パーススタジオ編

パーススタジオ編
パーススタジオでは、天空光、ラジオシティ、アンビエント・オクルージョンといったレンダリ
ングにより高品質の外観、内観、鳥瞰などのパース画像を作成できます。
また、ガラスの反射率、外壁の凹凸感など質感のパラメータ変更、現場で撮影した写真と立体デ
ータの合成などを行うことができます。
1 パーススタジオとパースモニタの違い 2
8 部品の配置 ___________________ 12
2 パーススタジオデータの作成 ______ 3
アングルを真上に変更する ________________ 12
パースモニタから開く __________________ 3
立体作成ウィザードを設定する ____________ 3
自動車を配置する ______________________ 12
添景建物を配置する _____________________ 13
[補足]パーススタジオの立体データ作成方法 __ 4
9 光源の設定 ___________________ 14
3 視点の設定 ___________________ 5
10 画像保存・画像印刷 ____________ 15
4 素材の変更 ___________________ 5
視点を設定する ________________________ 15
5 作成イメージの確認_____________ 6
品質レベルを設定する ___________________ 15
画像を作成する ________________________ 15
6 質感の変更とマテリアル編集 ______ 6
画像を保存する ________________________ 16
面素材編集とは _______________________ 6
画像を印刷する ________________________ 17
質感を変更する _______________________ 7
データを保存する ______________________ 17
外壁素材を編集する ____________________ 8
付録 1 背景を変更する _____________ 18
塀素材を編集する ______________________ 9
7 素材の変更 __________________ 10
樹木などを非表示にする ________________ 10
付録 2 現場写真と立体データを合成する 19
付録 3 光源について ______________ 23
素材のスケールを変更する ______________ 10
付録 4 内観パースを作成する ________ 24
素材の目地を合わせる _________________ 11
付録 5 鳥瞰パースを作成する ________ 27
樹木などの表示を戻す _________________ 11
パーススタジオ編
1
パーススタジオとパースモニタの違い
パーススタジオとパースモニタの異なる点は、次の通りです。
項目
①
データを保存できる数
②
図面とのリアルタイム連動
③
光源の種類
パースモニタ
パーススタジオ
1個
100 面まで保存可
○
×
1 種類(通常光)
※ パーススタジオを購入されている場合、
天空光【外観】、アンビエント・オクル
ージョンを使用可能
5 種類
通常光、天空光【外観】、天空光【内
観】、ラジオシティ【内観】、アンビエ
ント・オクルージョン
④
素材のマテリアル編集
(素材の反射率、透過、凹凸などの変更)
×
○
⑤
テクスチャのスケール変更・回転・目地
合わせといった面編集
×
○
⑥
ウォークスルー
○
×
⑦
フォトモンタージュ(現場写真との合成)
×
○
⑧
意匠+構造パースなどといった異なる
立体の合成
×
○
いくつか異なる点をみてみましょう。
① データを保存できる数
④ 素材のマテリアル編集
パーススタジオでは 100 面までデータを作成できるため、
パーススタジオでは、フローリングの艶、ガラスの反射率、
違ったコーディネートの外観パースなども作成できます。
外壁の凹凸感など、質感のパラメータを変更できます。
③ 光源の種類
パーススタジオでは、天空光【外観】、天空光【内観】、
ラジオシティ【内観】、アンビエント・オクルージョン
を使用でき、雰囲気の異なる画像を作成できます。
2
パーススタジオ編
2
外観パースの作成
ウィザードで外観パースの作成条件を設定して、立体データを作成します。
パースモニタから開く
1
[パーススタジオ起動]メニューから[パ
ーススタジオ起動(新規作成)]を選びま
2
す。
[図面選択]ダイアログで、「1 面」をダブ
ルクリックします。
立体作成ウィザードが起動します。
立体作成ウィザードを設定する
<1/3 ページ>を設定します。
[外観パース]が選ばれていることを確
認して、[次へ]をクリックします。
1
2
<2/3 ページ>を設定します。
[内部簡易]を選んで、[次へ]をクリッ
クします。
内部の部品の立体は作成しませ
ん。建具のガラス面は透過します。
