SRB Quark HL 取扱説明書 第2版 (PDF 14.9MB)

取扱説明書
この度はS.R.BクオークHLをお買い上げいただき誠にありがとうございます。
S.R.BクオークHLの取扱いに関しましては、この説明書をご覧ください。
その他の部分に関しましては、付属のS.R.BクオークSG STD取扱説明書をご参照ください。
HLとSG STDの違い
バッテリー
スキッド
制御ユニット
S.R.BクオークHL
2セル
2セル用
HL
受信モード 5
付属
S.R.BクオークSG STD
3セル
3セル用
Ver1.2
受信モード 5
なし
本製品は子供向けのおもちゃではありません。
製品を安全に使用していただくために、
ご使用の前に取扱説明書をよくお読みください。
......................................................................................... P2
00 セット内容
01 ハイトリミッターの取扱いについて .................................................... P3
02 送信機の取扱いについて ..................................................................... P6
03 リチウムポリマーバッテリーと専用充電器の取扱いについて .... P7
04 ハイトリミッターのしくみと操作方法 ................................................ P9
....................................................................... P11
05 練習方法
06 アフターサービスについて ................................................................. P12
07 パーツリスト ........................................................................................... P13
08 制御ユニットの設定 ............................................................................... P14
ファンクションリスト ................................................................................. P15
................................................................................. P16
エラー表示リスト
............................................................ P17
09 他のSRBシリーズへの搭載
1
ハイトセンサー
注意
ハイトリミッターによる高さ制御はス
ロットル操作の補助となるものであ
り、エルロン・エレベーター・ラダー
の舵の操作は必要となります。
注意
ハイトリミッターの設定高さは大まか
な目安です。周囲の環境や操縦により
機体は上下します。
特長
■新開発「ハイトリミッター」により、自動で機体を一定高さにキープします。
■高さは10cmから2mの範囲で調整可能。
■安定性抜群で飛ばしやすい、固定ピッチ・スタビライザー仕様【特許第4249801号】
主要諸元
機体
充電器
全長
全幅
全高
メインローター径
テールローター径
全備重量
ギヤ比
飛行可能時間
343mm
72.5mm
145mm
373mm
106mm
180g
メインブレード 5.29:1
約10分※
入力電圧
入力電流
出力電圧
出力電流
充電方法
充電器用AC電源アダプター
入力電圧 AC100V~240V
出力電圧 15V
出力電流 0.7A以上
※飛行する場所やバッテリー・機体の状態により飛行時間は異なります。
リチウムポリマーバッテリー
7.4V
480mAh
m
m
m
m
3
37
10
6
電圧
容量
DC14V~16V
0.7A以上
12.45V
0.5A
定電流定電圧充電CC-CV
145mm
343mm
72.5mm
1
2
00
セット内容
はじめに以下の内容物がすべて入っているか確認してください。
フルセット
※メインブレードおよびテールブレードは安全性を最優先とし
ているため、発泡スチロールを採用していますので、消耗品
とお考えください。
工具(+ドライバー、-ドライバー
Lレンチ 対辺0.89ミリ、1.5ミリ)
ブレードバランサー
本体
送信機
※単三乾電池8本が
別途必要です。
周波数ボード
