H26農業委員会第34回総会議事録

熊
野
第
市
農
34
業
回
委
総
員
会
平成26年12月2日
会
第34回熊野市農業委員会総会議事録
日
時
平成26年12月2日(火)
午前
場
所
9時30分~
熊野市文化交流センター
多目的ルーム
(出席委員)
会
長
委
員
多
川
原
田
和
仲
廣
森
光
進
坂
口
輝
之
山
本
肇
井
谷
稔
夫
森
岡
正
樹
久
保
勇
山
門
田
至
由
岡
﨑
昭
榮
榎
本
滿
須
﨑
誓
晤
桒
原
清
志
中
村
益
郎
倉
本
夫
山
口
政
高
辻
本
浩
規
浦
坪
昇
辻
本
薫
福
山
康
子
栗
須
幹
生
本
まさみ
岡
淳
史
(欠席委員)
森
(事務局)
事務局長
山口耕作
西
常
農政係長
善
雄
鈴木
福
健
係
雄
二
忍
竹原千名
会議次第
1. 議事
第1号議案
農地法第3条許可審議の件
第2号議案
農地法第5条許可審議の件
承 認 事 項
1.農業経営基盤強化促進法による利用権の設定について
2.農地転用の制限の例外届について
そ
の
他
- 1 -
議
長
皆様、おはようございます。
委員各位におかれましては、ご多忙の中ご出席いただきまして誠にあり
がとうございます。
ただ い まの 出席 委 員は 22 名 であ りま す 。欠 席の 届 出は 、7 番 森 本 委
員、17番西委員、21番福岡委員から出されております。
定足 数 に達 して お りま すの で 、た だい ま から 熊野 市 農業 委員 会 第 3 3
回総会を開会いたします。
最初 に 、議 事録 署 名委 員の 指 名に つい て であ りま す が、 熊野 市 農 業 委
員会 総会 会 議規則 第1 0条第 3項 に議長 が指 名する とな ってお りま す の
で、 23 番 辻本薫 委員 、24 番福 山委員 の2 名を指 名い たしま す。 よ ろ
しくお願いいたします。
それ で は、 ただ い まか ら議 事 に入 りま す 。事 務局 に 総括 表の 朗 読 を い
たさせます。
事務局
事務局。
第34回総会総括表、3条所有権移転は、1件で畑59㎡、計59㎡で
ございます。5条所有権移転は2件で、田250㎡、畑19㎡、計269
㎡でございます。承認事項といたしまして、農業経営基盤強化促進法によ
る利用権の設定は1件で、田1,339㎡、計1,339㎡でございます。
農地転用の制限の例外届については1件で、田145㎡、計145㎡でご
ざいます。合計は、5件で田1,734㎡、畑78㎡、総合計は1,812
㎡でございます。以上です。
議
長
第1号議案農地法第3条の規定による所有権の移転許可申請につきまし
て提案いたします。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
事務局に議案の朗読をいたさせます。
事務局
事務局。
1番、神川町神上字羽峪○○○○番、台帳畑、現況畑、面積59㎡で
ございます。譲渡人は紀宝町鵜殿○○○○○。理由は居住地と離れている
ためということでございます。譲受人は神川町神上○○○○。所有面積、
耕作面積とも45アールです。農作業歴は47年です。通作距離は0kmで
す。世帯員等従事者は1人です。理由は居住地に隣接しており耕作に都合
がよいということで、野菜類栽培をするということでございます。第1号
議案の1番については、申請書の内容等書類審査において農地全ての効率
的利用等農地法第3条第2項各号には該当しないため、許可要件を全て満
たしていると考えております。現地の説明については地元委員よりお願い
- 2 -
いたします。以上です。
議
長
ただいまの第1号議案につきまして、地元委員さんからの説明をお願い
いたします。所有権移転の1番について神川町お願いいたします。
19番(山口委員)
19番、山口です。
この 件 につ きま し ては 、た だ いま 事務 局 から 説明 し てい ただ き ま し た
とお りで ご ざいま して 、地元 農業 委員と して は何ら 問題 ないと 思い ま す