3
内部の部品の立体はすべて作成
し、建具のガラス面は透過します。
内部の立体は作成しません。建具
のガラス面は不透過にします。
外構作成に使用する配置図を
選択できます。
4
<3/3 ページ>を設定します。
5
[シーン]で「穏やかな晴天」を選びます。
[品質]で[天空光【外観】]にチェックが
入っていることを確認して、「品質 4」に
6
変更します。
[完了]をクリックします。
パーススタジオの立体データが作成され
ます。
7
シーンには、背景や日時、
天候状態がセットされて
おり、日時や天候状態の設
定から光源の太陽位置や
色が設定されます。
3
パーススタジオ編
パーススタジオの起動後は、メモリ消費
量が大きくなるため、パースモニタなど
他のウィンドウを閉じることをお勧め
します。
※ 上図は、
[表示]メニューの[グリッド表示]で、グリッドを非表示にしています。
【補足】パーススタジオの立体データ作成方法
ウィザードを使ってパーススタジオのデータを作成する以外にも、パースモニタの立体データを直接読み込む方法もありま
す。パーススタジオの立体データの作成方法と、それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
起動方法
ウィザードを起動して立体データを再作成する
パースモニタの立体データから連携する
・ パースモニタの[パーススタジオ起動]メニューの[パー
ススタジオ起動(新規作成)]
・ パースモニタの[パーススタジオ起動]メニュ
ーの[パーススタジオ起動(連携)
]
・ パーススタジオの図面を新規に開く
・ 必要最低限の立体データを作成するため、レンダリングを
比較的速く処理できる。
メリット
・ パースモニタがどのような状態(立体データが不完全な状
態)でもパーススタジオのデータを作成できる。
・ ウィザードでシーンを設定することにより、背景や光源(太
陽位置、色)がセットされた状態で、データが作成される。
レンダリング手法(天空光など)もウィザードで選択する
ため、即レンダリングが可能。
・ 視点がリセットされるため、パースモニタと同じ視点にし
たい場合はカメラの読み込みが必要。
・ 不要な立体データが多い場合は、レンダリング
の処理に時間がかかる。
・ パーススタジオへの連携前にパースモニタを最
終形にしておく必要がある。
デメリット
・ パーススタジオでは、天空光、ラジオシティ、
アンビエント・オクルージョンを使用すること
が多いが、通常光の設定&パースモニタの背景
で連携するため、変更の手間が生じる。
外観・内観・鳥瞰パースの場合にお勧め
4
・ パースモニタの視点とカメラが、そのままパー
ススタジオに読み込まれる。
断面パース、部分パースの場合にお勧め
パーススタジオ編
3
視点の設定
ウィンドウ上でのマウス操作、
[視点モニタ]ダイアログを使って、素材の変更や部品の配置など編集箇所に応じてモニタの視
点を変更します。
なお、パースの画像を作成する前に、再度視点の位置を調整してください。
外観の視点を設定するときは、[外観/内
1
観視点移動モード切替]が「外」になってい
ることを確認します。
[視点コントローラ]ダイアログの[視点]
をクリックします。
[視点モニタ]ダイアログの視点の設定方
法が「2 点指定(位置+方向)
」が ON にな
2
っていることを確認します。
[視野]を「60°」に変更します。
3
視点位置⇒視点方向の順に指定します。
4
現在の視点位置をカメラに登録する
モニタ上で、右クリックして[ユーザーカメラ]
メニューの[現在の視点を追加]で登録します。
4
5
素材の変更
塀の素材(テクスチャ)を変更してみましょう。ここでは、タイル貼りの塀の素材を「打ち放しコンクリート」に一括変更し
てみましょう。
1
[拡張]をクリックします。
拡張画面の[素材]タブをクリックします。
[種別内]をクリックします。
2
3
使用する素材を画面上の塀面にドラッ
素材をドラッグ
&ドロップ
グ&ドロップします。
4
5
単一面・パック内の違い
指定する面によって、次のように異なります。
【単一面】
【パック内】
■ 使用する AM 素材
[メーカー]
:標準
[用途]
:外壁材
[材種]
:その他
[名称]
:打ち放し 1
塀の素材
が変更
5
パーススタジオ編
5
作成イメージの確認
[レンダリング実行]をクリックして、太陽光など
の光源を考慮して影を作成し、きれいなイメージ
を確認してみましょう。
※ この操作は、あくまでもイメージを確認するだけで、
画像を作成するものではありません。
レンダリングを中止するには
処理速度が遅い場合
タイトルバーやウィンドウをクリック、またはキ
ーボードの Esc キーを押します。
「天空光(外観)」の場合、精度が高いとレンダリ
ングの処理に時間がかかります。タイトルバーや
ウィンドウをクリックすると、レンダリングが中
止されるので注意してください。
6
次の要因が考えられます。
・立体データが多い。部品が多い。
・樹木シンボルなど透過する部品が多い。