S.R.BテールブレードX 4set
S.R.B SGメインブレードX 4set
SG STD説明書
プロポレスセット
取扱説明書
(本書)
デカール
愛用者カード
Lipoバッテリー
7.4V 480mAh
7.4V 2 cell Lipoバッテリー
充電器
プロポレスセットにはクリスタルは付属していません。
別途お買い求めください。
工具(+ドライバー、-ドライバー
Lレンチ 対辺0.89ミリ、1.5ミリ)
本体
ブレードバランサー
S.R.B SGメインブレードX 4set
S.R.BテールブレードX 4set
SG STD
説明書
取扱説明書
(本書)
デカール
愛用者
カード
Lipoバッテリー
7.4V 480mAh
7.4V 2 cell Lipoバッテリー
充電器
はじめに、HLハイトセンサーを機体に
取付けてください。
付属の+ドライバーを使用
HLハイトセンサー
M1.4X5TS
フレームに取付けているネジM1.4X5TSを
いったん緩めてからHLハイトセンサーを
取付けます。
締めすぎに注意してください。
2
3
01
ハイトリミッターの取扱いについて
フライトエリアを確保しましょう
ハイトリミッターは、超音波センサーを使用しており、
超音波が地面から反射することで高さを測定します。
自分を中心として半径3m以上のスペースを確保しましょう。
壁や家具などの障害物が近くにあると機体は障害物の方へ
引き寄せられていきます。
上達にあわせて安全なフライトエリアを守り練習しましょう。
3m
2.5m
3m
1m~2m
3m
自宅では十分なフライトエリアが確保できない方、S.R.Bの
操作をもっと上達したい方は、弊社ホームページ
http://model.hirobo.co.jp/をご覧ください。
全国に広がるX.R.Bフライトエリアや指導のできるお店を
Shop Info.にて紹介しております。
注意
平らな場所で飛行しましょう
地面が凸凹していたり、物が置いてあると、障
害物の大きさによっては凹凸に応じて機体が上
下したり、高さの検出が不安定になることがあ
ります。
平らで障害物の無い場所で飛行しましょう。
超音波を吸収してしまう素材の上では飛行できません
毛の長い絨毯や伸びた芝生など、複雑な形状の路面では
高さの検出ができなくなりますので飛行できません。
高度を測定できない場合
ハイトリミッターが高度を測定できない場合、状態表示LEDが青点滅(早)となります。
路面の凹凸により短い時間LEDが点滅することがあります。
2秒間測定できない状態が続くとフェールセーフとなり、機体が自動で降下します。
復帰するには、一旦スロットルスティックを再スローにしてください。
3
4
注意
壁や棚には近づかない
超音波は広い角度で発信しています。
壁や棚などに近づきすぎると高度が低いと
判断し機体が上昇します。
壁
風のある屋外では飛行しない
風の影響で機体が上下する場合、ハイト
リミッターで高度を維持することはでき
ません。
風
設定高さは天井高さの半分以下にしてください
天井
設定高度と天井高さが近い場合、機体が天井に
ぶつかる恐れがあります。
1/2以下
スロットルはゆるやかに操作しましょう
高さ制御ONの時は、スロットルはハイトリミッターに
より制御されており、すばやいスティック操作に機体の
動きは追従しません。
機体の動きに合わせてゆるやかに操作しましょう。
特に、スロットルをあおるような操作は機体の高度が
不安定になりますのでおやめください。
4
5
スロットル
● S.R.B HL制御ユニットの各部の名称とはたらき
RUD NT ラダーニュートラル調整ボリューム
THR ATT スロットル調整ボリューム
THR CRV スロットルカーブ調整ボリューム
RUD ATT ラダーレート調整ボリューム
AUX OP
前から見て右に6回巻く
注意
AIL (エルロンサーボを接続します)
前から見て左に6回巻く
ELE (エレベーターサーボを接続します)
アンテナの巻き方を変
えると、受信感度が落
ちる場合があります。
PIT (使用しません)
AUX1
AUX2
注意
切替スイッチ
クリスタル
周波数を変更する必要がある時以外は
クリスタルを抜かないでください。
アンテナホルダー
ON
スタートスイッチ
1 2 3 4 5 6
クリスタルの足は細いので、一度抜いて
挿入する際は曲がったり折れたりしない
ように注意してください。
電源スイッチ
送信機選択スイッチ
Futaba
バッテリー選択スイッチ
2セル
受信モード選択スイッチ
受信モード5
切り換えスイッチ一覧は
P.14を参照してください。
メインモーターコネクター
プロポレスセットには、受信用クリスタルが付属して
おりません。
お使いの送信機にあわせて別途お買い求めください。
※クリスタルはヒロボー純正品を使用してください。
(SG STD取扱説明書 パーツリストP.49参照)
テールモーターコネクター