ので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議
長
第1号議案につきましては、地元委員さんからは、許可については特に
問題 がな い 旨の発 言が ござい まし たが、 ただ いまの 地元 委員さ んの 説 明
につきましてご意見があれば発言をお願いいたします。
(な
議
長
し)
ありませんか。特にご意見もないようですのでお諮りいたします。
第1 号議 案 農地法 第3 条の規 定に よる所 有権 の移転 許可 申請に つき ま し
ては、原案を承認することにご異議ありませんか。
(異議なし)
議
長
ご異議なしとのことですので、第1号議案につきましては原案を承認す
ることと決定いたします。
次に、第2号議案農地法第5条の規定による農地転用の許可申請につき
まして、知事に意見を附するため提案いたします。
よろしくご審議賜りますようお願いいたします。それでは事務局に議
案の朗読をいたさせます。
事務局
事務局。
1番、金山町字恩如地○○○○番○、台帳田、現況休耕、面積250㎡
でご ざい ま す。譲 渡人 は金山 町○ ○○。 譲受 人は共 有で 金山町 ○○ ○ 、
有馬 町○ ○ ○、御 浜町 下市木 ○○ ○○。 転用 の目的 ・施 設の内 容等 で す
が、太鼓練習場52.79㎡を建設、普通自動車10台分の駐車場用地で
ござ いま す 。添付 書類 といた しま して位 置図 、現況 図、 案内図 、土 地 利
用計 画図 、 建物平 面図 、建築 確約 書、住 民票 、公図 の写 し、土 地登 記 事
項証明書が添付されております。
2番、飛鳥町小阪字相谷○○○番○、台帳畑、現況畑、面積19㎡でご
ざい ます 。 譲渡人 は松 阪市○ ○○ ○。譲 受人 は飛鳥 町小 阪○○ ○○ 。 転
用の 目的 ・ 施設の 内容 等です が、 新築住 宅予 定地へ の進 入路と いう こ と
でご ざい ま す。添 付書 類とい たし まして 位置 図、現 況図 、案内 図、 土 地
- 3 -
利用 計画 図 、土地 造成 図、誓 約書 、○○ ○○ の同意 書、 理由書 、公 図 の
写し 、土 地 登記事 項証 明書が 添付 されて おり ます。 第2 号議案 の1 番 、
2番 につ い ては、 申請 書に記 載さ れた内 容等 、書類 審査 及び現 地調 査 の
結果 から 、 転用事 業の 確実性 等農 地法第 5条 第2項 の各 号に該 当し な い
ため 、転 用 許可要 件を すべて 満し ている と考 えてお りま す。現 地の 説 明
については、地元委員よりお願いいたします。以上です。
議
長
ただいまの第2号議案につきまして、地元委員さんからの説明をお願い
いたします。所有権移転の1番について金山町お願いいたします。
13番(榎本委員)
13番、榎本です。
第2号議案の1番について説明させていただきます。転用の目的は、
先ほど事務局から説明のあったとおりでございます。譲受人は○○○、
○○○、○○○○で、皆さんご承知のとおり○○○○のメンバーでござ
いまして、この3名の共同名義にするものでございます。譲渡人○○○
さんより申請地を譲り受け太鼓の練習場と駐車場を作るものでございま
す。現地は金山多目的集会所より国道311号線を紀和方面に向かって
○○○○○○○○○くらい行った所でございまして、国道より10m くら
い入った所でございます。付近は、休耕地とみかん畑が上の方にござい
ます。付近に民家もなく太鼓を叩いても音害はないものと思いますので、
地元委員としては何ら問題ないと思います。よろしくご審議くださいま
すようお願いします。以上です。
議
長
次に、2番について飛鳥町お願いいたします。
15番(桒原委員)
15番、桒原です。
第2号議案の2番について説明させていただきます。この案件は事務局
から説明のあったとおりでございます。飛鳥町の○○○○さんは、松阪市
の○○○○さんから家屋、屋敷を購入したため、屋敷に入る進入路を拡張
したいということで、面積は19㎡でございます。隣の○○さんの同意書
