「ストップ不登校あかし」、活用8年目を迎えました 不登校の早期発見

2015(H27).4.
2015(H27).4.27
4.27
児童生徒支援課
生 徒 指 導 係
「ストップ不登校あかし」、活用8年目を迎えました
~「ストップ不登校あかし」は、不登校の早期発見・早期対応
不登校の早期発見・早期対応のためのツール
早期発見・早期対応のためのツールです~
不登校予防のための早期対応システム「ストップ不
登校あかし」は、今年度で導入8年目となります。担
当の先生方のご尽力もあり、学校現場にも徐々に浸
透し、早期対応へのきっかけ作りとなっている事例を
目にすることも増えてきました。日々の取組に感謝し
ます。
当システムでは、「連続欠席3日/断続欠席7日」
連続欠席3日/断続欠席7日」が
連続欠席3日/断続欠席7日」
大きなポイントとなります。右のフローチャートが基本
の対応となります。まず、日々の関わりのなかで情報
を収集し、欠席理由が何であるかを判断
欠席理由が何であるかを判断してください。
欠席理由が何であるかを判断
特に、不登校の可能性があったり、登校しぶりが見ら
れる場合には、収集した情報を校内で適切に「情報共
「情報共
有」して、その情報から対応を検討し、支援の方向性
有」
を全教職員で「共通認識」
「共通認識」し、それぞれの「役割分担」
「役割分担」
「共通認識」
に応じた支援を行っていくという流れになります。
校内の支援をより充実させるためには、当課スクー
スクー
ルカウンセラーやスクールソーシャルワーカー
スクールソーシャルワーカーといっ
ルカウンセラー
スクールソーシャルワーカー
た人材を活用したり、兵庫県中央こども家庭センター
兵庫県中央こども家庭センター、
兵庫県中央こども家庭センター
県立清水が丘学園やこども未来部子育て支援課
県立清水が丘学園 こども未来部子育て支援課との
こども未来部子育て支援課
連携も必要になってくることがあるでしょう。
不登校担当の先生方には、毎年4月当初の職員会
などで、全職員に対して、システムの活用方法の説明
システムの活用方法の説明
(冊子の読み合わせ)をお願いしています。その際に
は、当システムが、「不登校の初期状態」に気づくきっ
「不登校の初期状態」に気づくきっ
かけであり、情報収集のポイント
情報収集のポイントや、支援のタイミング
支援のタイミング、
かけ
情報収集のポイント
支援のタイミング
具体的な対応方法を確認していくための意識付けの
具体的な対応方法
ためのツールであるという点を、再確認していただけ
ることでしょう。先生方が、不登校の児童生徒に対し
て、スムーズな支援をしていくために、今後もシステム
の積極的な活用をお願いします。
連続欠席3日
連続欠席3日
断続欠席
断続欠席7日
欠席7日
欠席1
欠席1日目 :【電話連絡】
電話連絡】
・子どもの実態を把握
病欠の場合:病状の確認と、医療機関の診察を確認。
連続欠席2日目
連続欠席2日目
【家庭訪問】
家庭訪問】
・子どもの実態を把握
・保護者からの聞き取り
断続欠席2~6日目
断続欠席2~6日目
【電話連絡】【
電話連絡】【家庭訪問
】【家庭訪問】
家庭訪問】
・子どもの実態を把握
・保護者からの聞き取り
病欠の場合には、医療機関の診察結果を確認。
連続欠席3日目/断続欠席7日目
連続欠席3日目/断続欠席7日目
【FAX対応シート】
FAX対応シート】
(様式1)欠席連絡シート、(様式2)実態把握シート、
(様式3)校内対応の連絡シートに記入し、
児童生徒支援課 ☎918918-5135に
5135にFAXを送信する。
FAXを送信する。
(分類1「病気」及び、
分類1「病気」及び、分類4「その他」
及び、分類4「その他」の「長期滞在、国内・外へ
分類4「その他」の「長期滞在、国内・外へ
の旅行」、 「受験」の 場合は、(様式1)
場合は、(様式1)のみ提出。
(様式1)のみ提出。)
のみ提出。)
※不登校の本格化が懸念される事例は、(様式4、5)
不登校の本格化が懸念される事例は、(様式4、5)を活用。
(様式4、5)を活用。
ストップ不登校あかし 小中養護学校の不登校担当教諭に向けた、「ストッ
システム説明会 プ不登校あかし」システム運用についての説明会を、
4月16日㊍に実施しました。
各学校では、担当の先生より、システムの活用についてお話
いただけるかと思います。マニュアルを参考のうえ、今年度
もご協力どうぞよろしくお願いします。
新年度当初の緊張感が緩んでくるのが、G.W.前後の時期です。学校
生活でのつまずきや、しんどさを感じていると思える子どもはいませ
んか? 以前より気がかりな子どもへ配慮していくことはもちろん、
「この子は大丈夫」という先入観なく、クラスのひとりひとりへの丁
寧な見守りをお願いします。