見晴台学園学園案内

学園に期待すること、
学園だから実現できること。
み
は
ら
し
だ
い
が
く
安心して学べる5年間
2016
年度
幼いころに知的に遅れがあることがわかりました
が、小5までは通常クラスで過ごしました。
しかし、6
年担任の理不尽な厳しさのため、
「 先生が怖い」
と
不登校に。中学は入学式の途中で気分が悪くなり
そのまま登校できず、別の学校の支援クラスに転校
するも、学校に対する恐怖感は完全にはなくなりま
せんでした。
「このまま養護学校に進学しても今と何も変わら
ない」
と焦っていた中2の夏、学園主催の講演会に
参加し、学園のことを知りました。
「ここなら!」
という
思いで息子に勧めるものの、学校に対する不安感
が抜けず苦戦。何度かアプローチする中で、
中3の2
月ようやく体験入学ができ、息子の口から
「ここなら
行けそうな気がする」
という言葉を聞くことができ、
入学しました。
とは言っても、緊張と不安感が人一倍強く、1学
期中はずっとお弁当も食べられず、欠席も度々あり
ました。
ただ、気分が悪くなりながらも、入学式から
すべての行事に参加できたり、地下鉄を使って一
人で通えるようになり、中学の時には想像もできな
かった普通の日常に幸せを感じています。最近で
は、休みの日に学園の友だちに誘われ遊びに出か
ける微笑ましい姿もみることができるようになりまし
た。
まだまだ自分から学ぼうという意欲があるとは言
えません。
しかし、与えられた役割は責任を持って
やり遂げたり、数多くの体験を通じて
「やればでき
る!」、
そして
「やってみよう!」
と思える自信が少しず
つ育ってきています。
普通なら3年生の今年、社会に出ていく準備をし
なくてはいけませんが、精神的にも能力的にも未熟
な息子にはとても酷なことです。
でもこの見晴台学
園であと3年弱、信頼できる先生や仲間たちと、
自分
のペースでゆっくり経験を積み重ねていけるのだと
思うと、
この学園に出会えて本当によかったと思い
ます。
高等部在校生 親
子どもにとって魅力のある授業を
高等部・中等部
∼ともに歩み25年∼
これまで見晴台学園から多くのことを学ばせてい
ただいたが、
なかでも忘れられない言葉がある。
そ
れは今から18年前の「第1回全国LD実践研究集
会」の青年期教育分科会でのこと。議論のながれ
は、子ども・青年の発達と自立を保障する学校づく
りをどのように進めていくのかということであった
が、
当時の学園のある若い女性教師は、様々な困難
をかかえる子ども・青年の学校は
「ぬるま湯でなけ
ればならない」
と表現していた。彼女はその意味を、
学園を中途でやめた親がしばしば語った
「ここはぬ
るま湯のようで役に立たない」
という言葉を引き
取って次のように説明した。
「 確かにぬるま湯なの
だ。
そしてぬるま湯でなければならないところなの
だ。小中学校と凍えきるような思いをした生徒たち
は、
このぬるま湯につかってゆっくりと温まらなくて
は、
とてもその先の社会にでることができない。
この
ぬるま湯のなかには、彼らがこれまで学んでこれな
かったことも多くあるし、友だちもつくれる。正面から
しっかりと受け止めてくれる大人もいる。
このぬるま
湯でじっくりと生きる力を身につけて次の世界に踏
み出していくのだ」
と。
「ぬるま湯」の喩えのように、見晴台学園は生徒
の思春期・青年期特有の試行錯誤が認められ、正
面からしっかりと受け止められる学校である。
その
なかで生徒は次第に自信と人間への信頼を取り戻
し、友だちとの人間的交流や教師の発達的支援に
支えられながら、
自己の確立と自立に向けての力を
身につけていくのである。1990年の創立から25年
間、一貫して困難をかかえる子ども・青年の学校づ
くりという先駆的な難事業に取り組んでいる見晴台
学園の皆さんに心から敬意を表すとともに、益々の
発展に期待をしている。
東京学芸大学教授 高橋 智
見晴台学園は、学習障害、ADHD、