バッテリーコネクター
●ハイトセンサー部 各部の名称とはたらき
超音波センサー
状態表示LED
高さ調整ボリューム
2m
1m
10cm
高さ調整ボリューム
制御ユニットのAUX OPに接続
注意
● 分解・改造をしないでください。故障の原因になります。
● ヒロボー指定のバッテリー以外は使用しないでください。
● アンテナ線はアンテナホルダーに全て巻きつけずに、余った部分はそのまま垂らしてください。また、スキッ
ドや機体に巻きつけないでください。
● アンテナ線は絶対に切断しないでください。電波の届く距離が短くなります。
● クリスタルはヒロボー純正品を使用してください。
● 送信機側のアンテナは全段伸ばしてください。
5
6
02
送信機の取扱いについて
純正の送信機についての説明
プロポレスセットには送信機が付属しておりませんので、別途ご用意いただく必要があります。
詳しくはSG STD取扱説明書 P.24 「08 送信機・制御ユニットの設定方法」をご覧ください。
● 送信機各部の名称とはたらき
アンテナ
使用する時はのばしてください。
エレベータートリム
前後移動のニュートラル調整を行います。
スロットルトリム
通常は中央位置で使用します。
スイッチ
高さ制御のON/OFFに
使用します。
手前でONとなります。
スロットル/エルロンスティック
上昇下降/左右移動の操作を行い
ます。
エレベーター/ラダースティック
前後移動/左右旋回の操作を行い
ます。
エルロントリム
左右移動のニュートラル
調整を行います。
ラダートリム
中央位置から動かさないで
ください。
送信機用クリスタル
別売のクリスタルに交換する
ことで、周波数を変えること
ができます。
※必ず双葉電子工業社製の送
信機用クリスタルのセット
の周波数に合ったものを使
用してください。
電池残量インジケーター
緑色が消えて、赤色のみが
点灯するようになったら
電池を交換してください。
リバーススイッチ
動きを上下/左右逆に
切り替えます。
電源スイッチ
上側にスライドさせると電源が
入ります。
※このスイッチをON にした
状態で、機体側のスイッチの
ON/OFF 操作を行ってくだ
さい。
注意
通常はELE(エレベー
ター)のみ上、その他
は全て下にしてくだ
さい。
注意
● 周波数を変更する場合は必ず「双葉電子工業製の送信機用クリスタルFM72MHzもしくはFM40MHz帯」のセット
の周波数に合ったものを使用してください。
(機体側のクリスタルは、ヒロボー純正品を使用してください。)
他のクリスタルを使用すると全く動作できなかったり、動作はできても電波の到達が不安定になり墜落の原
因となります。
● FM72MHzとFM40MHzには互換性はありません。FM72MHzの送信機や機体にFM40MHzのクリスタル、ま
たFM40MHzの送信機や機体にFM72MHzのクリスタルを使用しても動作できませんので絶対に使用しないで
ください。
(参考資料)
飛行機・ヘリコプターの無線操縦模型用周波数の種類
周波数 バンド
40MHz 77 79 81 83 85 72MHz 17 18 19 20 21 50 51 52 53 54
6
7
03
リチウムポリマーバッテリーと専用充電器の取扱いについて
警告
リチウムポリマーバッテリーは過充電、過放電、その他誤った取扱いをすると、機器の故障だけでなく、破裂、
異常発熱、発火などの可能性があり危険です。
下記の事項を必ず守り、正しく安全に使用してください。誤って使用された結果による事故、その他につきまし
ては、当社では責任を負いかねます。
○ 火の中に投入したり加熱したりしないでください。
破裂、異常発熱、発火などによりケガ、ヤケドなどをします。
○ 高温になった車の中や炎天下、40℃以上のところに放置しないでください。
○ 強い衝撃を与えたり落としたりしないでください。
○ 水などでぬらさないでください。
○ プラス(+)とマイナス(-)の端子をネックレスやクリップなどの金属類でショート(短絡)させないでく
ださい。
○ 本製品に付属のリチウムポリマーバッテリーの充電には、必ず付属の専用充電器をお使いください。
ニッカド、ニッケル水素用充電器はもちろん、市販のリチウムポリマーバッテリー対応充電器も使用しないで
ください。付属の専用充電器以外での充電により発生した損害等つきましては、当社では責任を負いません。
また、付属の専用充電器で、付属品以外のリチウムポリマーバッテリーを充電しないでください。
○ 本製品に付属のリチウムポリマーバッテリーを本製品以外の機器(模型、電気製品など)に使用しないでくだ
さい。
○ 純正以外のバッテリーで飛行させないでください。
○ 予備のバッテリーを用意される場合は、必ずヒロボー純正品(S.R.Bクオークシリーズ専用)をご購入ください。
○ バッテリーの使用中や充電中、保管時に異臭を感じたり、発熱、変形、変色をしたり、その他今までと異なる
