費需要喚起にもつながることが期待されています。2020年には東京オリンピック、パラリン
日時
平成28年
行き先
8時30分 根岸駅前集合
ピックが開催され、それに向けた公共工事量が大きく見込まれ、横浜においても新市庁舎整備や観光MICE施設や横浜
武道館などの公共工事が市内経済の拡大につながることが期待できます。6月の業界団体のヒアリングや定例会での財
(火)
3月29日
参加費
3,
000円/人(小学生以上)
募集人員
築地市場・国会・憲政記念館
50名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
政局、教育委員会など関係部局と工事の平準化について議論を重ねてきました。さらに公共工事に関する政策及び予算
化に関する要望をしました。この背景には、公共工事受注の減少が、建設技術者の育成に悪影響を与えること、また市内
経済の停滞を引き起こすことになるからです。今後は引き続き、市内工事業者への発注拡大に向け、平成28年第1回市
会定例会で確認していきます。
津南町(三箇地区)で
日本を代表する
コシヒカリの田植えを
体験しませんか。
秋の収穫時には、
マイ・コシヒカリが届きます。
平成28年
∼5/29
(日)
の 2泊3日
5/27(金)
予定
(秋の稲刈りキャンプの
別途企画します。)
この活動は「三箇地区、都会との交流をすすめる会」と「いそごの元気をつくる会」の共同プロジェクトです。
● 元請工事減少 ● 低入札による赤字受注 ● 年度末工事に集中
● 市内企業への発注量減少 ●PF
I工事やWTO工事増加
● 一般競争入札による低入札の増加
●最低制限価格率の引き上げ ●分離発注の拡大
●災害協力事業場
・団体へのインセンティブ発注 ●設計、積算の前倒しによる発注の平準化
●WTO
・PF
I工事落札者への市内工事業者下請け発注指導 ●年度跨ぎ工事の導入
●二年市債発行による多年度工事の導入 ●債務負担行為の活用
磯子の子供たちが自然にふれるとともに、地方創生に取り組む新潟県津南町の方々との交流を深める「地方創生交付金事業」です。
この事業をすすめるにあたって、参加者ならびに企画運営のお手伝いいただけるスタッフを募集します。
スタッフは、健康で、
「いそごの元気をつくる会」の活動にご理解ご協力いただける方であれば、性別・年齢は問いません。
子供たちに大自然の中で田植え体験をさせたいと願うお父さんお母さんが加わっていただけると、
津南キャンプも盛り上がります。 ご参加を心よりお待ち申し上げております。
お申込・お問合せ
(右記のいずれかで
お申し込みください)
TEL
mail
045-349-2107 FAX 045-349-2108
[email protected]
★「津南キャンプスタッフ参加希望」と記入いただき、氏名、年齢、連絡先を明記してお申込みください。
また、参加希望の方は「津南キャンプ参加希望」とご記入いただき同様にご連絡ください。
★グループ、サークル、PTAなどさまざまな団体での参加も受け付けます。