ももらってございますのでこの案件は、何ら問題ないと思いますのでご審
議のほどよろしくお願いいたします。
議
長
第2号議案につきましては、地元委員さんからは許可については特に問
題が ない 旨 の発言 がご ざいま した が、た だい まの地 元委 員さん の説 明 に
つきましてご意見があれば発言をお願いいたします。
(な
し)
- 4 -
議
長
ありませんか。特にご意見もないようですので、農地部会長さん何かご
意見があれば発言をお願いいたします。
農地部会長(浦坪委員)
22番、浦坪です。
第2号議案の1番について、地元委員さんから縷々説明がありました。
地元委員さんが説明されたように騒音対策というのがあったと思うんです
けれども、特に問題ないと思います。
次に、2番の飛鳥町の件でございますけれども、これも特に問題ござい
ませんが、取付道を広くするというようなことで、市道だと思うんですけ
れど側溝が入っておりますので排水対策だけはちゃんとしてくださいよと
いうことを述べてきました。以上でございます。
議
長
農地部会長さんからは、特に問題がないとのことですのでお諮りいたし
ます 。第 2 号議案 農地 法第5 条の 規定に よる 農地転 用の 許可申 請に つ き
ましては、原案を承認することにご異議ありませんか。
(異議なし)
議
長
ご異議なしとのことですので、第2号議案につきましては、原案を承認
する こと と 決定し 、そ の旨の 意見 を附し 知事 に進達 する ことと いた し ま
す。
次に、承認事項1農業経営基盤強化促進法による利用権の設定について
を議題といたします。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
それでは事務局に議題の朗読をいたさせます。
事務局
事務局。
1番、紀和町丸山字里地○○○番○、台帳田、現況田、面積411㎡ほ
か計2筆1,339㎡でございます。利用目的といたしましては水稲栽培
をす ると い うこと でご ざいま す。 権利の 種類 は使用 貸借 権の設 定で す 。
貸渡 人は 、 紀和町 丸山 ○○○ ○○ 。借受 人は 紀和町 板屋 ○○○ ○○ ○ ○
○○ ○○ ○ ○○○ ○○ 。取り 扱い は熊野 市農 地銀行 紀和 支店。 期間 は 公
告の日から10年間で再設定ということでございます。
承認 事 項1 につ い ては 、農 地 の全 ての 効 率的 利用 等 、農 作業 常 時 従 事
など 農業 経 営基盤 強化 促進法 第1 8条第 3項 の各要 件を 満たし てい る と
考えております。以上です。
議
長
ただいまの承認案件につきまして、地元委員さんからの説明をお願いい
たします。1番について紀和町お願いいたします。
23番(辻本薫委員)
23番、辻本です。
- 5 -
承認事項1の説明をさせていただきます。丸山は全体が千枚田でござい
ます 。ほ と んどが ○○ ○○○ ○が やって いま す。個 人で 作って いる 人 は
僅か でご ざ います 。こ の貸渡 人の ○○○ ○○ さんも 、健 康状態 もあ ま り
良く ない し 公社に 預か っても らっ ている んで すけれ ども 、契約 が切 れ ま
して 再設 定 になっ てお ります ので 、何ら 問題 がござ いま せんの でよ ろ し
くご審議をお願いします。
議
長
ただいまの承認事項1につきましては、地元委員さんからは、承認につ
いて は特 に 問題が ない 旨の発 言が ござい まし たが、 ただ いまの 地元 委 員
さんの説明につきまして、ご意見があれば発言をお願いいたします。
(な
議
長
し)
特にご意見もないようですので、お諮りいたします。
承認 事 項1 農業 経 営基 盤強 化 促進 法に よ る利 用権 の 設定 につ い て に つ
きましては、原案を承認することにご異議ありませんか。
(異議なし)
議
長
ご異議なしとのことですので、承認事項1につきましては、原案を承認
することと決定いたします。
