自動販売機の設置に関する契約書（案）

自動販売機の設置に関する契約書（案）
賃貸人一般財団法人大阪府タウン管理財団（以下「甲」という。）と、賃借人
（落札
者名）
（以下「乙」という。
）は、飲料用自動販売機（以下「自動販売機」という。
）の設置
等に関し、次のとおり賃貸借契約を締結する。
（貸付物件）
第１条甲は、下記記載の物件（以下「貸付物件」という。）を乙に賃貸する。
（１）設置場所
大阪府泉佐野市りんくう往来北 1 番地
りんくうタウン駅道路一体建物内（別添図面参照）
（２）設置台数
4 台（区分１の場合）
（３）面
3.5745 ㎡（区分 1 の場合）
積
（放熱余地部分及び使用済み容器の回収箱設置部分を含む）
（使用目的）
第２条乙は、貸付物件を自動販売機の設置場所として使用しなければならない。
（賃貸借期間）
第３条貸付物件の賃貸借期間は、
平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までとする。
ただし、乙が平成 29 年 4 月 1 日以降、継続して設置しようとする場合は、当初財団が設定
した公募条件を変更しないことを条件として、再度契約申込みを行うことにより、平成 30
年 3 月 31 日までの間、契約をすることができる。
（賃貸料）
第４条
貸付物件の賃貸料は、毎月の売上高（自動販売機で商品を販売して得た代金の総
額）（消費税及び地方消費税を含む）の（提案納付率）%とし、円未満を切り捨てるもの
とする。なお、毎月の売上高は、翌月 10 日までに別に定める様式により、甲に報告しな
ければならない。
２
乙は前項に定める賃貸料を、甲が発行する請求書により、甲が指定する期限までに支
払わなけならない。
３乙は、第 1 項の賃貸料に課税される消費税を、賃貸料とともに甲に支払うものとする。
（電気料）
第５条乙は、前条に定める賃貸料とは別に、自動販売機 1 台につき 1 か月あたり 4,000
円(消費税及び地方消費税を含む）を、甲が発行する請求書により、甲が指定する期限ま
でに支払わなければならない。
（遅延損害金）
第６条乙は、第 4 条第 2 項及び前条に定める支払期限までに賃貸料又は電気料の全部又
は一部の支払いを遅延したときは、支払期限の翌日から支払の日までの日数に応じ、当
該金額につき年 5%の割合により算定した額を、遅延損害金として甲に支払わなくてはな
らない。ただし、遅延損害金の総額が 100 円に満たないときは、この限りでない。
（設置費用等）
第７条
自動販売機の設置、交換、移動、撤去、安全対策及び官公署等への届出等の費用
は、すべて乙の負担とする。
（維持管理等）
第８条
乙は、次の各号を遵守し、善良な管理者の注意をもって貸付物件を維持保存しな
ければならない。
（１）
自動販売機を設置するにあたっては、据付面を十分確認し、安全に設置するこ
と。
（２）
商品の賞味期限に十分注意するとともに、商品の在庫・補充管理及び金銭管理
を適切に行うこと。
（３）原則として自動販売機 1 台に 1 個の割合で、販売する飲料の容器の種類に応じ
た使用済み容器の回収箱を自動販売機に併設し、定期的に回収すること。
（４）
商品の搬入や廃棄物の搬出に係る時間及び経路については、通行人等の迷惑と
ならないようにすること。
（５）衛生管理及び感染症対策については、関係法令等の遵守・徹底を図るとともに、
関係機関等への届出、検査等が必要な場合は遅滞なく手続き等を行うこと。
（苦情の対応）
第９条
自動販売機の故障、問合せ及び苦情については乙の責任においてすべての事象に
対処するものとし、設置する自動販売機には故障時等の連絡先を明記しなければならな
い。
（第三者への損害賠償）
第 10 条乙は、自動販売機を設置したことにより第三者に損害を与えたときは、甲の責め
に帰すべき事由によるものを除き、その賠償の責めを負うものとする。
２
甲が、乙に代わって前項の賠償の責めを果たした場合は、甲は、乙に対して求償する
ことができる。
（商品等の盗難及び破損）