ことに気が付いた時には、直ちにコネクターを外し、使用をやめてください。
○ 一度異常の見られたバッテリーは使用せず、新しいバッテリーと交換してください。
○ S.R.Bクオークに使用しているコネクターは他のRC機器等と誤って接続しないようにコネクター形状が異なっ
ています。純正品以外は絶対に接続しないでください。また、コネクターの延長や改造は絶対に行わないでく
ださい。
● 充電をしないときは充電器のプラグをコンセントから外して保管してください。
● 過放電させるとバッテリーが使用できなくなりますので飛行後は速やかに充電して保管してください。
1セルあたりの電圧が2.7V以下になると再使用(充電)できなくなります。
もし、過放電させてしまった場合は、新品のバッテリーをお買い求めください。
● 充電終了後は、ただちにバッテリーを充電器からとりはずし、電源プラグを抜いてください。接続したまま放
置しますとバッテリーや充電器に損傷を与える恐れがあります。
使用後、充電終了後にコネクターをつないだままにすると、過放電、過充電、電源スイッチの切り忘れによる
暴走や万が一の破損、出火などの恐れがあります。
安全に保管するため、使用後、充電終了後は必ずコネクターを抜いて保管してください。
また、バッテリーに水がかかったり、コネクターやコードに金属片が触れたりしないように注意して保管して
ください。
充電終了後は保護キャップを
必ず閉めて下さい。
コネクター
7
8
充電方法とLED表示について
下図の1.から4.の順番で接続してください。
充電している間に取扱説明書を読み進めましょう。
1. 充電器用接続コードを
2.プラグをコンセントに
充電器に接続します。
3. 保護キャップを回して充電
差し込みます。
LED表示
端子を露出させます。
赤色点灯 充電中
シールの貼って
ある方が上
緑色点灯 充電終了
赤-橙点滅 バランス充電
4. 充電器の上に
赤色点滅 エラー
緑色点滅 電源が入ると点滅します。
のせてください。
LEDランプが緑色に点灯したら充電終了です。
充電時問は約60分から90分です。
エラーの内容
ワンポイント
・過充電:1セルあたり4.25V以上
・過放電:1セルあたり2.70V以下
・逆接
・ショート
バランス充電とは?
S.R.BクオークHL用のバッテリーは内部で電池が2個直列につながった状態になっています。
(2セルと呼びます)
充放電を繰り返すと各々の電池の電圧に差が出てくることがありますが、自動的に差を検知して、 調整しなが
ら充電する方式をバランス充電といいます。
ポイント
バッテリーの装着方法
メインマスト
バッテリーホルダー
リポバッテリー7.4V480mAh
バッテリーは表・裏どちらでもOKです。
キャビンを取付けたところで重心位置を確認しま
しょう。
機体が水平にならない場合は、バッテリーホルダ
ーの位置を変えて調整してください。
機体が後に傾く時
※コネクターはキャ
ビン取り付け後に
差し込みます。
機体が前に傾く時
スキッド
バッテリーホルダーが
外れないようにツメを
はめ込んでください。
バッテリーホルダー
注意
ポイント
過放電防止の為、飛行させない時は必ずコネクタ
ーを抜いて保管してください。
コネクターをつないだままだと電気を消費してしま
い、過放電になる可能性があります。
取外す時は逆の手順で取外します。
8
9
04
ハイトセンサーのしくみと操作方法
詳しい機体の調整や操作方法は、SRBクオークSG STD取扱説明書
P.27~【フライトの準備】
P.33~【フライト調整】
をご参照お願いします。
①高さを設定します。
高さ調整ボリューム
状態表示LED(青)
2m
1m
10cm
付属のドライバーを使用します。
初期設定は1mです。ヘリコプターの操縦が初めての方は、10cm(ボリューム
最小)から始めると良いでしょう。
注意
高さ調整ボリューム
設定高さは天井高さの半分以下にしてください。
注意
ハイトリミッターの設定高さは大まかな目安です。
周囲の環境や操縦により機体は上下します。
②機体を平らな所に置きます。
③送信機・受信機の順に電源を入れます。
重要
5chスイッチON(手前に倒す)
でLED(青)が点滅しているこ
とを確認してください。
アンテナ
スロットルトリム中立
5chスイッチON
(手前に倒す)で
高さ制御ONです。
スロットルスティック
最スロー
電源スイッチ
LEDランプが点灯します。
スタートスイッチ
注意
電源スイッチ
エレベーターのみリバースである
ことを確認してください。
機体を水平な場所に置き、バックLEDの点滅→点灯に
変わるまで動かさない。
9
10
④スロットルスティックを一番下まで下げます。
橙点灯
④ スロットルスティック
バックLED
電源ON
緑又は橙点滅
↓
緑または橙点灯
スタートスイッチON
緑点灯
バックLED
スロットルスティックを一番下まで下げると、橙のLEDが
点灯します。