次に、承認事項2農地転用の制限の例外届についてを議題といたします。
よろ しく ご 審議賜 りま すよう お願 いいた しま す。そ れで は事務 局に 議 題
の朗読をいたさせます。
事務局
事務局。
1番、有馬町字仲道○○○○番○、台帳田、現況畑・一部宅地、面積2
20㎡のうち145㎡でございます。届出人は、有馬町○○○。施設の内
容、添付書類ですが、農作業用施設用地で農作業場兼倉庫39㎡を新設、
農機具保管倉庫42㎡既設。農作業車両保管場所64㎡を既設ということ
でございます。添付書類といたしまして、現況図、案内図、配置図、○○
○の同意書、始末書、公図、土地登記事項証明書が添付されております。
承認事項2については、申請書に記載された内容等書類審査及び現地調査
の結果から農地法施行規則第32条第1項第1号の自己の農地保全、若し
くは利用増進のため又は2アール未満の農地を、農業用施設に供する場合
の農地転用制限の例外要件を満たしていると考えております。現地の説明
については、地元委員よりお願いいたします。以上です。
議
長
ただいまの承認案件につきまして、地元委員さんからの説明をお願いい
たします。1番について有馬町お願いいたします。
- 6 -
10番(山門委員)
10番、山門です。
承認事項2の制限の例外について説明させていただきます。場所につき
まし ては 、 奥有馬 の産 田神社 から 有馬向 いて ○○○ ○○ ○戻っ たと こ ろ
から南へ30~40m 下がった所が現地でございます。ただいま事務局の
方か ら説 明 があり まし たけれ ども 、始末 書が 付いて おり ますけ れど も 、
この 始末 書 につい ては 、約4 0年 位前に ここ へ農機 倉庫 を建て たわ け で
すけ れど も 、これ が農 地のま まで 建てた とい うこと でご ざいま す。 こ こ
には 実際 に は肥溜 めの 大きな もの ができ てお りまし て、 それを 潰し た 形
で建 てた と いうこ とに なって おり ます。 ○○ ○さん は柑 橘を非 常に 多 く
作っ てお り まして 、米 も作っ てお ります けれ ども米 を作 るため の機 械 が
今の 倉庫 を ほとん ど占 領して おり まして 、彼 が晩柑 類を 多く作 って い る
関係 で作 業 場とし てど うして も必 要にな る。 今まで は農 機を出 して お い
て作 業を し ていま した が、雨 降り とかの 問題 があり まし て今回 どう し て
も作 業場 を 建てた いと いうこ とで 、まだ まだ 農業者 とし て頑張 って い く
人でございますので、何卒皆さんのご審議をお願いいたします。
議
長
ただいまの承認事項2につきましては、地元委員さんからは、承認につ
いて は特 に 問題が ない 旨の発 言が ござい まし たが、 ただ いまの 地元 委 員
さんの説明につきましてご意見があれば発言をお願いいたします。
(な
議
長
し)
ありませんか。特にご意見もないようですので、農地部会長さん何かご
意見があれば発言をお願いいたします。
農地部会長(浦坪委員)
22番、浦坪です。
今地元委員さんから詳しくご説明いただきましたので、私の方からは意
見もございません。
この際お聞きしたいんですけども、農地転用の制限の例外届ということ
で過去何年か何回かあるわけですけれども、登記をする段階ではこの辺は
どう動いていくんでしょうか。4条でしたら転用ということで地目が変わ
るということの登記がなされると思うんですけれども、こういうような例
外届があった場合に宅地みたいな形になるわけですけれどもどう取り扱う
んでしょうか、参考のためにお聞かせください。
鈴木係長
わかる範囲でお答えさせていただきます。農地転用の制限の例外届につ
きましては、農地転用の許可の場合ですと登記は付けていきますが、制限
- 7 -
の例外届の場合は農業用の施設ということでして、地目は農地のままで使
っていきます。制限の例外は200㎡までということになっておりますの