・点灯している部品光源が多い。
・鏡などの反射率の高い素材が多く使用されている。
・ぼかしミラーやくもりガラスなど“ ぼかし” 設定されている素材がある。
質感の変更とマテリアル編集
素材に艶、凹凸を出したい、またはガラス面の反射率を変更したいときは、面素材編集(マテリアル編集)を行います。
ここでは、外壁や塀の素材を編集してみましょう。
素材を編集するには、2 種類の方法があります。
・ 面素材編集(マテリアル編集)で、色、反射率、透明度、変位を個別に変更する方法
・ 反射率、透明度、変位をセットで設定した質感マスタから選択する方法
面素材編集とは
A:[各タブ]
面素材編集を行うと、左図のダイアログが開
きます。このダイアログで選択した面の素材
の色、反射率、透明度、変位(凸凹など)の
パラメータ値を変更します。
色
素材の色、柄を設定します。単色やイメージファイル、木目や
レンガ、大理石など、色や柄を設定します。
反射率
反射率を設定します。つや消し、プラスチック、金属の反射の
質感を表現できます。
透明度
透明度を設定します。透過の有無、透過率の指定で透明感の設
定をします。
変位
素材に凸凹を付けます。凸凹、ざらつきといった表現をします。
B:[シェーダー]
選択するシェーダーによってパラ
メータが異なります。シェーダーと
は素材の表面に色を付けたり、反射
A
B
を強めたりするプログラムのこと
をいいます。
C:[パラメータ(設定値)]
C
ガラスの場合は、透過率や反射率などを設定できます。ただし、
編集レベルによって設定できる項目の詳細度が異なります。
6
パーススタジオ編
質感を変更する
1
2
外壁仕上と塀の素材の質感を変更してみまし
バルコニー部分
ょう。
- 外壁仕上の質感を変更する -
3
5
拡張画面の[質感]タブをクリックします。
[種別内]をクリックします。
4
6
使用する質感を選びます。
外壁仕上部分
ここでは、ツリーから「窯業・石」の「サ
質感をドラッグ
&ドロップ
イディング」をクリックして、一覧から「マ
ット仕上(目地色明)」を選びます。
バルコニーの手摺にドラッグ&ドロップ
します。
同様に、外壁仕上にドラッグ&ドロップし
ます。
- 塀の質感を変更する -
ツリーから「コンクリート」の「コンク
リート」をクリックして、「コンクリート
打放し仕上げ」を選びます。
塀にドラッグ&ドロップします。
7
8
9
注意:質感マスタの割り当て
質感マスタが割り当てられた素材の表現を確認
するには、レンダリングの実行が必要です。
質感マスタの割り当てによる変更
質感マスタを割り当てると、その素材の[面素材
編集]ダイアログの[反射率]
[透明度]
[変位]
タブの値が変更されます。
[色]タブの内容は変更されません。
7
パーススタジオ編
外壁素材を編集する
面素材編集(マテリアル編集)で、素材を変
1
3
更してみましょう。
2
ここでは、モアレ(視覚的に発生する縞模様)
をおさえるために、外壁仕上の目地を大きく
します。
4
同じ素材の外壁
仕上が選択
選択方法を「面素材」に変更します。
[属性変更]をクリックして、外壁面を
クリックします。
[属性変更]ダイアログの[素材編集]を
クリックします。
~
[面素材編集]ダイアログの[変位]
タブを次のように変更して、[OK]をクリ
5
ックします。
[大きさ]:0.02
6
[ソフトネス]:2
[スケール]:1.5
[属性変更]ダイアログの[OK]をクリッ
7
クします。
外壁素材が変更されます。
⇒ 選択方法については、次ページ参照
注意:パラメータの設定値
面素材編集で編集された素材を確認するには、レ
ンダリングの実行が必要です。
また、これらの値は、使用する光源、光源の明る
さ、太陽の位置(特に反射光が影響)によっても
レンダリング結果が異なってきます。
光源の明るさなどを変更した場合は、レンダリン
グ結果を見ながら、パラメータの値を調整してく
ださい。
8
注意:スケールの変更
面素材編集において、[色]タブでテクスチャ(イメージファイル(2D))など柄が設定されている場合、
[変位]タブでスケールを
変更すると柄と凹凸がずれてしまうことがあります。
面素材編集がこのような設定のときは、
てください。
8
[編集]メニューの[テクスチャ編集]にある[サイズ変更]を使ってサイズを変更し
パーススタジオ編
塀素材を編集する
塀の目地が濃く表現されるように、素材を編
1
2
集しましょう。
同様に、塀の面をクリックして、[面素
材編集]ダイアログを開きます。
~
[変位]タブを次のように変更して、
[OK]をクリックします。
[シェーダー]:「B01:色にリンク」
[大きさ]:0.02
3
4
シェーダー:色にリンク
テクスチャの色合いに合わせて自動的に変位(凹
凸)を与えるシェーダーです。
5
[属性変更]ダイアログの[OK]をクリッ
クします。
塀素材が変更されます。
マテリアルの保存
6
編集した内容は[面素材編集]ダイアログの[保
存]をクリックして保存しておくことができま
す。
データの選択方法