第 11 条甲は、設置された自動販売機、当該自動販売機で販売する商品若しくは当該自動
販売機内売上金又は金銭の盗難又はき損については、甲の責めに帰することが明らかな
場合を除き、その責めを負わない。
２
乙は、自動販売機、当該自動販売機で販売する商品が汚損又はき損したときは、自己
の負担によって速やかに復旧しなければならない。
（使用上の制限）
第 12 条乙は、次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。ただし、予め書面によ
り甲の承認を受けたときは、この限りではない。
（１）貸付物件を転貸し、又は賃借権利を譲渡しないこと。
（２）貸付物件の形質を改変しないこと。
（３）貸付物件を第 2 条の使用目的以外に使用しないこと。
（有益権等の請求権の放棄）
第 13 条乙は、貸付物件に投じた有益費、必要費その他の費用があっても、これを甲に請
求しないものとする。
２
甲の承認の有無にかかわらず、乙が施した造作については、この契約の終了時におい
て、乙はその買取りを請求することができない。
（住所変更等の届出）
第 14 条乙は、その住所、名称又は代表者の氏名に変更があったときは、速やかに書面を
もって甲に届け出なければならない。
（実施調査等）
第 15 条甲は、貸付物件について随時その状況を実地に調査し、乙に対し必要な報告若し
くは資料の提出を求めることができる。
（停止条件）
第 16 条本契約は、平成 28 年 4 月 1 日を始期日とする財団と大阪府との間の府有財産借
受契約が成立することを停止条件として効力が発生し、当該府有財産借受契約が成立し
ない場合は、本契約は効力を発生しない。
（契約の解除又は変更）
第 17 条乙が本契約の定めに違反した場合は、甲は乙に対し催告、通知等何等の手続きを
必要とせず、直ちに本契約を解除することができる。
２甲において、貸付物件を自動販売機事業以外の用途に供する必要が生じたときは、第 3
条に規定されている賃貸借期間中であっても、甲は乙に対して 1 か月前に書面で予告す
ることにより、予告期間の経過をもってこの契約の全部又は一部を解除又は変更するこ
とができる。
３甲が自動販売機の設置を継続することが相当でないと判断したときは、第 3 条に規定
されている賃貸借期間中であっても、甲は乙に対して１か月前に書面で予告することに
より、予告期間の経過をもってこの契約の全部又は一部を解除又は変更することができ
る。
（原状回復）
第 18 条乙は、契約期間が満了し、又は契約が解除若しくは変更されたときは、甲が指定
する期日までに自己の責任において貸付物件を原状に回復し、甲に返還しなければなら
ない。ただし、甲が、原状回復の必要がないと認めた場合は、この限りでない。
２
甲は、乙が原状回復の義務を履行しないときは、甲は、乙の負担においてこれを行う
ことができる。なお、この場合、乙は、甲に異議を申し立てることができない。
（損害賠償）
第 19 条乙は、その責めに帰する事由により、貸付物件の全部又は一部を滅失又はき損し
たときは、その損害を賠償しなければならない。ただし、前条の規定により貸付物件を原
状回復した場合は、この限りでない。
２
前項に掲げる場合のほか、乙は、本契約書に定める義務を履行しないために甲に損害
を与えたときは、その損害額に相当する金額を損害賠償額として支払わなければならない。
（疑義等の決定）
第 20 条本契約に関し、疑義が生じたとき、又はこの契約に定めのない事項については、
甲乙双方誠意を持って協議し、これを定めるものとする。
この契約の締結を証するため、本書 2 通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各 1 通を保有
するものとする。
平成 28 年 3 月
日
（甲）大阪府泉佐野市りんくう往来北 1 番地
一般財団法人大阪府タウン管理財団
理事長柳樂久
（乙）

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