で、農業用施設ということで倉庫だとか進入路とは農地のままでいくとい
うことです。倉庫を建てることによって、固定資産税は評価をして宅地並
みの評価になるとは思います。制限の例外届は農業用施設ということで知
事の許可ではありませんので、農地のままということです。
事務局長
これはあくまでも農地転用の例外として認められるというもので、地目
変更したいということであれば、本来の農地転用の届けが必要であって、
その許可書をもって地目変更登記ができると思います。
農地部会長(浦坪委員)
事務局長
入っておりません。農用地区域外です。
農地部会長(浦坪委員)
議
長
これはおそらく農業振興地域の農用地に入っていますね。
わかりました。
農地部会長さんからは、特に問題がないとのことですので、お諮りいた
しま す。 承 認事項 2農 地転用 の制 限の例 外届 につい てに つきま して は 、
原案を承認することにご異議ありませんか。
(異議なし)
議
長
ご異議なしとのことですので、承認事項2につきましては原案を承認す
ることと決定いたします。
これをもちまして本日の総会に附議された議案はすべて議了いたしまし
た。ほかに何かございませんか。
(な
議
長
事務局長
し)
それでは、事務局から連絡事項がございます。
事務局。
それでは事務局から連絡事項を申し上げます。
まず最初に農業委員会委員選挙人名簿の調製につきまして鈴木係長から
説明をいたさせます。
鈴木係長
選挙人名簿の調製につきまして説明をさせていただきます。本年度も農
業委 員会 委 員選挙 人名 簿の調 製時 期とな りま した。 調査 にご協 力い た だ
く委員さ ん には、選 挙 管理委員 会 からの調 査 依頼と調 査 の手引き と 共に、
担当 地区 の 名簿を お配 りして おり ます。 調査 基準日 は平 成27 年1 月 1
日現在の 状 況となり ま す。調査 し ていただ き ました名 簿 につきま し ては、
提出期 限が 来年の 1月 2 3 日 金曜 日とな って おりま すの で、よ ろし く お
願いをいたします。
- 8 -
この 選 挙人 名簿 は 、3 年に ご とに 農業 委 員の 任期 満 了に よる 改 選 が ご
ざい ます が 、立候 補者 が定数 を超 えた場 合に は選挙 とな り、選 挙人 名 簿
に登載さ れ た者だけ に 選挙権の 資 格が与え ら れること に なってお り ます。
今回 は 、申 請書 へ の本 人の 押 印が 必要 に なり ます の で、 記載 内 容 に 変
更が ない か 本人に 直接 確認し てい ただき 、必 ず本人 の印 鑑を押 印し て い
ただ きま す ようお 願い たしま す。 また調 査地 域で名 簿か らもれ てい る 方
がご ざい ま したら 、本 人の名 簿搭 載申請 意思 を確認 のう え、申 請し て い
ただ きま す ようお 願い いたし ます 。なお 、広 報1月 号に 農業委 員会 選 挙
人名簿資格調査の協力依頼の記事を掲載いたします。
選挙人名 簿 について 不 明な点が ご ざいまし た ら事務局 に お尋ねく だ さい。
事務局長
つづきまして、委員報酬からの所得税源泉徴収について説明させていた
だきます。
お手 元 に配 布さ せ てい ただ い てお りま す 「委 員報 酬 の源 泉徴 収 に つ い
て」 とい う 資料の とお り、測 量業 務等の 委託 に関す る所 得税の 源泉 徴 収
漏れ が、 県 や市町 村を 問わず 多く の自治 体で あった こと から、 源泉 徴 収
が適 正に 行 われて いる のかの 調査 と注意 喚起 が全国 的に 税務署 によ っ て
行わ れま し た。そ こで 、農業 委員 会の委 員報 酬につ いて は、所 得税 法 第
20 4条 の 規定に より まして 、市 が支払 い時 に所得 税を 徴収し 、税 務 署
に納 付し な ければ なら ないこ とに なって おり ます。 そこ で、申 し訳 ご ざ
いま せん が 来年1 月支 払い分 の報 酬から 、表 にあり ます ような 額を 源 泉