アスペルガー症候群、高機能自閉症などの
発達障害を持つ子どもたちの
「自分らしく学びたい」
「友だちがほしい」
という願いを実現するために、
親たちの要求によって1990年4月に開校した全国的にも例のない無認可の 学校 です。
2010年には20年に亘る教育実践が評価され、第41回博報賞
「特別支援教育部門」、
文部科学大臣奨励賞を受賞しました。
今年の4月に開校25周年を迎え、
さらなる進化を目指し、
生徒が主人公となる教育を父母、教職員がともにつくっていきます。
楽しく自由な雰囲気をモットーに
至中村公園方面
至桑名・
四日市
JR・近鉄
八田駅
見晴台
学園大学
見晴台
学園
(財)博報児童教育振興会第 41回博報賞「特別支援教育部門」、
ならびに文部科学大臣奨励賞 受賞
NPO法人 学習障害児・者の
教育と自立の保障をすすめる会
あおなみ線
サークルK
三河屋
至高畑方面
至名古屋駅
近鉄名古屋線
小本駅
地下鉄
八田駅
N
JR関西線
百五銀行
見晴台学園で英語を教え始め、二年が過ぎよう
としています。生徒一人ひとりの事も充分に知らず、
手探りで始めました。楽しく学べるように、間違えや
失敗も大丈夫な雰囲気作りを心掛けてきました。一
人ひとりが集中できる時間やこなせる量、速さも違
います。授業で扱う話題がその子にとって興味があ
れば積極性も違ってきます。
しかし、振り返ってみる
と驚く事ばかり!一人ひとりがすばらしい成長を見
せてくれました!クラスでは褒める言葉ばかり連発
している私です。決して強制はしないのに、皆自分
のペースで主体的に取り組んでいます。毎回繰り返
す、数字・誕生日・アルファベット・挨拶等は確実に
身につけています。
非常勤講師(言語と数量・英語担当)
高橋差智子
岐阜
信用金庫
見晴台学園の魅力は、中学生から20才くらいの
いろんな年齢の生徒がいて常に交流があること、
ま
た、公教育では望めないさまざまな分野の専門の
講師による贅沢な授業、
そして一人ひとりが大切に
されて彼らがわかる授業、
いつも主体的に考えるこ
とが要求され、
その力が自然と身につくよう工夫さ
れている多くの行事などです。人生の中で光り輝く
反面、傷つきやすい青春時代。
その貴重な時間の
多くをどこで過ごすのか、
それぞれの子どもに合っ
た選択をすることがとても大切です。
この学園に
通ったことによって自分の未来をしっかりと見据え
る人になってくれるよう、私たち講師も日々、生徒た
ちの知的要求や好奇心を満たす授業を心がけてい
ます。
非常勤講師(芸術と文化・音楽担当)
黒田昭子
生徒の思春期・青年期特有の
試行錯誤が受けとめられ、
自信と信頼を取り戻す学校
「見晴台学園」
地下鉄東山線
5年前、親子で見晴台学園を初めて訪れた際、2
階から下のフリースペースをのぞいていた我が娘
が一言、
「なんかいい感じだね。」
とつぶやきました。
素朴な校舎全体から醸しだされる何かに、今まで
味わったことのない安 感を感じ、
ここで初めて、安
心して学べる!と心から思ったようでした。
自宅のある他県より通学するのは困難でしたの
で、学園の近くに住まいを借り、平日は名古屋・週
末は自宅と、行ったり来たりの生活が始まりました。
5年間持ちこたえられるだろうか!?と、心配も多少
はありましたが、親子共々、
それぞれの場所で元気
に日々を送ることができ、
あっという間の本当に楽し
い5年間でした。
どんな人にもその人にあった温かなふさわしい場
所が与えられるもので、我が子にとっての見晴台学
園は、
まさにそのようなところであったと実感してい
ます。
また親も、共に役割を担うことにより、学園の
先生方の日々生徒に本気で向き合うお姿や、生徒
達一人一人が安心して本音で自分を活き活きと表
現している様子を拝見するにつれて、親もまた、
たく
さんの学びをいただいた5年間でした。
卒業はいたしましたが、
これからが長い、本当の
学びが始まることを肝に銘じて、親子共に歩んでゆ
