1985年 日体大が躍進・日大を退け、7年連続9度目のリーグ戦制覇 【東日本学生リーグ戦】 (5月9~23 日の3日間、駒沢体育館) 一部リーグの優勝決定戦は、予選グループを圧勝続きで勝ち上がった日体大と、前年2 位の専大を5-4で退けて1位となった日大の対戦。前年の全日本大学選手権の王者4選 手が残っている日大有利と言われる中、日体大が平山宣伸主将の粘りなどで5-4で勝利。 7年連続9度目の優勝を遂げた。 二部リーグの優勝決定戦は東農大が東北学院大に7-2で快勝。しかし、両大学とも入 れ替え戦は勝てずに二部残留。三部リーグは出場4年目の新潟大が3戦全勝で優勝。入れ 替え戦で神奈川大を5-4で破って初の二部昇格を果たした。 【全日本学生選手権】(8月 28~31 日、駒沢体育館) フリースタイル 100kg 級の本田多聞(日大)が大会史上3人目の4年連続優勝を達成し、 68kg 級の赤石光生(日大)は2階級にわたっての3連覇。前年まで3連覇していた 48kg 級の小林孝至(日大)は負傷で不出場。48kg 級は沖山功(日体大)が大会史上 12 人目の 1年生王者に輝いた。 グレコローマンでは、日体大が6階級で優勝。本田多聞(日大)がこのスタイルでも3 連覇を達成した。 日体大が四冠王へ、本田多聞(日大)が史上初の 4 年連続学生二冠王 【全日本学生王座決定戦】(9月 27~28 日、駒沢体育館) 日体大が3試合を勝ち抜いて8年連続9度目の優勝を達成。決勝は、68kg 級で原喜彦が ロサンゼルス・オリンピック 62kg 級銀メダリストの赤石光生に初勝利を挙げるなどして日 大を6-3で下した。 【東日本学生グレコローマン対抗戦】 (10 月 19 日、駒沢体育館) 日体大が初戦から9-0(東海大)、6-3(明大)、7-2(国士舘大)で勝ち抜いて 優勝した。 【全日本大学選手権】(11 月 30 日~12 月1日、山梨・高根町民体育館) 100kg 級で本田多聞(日大)が勝ち、全日本学生選手権に続いての4連覇を達成。両ス タイルでの4連覇は史上初めて。68kg 級は赤石光生(日大)が2階級にわたって、74kg 級は平山宣伸(日体大)が3連覇を達成した。48kg 級は大橋正教が山梨学院大の選手とし て初の優勝。大学対抗得点は5階級制覇の日体大が国士舘大に 25 点の大差をつけ、3年ぶ り8度目の優勝を達成。3年ぶりに年間の4大大会を制した。 (8月28~31日、東京・駒沢体育館) 大 学 日体大 日体大 国士大 法 大 東海大 大東大 中 大 勝 敗 順位 ○7-2 ○9-0 ○9-0 ○9-0 ○9-0 5勝 1 ○8-1 ○6-3 ○6-3 ○8-1 4勝1敗 2 ●2-7 ●2-7 ●3-6 5敗 6 ○5-4 ○7-2 3勝2敗 3 ○6-3 2勝3敗 4 1勝4敗 5 国士舘大 ●2-7 法 大 ●0-9 ●1-8 東海大 ●0-9 ●3-6 ○7-2 大東大 ●0-9 ●3-6 ○7-2 ●4-5 中 大 ●0-9 ●1-8 ○6-3 ●2-7 ●3-6 大 学 専 大 専 大 日 大 ○5-4 日 大 東洋大 明 大 山梨学院大 拓 大 勝 敗 順位 ●4-5 ○6-3 ○8-1 ○8-1 ○8-1 4勝1敗 2 ○7-2 ○7-2 ○8-1 ○8-1 5勝 1 ○6-3 ●3-6 ○5-4 2勝3敗 4 ●3-6 ○6-3 1勝4敗 5 ○7-2 3勝2敗 3 5敗 6 東洋大 ●3-6 ●2-7 明 大 ●1-8 ●2-7 ●3-6 山梨学院大 ●1-8 ●1-8 ○6-3 ○6-3 拓 大 ●1-8 ●1-8 ●4-5 ●3-6 大 学 東農大 立 大 防 大 国学院大 青学大 日大郡山 勝 敗 順位 ○9-0 ○9-0 ○9-0 ○9-0 ○9-0 5勝 1 ○5-4 ○6-3 ○7-2 ○8-1 4勝1敗 2 ○7-2 ○6-3 ○7-2 3勝2敗 3 ○7-2 ○7-2 2勝3敗 