仕様書等 - 独立行政法人 日本芸術文化振興会

仕
件名
様
書
新国立劇場ワイヤレスマイク設備更新(その2)
独立行政法人日本芸術文化振興会
仕
様
書
1.概要
1.1
名
称
新国立劇場ワイヤレスマイク設備更新(その 2)
1.2
納入場所
東京都渋谷区本町 1-1-1(新国立劇場構内)
1.3
納入内容
地方公演や稽古場においてワイヤレスマイクを操作するために使用
する可搬型音響調整卓の切替スイッチやフェダー操作部等に不具合
が発生しており、補修部品も製造中止になっているため、可搬型音
響調整卓の更新を行う。
※本件調達に係る機器構成内訳、性能、機能及び技術的要件の詳細
は「別紙 納入物品に備える技術的要件」による。
1.4
完成期限
1.5
代金の支払 この物品の供給代金は、独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「振
興会」という。
)新国立劇場・おきなわ部管理課(以下、「管理課」
という。
)による納品完了検査後、請求書類が届いた日より 30 日以
内に 1 回に、振興会総務企画部経理課から支払うものとする。
2.一般事項
2.1 共通仕様
2.2
注意事項
平成 28 年 3 月 25 日(金)
この物品の供給者は、文部科学省発注工事請負等契約規則(平成 13
年文部科学省訓令第 22 号)別記第 3 号の物品供給契約基準、仕様書
2 ページ、仕様書別紙 2 ページに基づき物品を納入すること。
1)納入する機器は仕様書別紙に記載された仕様と同等品又は同等品
以上とする。但し、同等品以上とする場合は管理課の承諾を得るこ
と。
2)公益財団法人新国立劇場運営財団技術部音響課(以下「音響課」と
いう。)からの要請により、補修・修理・点検等を行うことができる
体制を常時構築し、緊急時に直ちに対応できる窓口等を設けること。
また、保証期間終了後もサポートに関して十分な体制で協力するこ
と。以上の要件を証明する体制表を提出すること。
3)納入期限までに搬入、指定する場所への設置、調整を完了し、そ
れらが正常に動作することの確認を得ること。なお、作業日程は
管理課と別途協議すること。
4)既設設備を撤去して発生した廃棄物は、供給者の責任において処
理すること。また、適切に処理したことを証明する書類(廃棄請負業
者が発行する廃棄証明書等)を提出すること。
5)納入する機器の日本語版取扱説明書を 3 部提出すること。
1
6)当該機器に関し、引き渡し完了後 1 年間の保証期間を設けること。
また、保証期間内において、明らかに発注者側に原因があると判断
される以外の故障や異常については、無償で修理及び交換を行うこ
と。
7)納入後10年間の保全計画書(2年目以降の保守体制で、保証期
限等のある部品交換等を想定したもの)を提出すること。
3.その他
以上は、概要を示したものであるから、本仕様書に記載のない事項
については、供給者、管理課及び音響課の協議によって定めること。
以上
2
仕
様
書
別
紙
納入物品に備える技術的要件
件名
新国立劇場ワイヤレスマイク設備更新(その2)
独立行政法人日本芸術文化振興会
納入物品に備える技術的要件
1.納入物品内容の内訳
Ⅰ 可搬型音響調整卓 A
1 音響調整卓 A
2 入出力ボックス
3 ケース類
Ⅱ
1式
1台
1式
可搬型音響調整卓 B
1 音響調整卓 B
2 ケース
1式
1台
可搬型音響調整卓 C
音響調整卓 C
1式
Ⅲ
1
2.基本要件
(1)機器は、新国立劇場の公演に対応できる音質を備えたものであり、運用時間中故障
することなく、安定した精度でその機能を発揮できるものであること。
(2)機器の電源は AC100V に対応したものであること。
3.個別要件
Ⅰ 可搬型音響調整卓 A
1 音響調整卓 A
(Soundcraft Vi-1 同等品以上)
① 調整卓は、デ ジタル信 号処理を行う デジタル 卓で、 I/O、信号処 理 などに
別ユニットを必要としないオールインワン構成であること。
② 入出力チャンネル数は最大入力チャンネル 64ch、ミックスバス出力 24ch、マス
ターバス出力 3ch 以上であること。
③ 卓面上に 24 本以上のフェーダーを備えること。
④ タッチパネル操作が可能であること。
