学校長より まもなく12月 ~ 待降節とは…「心の

郡山ザベリオ学園中学校
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◆学校長より◆
先週、郡山にも初雪が降りました。ここ数日、曇天の日々が続いています。学園の木々もすっかり葉を落
としてしまいました。通勤途中には、葉を落とした柿の木の黒い枝先に鮮やかな朱色の柿の実が、灰色の空
に美しく彩りを映しています。今年も残り一ヶ月となりました。改めて時の流れの速さを実感しています。
過日、郡山市が生んだ著名な作家である久米正雄、宮本百合子をたたえた、中学三年生を対象とした文学
賞「久米賞・百合子賞」の授賞式が行われました。本校からは三年生全員が応募し、久米賞・小説部門では、
浅野ジーノ君、詩の部門で平井伶央那君が正賞を受賞しました。久米賞の小説、詩の両部門で正賞が決まる
のは15年ぶりだそうで、ザベリオから同時に受賞したことは大変誇らしいものです。審査委員長の講評で
も、
「浅野君は、主人公が愛犬の行動や死を見つめることで、人として大切なことに気付いていく過程を美し
い文体で描いた。平井君は何げない日常で感じたことなどを確かな表現力で作品にした。
」と賞賛されました。
他にも、久米賞で 4 名、百合子賞で10名が受賞し、学校賞もいただきました。日頃から本を読んだり、文
を書いたりする中で、力がついてきたのだと思います。
「読書は心の糧」といわれ、心を育むとともに、子ど
もの頃に読書活動が多いほど、
「未来志向」
「社会性」
「意欲・関心」
「文化的作法・教養」
「市民性」のすべて
において、意欲や能力が高くなるといわれています。時間を見つけて、読書をしてみてはいかがでしょうか。
さて、12月は子どもたちが楽しみにしているクリスマスがあります。 クリスマスは、「キリストの降誕
を記念する祭日」と位置づけられています。
「ローソクのあかりがなくっても あなたの胸にはあかりが、神様の愛にゆれたから クリスマスおめで
とう ハレルヤ」
クリスマスをお祝いする聖歌のひとつだそうですが、クリスマスの意義に溢れた歌だと思います。このク
リスマスシーズン、皆さんの心が神様の愛でゆれることをお祈りいたします。
(校長
滝田文夫)
◆まもなく12月 ~ 待降節とは…「心のつどい」と「ご降誕を祝う会」~ ◆
カトリック教会では、クリスマス(降誕祭)の 4 つ前の日曜日から、クリスマスを準備する期間に入りま
す。この期間を「待降節」と呼んでいます。
カトリック中央協議会の典例解説によると、待降節とは、元のラテン語では「到来(アドヴェントゥス:
adventus)」と表します。2000年前にイエスが世に来られたことを思うだけでなく、世の終わりに栄光の
うちに再び来られることを思う季節であり、このことから、待降節は愛と喜びに包まれた待望の時であると
されています。本年は11月29日(日)から、4週間の待降節に入ります。
また、待降節中はろうそくを 4 本用意し、1週目(第一主日)に 1 本目のろうそくに火をともし、その後、
第二、第三、第四と週を追うごとに火をともすろうそくを増やしていきます。
それぞれのろうそくには意味があり、
1本目:「預言のキャンドル」で『希望』
2本目:「天使のキャンドル」で『平和』
3本目:「羊飼いのキャンドル」で『喜び』
4本目:「ベトレヘムのキャンドル」で『愛』 をあらわしています。
本校では、11月30日(月)と12月1日(火)の二日間、
「心のつどい」を
行います。本年度の心のつどいは『共に生きる~平和と祈り~』というテーマで行
います。戦後70年を迎え、争いや戦争について考え、世界に平和が訪れるように
祈る中で自分たちができることを一人ひとりが考えます。そして、イエス様ご降誕
の喜びにつなげ、12月22日(火)の「ご降誕を祝う会」を迎えます。ご家庭と
共に平和について考え、クリスマスを迎える喜びを分かち合っていければと思います。
受賞・表彰が続々!!…ザベリオ生、がんばっています!◆
福島県火災予防絵画ポスターコンクール・火災予防部門(中学生の部)
国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト
全国小中学校作文コンクール福島県審査
こおりやま農林水産業フェスタ書道コンクール
「家庭の日」ポスターコンクール
第54回久米賞
第54回百合子賞
第42回福島県下中学校英語レシテーションコンテスト
橋本理梨佳さん(3の2)最優秀賞
丹伊田真央さん(3の2)優秀賞
濵津悠里さん (1の1)優秀賞
斧田千明さん (3の2)金賞
王佳惠さん
(3の1)最優秀賞
浅野ジーノ君 (3の1)正賞・小説部門
平井伶央那君 (3の2)正賞・詩部門
永山裕一君
(3の1)佳作・小説部門
津田はづきさん(3の2)佳作・詩部門
小島薫さん
(3の1)3位
久米賞の両部門(小説・詩)正賞
受賞は十五年ぶ りの快挙で す
◆おめでとう!