(STA4002) (総会 110) 大会役員の役割 大会運営については、1)協会役員及び準ずる役員 2)運営責任団体(責任団体と呼ぶ) 3)運営団体(ロービング担当、駐車場係等) があります。 1)協会役員および準ずる役員 責任団体と協力して、会場の運営に関する全責任を負う。会場のレフェリーとして機能する。 ・ 定刻に運営団体を召集して、役割分担を決める。 (ロービング、駐車場係等) 。万が一、運営団体が来ていない 場合は、罰則対象になるので必ず記録しておくこと。不足部分の対応をする。(原則呼び出す) ・ 運営責任団体、運営団体に作業内容を伝える。 ・ 責任団体、運営団体が役割を果たすため疑問が生じた場合に、即座に回答できるように、また役割が的確に 行われているか確認するために基本的には本部に詰めている。 ・ 召集時刻に選手を召集し、出席確認、大会要綱、注意事項を伝える。原則ドローを読上げる 具体的には、エントリー順に選手を並ばせ、エントリー番号を読み上げ・ 【大会エントリー確認票】を回収 して出席を確認する。 その時点で確認できない場合は、チェックし先へ進める。一巡した段階で欠席者と同一団体の選手がいる場合 には確認するなどして改めて未確認者だけの確認を行い、この時点で欠席の者に対して『欠席』を宣言する。 ・ 雨天等の試合開催の判断、途中からの継続の判断を行う。(他会場を含めての大会全体の進行と連携を図るた め大会責任者と緊密に連絡を取りながら行う。 ) ・ 料金の支払い。 (コート料、照明料が無料、振込の場合があるので事前に確認をすること) ・ 表彰を行い、被表彰者の写真を撮る。 ・ 試合終了後、最終チェックを行う。 (忘れ物、ゴミ、倉庫収納・施錠等) ・ 会場管理者への最後の報告をし、御礼を忘れずにして終了。 前日までに、ボール・記録用紙(ドロー、進行表、試合結果報告書等) ・表彰品等の必要量の確認と受け渡し方法を 確認すること。また、朝一番で、責任団体と一緒に確認を行う。 大会の結果、写真、日報(会計報告を含む)を理事長及び担当者へ送信し確認を受ける。 (注)クラブ対抗戦については、選手登録用紙、(選手登録用紙・結果報告書)、結果(本人控)を使用し試合結果報告書 は使用しない。 2)責任団体 協会役員と協力して、会場の運営全体をスムーズに進行するために主体的な役割を果たす。 ・ ゲームの進行を本部にて行う。報告書の記入漏れ等の確認を行う。 大会進行をスムーズに進行するために、本部で試合の進行を計画し、実績を回収する。 ・ 進行表に該当選手のエントリー番号を書き入れ、結果報告書を作成し、磁石板を記入しボードに掲示する。 結果報告書上部は本部で全て記入する。磁石版には掲示時刻を記入する。 ・ 選手が本部へ確認に来たら、最初の人にボールを渡し該当欄○を記入し、次に来た選手には、結果報告書を渡 し該当欄にレを記入する。 (この時点で確認完了) ・ ボードに表示してから 5~10分経過しても、選手が来ない場合は、止むを得ず放送をする。選手が来たとき に初回については厳重に注意をし、次回以降は放送をしないことを伝える。 ・ 結果の報告は、結果報告書とボールを回収することで行う。 結果報告書には、原則スコアと終了時刻、敗者のサインが記入されているか、確認して受け取る。いずれかで も未記入ならば、その場で記入させる。 (提出は勝者) (注意) 決勝、準決勝等最終の記録が洩れるので最後まで記入すること。 ・ 進行担当、ロービング担当が支障なく進行しているかを適宜確認する。 ・ トラブル・緊急事態に対しては協会役員と協力して対応する。会場責任者で対応出来ない場合は、大会全体の 責任者に電話で指示を仰ぐ。 (STA4002) ・ オーダ・オブ・プレーの定着を図るため、試合進行を遅延させる選手には、厳重な注意を与える。度重なる場 合は失格とする。 (親切心から、呼び出したりすることはしないこと。定着の妨げになる) ・ 試合終了後、協会役員、ロービング担当と協力して最終チェックを行う。 (忘れ物、ゴミ、倉庫収納・施錠等) ・ 結果の清書版を一部作成する。 (決勝等の結果が抜けないように注意すること) ・ 結果報告書、進行表、作業用ドロー等試合進行に使用した資料を全て役員に整頓して渡す。 ・ 会場管理者への最後の報告をし、御礼を忘れずにして終了。 3)ロービング担当 ・ レフェリーと連絡を取りながら、円滑な試合進行のため担当コートを巡回し必要に応じ対応する。 ・ 試合進行がスムーズに進むよう、試合終了後速やかにコートに選手が入らない場合は、進行を促し又は 本部へ選手の確認をし、選手を試合に入るよう促す。 ・ 選手同士のトラブルが発生した場合、第三者としての仲裁役となる。 ・ フットフォールト、明らかなミスジャッジについてはオーバールールを行う。 但し、フットファールトをとる場合は、平等になるよう該当試合の全ての選手のサーブについて一巡するま で、そこコートを見ること。 ・ 選手へのコーチングの監視 ロービングアンパイアについては、日本テニス協会の提示する「ロービングアンパイアの権限と責任」を参考に進 めること。 ロービングアンパイアの権限と責任 ロービングアンパイアは、担当するコートのそれぞれの試合が、問題なく円滑に推移しているときは、コート外を 巡回しながらそれぞれの試合を管理し、問題ありと判断するか、プレーヤーから呼ばれたときのみコートに入る。 ロービングアンパイアは、担当するコートに立ち(コート内外に関係なく) 、その試合を見ているという前提で、次 の作業を遂行する権限と責任を有する。 (1)不正確な判断をオーバールールする。 (注)明らかにグッドのボールをアウト(またはフォールト)とコールした選手をオーバールールし、そのプレーヤ ーを失点にする。明らかなアウト(またはフォールト)のボールをそのまま返球した選手に代わって「アウト(またはフ ォールト) 」をコールする。 (2)次項2.2. (2)および次々項2.3記載の事項が守られているかを監視し、不十分な場合はそれを指導する。 (3)明らかなフットフォールトをコールする。 (4)倫理規定違反を監視し、違反者に罰則を科す。ただし、失格に関してはレフェリーの裁定を仰ぐ。 (5)コートが試合に適しているかどうかを、適宜チェックし、必要ならレフェリーの指示を仰ぐ。(次項2.1. (1) 記載の事項に問題はないか、降雨による中断、照明点灯の判断等) 「コートの友」より抜粋(2004 年版 P.222) 5)駐車場係 ・会場によって、必要に応じて駐車場係を設ける。 ・大会本部と連携を取りながら、駐車場のスムーズな利用を図る。 その他当番について 1)ドロー会議立会人(平成23年度より新設)) ドロー会議に出席し、ドロー作成に協力し且つ作成不正が行われていないことを確認する。該当大会に参加して いない団体が当たる場合もある。確認後、ドローの立会人にサインをして終了。 2)スポーツ・フェスティバル、マラソン大会等の補助 草加市、体育協会からの要請により実施される行事のお手伝いを行う。
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