パーススタジオのデータの選択方法には、次の種類があります。
● 面
● PACK 素材
● 属性素材
面単位で選択
同一属性の面をパック単位で選択
同一素材、同一属性の面すべてを選択
指定したガラス面だけが選択されます。
指定した建具(パック単位)のガラス
面(同一素材)がすべて選択されます。
● 面素材
● 部材
2 枚引き違い窓(指定した建具と同一
属性の建具)のガラス面(同一素材)
がすべて選択されます。
データ全体から同一素材の面を選択
部材ごとに選択
建具に関係なく、同一素材のガラ
ス面がすべて選択されます。
建具(枠を含む)が選択されます。
9
パーススタジオ編
7
素材の編集
塀の素材のスケールを変更し、目地を合わせましょう。
樹木などを非表示にする
1
素材の編集において、樹木などのシンボルや
部品が邪魔なときは、これらを非表示にして
操作するとよいでしょう。
樹木
拡張画面の[表示]タブをクリックします。
2
「配置図」の「敷地・外構」にある「樹木」
のチェックをはずします。
素材のスケールを変更する
1
塀の素材のスケールを変更してみましょう。
2
[編集]メニューから[テクスチャ編集]
の[サイズ変更]を選びます。
素材を変更する面をクリックします。
※ モニタの青い線分
3
スケール変更の基準点をクリックします。
基準点を
指定
1 テクスチャの画像の縦・横サイズを入
力して、[OK]をクリックします。
4
ここではサイズを 1.3 倍にしてみましょ
う。
[X]:2340(=1800×1.3)
[Y]:2340(=1800×1.3)
10
5
パーススタジオ編
素材の目地を合わせる
1
塀の他部分を変更した素材のスケールと貼り
付け方向に合わせます。
[編集]メニューから[テクスチャ編集]
の[貼付方向合せ]を選びます。
基準となるテクスチャをクリックします。
基準面に合わせる面をクリックします。
基準面に合わせてテクスチャの方向、スケ
ールが変更されます。
2
3
4
続けて、残りの塀をクリックしていき、塀
のスケールと貼り付け方向を合わせます。
面の指定
クリックすると選択状態になります。この選択状
態の面が基準面になるので、連続的にテクスチャ
を指定するだけで OK です。
基準面の解除
・ 同様にして、外観パースのアングルから見
次図のように基準面(選択状態)と次
に合 わせ る面 が連 続し てい ない 場合
は、Esc キーで選択を解除して、再度基
準面の指定からおこなってください。
える箇所のテクスチャを変更しましょう。
※ テクスチャが異なる場合は、合わせること
ができません。
合わせる面
基準面
樹木などの表示を戻す
1
拡張画面の[表示]タブをクリックします。
「配置図」の「敷地・外構」にある「樹木」
にチェックを付けます。
2
11
パーススタジオ編
8
部品の配置
AM 部品の自動車、景観建物を配置してみましょう。
パーススタジオでの部品入力
パーススタジオでは、部品のサイズを
変更できません。
サイズを変更する場合は、平面図や配
置図などで部品を配置してください。
この場合、パーススタジオで部品を読
み込みなおす必要があります。
アングルを真上に変更する
1
外観に自動車や景観建物などを配置するとき
拡大します
2
は、アングルを真上にすると操作しやすくな
3
ります。
拡張画面の[カメラ]タブをクリックし
て、[真上]をクリックします。
両ボタンドラッグ等を使用して、配置する
位置を拡大します。
自動車を配置する
1
拡張画面の[部品]タブをクリックします。
~
一覧で「自動車 B」、[カラーバリエー
マウスの左ボタンは
押したまま、マウスを
移動 4
ション]ダイアログで「シルバー」を選び、
画面上にドラッグします(マウスの左ボタ
ンは押したまま)。
マウスの左ボタンを放すと、指定した位置
3
2
に部品が配置されます。
■ 配置する AM 部品
[メーカー]
:標準
[分類]
:景観装飾
[種別]
:添景自動車・自転車
[部品]
:
「自動車 B」の「シルバー」
部品の設置面
自動的に配置基準面を検索して配置されます。
敷地や仕上面がある場合は、その面に配置されま
す。ただし、配置面に何もない場合は、GL±0 ㎜
の位置に配置されます。
部品を削除するには
選択方法を「部材」に変更して、部品をクリック
し、汎用ツールバーの[削除]メニューから[削
除]を選びます。
12
手順 4 にて、左ボタンを押したまま
スペースキーを押すと、部品回転でき
ます。
左ボタンを
放します 5
パーススタジオ編
添景建物を配置する
・ 同様な操作で建物部品を配置します。
この場合、配置面には何もないため、
GL±0 ㎜の位置に配置されます。
部品を移動・回転する
部品を移動、回転するには、[編集]メニューの
[部品移動・回転]を使用します。
移動は、ラバーバンド下枠部分(下枠の範囲内)
を移動先にドラッグします。
回転は、ラバーバンド下枠の角に表示される ○
をドラッグして、部品を回転します。
■ 配置する AM 部品
[メーカー]
:標準
[種別]