※橙のLEDが点灯していないとスタートスイッチを押して
もモーターは動きません。
状態表示LED
高さ制御ON→青点滅
高さ制御OFF→消灯
⑤スタートスイッチを押します。
バックLEDが緑点灯に変わります 。
これでフライト出来る状態です。
⑤
スタートスイッチ
送信機スロットルスティック最スロー位置で、制御ユニットの橙色LEDが
点灯している状態でスタートスイッチを押すと安全装置が解除されモータ
ーが回転するようになります。
■ハイトリミッターの動き
離陸
LED
青
ホバリング
点灯
設定高さ
10cm~2m
LED
青
着陸
点灯
LED
青
点灯
点灯
点滅
点滅
スティックを上げると
ゆっくり上昇
高さ制御で設定高さを
維持
LED青点灯になると、
設定高さまで自動で
上昇します。
スティック中立より上に
しても設定高さ以上に
上昇しません。
10
11
スティック中立より下に
下げるとスティック位置に
応じて機体が降下します。
最スローでモーター停止
します。
05
練習方法
スロットル操作はハイトリミッターにまかせて、
エルロン・エレベーター・ラダーの3つの舵の操作を覚えましょう。
ヘリコプターの操縦が初めての方
ラダー:左回転・右回転
エレベーター:前後
エルロン:左右
ハイトリミッター設定高さ:10cm
前
地面すれすれの10cmでは、地面効果の影響で機体がいろんな方向へ
動こうとします。
機体が動く方向と反対の方向に舵を打つ“あて舵”をマスターして、
機体を同じところに止められるようになったら合格です。
床に円を描くなど、範囲を決めて練習すると効果的です。
右
10cm
1m~2m
左
機体を壊さないポイント
機体の後ろに立ちます。
後
危ないと感じた時は、スロットル
スティックを最スローにして停止
させてください。
10cm設定であれば着地の衝撃は
問題ありません。
エレベーター
エルロン
スロットル
ラダー
“あて舵”をマスターしたら
ハイトリミッター設定高さ:1m
前
あて舵をマスターしたら、いよいよホバリングの練習です。
1m
地面効果の影響が無く、目線よりも低い1mの高さでは安心して
右
ホバリングの練習をすることができます。
左
後
離陸時のポイント
離陸時、シングルローターヘリの特性上、機体は左へ
流れていきます。
エルロン右のあて舵を打ちながらスロットルを上げて
ください。
エルロンを右へ打ちながら、
ゆっくりとスロットル
スティックを上げてください。
着陸のポイント
着陸する際は、スロットルスティックを一定のスピードでなめらかに下げていくと上手に着陸できます。
飛行中に高さ制御をON/OFFする場合
飛行中に高さ制御のON/OFF(5chスイッチON/OFF)は可能です。高さ制御をOFFにすると、スロットルは
スティック位置に追従しますので、スティック位置により急上昇しないように注意してください。
11
12
06
アフターサービスについて
修理に出される前にSG STD取扱説明書の、P.42~P.46をお読みください。簡単な点検や調整で直る事もありま
す。それでも具合の悪い時は下記カードに必要事項を記入し修理を依頼してください。
(コピーしてお使いください)
ご記入または□欄にチェックをしてください
フリガナ
お名前
ご住所
〒
(
(
TEL
都・道
府・県
) )
市・郡
区
FAX
e-mail
ご購入
販売店
(
)
年 月 日
ご購入日
症状または
調整希望内容
(出来るだけ
詳しく)
□ 不要
見積り連絡
配達時間
指定
□ 必要
□ 修理代が( )円以上の場合必要
□ 無し
希望時間
連絡方法 □ 電話
(
)
時以降
※工賃について
□
□ 携帯電話
○目安として
□ FAX
ホバリング調整 ¥3,000~ となります。
□ e-mail
※
修理代は使用したパーツ代+工賃+送料
(代引手数料込)になります。
□ 無し
□ 有り( □ 土日祝日指定
)時以降
修理代は代金引換えになります
□ 飛行に関わる部分のみ
尾翼やキャビンなど交換しなくても飛行に
差し支えない外装部品は交換いたしません。
□ 外装部品も交換する
コードNo.
部品
交換を希望
される
部品※
修理の範囲
修理と同時にパーツを注文される場合は下記にご記入ください※
コードNo.
品名
数量
送り先
〒726-0006
広島県府中市桜が丘3-3-1
ヒロボー株式会社 モデルエンタープライズカンパニー
メンテナンス係
TEL:0847-40-0088
FAX:0847-47-6108
※パーツのコードNo.、品名はSG STD取扱説明書P.49~P.52および本書P.11のパーツリストをご覧ください。
12
13
07
パーツリスト
4000-027
4000-028
0322-001
0302-105
0302-026 JP/US
0312-017
0322-002
※ケースのみ
0302-104
0302-025
0302-024
コードNo.
