棟梁体験記 - 保川建設

保川建設のいい家情報局
暮らしをもっとおもしろく
保川建設株式会社
本社/〒297-0063 千葉県茂原市長谷1074-1
TEL.0475-23-3688 FAX.0475-23-3842
上茂原民家再生工場/六田台資材センター
[email protected]
検索
http://www.yasu-ken.com 保川建設
いい家づくりのためのニュースレター 平成27年7月1日第56号発行
シリーズ【オーナーズボイス】第3 回 - 市原市 T 様
前
楽しく暮らす、この家はその切り札かな。
『大きくなったら大工さんになって家を建てるんだ・・』
棟梁体験記
子供たちに職業体験の
場を提供し、約50 種の
仕事にチャレンジして
かなんですよ。この薪ストーブとエアコンがあれ もらう
』
『もばちゃいる』
。
今年の春、
市原市に再生なった古民家。
オーナー うぞと提供してあげたいと思います。
ば、私には過ぎた暮らしってことですが、ここを 今年で 2 回目になるイ
は画に、書に、彫刻、詩吟、そしてスポーツに、
保川さんの手を借りて
訪れるお客様には夏涼しく、冬暖かい方がいいわ ベントに 5 月 5 日、株式
畑に、田んぼにと全身で生活を楽しんでおら
自分の思いが、
それ以上の形になりました。 けで、おかげで贅沢をさせてもらっています。真 会社ヨシモクさんとの
れる T 様。今回は T 様がその思いを詰め込ん
『この家の再生を考えていた時から、こういう思い 夏のお盆に禅画展をやる時には、エアコンをつけ コラボで参加しました。
で再生された古民家でお話を伺いました。
は持っていたんです。父は材木商で、私が高校生 て、冷たい井戸の水でおもてなしできますから、 目利き役のヨシモクさんには吟味してもらった材
』
料を提供してもらい、弊社は墨付けから加工まで
ぐ ら い ま で は 馬 も 飼 っ て い て 日 曜 に な る と 山 に それが今から何よりの楽しみになっています。
入って、切った木を馬に曳かせて市場に出してい 『この再生した家も私の自慢の種ですが、裏の東屋、 大工さんが1本1本手刻みで加工し、釘を使わない
、 昔ながらの建て方で切り妻屋根と茅葺屋根の 2 棟
ました。だから、その頃の材木がたくさん残って 図書館(自分ではあえて図書館って呼んでいます)
そしてお墓、すごくいいです。お を子供たち 6 人ずつで同時に建てていきました。
いたんです。それで、なんとか
墓っていうと暗いイメージがあり 家を建てるのが楽しみで参加した子、何が始まる
それを使いたいと思ってはいた
ますが、うちのは決してそんなこ
ものの、さすがに素人の手には
とはなく、公園っていうイメージ
負えない。やっぱりプロに頼ま
でしょうか、広さも、造りも。築
なければ、ということで保川さ
山や石を置いたり、松やサツキを
んにお願いしたわけです。勤め
植えたりしてとにかく憩える場所
先が茂原にありまして、保川さ
にしてあります。実は親父が盆栽
んの評判はずっと前から聞いて
をやっていましてね、松やサツキ
いました。保川会長にお会いし
がいっぱいあったんです。私はそ
『うちはもともと屋号が桶屋なもので、この家を桶 て、定年後はこういうことをし
んなもの嫌いでしたから随分と人
たいので、その節はよろしくお
屋・一穂庵と名付けて、癒し空間に仕立てようと
にあげたりしました。残ったものをお墓に自分で
願いしますって言ってあったもので、定年後、2
日常の物は置かないでいます。誰か来れば、その
せっせと移植したんです。考えてみれば、木を植え
まま、いつでもすぐに使えるようにしておこうと 年ほどして正式にお願いに上がりました。でも、
石をいじったり、