:景観建物
[分類]
:景観装飾
[部品]
:「建物 大」と「建物 中」
配置高を変更するには
鉛直方向(Y 方向)に移動するには、Ctrl キーを
押しながらラバーバンド下枠部分をドラッグし
ます。
Ctrl キーを
押しながら
13
パーススタジオ編
9
光源の設定
太陽光の向きを変更してみましょう。
【
「3 月 21 日 11 時」の太陽光】
拡張画面の[光源]タブをクリックします。
【
「3 月 21 日 13 時」の太陽光】
1
2
[光源タイプ]で「天空光【外観】」が選択
されていることを確認します。
[天空光設定]をクリックします。
[天空光(外観)設定]ダイアログの[地
3
域/日時指定]をクリックします。
[日時]を「13 時」に変更して、[OK]
4
をクリックします。
[天空光(外観)設定]ダイアログの[OK]
5
をクリックします。
6
[光源]タブを設定できないときは
[レンダリングモード]が ON のときに光源を設
定できます。[レンダリングモード]を ON にし
てから操作してください。
部品光源について
今回は外構の部品光源を消灯しています。
昼であっても部品光源を使用し、太陽光の位置や
明るさを調整することで、影のでき方や明るさな
ど違ったイメージになります。
14
緑色側の太陽は方向、水色側
の太陽は仰角を表します。
をドラッグ、または緑色
や水色の内部をクリックして
も太陽光の方向を指定できま
す。
太陽光の方向
と仰角が変わ
ります
7
パーススタジオ編
10
画像保存・画像印刷
画像サイズと解像度を設定して、画像作成イメージを確認し、その結果を画像ファイルに保存、または印刷してみましょう。
視点を設定する
1
2
画像を作成する前に、作成する画像の視点を
設定します。
「2 点指定(位置+方向)」を ON、[視野]を
「60°」に変更して、視点位置⇒視点方向の順
3
に指定します。
品質レベルを設定する
拡張画面の[設定]タブにある[品質レベ
ル]で、[フルレイトレ]が ON になって
いることを確認します。
1
1
画像を作成する
[画像印刷/保存]をクリックします。
2
[モニタサイズ]にチェックを入れます。
3
解像度、画像サイズを設定します。
[サイズ]を「モニタサイズ×2.0」と
していますが、ここでは、[イメージ
サイズ]の[幅][高さ]が印刷に必
要なサイズ「1600×1200 ピクセル程
度」となるように、モニタサイズを選
んでいます。
ここでは次のように設定します。
[解像度]:高品質(300dpi)
[サイズ]:モニタサイズ×2
[レンダリング実行]をクリックします。
4
モニタサイズと用紙サイズ
[モニタサイズ]は、基本的に現在のモニタサイズをベースにして画像を作成するため、モニタ表示そのままで画像を作成できます。
[用紙サイズ]は、用紙サイズを決めて印刷する場合に使用しますが、用紙サイズとモニタサイズは異なるため、モニタの表示状態とは異
なり、両サイドや上下が若干切れたりすることがあるので、注意が必要です。
レンダリングのサイズの目安
きれいな印刷結果を得るためには、画像サイズを大きくす
る必要があります。右図では、サイズの違いによって鮮明
さに違いがあるのがわかります。
しかし大きければ大きいほど処理に時間がかかり、データ
容量も大きくなります。
● サイズの目安
・ 確認用であれば、800×600 ピクセル程度で十分イメー
ジはつかめます。
・ 印刷用に 1600×1200 ピクセル程度は必要です。
【画像 A】
ピクセル数:200×150 ピクセル
画像サイズ:34 ㎜×25 ㎜
【画像 B】
ピクセル数:600×450 ピクセル
画像サイズ:102 ㎜×76 ㎜
※ 解像度 150dpi で作成された画像です。
※ 画像 A は、画像保存後、画像 B のサイズまで引き伸ばしたものです。
15
パーススタジオ編
・[ARCHITREND レンダリング ユーティリ
ティ]ウィンドウが開いて、レンダリング
が開始されます。
レンダリングユーティリティについて
レンダリングユーティリティは、パーススタジオと
は別プロセスでレンダリングを実行して、画像を保
存、印刷する機能です(複数起動可能)。別ウィン
ドウで処理を行うため、レンダリングをしながら、
パーススタジオや平面図などを編集できます。
レンダリングユーティリティが起動しない
レンダリングユーティリティを使用するかどうか
は、[パーススタジオ 専用初期設定(モード)]ダ
イアログで設定します。
レンダリングユーティリティを使用するときは、
[画像印刷/保存のレンダリング実行時レンダリン
グユーティリティを使用する]を ON にしてくださ
い。
画像を保存する
1
レンダリングが終了すると、[保存]が有効に
なりますので、画像を保存しましょう。
[保存]をクリックします。
[保存条件]ダイアログで保存ファイル形
式を選びます。ここでは「JPEG(*.JPG)」
を選択します。
[保存後、確認]のチェックをはずして、
2
3
4
[OK]をクリックします。
