たくみの里

たくみの里
新潟県水上町新治地区の山里に点在するたくみの里は、自然の懐に抱かれた古き良き日本の
原風景が残されており、毎年7月上旬には周囲の田んぼでホタルも飛び交うようになる。
「木工の家」「和紙の家」「ガラスの家」など、山里の伝統的な工芸を今に伝える工房24軒が点在
しており 匠の指導を受けながら さまざまな手作り体験ができる
しており、匠の指導を受けながら、さまざまな手作り体験ができる。
たくみの里周辺には、野仏(のぼとけ)と言われる仏様が点在しており、その石肌に先人たちの
想いや生活が感じられる。 9カ所の野仏(のぼとけ)は、ほとんどが平坦な地形に存在しているの
で、歩いていて息が切れるようなことはないが、9か所すべてめぐると約9kmにもなり、早い人でも
約2時間半はかかると言われている。
第七
ポイント
第九
ポイント
第八
ポイント
第六
ポイント
第五
ポイント
第二
ポイント
第四
ポイント
第三
ポイント
第一
ポイント
野仏(のぼとけ)九つのポイント
野仏第一ポイント
道祖神(どうそじん)1
道祖神とお地蔵様がある。猿田
彦大神(さるたひこのおおかみ)
は厄除けや災難よけのご利益が
あるとされている。
野仏第四ポイント
淡島女神(あわしまめがみ)
福島県の一部にしかないとされ
る淡島女神像が奉られている。
婦人病や子供の病気にご利益
があるとされている。
野仏第七ポイント
大黒天(だいこくてん)
仏教の守護神とされてきたが、財
福の神としても崇められている。
ここには金運、子供供養として二
体奉られている。
野仏第二ポイント
道祖神(どうそじん)2
野仏第三ポイント
馬頭観音(ばとうかんのん)
道祖神のみ。みなかみ町旧新
治村地区では最古のものとさ
れている。
運搬や農耕で大切な働き手
だった馬の供養や安全を願って
奉ったもの。「まるがんのん」と
呼ばれている。
野仏第五ポイント
月待塔(つきまちとう)
野仏第六ポイント
庚申塔(こうしんとう)
二十一、二十二、二十三夜の
塔を奉っている。中でも二十二
夜塔は、女性の安産や病を治
す仏として信仰されている。
野仏第八ポイント
一之宮地蔵尊(いちのみやじぞうそん)
之宮地蔵尊(いちのみやじぞうそん)
子宝、安産、子育ての神様とし
て奉られている。毎年、秋分の
日にお祭りが行われ、賑わいを
みせている。
六十年ごとに造られた大きな庚
申塔が四基奉られている。農業
や豊作の神様として知られてい
る。
野仏第九ポイント
泰寧寺(たいねいじ)
山門は県指定の重要文化財に指
定され、その静かな佇まいと七月
中旬から咲き始める紫陽花は見
事で、訪れる人に安らぎを与えて
いる。