支援部 通 信 第6号 10 月9日 支援部発行 岩手大学教育学部附属特別支援学校 小中学部事業所見学会の様子 平成27年9月25日(金)、小学部1年生から中学部3年生までの保護者11名と、学校職員1名が 参加して事業所見学に行ってきました。 ひまわり荘 盛岡市本宮字久保筋21-5 TEL 659-0215 グループホーム 男子7名 年齢は30~70代 世話人さんの支援(月~土泊まりは無し 朝夕食 悩み相談など) を受けながら生活しています。生活経験向上のため、ごみ当番や掃除 など役割分担したり、外に出かけての活動に取り組んだりしています。 精神の利用者が多く、現在グループホームは定員の7名を満たしてい ます。 株式会社アスレクト つどい 盛岡市本宮字小林57-5 TEL 681-0277 就労継続支援A型とB型のサービスがあり、A型では主にシイタケ 栽培、収穫、ラッピングを行っています。約7000個のホダを使い、 ビニールハウスで栽培しています。B型では畑の草取りや毛糸を使っ た手芸等に取り組んでいます。利用者さんは車やバス、自転車などで 通う他、送迎(盛岡駅発)も使っています。A型は、冬期間のみ送迎 が使えます。 あすなろ園 盛岡市下飯岡8-106 TEL 632-1655 就労継続支援B型の作業として、受託作業に取り組んでいます。野菜や果物の袋詰め、シール貼り、 広告折り、フルーツキャップなどに取り組んでいます。ミシンを使ったネーム刺繍も行っています。 利用者の8割が送迎利用、あとは家庭送迎です。また自宅から通う利用者がほとんどですが、グルー プホームを利用している方もいます。 多くの卒業生が成長している姿を見ることができました。 特別支援教育コーディネーターのひとりごと ~教育相談担当から~ 前号で、 『目の前にいる子どもを大事にする』ということをお話ししました。今回も、子どもに対して “言ったつもり・・聞いたつもり・・見たつもり・・”になっていないか、支援に関わる内容を取り上 げたいと思います。 いきなりですが、問題です。指示に従って、正確に絵を描いてください。 ① 長さ10㎝ほどの直線を横に引いてください。 ② 次に、その線の上に直径3㎝ほどの円を描いてください。 ③ 完成です。きちんと指示が聞けましたか?従うことができましたか? 正解は・・・ 実は、この問題には正解はありません。皆さん、以下の3パターンのうち、いずれかの絵が描けたこ とと思います。 どのような絵が描けましたか? 正解がない、というのは・・・こちらの指示の出し方が悪いからです。 円を描き足す際に、“直線から数㎝離して”とか、 “直線上に”等の具体的な教示がないのです。 こういったことから、普段子ども達と接する中で、 “言ったつもり・・聞いたつもり・・見たつもり・・” になっていないか(分かりやすく言って伝えているか、具体的に話を聞いているか、指示を出しっぱな しにせずしっかり行動を見届けているか)を振り返ってみることの大切さが分かると思います。 ちなみに、この問題をある講話で出した際、 『問題が中途半端で回答できなかった人は?』との確認に、 挙手をしたのは約200名中2名でした。大半の方は、自信たっぷりに回答していました。 事 業 所 紹 就労継続支援A型事業所 「ベアー岩手」 〒020-0026 盛岡市開運橋通1番25号 <菊池> 介 2015年9月1日開業 定員12名 BOSS62 101号室 TEL 019-656-9494 8:55 朝礼 9:00~ 作業(1時間ごとに5分休憩)ホタテ加工の作業など 12:00 昼休み 12:50~ 作業 (能力・仕事量により就業時間は変動 最長16時まで)
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