⑤ 入出力コネクターとしてアナログ入力 32ch、アナログ出力 32ch、AES/EBU 入出
力 2 ペア、ワードクロック入出力1系統、MIDI 入出力1系統以上を備えること。
⑥ 拡張スロットに、64 入出力オプティカル・マルチモード MADI カードを備えるこ
と。(Soundcraft RS2426SP 同等品以上)
⑦ 信号処理にかかる遅延時間が、ライン入力からライン出力において 2msec 以下
(サンプリング周波数 48kHz の場合)であること。
⑧ 機器の寸法は、1035mm(W)×395mm(H)×740mm(D)以下、重量は 38kg 以下である
こと。
2
入出力ボックス
(Soundcraft CompactStagebox 同等品以上)
① 入出力チャンネル数は、32 マイク/ライン入力、8 ライン出力、4AES/EBU 出力
(8ch)を備えること。
② 音響調整卓と SC 端子を使用したマルチモード・オプティカルケーブルで接続で
きること。
③ 拡張スロットに、64 入出力オプティカル・マルチモード MADI カード、および
16 入出力オプティカル ADAT カードを備えること。
(Soundcraft RS2426SP、及び
Soundcraft RS2360SP 同等品以上)
④ 音響調整卓との通信回路と電源部を2重化し、冗長性を持たせたものであるこ
と。
1
⑤ EIA 規格 4U 以下のサイズであること。
⑥ 劇場既存光回線に接続する変換ケーブルを備えること。
3
ケース類
(1)音響調整卓 A 用ケース
① 音響調整卓 A を収納するキャスター付きハードケースであること。
(2)入出力ボックス用ケース
① 入出力ボックスを収納するハードケースであること。
Ⅱ
可搬型音響調整卓 B
1 音響調整卓 B
(YAMAHA DM1000VCM 同等品以上)
① 調整卓は、デ ジタル信 号処理を行う デジタル 卓で、 I/O、信号処 理 などに
別ユニットを必要としないオールインワン構成であること。
② 入出力チャンネル数はモノ入力 48ch、ステレオ入力 8ch、ミックスバス出力 16ch、
ステレオバス出力 1ch 以上であること。
③ 卓面上に 16 本以上のフェーダーを備えること。
④ 入出力コネクターとしてアナログ入力 20ch、アナログ出力 12ch、AES/EBU 入力
1ch、AES/EBU 出力 1ch、ワードクロック入出力 1 系統、MIDI 入出力 1 系統以上
を備えること。
⑤ 拡張スロットを 2 スロット以上備えること。
⑥ 信号処理にかかる遅延時間が、 チャンネル入力からステレオ出力において
1.6msec 以下(サンプリング周波数 48kHz の場合)であること。
⑦ 自由にアサインできる EQ、ダイナミクス、エフェクターを内蔵すること。
⑧ 専用のメーターブリッジを備えること。(YAMAHA MB1000 同等品以上)
⑨ 専用のウッドサイドパネルを備えること。(YAMAHA SP1000 同等品以上)
⑩ 機器の寸法は、830mm(W)×275mm(H)×565mm(D)以下、重量は 24kg 以下であるこ
と。
2
Ⅲ
ケース
① 音響調整卓 B を収納するキャスター付きハードケースであること。
可搬型音響調整卓 C
1 音響調整卓 C
(YAMAHA LS9-16 同等品以上)
① 調整卓は、デ ジタル信 号処理を行う デジタル 卓で、 I/O、信号処 理 などに
別ユニットを必要としないオールインワン構成であること。
② 入出力チャンネル数はモノ入力 32ch、ミックスバス出力 16ch、マトリクスバス
出力 8ch、ステレオバス出力 1ch 以上であること。
③ 盤面上に 16 本以上のフェーダーを備えること。
④ 入出力コネクターとしてアナログ入力 16ch、アナログ出力 8ch、ワードクロッ
ク入出力 1 系統、MIDI 入出力 1 系統以上を備えること。
⑤ 拡張スロットを 1 スロット以上備えること。
⑥ 信号処理にかかる遅延時間が、入力からオムニ出力において 2.5msec 以下(サ
ンプリング周波数 48kHz の場合)であること。
⑦ USB メモリーへの 2 トラック録音が可能なこと。
⑧ 機器の寸法は、890mm(W)×220mm(H)×500mm(D)以下、重量は 12kg 以下であるこ
と。
以上
2