きたいと思います。5年間お世話になりまして深く感
謝申し上げます。
ありがとうございました。
2014年度卒業生 親
学園に出会えて本当によかった
ん
見晴台学園 学園案内
ゆっくり着実に前進できる場所
息子は場面緘黙症で、小中学校の9年間、学校
では一度も声を出すことなく過ごしました。幸いいじ
められることもなく、学校に通い続けることはできま
したが、
中学卒業後の進路をどうするべきか悩みま
した。普通に高校に進学しても、今までと同じような
集団生活の中では場面緘黙症が劇的に改善され
るとは考えにくく、仮に卒業できたとしても社会的な
自立は不可能だと思ったからです。息子が人との関
わりを学び、
自立する力をつけるためには、息子の
特性を理解し、
ゆっくりと指導していただける場所
が必要だと考え、
どこかいい所はないかと探してい
たところ、見晴台学園に出会いました。
入学してからまだ1年ですが、息子はたくさんの
経験をしました。何よりもありがたいのは、学園では
どんな場面でも息子が傍観者にならないということ
です。
これまでの学校生活では、他の生徒の取り組
みをただ見ているだけ、
ということも少なくありません
でした。
でも学園では、
すべての取り組みにおいて、
本人に合った役割を与えてもらい、
自分なりの経験
を積むことができています。
その小さな積み重ねが息
子を着実に成長させてくれていると感じています。
最近では学園での出来事を楽しそうに話すこと
も増えました。休みの日には
「今日も学園があれば
いいのに。」
と言うことも。
まだ家にいる時と同じよう
に話すことはできませんが、
自分の興味のある本を
持っていってお友だちに見せる等、
自分なりの交流
の仕方を工夫し、
みんなと関わろうと努力していま
す。
こんな姿が見られるようになったのも、学園でい
ろいろな経験を積み重ねてきたおかげだと感謝して
います。学園はゆっくりと、
でも着実に子どもを前進
させてくれる場所です。
高等部在校生 親
え
見晴台学園
〒454­0871 名古屋市中川区柳森町1911
E-mail:[email protected]
http://www.miharashidai.com/
TEL 052 ­ 354 ­ 0354
FAX 052 ­ 700 ­ 6087
談、
見学、相
時
学は随
入
験
体
。
受付中
電話で
事前に
ださい
ご予約く
発達障害児をうけとめ続けて25年
こどもたち一人ひとりの願いに応える父母立の学園、手づくりの教育。
未来へ子どもたちの夢と希望をつないで
学園長あいさつ
見晴台学園は1990年4月8日の開校式から今春25周年を迎えま
した。
「自分らしくゆっくり学びたい」、
「わかりあえる友だちがほしい」
という子どもたちの願いを受けとめ、
たくさんの方のご支援ご協力を
いただきながら試行錯誤を繰り返し、気がつけば25年という歳月が
流れていたというのが実感です。小さな学園がこれだけ長い期間に
亘って必要とされてきた背景にはいくつもの理由があります。
たとえ
ば発達や学習上の困難さを持つ発達障がい児に合わせた教育活
動をていねいに取り組んできたこと、子どもを中心に父母と教職員
の協働の学園運営を大切にしてきたこと、5年制高等部に見る教育
年限延長の必要性や専攻科の設置が同じ課題を抱える教育関係
設置母体のNPO法人理事長あいさつ
NPO法人学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会は、
その前身の
「学習障害児の高校教育を求める会」
の設立から数えて
25周年を迎えました。
5年制(本科3年+専攻科2年)だから安心して学べる
高等部
本科全体で一つの目的に向かっていくキャンプの取り組みや、個々の課題や特性を
踏まえた小集団の授業、
自己表現への一歩となる生徒自主企画や学園祭みはらしだ
いまつりでの中心的役割など、多様な場面が本科の学びの舞台です。生徒が「授
この間、発達障がいなどによる特性を持つすべての人を対象に、