[ファイル名]に作成した画像のファイ
ル名を入力します。
ここでは、「外観パース」と入力して、[保
存]をクリックします。
画像ファイルが保存されます。
画像の保存先フォルダ
画像ファイルは、物件フォルダ(001,002・・)
に作成される[プレゼン]フォルダに保存されま
す(初期値)。
16
5
6
パーススタジオ編
画像を印刷する
1
レンダリングユーティリティの[印刷]を
クリックします。
[プリンタの設定]をクリックします。
用紙サイズや向きを次のように設定し
て、[OK]をクリックします。
[サイズ]:B5(182×257 ㎜)
[印刷の向き]:横
3
[印刷実行]をクリックして、印刷を開始
します。
2
5
4
印刷が終了したら、[終了]をクリックし
て、レンダリングユーティリティを閉じま
印刷が開始されます。
す。
保存されている画像を印刷するには
6
[ファイル]メニューの[印刷]にある[画像
ファイルを指定して印刷]を使用します。
印刷する画像を選んで、同様な操作で印刷でき
ます。
データを保存する
1
[上書き保存]をクリックします。
確認画面で[はい]をクリックします。
2
17
付録
パーススタジオ編
1
背景を変更する
背景の画像を変更するには、拡張画面の[設定]タブで行います。
【画像:快晴 G.jpg】
画像を変更する
【画像:Sky0000.jpg】
1
2
拡張画面の[設定]タブにある[背景
設定]をクリックします。
[背景設定]ダイアログで[イメージ]
3
にチェックが入っていることを確認して、
[ファイル選択]をクリックします。
4
背景画像(ここでは「Sky0000.jpg」)を
ダブルクリックして選択します。
5
[OK]をクリックします。
背景画像が変更されます。
6
背景の設定
背景は、モニタで右クリックしてポップ
アップメニューの[背景設定]からも設
定できます。
背景設定では、[元に戻す][やり直し]
は操作できません。
背景調整
拡張画面の[設定]タブにある[背景調
整]で、背景画像の微調整(位置移動、
拡大縮小、明るさ調整)が可能です。
18
地平線/パノラマ
[地平線]もしくは[パノラマ]を選択した場
合は、一覧から画像を選択します(画像はプロ
グラム固定です)。
地平線/パノラマは、背景が視線の動きに連動
するため、より自然なパースが作成できます。
また、パノラマの場合は、背景画像の太陽位置
は太陽の方向を考慮します(仰角は無効)
。
※ 動作環境によっては、地平線/パノラマに
設定した背景が、正常にモニタに表示され
ない場合があります(レンダリングでは問
題ありません)
。
推奨するグラフィックボードのハードウ
ェアを使用し、最新のドライバがインスト
ールされているかをご確認ください。
【地平線】
【パノラマ】
付録
2
パーススタジオ編
現場写真と立体データを合成する
建設予定地の現場写真に建物の立体データを合成して、画像を作成します。
現場写真を選ぶ
1
[フォトモンタージュ]をクリックします。
[画像ファイルを開く]ダイアログで現場
写真をダブルクリックします。
2
設定できるファイル形式
使用できる画像ファイルは、BMP、JPG、PNG 形
式です。
画像を選び直すには
[画像読込]をクリックします。なお、[基準・ス
ケール設定]など設定した内容は破棄されます。
フォトモンタージュに適さない背景画像
次のような写真は、基準・スケールの設定が難しく、フォトモンタージュの背景としてあまり適しません。
写真の撮影時にはご注意ください。
対象エリアの水平ラインが傾いている。
極端に見上げているもしくは見下げている。
(地平線が画像内に取れない)
対象場所が著しく遠い。
魚眼レンズで撮影したように歪んでいる。
(全体的に歪むと正確に設定できない)
19
パーススタジオ編
付録
基準・スケールを設定する
[基準・スケール設定]が ON であること
1
を確認します。
― 基準原点を設定する ―
黄色の□をドラッグして、建物の立体の配
置基準位置を設定します。
□をドラッグ
2
モニタの表示を変更するには
[フォトモンタージュ]ダイアログのモニタでは、両ボタンドラッグによる
拡大・縮小が有効です。
次のキーボードでもモニタの表示を変更できます。
操作
マウス・キーボード操作
画像パン
マウス中ボタンドラッグ、←↑→↓キー
画像拡大・縮小
マウスホイール、PageUp キー、PageDown キー
画像フィット
Home キー
「基準原点」の位置が、[モデル
基準設定]で設定する立体の基
準点位置になります。
― 基準軸を設定する ―
赤軸および緑軸をドラッグして、写真上で目
安となるラインに合わせます。
赤色ラインをドラッグして、基準となる立
体の X 軸の位置に移動します。
軸をドラッグ
直交3軸を表しています。
・赤軸=X 軸
・緑軸=Y 軸
・青軸=Z 軸
軸をドラッグ
4
3
緑色ラインをドラッグして、立体の Y 軸の
位置に移動します。
※ どちらの軸から設定してもかまいません。
画面を拡大しながら軸を合わせると、より正確で
