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農業委員会だより
~ 大樹町農業委員会広報委員会(第3号)~
農地の賃借料情報
地域の賃借料の目安となる農地の賃借料情報を次のとおりお知らせします。
農地の賃借料情報は、平成25年と26年に農地法による許可と農業経営基盤強化促進法
による公告のあった賃借料から、農地保有合理化事業や転貸による賃貸借を除いた賃借料
水準を一覧表にしたものです。
このほか、単年による表示では賃借料の片寄りが見られる地区があることから、3か年の
平均値も掲載していますので、賃借料を決める際の参考にしてください。
地帯区分
1 拓北、豊里
北
拓進、相川、尾田、大
2
光
部
3 旧住吉
中
央
部
萠和、松山、下大樹、
東和、大和、上大樹、
中大樹、寿町、振別、
開進、石坂
沿 1 上中島、日方、芽武
岸 2 中島、下芽武、更生
部 3 生花、晩成、美成
平成25年の実勢価格
平成26年の実勢価格
平成24
(平成25年1月1日~12月31日
)
(
平成26年1月1日~12月31日
)
~26年
平均
平均
最高
最低 筆数 平均
最高
最低 筆数
円
円
円
円
筆
6,200 6,300 6,300 5,900
22 6,300 6,500 5,900
95
5,100 4,100 6,100 2,800
31 5,300 6,500 3,300
63
-
-
-
-
-
円
-
筆
円
-
円
-
-
5,800 5,900 7,000 3,800 135 5,800 6,500 4,500 198
5,700 5,800 6,000 5,000
73 5,700 6,300 5,000
50
4,900 5,200 6,000 3,000
22 5,000 6,000 4,000 148
3,300 3,300 5,000 3,000
67 3,200 5,000 2,000
31
農地中間管理事業の借り受け希望者の届け出
昨年より農地中間管理事業による農地の賃貸借事業を実施しています。農地中間管理事業に
より借り受けを希望される方は、毎年5月と9月のどちらかで「農用地等借受希望申出書」を
提出する必要があります。「農用地等借受希望申出書」を提出しなければ、経営地と隣接した農
地が貸付地として申し出があった場合でも、農地の借り受け対象者となることができません。
このことから、現在農業を営んでいる方や、昨年9月に「農用地等借受希望申出書」を提出
したが借受希望地を変更したい方は、5月に受付するタイミングで「農用地等借受希望申出書」
を提出することをお勧めします。
詳細について確認したい方は、農業委員会事務局までご相談ください。
TAIKI 12
農地転用には許可が必要です
○ 「農地転用」とは、農地を農地以外(倉庫・牛舎・農家住宅等の建設)にすることをいいます。
○ 農地転用する場合には、農地法の許可が必要になります。
○ 許可を受けないで農地を農地以外にしたり、許可を受けた通りに農地転用をしなかった場
合は罰則があります。
○ 農地転用許可制度は、食糧の安定供給の基盤である優良農地の確保と農業以外の土地利用
との調整を図り、農地転用を農業上の利用に支障が少ない農地に誘導することを目的とし
て設けられています。
農地を農地以外にする例
【農業用施設を建てる場合】
【住宅を建てる場合】
フリーストール牛舎や搾乳舎、パドックなどの
農業従事者でない者の住宅を建てる場合は、原
農業用施設を整備(簡易なものや建替え含む)す
則として許可できません。
る場合、作業スペースなどを含め200㎡以上の
農家住宅を建てる場合は、申請内容によります
整備面積が必要な場合は、転用手続きが必要です。 が、概ね1,
000㎡まで転用することができます。
※ 農業振興地域整備計画の農用地区域である場
また、整備計画の一部分でも農地に係る場合は、
合、農業用施設用地として用途変更されているこ
面積に関係なく転用手続きが必要です。
とが前提となります。
※ 農業振興地域整備計画の農用地区域である場
※ 農地法第5条(他人の農地を買ったり借りた
合、農用地区域から除外することが前提となります。
りする場合)による転用の場合は、200㎡未満
であっても転用手続きが必要です。
農地の転用手続きは?
毎月25日頃
開催
△
△
毎月20日頃
開催
翌月25日頃
開催
△
△
毎月10日頃
締切
許可通知書
の交付
道農業会議
での審査
農業委員会
総会
農業委員会
の現地調査
図面等の申請
書類受付
翌月末頃
受け取り
※ 農地転用面積などにより、2か月以上の手続き期間を要することや、農地転用許可でき
ない場合がありますので、農地転用についての手続きや疑問は早めに農業委員会事務局に相
談してください。
農業者年金加入者募集中!!
農業者年金は、農業者の老後の生活の安定と福祉の
向上を図るとともに、農業者の確保に資することを目
的としています。
平成14年度よりスタートした新しい農業者年金は、
加入者・受給者数などの影響を受けにくい積立方式の
年金です。加入要件については、農業者を幅広く確保
する観点から、農業経営者のみならず、農業に従事す
る者にも加入が認められる、任意加入の年金制度です。
詳しい内容は農業委員会事務局またはJA大樹
町・JA忠類までお気軽にご相談ください。
13 TAIKI
加入要件
国民年金第1号被保険者で、年間60日以
上農業に従事している20歳以上60歳未満の
方は誰でも加入できます。配偶者や後継者な
どの家族従事者も加入できます。
保険料の額
毎月の保険料は2万円から6万7千円まで
千円単位で決めることができ、状況に応じて
いつでも変更することができます。