IAIR 認定プラクティショナー ベーシックⅠ 触診・達人のタッチ ■ 達人のタッチ の意義 ・ 深い部分まで触れ評価する為に必要。 ・ 深い部分の治療をする為の絶対条件。 ・ 緊張を伴うセラピストの触診は患者様を緊張させてしまう。 ■ 達人のタッチ の科学 <ケラチノサイト> ・ 表皮の 80%を占めている角化細胞。 ・ これだけで、触覚・圧覚・痛覚・温度覚・化学刺激覚を感知。 ・ 髪の毛のようなミクロ単位の物を触り分けられる要因。 ※他の機能としては、低周波を発信、免疫機能の受容器がある。また、色の識 別や「感じる」だけでなく「考える」能力もあるとされている。 (傳田光弘著「第 三の脳」より) ■身体のリズムを感じる。(心臓、胃腸) *セラピストの緊張が与える影響を実感する ■呼吸を感じる。(頭、骨盤、下肢) * 第一次呼吸(頭蓋仙骨リズム)と第二次呼吸(肺呼吸) を触り分ける。 ■ 筋膜の触診 ・ 皮膚、浅筋膜、深筋膜を触り分ける。 ・ 筋膜に引っかける。 ■ 骨を触る ・ 骨 to 骨の触診(セラピストの手を骨にし、対象者を骨模型にする) ■頭蓋仙骨リズム(CRI)を感じる。 * セラピストの意識の影響について学ぶ CRI 後頭骨 仙骨 下肢 ・ 屈曲相 後屈 後傾 外旋 ・ 伸展相 前屈 前傾 内旋 ■ 達人のタッチ 極意 達人のタッチとは: 患者さんの 防御 を働かせず深く入っていくタッチ 調和(引き)させながら入れる 修練方法 1, 徐々に指を沈めていく。(ボリュームを調整するようにじ んわりと) 2, エンドフィールを感じたら、ほんの少しだけ引いて(押す 力を緩めて)待つ。 3, コンタクトポイントが緩んで来たらさらにエンドフィー ルを感じる部分まで押し込む。(1∼3 を繰り返す) 4, 押すではなく、押される意識(受け身的触診)で行う。 ■ タッチとセラピストの身体の関係 ・ 姿勢とタッチの関係。(特に頭位) ・ 常に骨 to 骨のタッチ ・ タッチと意識の向け方の関係
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