業って楽しい」
「わかることやできることが嬉しい」
と実感する経験を重ね、意欲を膨
豊かな学びと豊かな生活を保障し生涯にわたる環境づくりをすす
らませていきます。本科時代は人間関係と社会性を育みながら自分のペースでゆっ
めてきました。
くり学び、
豊かに過ごすことを大切にする3年間です。
見晴台学園、見晴台学園大学、
自立支援センターるっくのこれま
での取り組みを通して、教育と福祉の分野でのそれぞれの課題の
高等部専攻科は本科で培った意欲と自分らしさを基礎に、卒業後に向けた進路や自
連携を図り、
さらなる発展を願い活動をすすめていく所存です。
立の課題に取り組みます。
『職業人教育』
とは文字通り働きたい、
自分に合った進路
NPO法人学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会理事長
にすすみたいと自ら考え、行動する 人 に育つことを目指し、職場見学や実習など学
遠山 哲男
者や保護者の共感を呼び、
実践と子どもたちの姿を通してその輪が
習と体験を通して自分らしく生きることを考えます。
もう一つの柱『生活者教育』
では、
自分自身と向き合う研究論文制作と発表、
豊かに生活するための趣味や資格への挑
着実に広まっていること、
などが挙げられます。
そして何より学園に
戦、
自主旅行の計画なども課題とします。
こうした青年らしい学びを通して、卒業後の
つどい、学んだ子どもたちの笑顔がいつも輝いていたこと、
その笑顔
のバトンがつながってこその25周年です。
これまで見晴台学園を支えてくださったたくさんの方々に心から
お礼を申し上げるとともに、
これからも見晴台学園らしさを大切に
子どもたちの夢と希望を未来につないで行きたいと思います。
見晴台学園学園長 藪 一之
自分を支えていく自信の源をゆっくり育み、5年間の高等部を終えてそれぞれに合っ
た進路にすすみます。
学び続ける喜びをどの子にも
見晴台学園大学 学長あいさつ
今でこそ、
「発達障がい」が教育や福祉の制度となり社会的にも
義務教育だけど、
自分らしく楽しく学びたい
広く知られるようになりましたが、
ほとんど知られていなかった1990
年に、親や関係者とともに発達障がい児のための5年制の高校・見
晴台学園を開校し、親と教員と関係者みんなで、
この子たちを真ん
中に、新たな学びを創ってきました。
それから、
四半世紀になります。
学園の教育は全国の関係者を励ましてきましたが、
その一つに教
中等部
「楽しく勉強したい」
というねがいに寄りそい、小集団で学ぶ
「言語と数量」
の国語や
数学、体全体を使って学ぶ
「芸術と文化」
の音楽や造形、高等部と合同で行う
「運動
文化とからだ」
など授業内容は多彩です。
ホームルーム活動では生徒たちの要求に
育年限延長の問題があります。通常、高校は3年間ですが、学園は
基づき、遠足や合宿などを計画し実施します。仲間の中で受けとめられ、他者を受け
「ゆっくり・ゆったり・柔軟に」
をモットーに、専攻科2年間を加え5年
とめながら一人ひとりがかけがえのない存在であることを実感していきます。
間として取り組んできました。
このような教育年限延長の取り組み
は、
やがて
「全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会」
を産み、
この全
国的な研究運動の中で、今日、教育だけでなく、卒業後の福祉や就
労の分野にも 福祉型専攻科 づくりとして全国的に大きな広がり
を見せています。
そして、
さらに、第3の学びの扉 を開けよう!を合
い言葉に、希望するどの発達障がい児にも、平等に大学教育も保障
しようという声が高まってきました。
そのなかで、学園を卒業した人たちの
「もっと学びたい」
という要求
に応え、2013年10月、全国に先駆けて
「見晴台学園大学」が誕生
しました。障害のあるなしに関わらず、学びたい人は誰でも学べる新