名称
0302-024 S.R.B スキッド,バッテリーホルダー
入数
税込価格
(税抜価格)
円
各1
1,260 (1,200)
0302-025 Lipoバッテリー7.4V 480mAh
1
6,300 (6,000)
0302-026 7.4V 2cell Lipoバッテリー充電器 JP/US
1
8,400 (8,000)
0302-104 S.R.B SG スイッチ
2
525 (500)
5
525 (500)
0302-105 S.R.B SG ジャイロ両面テープ
0312-017 S.R.B EC145 両面テープセット
0322-001 SRB HL ハイトセンサー
0322-002 SRB HL 制御ユニット ケース
1式
525 (500)
1
10,500 (10,000)
1式
1,575 (1,500)
4000-027 SRB HL制御ユニット 35/40MHz
1
21,000 (20,000)
4000-028 SRB HL制御ユニット 72MHz
1
21,000 (20,000)
13
14
備考
08
制御ユニットの設定
工場出荷時の設定
ON
1 2 3 4 5 6
切替スイッチ一覧
送信機選択スイッチ
FUTABA
バッテリー選択スイッチ
2セル
受信モード選択スイッチ
受信モード5
送信機選択スイッチ
ON
SANWA
1 2 3 4 5 6
1: OFF
2: ON
ON
FUTABA
1 2 3 4 5 6
受信モード選択
スイッチ
1: ON
2: OFF
ON
バッテリー選択
スイッチ
1: OFF
2: OFF
1 2 3 4 5 6
ON
1 2 3 4 5 6
送信機選択スイッチ
JR
バッテリー選択スイッチ
ON:3セル
OFF:2セル
・受信モード5が初期設定です。
・受信モード5以外は本機は使用できません。
受信モード切替
受信モード
受信モード1
4CH送信機
5CH以上送信機でも
フライトできますが、
アイドルアップ機能は
使用できません。
出力
受信モード2
受信モード3
5CH送信機
5CH以上送信機で、
ユニット側に内蔵の
ピッチカーブ・
スロットルカーブ・
スワッシュミキシング
を使用する場合に使用
できます。
受信モード4
6CH以上送信機で
ピッチカーブ・
スロットルカーブ
を送信機で設定する。
受信モード5
6CH以上送信機で
スロットルカーブを
送信機で設定する。
固定ピッチ 2サーボモード
エルロン
サーボ
エルロン
チャンネル
エルロン
チャンネル
エレベーター
サーボ
エレベーター
チャンネル
エレベーター
チャンネル
メイン
モーター
スロットル
チャンネル
スロットル
チャンネル
テール
モーター
ラダー
チャンネル
ラダー
チャンネル
AUX1
5CH
6CH
7CH(※5CH)
7CH(※5CH)
5CH
AUX2
7CH
7CH
8CH
8CH
7CH
アイドル
アップ
×
5CH
送信機側
送信機側
×
ジャイロ
感度調整
ユニット側
ユニット側
5CH
(※7CH)
5CH
(※7CH)
ユニット側
スワッシュ
ミキシング
ユニット側
(スワッシュモード)
ユニット側
(スワッシュモード)
スロットル
カーブ
ユニット側
ユニット側
切替スイッチ
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ユニット側
送信機側
(スワッシュモード) (ノーマルモードを使用)
送信機側
OFF
OFF
ON
送信機側
OFF
ON
ノーマルモード
ユニット側
ON
ON
×
×
×
×
ON
5, 6はON/OFFどちら
でもかまいません。
※使用する送信機に合わせ、制御ユニットのセットアップモードで切替を行います。その際、AUX1の出力チャンネルが入れ替わります。
14
15
S.R.BクオークHL 制御ユニット ファンクションリスト
項目
LED
赤
操作
電源スイッチON
電源ON
LED
緑
LED モータ音 スロットル
橙
̶
サーボ
備考
動作
しない
停止
電源スイッチONで初期化を行いま
す。正常に初期化されると赤・橙
の交互点滅から橙点灯に変わりま
す。(注:スロットルスティック
が最スロー位置でない場合は緑点
滅~点灯となります。)
̶
動作
しない
動作
̶
動作
しない
動作
̶
動作
動作
̶
動作
動作
メインブレードの回転数が範囲内の
場合、橙のLEDが点灯します。
̶
動作
動作
受信モード2では緑点滅
受信モード3および4では緑点灯
♪♪♪↑
点滅
点滅~
点灯
安全装置解除前
̶
̶
スロットル最スロー位置
̶
̶
点灯
点灯
通常操作
安全装置解除
スタートスイッチON
̶
回転数表示