徴収 させ て いただ きた いと思 いま すので 、ご 理解と ご協 力を賜 りま す よ
うお 願い い たしま す。 何かご 不明 の点が ござ いまし たら 事務局 へお 問 い
合わせくださいますようお願いします。
次に 、 本日 、お 手 元に 20 1 5年 版「 農 業委 員手 帳 」を 配布 さ せ て い
ただ きま し たので ご活 用くだ さい 。また 、来 年の総 会等 の予定 表も お 配
りしてございます。
来年3月は、農業委員の改選にあたりますので、4月2日の総会は第1
回総 会と な ります 。現 地調査 、総 会の出 席に つきま して は、報 酬支 払 の
関係 もご ざ います ので 、万障 繰り 合わせ のう えご出 席く ださい ます よ う
お願いします。
次 に、 次 回の現 地調 査は、 12 月25 日、 木曜日 、午 前8時 30 分 に
市役 所を 出 発いた しま すので 、関 係され る委 員さん には よろし くお 願 い
- 9 -
をいたします。
次回第35回総会ですが、1月9日金曜日の午後2時30分から、かん
ぽの 宿で の 開会を 予定 してお りま す。総 会終 了後、 三重 県農業 会議 の 米
山事 務局 長 をお招 きし て振興 部会 主催の 研修 会を開 催い たしま す。 研 修
会終 了後 、 5時3 0分 から新 年会 を行い ます 。なお 、紀 和町方 面に つ き
まし ては 、 かんぽ の宿 からマ イク ロバス での 送迎を お願 いして おり ま す
ので 、乗 車 される 停留 所等を 12 月26 日金 曜日ま でに 事務局 へご 連 絡
くだ さい 。 二木島 、新 鹿、波 田須 、大泊 と飛 鳥、五 郷、 神川、 育生 の 委
員さ んに つ きまし ては 帰りの 車を 用意さ せて いただ きま すので よろ し く
お願 いし ま す。ま た、 当日の 新年 会を欠 席さ れる方 は、 1月6 日午 前 中
まで に事 務 局へご 連絡 くださ いま すよう お願 いしま す。 なお、 当日 の 飲
酒による 車 の運転は く れぐれも ご 遠慮願い ま す。事務 局 からは以 上 です。
農地部会長(浦坪委員)
二つほどお聞きします。一つは、選挙人名簿調査に当たっ
て名 簿に 登 載する 方は 、あく まで も実質 耕作 をされ てい る方に なり ま す
ね。 いわ ゆ る名義 人で なしに 実質 耕作を して いる人 とい うこと で、 名 義
人は 高齢 で 息子が やっ ている とい うよう な場 合は息 子が 主に世 帯主 み た
いな形で出してもらったらいいわけですか。
もう一つは源泉徴収でございますけれども、今まで源泉徴収については、
1月 頃に 市 の源泉 徴収 票とい うこ とで他 の報 酬と合 わせ て源泉 徴収 さ れ
た中 には こ の農業 委員 の報酬 の源 泉徴収 額も 入って なか ったの かと い う
こと で、 今 説明し てい ただい たの は毎月 支払 われる 報酬 から天 引き を し
ます とい う ことで すの で、そ のへ んはど うな ってい るの かとい う2 点 を
お聞きします。
鈴木係長
選挙人名簿の関係についてお答えさせていただきます。同じ世帯の中で
息子 さん が お父さ んの 代わり に作 ってい ると いう場 合に つきま して は 、
息子 さん に 印鑑を 押し ていた だい て出し てい ただく とい うこと にな り ま
す。 息子 さ んが市 外に おられ る場 合です と熊 野市の 住民 ではな いと い う
こと にな り ますの で、 その場 合に は選挙 人名 簿に登 載さ れるこ とは で き
ません。
事務局長
源泉徴収の関係ですが、これまでは委員報酬につきましては、源泉徴収
がさ れて お りませ んで した。 来年 1月分 の報 酬から 毎月 委員報 酬に 対 す
る税 率で 徴 収させ てい ただき たい という こと でござ いま して、 総務 課 か