たな大学づくりを目指していくことになりました。
これまでは、卒業し
見晴台学園のあゆみ・概要
たら就労への道しかなかった学園の生徒たちにも、
「大学」への道
1990年
が開かれました。
生涯に悔いが残らぬように、
自分らしい生き方をさらに、
じっくりと
時間をかけて探していきましょう。
見晴台学園大学 学長(愛知県立大学名誉教授)
田中 良三
1995年
2000年
2001年
2002年
2005年
学習障害児の高校教育をもとめる会 発足。
2010年 第41回博報賞「特別支援教育部門」、文部科学大臣奨励
名古屋市南区扇田町に見晴台学園開校。
賞受賞。
学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会 に改称。
受賞活動『保護者との協働によるLDなど発達障害児の
刈谷市に新校舎を建設・移転。
中等部や土曜教室を開設。
カリキュラム・授業づくり』
特定非営利活動
(NPO)
法人取得。
2013年 名古屋市中川区に見晴台学園大学開校。
青年部、
自立支援センターるっく開設。
2015年 現在、生徒数37名(男子20名・女子17名)、教職員数25
自立支援センターるっく名古屋市南区に移転。
名
(パート・非常勤講師・支援スタッフ含む)
名古屋市中川区に新校舎を建設移転
(現校舎)
。
見晴台学園開校25周年
見晴台学園カリキュラムと日課
■ 見晴台学園カリキュラム一覧表(2015年度)
基礎教養教育課程
職業準備教育課程
中等部
(3年間)
■ 日課
朝の会
10:45∼12:15
午前の授業
12:15∼13:15
昼休憩
講義「職場の見学、
様々な職種の仕事
についての話を聞く」
13:15∼14:45
午後の授業
14:45∼
帰りの会
実習「ぶどう農園、
スーパーマーケッ ト等で1週間程度の実習を行う」
15:15
下校
高等部
(5年一貫)
本科
(3年課程)
専攻科
(2年課程)
言語と数量
自然と社会
職業人教育
認識と表現
10:30∼
技術と人間
芸術と文化
運動文化とからだ
人間シリーズ
「卒業生や様々な職種、活動をしている人の
話を直接聞き、
自分と照らして学ぶ」
生活者教育
生活と自治
生徒自主企画の運営(ex.クラブ活動)
「生徒自身が企画の立案・提案を行い仲間と
ともに主体的に学び合う」
授業「就労や社会人生活についての
不安や必要なことを話し合い、
自
分らしい卒業後の進路、
生活に
ついて考える」
趣味・特技を磨く
● 遠方から通学する生徒に配慮して、始業時
刻を遅く設定しています。
● 昼食は弁当持参か、近くの店で購入しま
す。
● 学園外での活動、授業の場合は現地集
合、
解散の場合もあります。
研究論文
各種免許・資格への挑戦
グループ自主旅行
研修への参加
行事
新入生オリエンテーション合宿、
キャンプ
(三重県青川峡)、
東海道53次WALK(東海道五十三次の史跡を巡りながらリレーでつなぐ)
、
学園祭
(みはらしだいまつり)、
スキー旅行(長野県志賀高原)
など
■ 一週間の基本時間割(例:ある週の中等部)
午 前
火
水
木
金
みはらしタイム
「全校で協力し
て取り組む活動」
芸術と文化
「造形」
芸術と文化
「音楽」
言語と数量
「よみ・かき」
中等部タイム
運動文化と
からだ
言語と数量
「英語」
言語と数量
「数楽」
技術と人間
午 後
月
見晴台学園の理念
1.
一人ひとりの子どもの必要に応
じ、真の学力を高め、わかる喜び
を知り、
学ぶ楽しさを知ることがで
きる教育
■ 一週間の基本時間割(例:ある週の高等部本科1年生)
2.
午 前
午 後
月
火
水
木
金
みはらしタイム
「全校で協力し
て取り組む活動」
自然と科学
言語と数量
「英語」
※選択クラス
HR
芸術と文化
「美術」
互いの人格を認め合い、障害を
理解しあい、
より高い人間性をめ
ざす教育
運動文化と
からだ
芸術と文化
「音楽」
言語と数量
「数楽」
※選択クラス
技術と人間
3.