だんだん親父みたいになって
。その時ふ たり、
ね。私は今、ダルマ なかなか腰を上げていただけない(笑)
きましたね。
』
(次号へ続く)
と、会長が写真を趣味にしておられることを思い
を題材にした禅画を
てよう
立
出したんです。それで知り合いのフォトサロンお
を
柱
描いていまして、今
さあ、
おかわの大川社長に口をきいてもらって、やっと
年の夏は母の新盆な
』
ので新盆追悼禅画展 建築工事が動き出したんです。
かわからず参加した子
な ど、参 加 者 は さ ま ざ
ま で し た が、土 台、建
て 方、棟 上 げ、屋 根 葺
きと工事が進むにつれ
て、み ん な の 目 が キ ラ
キラと輝きだしたのが
印象的でした。
初めて家を建てた経験が、いろいろなことに挑戦
する自信になり、将来のことを考えるいいきっか
けになればと願ってます。もしかしたら、
15 年後、
この中の誰かが保川建設で大工さんになっている
かもしれませんね。そう思うと、こちらもワクワ
クしてきちゃう素敵なイベントでした。
@もばちゃいる
ちょっ
ぴり、
こ
わごわ
保川久夫フォトギャラリー
をやろうと企画中な
んです。2週間くら こういう家ができると
いの期間でね。お盆 楽しさのイメージがどんどん広がって・・
の日は夜 9 時ごろま 『もともとここは我が家の台所として使われていた
でね。というのもこ んです。1階は台所と風呂場になっていて、井戸
の家、あたりが暗く があり、窯場がある。井戸の水でご飯を炊き、窯
なってライトアップ で風呂のお湯を沸かして暮らしてたんです。使わ
すると赤々と燃えて なくなって、随分傷んでしまっていましたが、家
いるようになって実 自体はそれなりの大工さんが建てたもので、手斧
にきれいなんです。
』 で削った梁だとかいい味を出していました。こう
いうのは残そうと保川さんと打合せに入りました
が、話しているうちにいろいろと変わってきまし
いろんな人が交流して
てね。吹き抜けは半分、
井戸も埋めちゃうつもりが、
楽しい何かが生まれてくるといいね。
これは生かしましょうって言われて基礎からやり
『とにかく、ここでは折を見て禅画展とか、トーク
ショー、歌手に知り合いもいますから歌謡ショー 直し、古材を利用した囲炉裏付きのテーブル、さ
とか、20 人規模程度のイベントを開きたいですね。 らにはハイカラな薪ストーブまで設置してもらっ
まあ、かっこよくいえばここから文化を発信して て。まだ希望はあったんですが、そうするとどん
いきたい、なんて考えています。私がこれまでお どん狭くなる。だからやめました。なるべくスペー
付き合いさせていただいたいろいろな人を巻き込 スを取っておいて、人が集える空間にしておこう
』
んで楽しい場を創り、地域のお年寄りのお楽しみ と考えてね。
『冬、ここで寝ることもあるんですが、2階にいる
の場になればいいなあなんて思っています。ここ
での催しを通してグループができて、ここでまた、 とね、半袖で十分なんです。夏は空気がひんやり
お茶会とか何かやりたいという人が出て来ればど してますし、冬は外から入ってくるとホワッと暖
楽しんでくれたかな?
了!
終
上げ
棟
様になっ
「救世主のように」
てきまし
た。
欝陶しい梅雨、今年はエルニーニョとかでひときわ雨が
多いような気がします。気分が滅入る季節ではあります
が、それでも救われることは多々あるものです。その代
表が紫陽花でしょうか。雨の中でひときわ美しく佇む姿
は、まさに救世主。当社の近くに全山まるごと紫陽花と
いう梅雨限定の名所があります。毎年出かけて行きます
が、今年はいつになく見事に色よりどりの花が咲き競い、
目を楽しませてくれています。 (保川久夫)
。
葺きです
屋根は茅
完成!