2セル 約1803rpm ~
約1896rpm
アイドルアップ
電源OFF
̶
2 ハイ側のサブトリム調整
セット
アップ
モード
3 ロー側のサブトリム調整
4
ジャイロ感度調整
チャンネル切替
電源スイッチを1秒
長押し
̶
̶
̶ ♪♪♪↓
停止
停止
̶
̶
̶ ♪♪♪↓
停止
停止
̶
̶
̶ ♪♪♪↑
動作
しない
動作
̶
̶
̶
動作
しない
ボリューム
にて動作
̶
動作
しない
動作
しない
̶
動作
しない
スタートスイッチを押
したまま電源スイッチ
を押し、電源ON
7 データリセット
点滅
(点灯)
1回
点滅
サブトリム調整モード時
スタートスイッチを押す
と1500μsの信号が出る
電源スイッチ1回押し
電源スイッチ2回押し
電源スイッチ3回押し
̶
̶
̶
1回
点滅
2回
点滅
3回
点滅
̶
̶
̶
̶
̶
5回
点滅
(60%)
̶
交互
点滅
設定記憶
スタートスイッチを
押したまま電源スイ
ッチを3秒長押し、電
源OFF
̶
ジャイロ感度調整モード切替
安全装置解除後、送信
機スロットルスティッ
ク最スロー位置でスタ
ートスイッチを3秒押す
̶
ジャイロ
感度調整 ジャイロ感度調整
モード
RUDD ATTボリュー
ムを回し、感度調整す
る
̶
設定記憶
スタートスイッチを押
したまま電源スイッチ
を3秒長押し、電源OFF
̶
̶
̶
調整後は元のボリューム位置に戻す。
動作
しない
初期設定は5CHです。
̶
動作
しない
動作
初期設定は60%です。
S.R.BクオークHLは60%で使用
します。
̶
動作
しない
動作
初期設定は正転です。
S.R.BクオークHLは正転で使用
します。
̶
動作
しない
動作
停止
停止
♪↑
動作
動作
̶
動作
動作
RUDD ATTボリュームがジャイロ
感度調整ボリュームに切り替わりま
す。
♪♪♪↓
停止
停止
感度調整後はRUDD ATTボリュームを
もとの位置に戻しておくこと。
5回
点滅
(100%)
交互
点滅
下記ボリュームで各サーボの
サブトリム調整を行う。
RUD ATT → エレベーターサーボ
RUD NT → エルロンサーボ
THR ATT → ピッチサーボ
動作
電源スイッチ5回押し
正転(反時計回転)で赤点
̶
滅
6回
6回
点滅
逆転(時計回転)で橙点滅 点滅
スタートスイッチにて切替 (正転)
(逆転)
電源スイッチ6回押し
ボリューム
にて動作
各項目ごとに設定記憶が必要
動作
しない
̶
̶
4回
4回
点滅
点滅
(7CH)
(5CH)
電源スイッチ4回押し
5 エルロン・エレベーターの 60%で赤5回点滅100
舵角切替
%で橙5回点滅スター
トスイッチにて切替
テールモーター回転方向
6
変更
点灯
̶
1 サブトリム調整
ニュートラル確認
̶
アイドルアップ
スイッチON
無操作5分で自動電源OFF
セットアップモード
̶
点灯
̶ ♪♪♪↓
交互点滅
交互点滅
̶
※ アミカケの部分はS.R.BクオークHLでは使用しません。
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16
S.R.BクオークHL 制御ユニット エラー表示リスト
LED
赤
LED
緑
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
点灯
エラー
表示
̶
̶
̶
点灯
̶
交互点滅
1回
点滅
2回
点滅
3回
点滅
̶
̶
LED モータ音
橙
2回
点滅
2回
点滅
点滅
(遅)
点滅
(速)
♪♪→
エラーの内容
項目
動作
しない
安全装置解除前
正常に電波を受信して
いないとき
ニュートラル
̶
安全装置解除後
̶
低電圧保護 バッテリーの電圧が
低下したとき
̶
温度保護
ゆっくり
最スロー
̶
̶
̶
動作
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
̶
♪♪♪♪→
2セル 6.4 V 以下
モーターの温度が異常に上昇したとき
対応
正常な信号を受けると復帰します。
アンテナを伸ばす。または近くで同
じ周波数を使っていないか確認して
ください。
復帰するには制御ユニットの電源を
切って入れなおしてください。
直ちにバッテリーを充電してくださ
い。
復帰するには制御ユニットの電源を
切って入れなおしてください。
温度が下がるまでモーターを休ませ
てください。
メインモーターの温度上昇
温度保護
診断
̶
̶
4回
点滅
動作
しない
サーボ
受信不良
̶
点灯
スロットル
テールモーターの温度上昇
温度保護エラー時、スタートスイッ
チを押すとエラー内容を表示しま
す。