4 ○6-3 1勝4敗 5 5敗 6 東農大 ●2-7 立 大 ●0-9 防 大 ●0-9 ●4-5 国学院大 ●0-9 ●3-6 ●2-7 青山学院大 ●0-9 ●2-7 ●0-9 ●2-7 日大郡山 ●0-9 ●1-8 ●2-7 ●2-7 ●3-6 大 学 東北学大 東北学院大 慶 大 早 大 群馬大 神奈川大 東 大 勝 敗 順位 ○8-1 ○5-4 ○6-2 ○8-1 ○8-1 5勝 1 ●2-7 ○6-3 ○7-2 ○9-0 3勝2敗 3 ○7-2 ○6-3 ○7-2 4勝1敗 2 ○6-3 ○6-3 2勝3敗 4 ●3-6 5敗 6 1勝4敗 5 慶 大 ●1-8 早 大 ●4-5 ○7-2 群馬大 ●2-6 ●3-6 ●2-7 神奈川大 ●1-8 ●2-7 ●0-9 ●3-6 東 大 ●1-8 ●0-9 ●0-9 ●3-6 大 学 新潟大 新潟大 ○6-3 茨城大 八戸工大 成蹊大 勝 敗 順位 ○5-4 ○7-2 ○6-3 3勝 1 ○6-3 ○6-3 2勝1敗 2 3敗 4 1勝2敗 3 茨城大 ●4-5 八戸工大 ●2-7 ●3-6 成蹊大 ●3-6 ●3-6 ●4-5 ○5-4 ▼48kg級 沖山 功(日体大) ▼52kg級 上島一敏(国士舘大) ▼57kg級 森下敏清(日体大) ▼62kg級 井村陽三(日体大) ▼68kg級 赤石光生(日大) ▼74kg級 平山宣伸(日体大) ▼82kg級 赤石明雄(国士舘大) ▼90kg級 和田 正(専大) ▼100kg級 本田多聞(日大) ▼130kg級 本間和志(専大) ▼48kg級 大橋正教(山梨学院大) ▼52kg級 藤波俊一(日体大) ▼57kg級 我妻雄比古(日体大) ▼62kg級 芦野茂美(日体大) ▼68kg級 原 喜彦(日体大) ▼74kg級 平山宣伸(日体大) ▼82kg級 赤石明雄(国士舘大) ▼90kg級 和田 正(専大) ▼100kg級 本田多聞(日大) ▼130kg級 浅井 功(日体大) (9月27~28日、東京・駒沢体育館) ▼1回戦 専 大○[5-4]●中 大 大 東 大○[5-4]●法 大 明 大○[8-1]● 山梨学院大 拓 大○[7-2]● 東北学院大 ▼2回戦 日 体 大 ○[7-2]●専 大 東 大 ○[8-1]●東 洋 国士舘大○[8-1]●明 日 大○[7-2]●拓 大 大 大 大 ▼準決勝 日 体 大○[7-2]●大東大 日 大○[5-4]●国士舘大 ▼3位決定戦 国士舘大○[8-1]●大東大 ▼決勝 日 体 大○[6-3]●日 大 (日体大は8年連続9度目の優勝) (5月23日、駒沢体育館) (日体大は7年連続9度目の優勝) (10月19日、駒沢体育館) ▼1回戦 東海大○[6-3]●山梨学院大 (11月30日~12月1日、山梨・高根町民体育館) 東洋大○[7-2]●中 大 《優勝者》 ▼48kg級 大橋正教(山梨学院大) ▼52kg級 山下 浩(日体大) ▼57kg級 角地山豊(日大) ▼62kg級 西慎太郎(日体大) ▼68kg級 赤石光生(日大) ▼74kg級 平山宣伸(日体大) ▼82kg級 赤石明雄(国士舘大) ▼90kg級 伊藤 敦(日体大) ▼100kg級 本田多聞(日大) ▼+100kg級 浅井 功(日体大) ▼2回戦 日 体 大 ○[9-0]●東 海 大 明 大 ○[5-4]●大 東 大 専 大 ○[8-1]●法 大 国士舘大○[7-2]●東 洋 大 ▼準決勝 日 体 大 ○[6-3]●明 大 国士舘大○[6-3]●専 大 (法大、東農大は一部残留、新潟大は二部昇格) ▼3位決定戦 専 大○[6-3]●明 大 ▼決勝 日 体 大○[7-2]●国士舘大 [1]日体大 77点、[2]国士舘大 52点、 [3]日大 50点 (優勝回数不明) (日体大は3年ぶり8度目の優勝)
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