- 10 -
ら出 され る 源泉徴 収票 にほか の支 払い分 も含 まれる とす れば、 所得 税 が
重複 する こ とはな いん ですけ れど も、総 務課 から出 され た源泉 徴収 票 を
もっ て確 定 申告を して いただ けれ ば還付 され る場合 もあ るとい うこ と で
ございます。
桒原委員
田圃を預けている人ですね、自分で耕作をしていなくて相手に預けてい
た場 合は そ の耕作 して いる人 の印 鑑をも らっ てくる のか 、利用 権を 設 定
して いな い 人もお りま すが、 利用 権を設 定し ている 人は その作 って い る
人の印鑑をもらってくるのかそのへんよろしくお願いします。
鈴木係長
ヤミ小作の場合は選挙人名簿には登録ならないということの判断になる
と思 いま す 。利用 権を 設定さ れて いる場 合で すと、 例え ば飛鳥 の田 を 有
馬の 方が 借 りてい る場 合は、 有馬 の方で 上が ってく ると いう格 好に な り
ます。
栗須委員
今のお話で、農地を持っているんだけれども耕作をしていないという人
が結 構多 い わけで すよ うね。 とこ ろがこ の名 簿の中 には そうい う人 た ち
も載っているわけです。そのへんはどういうふうに扱えばいいのか。
事務局長
資格該当者としてはここに書かれておりますように、10a 以上の農地
につ き耕 作 の業務 を営 む者か 同居 の家族 につ いては 60 日以上 従事 と い
う規 定が ご ざいま すの で、厳 格に とらえ れば これに 当て はまら なけ れ ば
難しいのかと思いますけれども。
栗須委員
それをやるとほとんどいない。これを満たす人というのは、例えば30
人の 名簿 が あって も1 0人に もな らない 。そ こらへ んを どうい うふ う に
扱えばいいのか。
岡﨑委員
今の件につきましては既に、いつだったか忘れましたけれども、極力選
挙権 を有 す る者を 温存 すると いう 基本的 な考 え方が あっ たよう に聞 い て
おり ます 。 という のは 今もお っし ゃられ まし たよう にし てしま えば 5 0
件あ るも の が、放 棄地 が多い ため 、極端 に言 えば半 分に なって しま う と
いう 場合 も あり得 るわ けです よね 。従っ て土 地所有 者い わゆる 所有 権 を
有す る者 は 権利が ある と。但 し同 居する 家族 の場合 には この労 働日 数 を
当て はめ る という よう にして いた と思う んで すが、 ころ ころ変 わっ て し
まっ たら い かんの と違 うかな と思 います 。ど のよう に取 り扱う のか 明 確
にしておくべきではないかと思います。
農地部会長(浦坪委員)
今岡﨑委員が言われたように、農業従事者を確保していく
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とい うよ う な、ち ょっ と言葉 のニ ュアン スが 違いま すけ れども 、そ う い
うふ うに す ると農 業委 員の判 断が 非常に 難し なって くる と。基 本的 に は
原則 論に 則 ってや らざ るを得 んの ではな いか と。熊 野市 農業委 員会 で 別
に細 則な り 作ると なる と別で すけ れども 、公 職選挙 法に 基づい たも の で
すか ら、 今 の段階 では 原則論 をも ってや って いかな いわ けには 難し ん で
はな いか と 。農業 委員 の判断 に委 ねられ ない ことに なっ てくる んじ ゃ な
いか とい う ふうに 思い ます。 その へんを 事務 局の方 で県 農業会 議あ た り
の見 解も 聞 く中で 、時 間はあ まり ありま せん けれど も、 示して いた だ い
たらというふうに思います。
事務局長
一度三重県農業会議の見解も聞いて、何らかの形で皆さんにお知らせす
るようにしたいと思います。
議
長