きれいな仕上りになります。
20
この場合、緑軸を擁壁下端
に合わせます。
この場合、赤軸を歩道と敷
地の境界に合わせます。
付録
パーススタジオ編
― 地平線の位置を設定する ―
ドラッグ
黄色ラインを上下にドラッグして、見下
げ・見上げ角度を設定します。
5
目安①
地平線の位置(地面と空との境界位置)を指
定します。
※ 必ず画像に地平線が写っているわけでは
ありません。
目安②
・ 水平に撮影されているなら、地平線は画
像の中心を通ります。
・ 見上げで撮影されているなら、地平線は
画像中心より下に位置します。
・ 見下げで撮影されているなら、地平線は
画像中心より上に位置します。
目安③
青軸のグリッドラインが、背景上の建物など
のパースラインと同じ傾きで揃うように、黄
色ラインを調整します。
青軸のグリッドライン
建物などのライン
スケールを調整するには
青色ラインを上下ドラッグすると、立体のスケール変更となります。
立体を示すボックス一辺の長さが「グリッドサイズ」の長さになるように
調整します。
ドラッグ
黄色の基準点の位置に、目安となる対象物があれば、青色のボックスをそ
の大きさに合わせます。
例えば、基準点からその目安となる対象物の天端までが 2m であれば、
[グリッドサイズ]を「2」に変更して、青色のボックスの天端を対象物の
天端に合わせます。
モデルの基準点を設定する
背景画像に配置するための建物モデルの基準
点を設定します。
[モデル基準設定]をクリックします。
1
モニタでモデルの基準点、赤線の方向を順
にクリックします。
モデルにマウスを移動すると、ピックモー
ドが有効になります。
基準点の位置を間違ったときは、基準
点をクリック後、右クリックすると指
定前の状態に戻ります。
2
2 点目までの長さは、影響しません。なお、[基準・スケ
ール設定]で設定したグリッドサイズが矢印の長さとして
描画されます。
21
パーススタジオ編
付録
マスクを設定する
両ボタンドラッグで
拡大・縮小可能
立体データよりも前に、現場写真の建物、塀
などが位置するようなときは、これらにマス
クする範囲を指定します。
3
[マスク設定]をクリックします。
[多角形]が ON、[解除]が OFF であるこ
とを確認します。
1
4
2
マスクの範囲をクリックします。
最後に開始位置の○をクリックします。
マスタの範囲を解除するには
[解除]を ON にして、すでに設定されているマ
スクの範囲を囲むようにクリックします。
その他のマスクに関する操作
使用するボタン
フリー
多角形
操作
マウスのドラッグで設定する
左ボタンドラッグ
マスク範囲を解除する
右ボタンドラッグ
垂直・水平方向に固定する
Shift キーを押しながら左ボタンドラッグ
領域を閉合する
開始位置の○をクリック
範囲指定をキャンセルする
Esc キーを押す
1 つ前に戻る
右クリック(または Backspace キー)
レンダリングを実行する
[実行]をクリックして、レンダリングを実行
します。
レンダリング
フォトモンタージュの[実行]では、天空光【外
観】でレンダリングされます。
写真に撮影日時や場所が埋め込まれている
[撮影日時・場所を太陽方向に反映]を ON にし
て、[実行]をクリックすると、撮影した日時や
場所(GPS 情報)が、レンダリングの光源設定に
反映されます。
22
マウス・キーボード操作
クリック位置を間違ったときは、
右クリックまたは BackSpace キー
を押すと 1 つ前の状態に戻ります。
付録
3
パーススタジオ編
光源について
パーススタジオでは、次表のように外観パース、内観パースによって光源を使い分けます。使用する光源によって作成される
画像の雰囲気が異なります。
光源
外観
内観
鳥瞰
処理時間
通常光
○
○
○
短い
-(設定不可)
天空光【外観】
○
×
×
長い
低 1~8 高
天空光【内観】
×
○
×
長い
低 1~5 高
ラジオシティ【内観】
×
○
×
長い
低 1~5 高
○
昼・夜
○
昼・夜
○
環境光のみ
長い
低 1~3 高
アンビエント・
オクルージョン
【通常光】
品質レベル
【アンビエント・オクルージョン】
【天空光】
【昼】
通常光は、パースモニタと同
様なレンダリング結果となり
ます。
通常光と比べて、影のグラデ
ーションを表現できます。
(上図:○)
影になる部分と明るい部分の
メリハリがつき、入り組んだ
部分に影を表現し、立体感の
ある画像となります。
【通常光】
【天空光】
通常光は、パースモニタと同様なレン
ダリング結果となります。
太陽の位置に関係なく、一様に光が建具か
ら差し込むため、部品光源がなくても、あ
る程度室内が明るくなります。
外からの強い太陽光が差し込む昼のイメー
ジを作成するときに効果的です。
【アンビエント・オクルージョン】
【昼】
【夜】
【夜】
オブジェクトの接する部分や隙間など、狭くなっている部分に影を発生させま
す。外観・内観の両方で使用できます。
夜の外観にて内観を見せるに
は、内部に照明部品が必要で
す。
