地域貢献だより 第8号

第 8号
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沖 縄 県 立 看 護 大 学
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地域貢献だより
平成 27年 3 月 15 日
地域貢献に関する情報の
受信と発信のための情報誌
〔発行〕 沖縄県立看護大学
沖縄看護実践開発支援室運営委員会
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石垣市、宮古島市で第 2 回目の保健看護人材養成、実習の受け入れ等に
ついての協議会を開催
去る 2 月 23 日(月)に、県立八重山病院で「平成 26 年度第 2 回保健看護人材養成推進協議会及び推進会議」
を、2 月 27 日(金)には、県立宮古病院で「平成 26 年度第 2 回島しょ保健看護研修・研究協議会、幹事会」を開
催しました。
当大学では、八重山・宮古地区の関係機関、研修受け入れ機関、ボランティア団体等からなる協議会を設置し、
島しょ保健看護職養成、看護実習生の対応等についての協議会を開催しています。
両協議会では、「今年度の保健看護人材推進」をテーマに、それぞれの地域での取り組みについて話し合いま
した。今回は、石垣市から、当大学が他地域で行った「小中学生へのキャリア教育」を石垣市の小中学校でも開
催してもらいたい」との要望や、宮古島市でのボランティア「みゃーくの会」の活動状況など、離島地域での看
護職の確保や研修受け入れの取り組みを中心に活発に議論がなされました。
(宮城 正侑)
地域交流室の活用事業
第1回 すぐりむんパートナーシップ会議
大学の地域貢献における役割・機能を創造する新たな機会として、すぐりむん
(優れた人・組織)と、ざっくばらんな対話を持つ場(パートナーシップ会議)
を設けました。
今回は、南 眞人館長(若狭児童館)を大学にお招きして、
「わをもって仲良く、
かっぱつに、さりげないやさしさと行動を」の実践例について、お話を伺うこと
ができました。親と子の実情から、付加価値を持った児童館の活動の多彩さ、脳
科学の視点から子どもの成長発達を捉える方針、子どもの自己決定と自己判断を
適切に引き出す関わり方まで、そして地域が巻き込まれていくストーリーに感嘆
した 90 分でした。会議終了後、質問が途絶えず、出会いと対話の深化にも、心か
ら感謝致します。
最後に南館長より、次回ゲストをご推薦頂きました。ご期待ください!
(金城 芳秀)
っG (参加者数: 教員 12 名、学生1名)
沖縄県立看護大学 卒業生のみなさまへ
第1回ホームカミングデイ 開催のお知らせ !!
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来る5月15日〈金)の開学記念日に 第1回ホームカミングデイ を開催します!!
開学記念行事(研究発表会など)の後に企画しています。同期生や同窓生、お誘い合わせの上、
大学にお越しください。詳細は後日お知らせいたします。
卒業したばかりの方、卒業して久しい方、大学になかなか来られなかった方、この機会にお互い
の近況を、学生時代の仲間や先輩、そして教員と共に語り合いましょう!
みなさまとの再会を楽しみにしています。
第 8号
平成 27年 3 月 15 日
地 域 貢 献 活 動 の 紹 介
真和志小学校 大学訪問
キャリア教育支援として、平成26 年11 月26 日(水)真和志小学校6 年生(80 名)が、本学の見学に訪れ、また当日は、講義「看
護職の魅力」「子どもとアレルギー」を聞いたり、実際に「赤ちゃんのお世話体験」「体の音を聞いてみよう」「手洗いと風邪予防」な
どの看護技術を体験しました。参加した小学生は「どうやったら赤ちゃんを泣かさないでだっこできるか考えた」 「初めて聴診器
を使って心臓の音を聴けてうれしかった」 「見学や話しを聞いて看護師になってみたいと思った」
などの声が聞かれ、またボランティアで参加した学生は「元気な小学生と触れ合うことができて楽し
かった」 「大学のことを地域に知ってもらえる機会になり、いい企画だと思った」 などの感想が聞
かれました。児童が同じ地域にある看護大学の見学を通して、将来の目標像を描く機会となり、また
本学の学生および教職員が地域児童との関わりをとおして地域貢献の機会となるよう努力してい
(宮城 裕子)
きたいと思います。
宮古高等学校「出前講座」
平成 26 年 12 月、宮古高等学校の1年生、2年生の2クラスに対して、
「地域医療と保健
師の活動」というテーマで、地域医療の仕組み、そこで働く専門職の働きについて紹介して
きました。この講座で、病気の予防の考え方や在宅医療、在宅看護について、イメージして
もらい、看護職を目指すために、どうしたらよいかを考えてもらう機会になることを目標に
しました。地域医療や保健師などについての簡単な説明の後、小人数でのグループワークを
行うと、地域医療や看護に興味はあるのに、知らないこと、イメージできないことがたくさ
んある様子でした。そのような生徒のみなさんに地域医療や看護についてイメージしてもら
うよい機会になりました。 (牧内 忍)
よぎっ子まつり
宮古ボランティア本学学生への支援活動
近隣地域との交流事業:
学生支援ボランティアとして沖縄県立看護大学と関わるようにな
って 7 年目。
歓迎大きな荷物を抱え緊張した面持ちの彼等が、実習体験を
終えてどんな表情で帰るのかしらん?と、想いを馳せるゆとりも
生まれた。
文化歴史講座宮古の風を楽しんでもらい、出会う方々から学ぶ
姿勢の中に役立つ情報提供、宮古島の良さを自慢する余裕も
生まれた。
食事会実習期間の進捗状況に耳を傾け、学生の笑顔がこぼれ
る時、その成長ぶりが、私たちの達成感に繋がり喜びとなる。
喜べば喜びごとが喜んで喜びごとを連れて喜びにやって来る
別れ見送りの日、学生達の涙と笑顔をもらうと、この言葉が蘇り
至福の時となる。いつか必ず
帰って来いと別れを惜しむ会
長のことば。先生方や学生と
繋がっている宮古島を、誇り
に思う気持ちを確認し、お互
いの絆も深まった 7 年目の春
を迎える、みゃ~くの会である。
(みゃ~くの会 島尻 郁子)
11 月 29 日に、与儀小学校 PTA 主催の「よぎっ子
まつり」へ、与儀小学校区まちづくり協議会の皆さ
んと一緒に、学生 11 名、教員 3 名が出店参加をし
ました。出店内容は、ぜんざい作りと販売、水風船
ヨーヨー釣り、プラバン作り、防災の啓蒙普及(非
常食の試食、消火訓練、AED 講習)を行いました。
参加を通して、水風船ヨーヨー釣りでは、紙ででき
た釣り用具を水で破らないよう賢い工夫に驚き、子
どもたちの知恵を発見し、防災の啓蒙普及では、非
常食の試食をしながら多くの質問があったことか
ら、地域の方々にとって防災への関心を高める機会
になっていることを感じました。
(糸数 仁美)
本学の地域貢献に関する
ご希望やご要望等をお寄せください。
連絡先:沖縄看護実践開発支援室運営委員会 委員長 川崎道子
TEL:(098)833-8800(代表)
メール:[email protected]
地域貢献活動の詳細はホームページで!
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