農業人口が少なくなって、いわゆる農業委員会もいらない、農協もいら
ないとい う ようなこ と を堂々と 国 の会議で 言 うような 人 が出てき た ので、
減ら した く ないと いう のは農 業会 議所に して も農業 会議 にして も農 業 委
員会 にし て もそう です けれど 、農 民が多 くな ければ 、半 分にな って い っ
たら 国政 に 与える 影響 も少な くな るんで 、痛 し痒し で、 全国農 業会 議 所
でも 県の 農 業会議 でも 非常に 難し いこと です けど、 会長 が言う た局 長 が
言う たで は 困るの で、 よく上 部団 体と慎 重に 相談し てお 示しを した い と
思います。
農地部会長(浦坪委員)
統一見解だけ作ればいいと思いますけれども。
事務局長
農業会議の方で確認させていただきます。
議
ほかにございませんか。
長
辻本薫委員
関連した質問で重複するかもしれませんけど、おそらく農業委員会の
選挙 とい う ものは ない と思う んで すけれ ども 、万一 選挙 になっ た場 合 に
は、 名簿 に はある けれ ども田 圃は 荒らし てし まって 復旧 できる 状態 に な
い人 のも あ るんで す。 それと 田圃 はあっ ても ふるさ と公 社へ預 けて い る
人もあります。そんな場合はどないになるんですか。
事務局長
現に耕作をしていなかったら名簿から省いてほしいんですけれども、今
話し 合い し ました よう にどこ まで 認めて どこ から認 めな いかと いう 線 引
きは 難し い ところ があ ります ので 、三重 県農 業会議 の方 で聞き まし て 、
ここ へ書 い てある 通り の答え しか 出ない と思 うんで すけ ど、皆 さん に お
知らせしたいと思います。
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辻本薫委員
万一選挙になった場合でも、選挙権があるとすればいいんですけれど
も資 格が な いとい うこ とにな ると ややこ しい 問題に なる と思う ので は っ
きりしてほしいです。
議
長
今、国でも農業委員は半分でいいと、農協はいらん、農業会議所もいら
んと いう よ うな時 代で す。で すか ら農民 がた くさん なけ れば、 そう い う
経済 界か ら の力が 強い ので圧 迫を 2年位 前か らずっ と受 けてき て、 選 挙
もな い、 市 長や町 長が 選任す ると いうこ とで 色んな 論議 がある わけ で す
けれ ど、 農 民の数 を減 らした ら農 業者の 力が 段々減 って いくの です 。 紀
和町 と熊 野 市の合 併の 時も、 選挙 したら 旧紀 和町か ら農 業者が 少な い か
ら5 人も 出 れない と。 海岸線 は比 較的田 圃を たくさ ん持 った農 民が 多 い
とこ ろ、 飛 鳥から ずっ と北山 川に 沿った 紀和 町に至 るま では有 権者 が 少
ない から そ こを一 緒に して、 当時 の役員 は無 投票に する からと いう こ と
を頑 張っ て くれて 、余 ったら 役員 までし てい た人が 辞退 すると いう よ う
なこ とを し て無投 票に して、 農協 からの 推薦 、議会 から の推薦 とか い ろ
んな 苦労 を して相 談し たわけ です けど、 同じ 町から 5人 も出た こと も あ
りま す。 不 公平に なら ないよ うに バラン スを 保てる よう に努力 をす る ん
です が、 そ れでも 農民 の数が 3分 の1に も減 ってい った ら。よ うく 考 え
て自分た ち を守ると い う気持ち で やってい か なければ と 思うんで す けど。
議
長
ほかにありませんか。
ほか に なけ れば こ れを もち ま して 、第 3 4回 総会 を 閉会 いた し ま す 。
ご苦労様でした。
(閉会
午前10時25分)
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