メイン及びテールモーターの温度上昇
初期化
エラー
動作
しない
電源ON時 初期化に失敗したとき
電源を切って入れなおしてくださ
い。
初期化エラー時、スタートスイッチ
を押すとエラー内容を表示します。
ジャイロセンサエラー
初期化が完了するまで機体を動かさ
ないように注意してください。
動作
しない
初期化
モータコントローラエラー
エラー診断
バッテリーの電圧が
適正でない
動作
電源OFF
エラー
電源OFFできないとき
16
17
2セル 6.8 V 以下
8.7 V 以上
2セルバッテリーが接続されているか
確認します。
2セルバッテリーで電圧が低下してい
る場合は充電してください。
09
他のSRBシリーズへの搭載
■従来機種もハイトリミッター仕様に変更可能
S.R.B HL制御ユニットとS.R.B HLハイトセンサーを使用すれば、S.R.BクオークSGやS.R.B EC145(※4Bを除く)
がハイトリミッター仕様に変更可能です。
※5CH以上の送信機が必要です。
超音波センサー
AUX OP:ハイトセンサーを接続します
状態表示LED
高さ調整ボリューム
制御ユニットのAUX OPに接続
S.R.B HLハイトセンサー
S.R.B HL制御ユニット
制御ユニット
受信モード
バッテリー
S.R.BクオークSG
受信モード1
3セル
可変ピッチ・3サーボ
S.R.BクオークSG STD
受信モード5
3セル
固定ピッチ・2サーボ
S.R.B EC145 (※4Bを除く)
受信モード5
3セル
固定ピッチ・2サーボ
S.R.BクオークHL
受信モード5
2セル
固定ピッチ・2サーボ
対応機種
ポイント
機体仕様
ポイント
高さ制御をONにする前に、
☆ホバリング時のスロットルスティック位置は中立である。
⇒中立より上下になる場合は、制御ユニットのTHR CRVボ
リュームで調整します。
☆ホバリング中のブレード回転数は適切である。
⇒バックLEDが橙点灯になること
を確認しましょう。
※詳しくは各機種の取扱説明書を参照してください。
高さ制御のON/OFF操作には、送信機の
5CH目を使用します。お使いの送信機の
5CHスイッチで高さ制御のON/OFF(ハ
イトセンサーの状態表示LED青点滅/消
灯)ができることを確認してください。
SRBクオークSGに搭載する場合
切替スイッチ
ON
1 2 3 4 5 6
送信機に合わせて切り替えます。
バッテリー選択スイッチ
3セル
受信モード選択スイッチ
受信モード1
後ろ側の穴を
使用します。
※受信モード1以外は使用できません。従ってアイドル
アップ機能は使用できません。
HLハイトセンサー
M1.4X5TS
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SRB EC145に搭載する場合
固定ピッチ仕様のSRB EC145に取付可能です。
※4B(4ブレードスタビレス)には使用できません。
THR CRV スロットルカーブ調整ボリューム
10°
水平より10°位下げる。
HLハイトセンサー
切替スイッチ
両面テープ
ON
1 2 3 4 5 6
送信機に合わせて切り替えます。
バッテリー選択スイッチ
3セル
受信モード選択スイッチ
受信モード5
アダプター
使用しない
HLハイトセンサー
アダプターを使わずにボディの底面に直接貼り付けます。
SRBクオークSG STDに搭載する場合
SRBクオークHLの3セルバッテリー仕様です。
THR CRVボリュームを
真下にしてください。
切替スイッチ
ON
1 2 3 4 5 6
前側の穴を
使用します。
送信機に合わせて切り替えます。
バッテリー選択スイッチ
3セル
受信モード選択スイッチ
受信モード5
HLハイトセンサー
M1.4X5TS
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19
注意
①本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。
②本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
③本書の内容について万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気付
きのことがありましたら、ご一報くださいますようお願いいたします。
④運用した結果については③項にかかわらず責任を負いかねますので、ご了承ください。
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平成25年8月 初版発行
平成25年9月 第2版発行
H.T.L