【ラジオシティ】
ラジオシティ計算では、光源の直接光(光が
直接当たる面)と間接光(直接光が当たる面
で反射される光)を計算するため、直接光を
受けない面に対しても柔らかい影を表現で
きます。
部品光源を使用して、夜のイメージを作成す
るときに効果的です。
【アンビエント・オクルージョン】
【環境光のみ】
環境光のみを使用して影を発生しません。
室内模型のような表現になります。
23
パーススタジオ編
4
付録
内観パースを作成する
内観パースの作成に必要な基本的な操作を紹介します。
天井伏図で照明器具を配置する
内観パースでは太陽光などの光源のほかに、
照明部品の光源も重要になってきます。
作成する部屋には、天井伏図で AM 部品(照
明部品)を入力しておきます。
1
立体作成ウィザードを設定する
[立体データ作成]をクリックします。
新しい面を開いたときは、自動的に立体作
成ウィザードが開きます。
<1/3 ページ>を設定します。
[内観パース]を選び、[次へ]をクリッ
2
クします。
3
<2/3 ページ>を設定します。
[参照階]で「1 階」が選択されているこ
この物件の LDK には戸が 2 ヶ所あ
り、太陽の位置によっては太陽光
が建具から差し込んでしまうた
め、ここでは LDK の隣の部屋も作
成しておきます。
とを確認します。
立体データを作成する部屋を、モニタ上で
クリックします。
ここでは、「LDK」「ホール」「ユーティリ
4
5
ティ」を選びます。
ホールと玄関のように、たれ壁や
吹き抜けなどで接続している部屋
も同時に選択されます。
[外構(配置図)作成]にチェックを付け
て、使用する配置図の面(ここでは「1 面」)
を選びます。
[次へ]をクリックします。
6
7
<3/3 ページ>を設定します。
8
[シーン]で「穏やかな晴天」を選びます。
[品質]で[天空光【内観】]にチェックを
入れ、「品質 3」であることを確認します。
[完了]をクリックします。
9
パーススタジオの立体データが作成され
ます。
10
24
付録
視点を設定する
パーススタジオ編
1
内観の視点を設定するときは、[外観/内
観視点移動モード切替]が「内」になって
いることを確認します。
2
[視点コントローラ]ダイアログの[視点]
をクリックします。
3
[視点モニタ]ダイアログの視点の設定方
4
法が「2 点指定(位置+方向)
」が ON にな
っていることを確認します。
5
[視野]を「80°」に変更します。
視点位置⇒視点方向の順に指定します。
光源を設定する
ここでは、天空光(内観)を設定してみまし
1
2
ょう。
拡張画面の[光源]タブをクリックします。
3
[光源タイプ]で「天空光【内観】」が選
択されていることを確認して、[天空光設
定]をクリックします。
4
[天空光(内観)設定]ダイアログを次の
ように設定します。
5
[方向]:337 度
[仰角]:54 度
[OK]をクリックします。
25
パーススタジオ編
付録
仕上の素材を変更する
1
2
天井とダイニングセットの素材を変更してみ
ましょう。
素材を
ドラッグ
- 天井の素材を変更する -
拡張画面の[素材]タブをクリックします。
3
[単一面]をクリックします。
使用する素材を画面上の天井面にドラッ
グ&ドロップします。
4
- ダイニングセットの素材を変更する -
[種別内]をクリックします。
使用する素材をダイニングセット上にド
ラッグ&ドロップします。
5
1
質感を変更する
2
拡張画面の[質感]タブをクリックします。
[種別内]をクリックします。
使用する質感を画面上の壁面にドラッ
3
質感を
ドラッグ
グ&ドロップします。
・ 同様にして、床・天井・ダイニングセット
の質感も変更します。
レンダリングを実行する
[レンダリング実行]をクリックして、きれ
いなイメージを確認してみましょう。
確認できたら、
[画像印刷/保存]をクリック
して、画像の作成、印刷を行います。
26
4
付録
5
パーススタジオ編
鳥瞰パースを作成する
ウィザードで作成条件を設定して、鳥瞰パースを作成します。
1
立体作成ウィザードを設定する
[立体データ作成]をクリックします。
新しい面を開いたときは、自動的に立体作
成ウィザードが開きます。
<1/3 ページ>を設定します。
2
[鳥瞰パース]を選び、[次へ]をクリッ
クします。
3
<2/3 ページ>を設定します。
[作成階]で「1 階」が選択されているこ
とを確認します。
[切断高]で軒高から切断面までの距離(増
減値)を設定します。
4
ここでは、「-1500」に設定します。
[次へ]をクリックします。
5
6
<3/3 ページ>を設定します。
[シーン]で「鳥瞰パース」を選びます。
[品質]で[アンビエント・オクルージョ
ン]が ON であることを確認し、「品質 2」
7
に変更します。
[完了]をクリックします。
パーススタジオの立体データが作成され
8
ます。
9
光源を設定する
拡張画面の[光源]タブで、次のようにアン
ビエント・オクルージョンを設定します。
27