派遣法改正の概要 - 株式会社ダイテックス

派遣法改正の概要
貴社への影響 および 当社の対応について
2015年6月19日
株式会社ダイテックス
http://www.daitex.co.jp
派遣労働者をとりまく現状と課題について
現状と課題
特定労働者派遣事業
の抱える問題
・事業者の中には
悪質な者も・・・
改正法
業界の健全化
・全ての労働者派遣事業を許可制に
・キャリア形成支援制度を持つことを許可
要件に追加
雇用の不安定性
雇用安定措置の義務化
・派遣期間の上限で雇い止
めになるケースも多く、雇用
の継続が保証されない
・派遣先への直接雇用の依頼
・新たな派遣先の提供
・派遣元での無期雇用 等
ダイテックスの対応
一般労働者派遣事業の
許可申請手続きを進めて
います。
許可要件は満たされて
います。今年度内には手
続きが終了する見込です。
弊社の社員は全て無期
雇用ですので、改正法に
定められている要件を満
たしています。
貴社へ直接雇用の依頼
をすることはありません。
わかりにくい期間制限
・26業務かどうかで期間制限
が異なる現行制度はわかり
にくく、現場が混乱
(26業務には期間制限なし)
個人単位及び事業所単位の期間
制限に
・期間制限がわかりやすくなる
・同じ人の同じ課への派遣は3年を上限
・課を変えても、派遣先事業所全体の派遣
労働者について3年の上限
弊社の社員は全て無期
雇用ですので、現状と同
様 期間制限の対象外で
す。
(延長には、過半数組合等のチェックが必要)
派遣労働者の多様な働
き方へのニーズ
正社員として働きたい:43.2%
派遣として働きたい :43.1%
正社員への道を開く
・正社員になるためのキャリアアップ
(計画的な教育訓練/キャリアコンサルティング)
・正社員募集に関する情報提供
「派遣労働者実態調査」H24 厚生労働省
派遣を希望する者の待遇の改善
・賃金、教育訓練、福利厚生施設の利用
の面について、均衡待遇の強化
http://www.daitex.co.jp
この資料は厚生労働省ホームページよりの資料をもとに作成しました。
弊社の社員は全て正社
員です。
お客様のニーズに応じ、
正社員ならではの計画的
な教育訓練を実施してい
ます。
労働者改正派遣法の概要
派遣法改正の基本的な考え方
① 労働者派遣業界全体として、業界の健全な育成を図る。
② キャリアアップや直接雇用の推進を図り、派遣労働者の雇用安定と処遇改善を進める。
③ 派遣労働者や派遣元、派遣先にわかりやすい制度とする。
ダイテックスの対応
1.派遣事業の健全化
特定労働者派遣事業(届出制)と一般労働者派遣事業(許可制)の区別を廃止し、
全ての労働者派遣事業を許可制とする。
一般労働者派遣事業の許可
申請手続きを進めています。
2.派遣労働者の雇用安定とキャリアアップ
派遣労働者の正社員化を含むキャリアアップ、雇用継続を推進するため、
以下の措置を講ずる。
① 派遣労働者に対する計画的な教育訓練や、
希望者へのキャリア・コンサルティングを
派遣元に義務付け。
② 派遣期間終了時の派遣労働者の雇用安定措置
(雇用を継続するための措置)を派遣元に義務付け。
(3年経過時は義務、1年以上3年未満は努力義務)
ダイテックスの場合
弊社の社員は全て無期雇用
です。
貴社へ直接雇用の依頼を
することはありません。
派遣元の義務規定への
違反に対しては、
許可の取消も含め厳しく指導
3.労働者派遣の位置付けの明確化
厚生労働大臣は労働者派遣法の運用に当たり、派遣就業が臨時的・一時的なもので
あることを原則とするとの考え方を考慮する。
4.より分かりやすい派遣期間規制への見直し
現行制度では、専門業務等のいわゆる「26業務」には期間制限がかからず、
その他の業務には最長3年の期間制限がかかるが、分かりやすい制度とするため、
これを廃止し、新たに以下の制度を設ける。
①事業所単位の期間制限:
派遣先の同一の事業所における派遣労働者の受入れは3年を上限とする。
それを超えて受け入れるためには過半数労働組合等からの意見聴取が必要。
意見があった場合には対応方針等の説明義務を課す。
②個人単位の期間制限:
派遣先の同一の組織単位(課)における同一の派遣労働者の受入れは
3年を上限とする。
※ 無期雇用の派遣労働者は上記2つの期間制限の例外とする
5.派遣労働者の均衡待遇の強化
派遣元と派遣先双方において、派遣労働者と派遣先の労働者の均衡待遇確保のた
めの措置を強化する。
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この資料は厚生労働省ホームページよりの資料をもとに作成しました。
ダイテックスの場合
弊社の社員は全て無期雇用
ですので、派遣期間期間規
制は適用されません。
貴社への影響
1.労働者派遣事業は、全て「許可制」になります。
一般派遣事業の資産要件や、新たなキャリヤアップ制度の取り組み要件を満たすことができずに、事業の継
続が困難な派遣会社が出てくることが想定されます。派遣会社の淘汰が進み、取引派遣会社の見直しが必
要になる可能性があります。
2.派遣期間の制限は、業務の区別によらず、有期雇用派遣労働者に適用されます。
有期雇用の派遣労働者を受け入れる場合、
同一の派遣者の同一組織(課単位)での派遣就労は3年が上限となります。
これまで期間制限のなかった専門26業務であっても、3年を超えて同一派遣労働者の受け入れができません。3年
を超えて継続する場合、貴社での雇用か、派遣元での無期雇用の対応が必要です。
3年を超えて、同一の派遣労働者を同一の組織に受け入れた場合、労働契約申込みみなし制度が適用されす。
・・・貴社が派遣労働者へ派遣労働と統一条件で雇用申込みを行ったものとみなされます。
有期雇用の派遣労働者を受け入れる場合、
同一の事業所での受け入れ期間は3年となります。3年を超えて継続する際は、
過半数組合等の意見を聴取しなければなりません(以降3年毎)。
これまで期間制限のなかった専門26業務であっても、同一の事業所内で3年を超えて受け入れる際には、過
半数組合等の意見を聴取しなければなりません。
聴取時に組合等が反対意見を表明した場合は、貴社は対応方針等を説明する必要があります。
また、意見を聴取せずに受け入れを継続した場合は、該当する派遣社員に労働契約申込みみなし制度が適
用されます。
3.派遣期間の制限は、無期雇用派遣労働者には適用されません。
専門26業務のみならず、自由化業務の場合であっても、雇用が安定している無期雇用派遣労働者は、柔軟に
受け入れることができます。
□ 本社
問い合わせ先
全国の労働局では、労働者派遣事業に関する
相談を総合的に受け付けています。相談窓口
は各都道府県の需給調整事業課(需給調整事
業室)となります。
詳細は厚生労働省のホームページを参照くだ
さい。
□ 小山オフィス
□ 小松オフィス
□ 大阪オフィス
□ 富山オフィス
□ 豊田オフィス
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この資料厚生労働省ホームページよりの資料をもとに作成しました。
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