第3次知多市地域福祉計画パブリックコメント提出意見と市の考え 意見

第3次知多市地域福祉計画パブリックコメント提出意見と市の考え
○意見提出件数 6件(意見提出実人数
№ 意見内容
1
本基本理念・目標を具現化するために
1人)
市の考え
本計画の基本理念・目標を具現化する
は対象者をいかに落ちこぼれを少なく ためには、意識の醸成と環境の醸成が必
し、効果を出していくかである。このた 要です。進捗管理において市民の声も参
めには P.30 や p.32 の参考資料に記載の 考にさせていただき、「住民参加」、「職
声を実際の運営にどのように取り込む 員参加」、
「関係者参加」を心がけ、共生
かが重要である。この観点からの課題認 社会実現に向けたしくみづくりに努め
識と施策方針に反映が希薄のように感 ていきたいと思います。
じる。施策にはもっとこれらが反映され
た具体的内容が盛り込めるように知恵
と工夫が求められる。
2
参考:長久手市の「ゴジカラ村」の活
他市町の先進事例も参考に多世代が
動は本基本理念・目標を具現化する一つ 交流できる環境整備と人材育成のあり
のモデルではないかと思う。この種の活 方を検討していきます。
動(仕組みづくり、組織運営、人材確保・
育成等)のノウハウを研修し、中・長期
観点から当市の実情に合うようにアレ
ンジあるいはその内容から新規発案し、
活動に生かすことは有用ではないかと
思う。
(例:職員あるいは関係者の研修
派遣実施によるノウハウ等関連情報取
得)
3
提案:本基本理念・目標を具現化する
必要に応じてモデル事業を実施し、そ
ための”地域モデル”を1~3か所設定 の効果を反映できるような展開を検討
し、そこにはカネ、ヒト、モノ、情報(特 していきます。
に仕組みづくりや人材育成に関しては
積極的に行政も関与する)を厚く投入
し、ノウハウの蓄積と成果が出てきたシ
ステム、やり方等の運営ノウハウを横展
開して全体レベルを近づける。
4
現状と課題に関して全般的に言える
知多市地域福祉計画は、障がい者計
ことであるが、今までの活動の項目と成 画、高齢者保健福祉計画、子ども・子育
果の関係が定性的表現が多く、真に成果 て支援事業計画、健康日本21ちた計画
が出ているのか判断が付きかねる。実施 などの福祉・保健分野の個別計画を総合
したのは間違いないことであろうが、そ 的に推進するための計画という性質か
れがどの程度目標に対して達成できて ら、具体的な数値目標を設定しておりま
いるのかまた不十分であればその原因 せん。なお、具体的な分野別の施策や数
は何かがわかりづらい。このことから 値目標を各種計画で推進してまいりま
「今後の方向性」も定性的表現につなが す。
っているように感じられる。メリハリが
みられない、総花的である。
4
その観点からも1.で記載したよう
4に集約
| に、
”生の声” をいかに運営の中に反映
2 させるかが重要になる。必要な仕組みづ
くりや改組を含めた土のついたような
泥臭い施策(整理され洗練された表現で
はないかもしれませんが、
)が必要では
ないか。そこには今までの活動から見出
された課題に対する新たに追加される
べき施策{これには評価基準としての目
標設定(例:参加者数、福祉・医療費削
減額等)も含む}が必要であり、知恵と
工夫が求められる。
例えば、現行システムは勿論誰でも参
加できるオープンシステムではあるが、
該当者全員(もちろん例外はあるが)参
加するためにはどのようなことが仕組
みとして必要かまたそれを生かすため
にはどのような運営・ノウハウが、さら
には人材はどのような人材が必要かを
考えてみる。
5
本計画は当然ながら「知多市まち・ひ
第5次知多市総合計画を始め、知多市
と・しごと総合戦略(案)
」との整合性を まち・ひと・しごと創生総合戦略との整
とるべきである。
合性も図り、本計画を推進してまいりま
現行の内容は当市の目指す姿がイメ す。
ージアップしにくく当市ならではの特
徴が見出しにくい、中・長期観点から当
市の特徴あるシステムあるいは運営ノ
ウハウを構築されることを期待する(当
市が市民には勿論のこと外部からも魅
力ある市で、住民としてぜひ移り住みた
いと期待されるような市を目指す)
。