※選択クラス: 複数あるクラスの中から自分の学びたいクラスを選択する
子ども、父母、教職員が手をつな
ぎ、
みんなで運営する学園
入学と学園運営について
■ 2016年度 生徒募集情報
■ その他
学園説明会
●
●
●
●
●
1. 学園運営と保護者の役割
2015年 6 月 7 日
(日)10時∼12時 会場:見晴台学園
2015年 7 月24日
(金)10時∼12時 会場:見晴台学園
2015年 7 月25日
(土)10時∼12時 会場:見晴台学園
2015年 8 月23日
(日)10時∼12時 会場:見晴台学園
2015年11月 8 日
(日)
10時∼12時 会場:見晴台学園
オープンスクール
●
2015年 7 月24日(金)、25日(土) いずれか一日のみ
※無料。
事前申し込みが必要。
学園なので教育内容と運営の責任は保護者、教員などで構成する
「学園
運営委員会」
が責任を持ちます。学園の広報・宣伝活動や運営安定化の
ための事業・寄付活動も時間と労力を出し合い全員で取り組みます。
そう
いう意味で、
「父母立の学園」
と呼ばれています。
2. NPO法人すすめる会と学園の関係
学園設立母体である
「NPO法人学習障害児・者の教育と自立の保障を
すすめる会」
は、
「見晴台学園」
のほかに、障害を持つ青年の生活・自立の
特別選考入学試験
●
「みんなでつくり、
みんなで運営する」
それが学園の理念です。無認可の
課題と取り組む
「自立支援センターるっく」
(名古屋市南区)、小学生の余
2015年 9 月27日(日) 午前10時 会場:見晴台学園
暇活動の場「土曜教室」、隔年開催の
「全国発達障がい実践研究集会」
などの発達障害児・者に関わる事業を展開しています。学園入学者は必
ず入会(年会費3000円、2口以上)
し、共に活
通常入学試験
●
動に参加していただきます。
2016年 1 月31日(日) 午前10時 会場:見晴台学園
[事務局:名古屋市南区扇田町32番地1 自立
支援センターるっく内 電話:052-811-3776]
※詳しくは、
別紙
「募集要項」
「
、オープンスクールのチラシ」、
「ホームページ」
を
ご覧ください。
■ 見学・体験入学
3. 見晴台学園大学
見晴台学園では随時、
見学と体験入学を受け付けています。
実際の学園生活を体感していただくために1日または週単位での体験
入学ができます。
る青年たちの学びの場として
1.
現代を生きる青年にふさわしい教養
見学・体験入学とも事前連絡が必要です。
2.
幅広い視野を持ち意見を表明する力
※詳しくは、
別紙
「体験入学のご案内」
「ホームページ」
、
をご覧ください。
■ 学納金
3.人とつながり仲間を作る力
の3つの目標を掲げて2013年10月に開校しました。
見晴台学園の四半世紀にわたる実績の上に、専攻科卒業後もさらに学
項 目
金 額
200,000円(入学時のみ)
入学金
授業料
20,000円(月額)
教材・行事費
14,000円(月額)
その他
見晴台学園大学は、学習と発達に困難を抱え
・ 学園建設分担金(入学時のみ)100,000円
・ 傷害保険、健康診断料等は年度ごと実費
負担
・ 取り組む行事によっては後日追徴金が派
生します
※上記は2015年度の場合、2016年度は変更する場合があります。
びたい青年たちの願いを受け止め、
学びの支援と大学教育の可能性を広
げることを目指します。
[住所:名古屋市中川区柳森町2708番地板倉ビ
ル2F 電話:052-355-6752]
4. 卒業後の進路
学園では卒業=就職とは捉えません。一人ひとりが自分にあった進路を
考え、在学中にそれらを探り、
それぞれの道に進んでいきます。近年の高
等部卒業生は上記の自立支援センターるっくと連携して就労準備をする
人、一般就労する人、
そしてさらなる学びを求めて定時制高校、新設の見
晴台学園大学に進学する人、
等がいます。