ベースブロック CB-990024-V 護岸基礎工のプレキャスト化を実現! 概要 従来、河川・海岸等に用いられている護岸基礎工は、現地での型枠組立・ コンクリート打設・型枠撤去といった工程により構築されてきました。し かし、降雨による河川の増水や地下水の湧水による水替設備の増設、作業 員の増員など、工程の長期化に繋がる要因となっていました。 「ベースブロッ ク」は、製品を布設した後、中詰めコンクリート打設を行うことにより、護 岸基礎工の構築が図れる画期的な製品です。スムーズな施工、安全な作業 環境の提供を実現し、有用な技術として評価され、平成21年度準推奨技術 〈新技術活用システム会議(国土交通省)〉に選定されました。 特長 ❶型枠組立・撤去が不要で据付後、直ぐに埋め戻し作業等が可能となり、工期短縮が図れます。 ❷型枠工等の熟練作業が不要となり、機械化施工により省人化が図れます。 ❸型枠を削減できるため、省資源化に貢献できます。 ❹中詰め材として、現地発生コンクリート殻の投入が可能となり、リサイクルにも貢献できます。 標準断面図 基礎が良好な場合【直接基礎工】 軟弱な地盤の場合【鋼矢板基礎工】 ※漏水・洗掘防止箇所 連結ブロック等 連結ブロック等 吸出防止材 中詰めコンクリート 中詰めコンクリート ベースブロック ベースブロック 吸出防止材 鋼矢板 環境・その他 製品ラインナップ 1 標準タイプ 194 目地用壁付タイプ (標準区間用) 目地用壁付タイプ (矢板区間用) 環境・その他 Environment 護岸工法 形状・寸法 ベースブロック【中部地整・関東地整タイプ】 2495 4998 (2.5mタイプ) (5.0mタイプ) D1 K G FE B D2 J C A ■標準タイプ ジョイントプレート 取付用インサート 2495 4988 (2.5mタイプ) (5.0mタイプ) K G FE D1 A B D2 J C ■目地用壁付タイプ (標準区間用) ジョイントプレート 取付用インサート 2495 4988 (2.5mタイプ) (5.0mタイプ) D1 K G FE B D2 J C ボルト貫通穴 ボルト貫通穴 A ■目地用壁付タイプ (矢坂区間用) ボルト貫通穴 ボルト貫通穴 ジョイントプレート 取付用インサート ボルト貫通穴 ボルト貫通穴 4990 ■中詰めコンクリート J C 無タイプ 280 560 660 A K 400 400 400 B ■目地用壁付タイプ (矢坂区間用) 側面形状 560 ■規格寸法表(中部地整タイプ) L 適用 勾配 2.5m 寸法仕様(mm ) A B 1,000 1,000 800 C D2 E F G J K 670 80 50 150 150 700 200 400 800 480 70 50 150 150 500 200 400 700 700 380 70 50 150 150 400 200 400 1,000 1,000 670 80 50 150 150 700 200 400 800 800 480 70 50 150 150 500 200 400 700 700 380 70 50 150 150 400 200 400 500 500 300 ― ― ― 200 400 1,000 1,000 670 150 150 700 200 400 2.0割 5.0m 4.8m ― 80 ― 50 ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 1,370 1.819 1,020 1.068 890 0.747 2,670 3.663 1,990 2.154 1,740 1.509 2,460 ― 2,540 3.529 標準区間用 矢板区間用 ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 1,460 1.780 1,060 1.047 920 0.733 2,760 3.625 2,040 2.133 1,770 1.495 ― ― ― ― ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 1,420 1.795 1,020 1.065 880 0.749 2,730 3.639 2,000 2.150 1,740 1.509 ― ― ― ― 環境・その他 D1 目地用壁付タイプ 標準タイプ ■規格寸法表(関東地整タイプ) L 5.0m 適用 勾配 寸法仕様(mm ) A B C D1 D2 500 500 240 80 80 500 700 440 80 2.0割 1,000 700 280 3.0割 800 700 360 E F G J K 150 350 100 300 80 150 350 100 300 70 50 150 150 700 300 600 80 60 100 150 550 200 600 3.0割 4.8m 標準タイプ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 970 0.763 1.050 1,228 2,500 1.863 1,790 1.641 ※上段:参考質量(㎏) 下段:中詰めコンクリート量(㎥) ※適用勾配外でご使用頂く場合 は、別途お問い合わせ下さい。 ※ L =4.8mの製品規格について は、別途お問い合わせ下さい。 195 ベースブロック ■ベースブロック【近畿地整タイプ】 4998 (2.5mタイプ) ボルト貫通穴 A B D2 J C D1 K A G E K 【製品長 L=5.0m 】 1996 B D2 J C D1 G FE 【製品長 L=2.0m 】 (5.0mタイプ) ジョイントプレート 取付用インサート ボルト貫通穴 ■規格寸法表(近畿地整タイプ) L 2.0m 5.0m 寸法仕様(mm ) 適用 勾配 A B C D1 D2 E F G J 目地用壁付 タイプ 標準タイプ K (標準区間用) 1.5割 700 500 210 60 30 150 550 200 300 1.0割 700 550 210 60 30 150 550 250 250 1.5割 700 600 210 60 30 150 550 300 450 700 500 200 60 40 150 150 400 200 300 700 600 200 60 40 150 150 400 300 450 1.5割 ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 560 0.40 610 0.45 580 0.45 1,460 0.98 1,550 1.10 ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ※上段:参考質量(㎏) 下段:中詰めコンクリート 量(㎥) ※適用勾配外でご使用頂く 場合は、別途お問い合わせ 下さい。 1,490 0.97 1,590 1.08 ■ベースブロック【東北地整タイプ】 B M D2 N J C D1 A 4993 G E K 【標準タイプ】 (5.0mタイプ) ボルト貫通穴 ■規格寸法表(東北地整タイプ) L 5.0m 5.0m 寸法仕様(mm ) 適用 勾配 A 2.0割 2.5割 B C D1 1,000 615 180 80 700 540 180 500 490 1,000 D2 G J K M 40 150 850 110 220 10 195 80 40 150 550 110 220 10 120 180 80 40 150 350 110 220 10 70 615 180 80 40 150 850 88 220 32 195 700 540 180 80 40 150 550 88 220 32 120 500 490 180 80 40 150 350 88 220 32 70 N ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ ㎏ ㎥ 2,160 1.48 1,590 0.86 1,190 0.52 2,130 1.48 1,560 0.86 1,160 0.52 ※上段:参考質量(㎏) 下段:中詰めコンクリート 量(㎥) ※適用勾配外でご使用頂く 場合は、別途お問い合わせ 下さい。 ■ベースブロック【海岸堤防タイプ】 【目地用壁付タイプ】 (標準区間用) B D2 J C 4998 A K 4998 D1 K D1 G E B D2 J C (5.0mタイプ) A 【標準タイプ】 G E 環境・その他 E 標準タイプ (4.99mタイプ) 90 ボルト貫通穴 ボルト貫通穴 ■規格寸法表(海岸堤防タイプ) L 5.0m 196 適用勾 配 2.0割 寸法仕様(mm ) A 1,000 B 1,000 C 580 D1 90 D2 80 E 200 G 800 J 250 K 500 目地用壁付 タイプ 標準タイプ (標準区間用) ㎏ ㎥ 3,300 3.28 ㎏ ㎥ 3,440 3.21 ※上段:参考質量(㎏) 下段:中詰めコンクリート 量(㎥) ※適用勾配外でご使用頂く 場合は、別途お問い合わせ 下さい。 環境・その他 Environment 護岸工法 ■プレキャスト保護工ブロック B ■規格寸法表 4990 A 寸法仕様(mm ) L タイプ 5.0m A型 B型 A B 参考質量 (㎏) 700 500 300 200 2,460 1,150 ※本製品は、NETIS 登録商品ではありません。 施工手順 ❶製品搬入・仮置状況 ❷吊上作業 ❸据付作業 ❹ジョイントボルト取付 ❺中詰めコンクリート打設 ❻コンクリート均し作業 施工中 完成 施工例 施工前 (10m当たり) ブロック製品長(mm ) 2.5 ブロック下幅(mm ) 名称 単位 600以上 700未満 700以上 900未満 5.0 900以上 ※500以上 600以上 1100未満 600未満 700未満 700以上 900未満 900以上 1100未満 世話役 人 0.4 0.4 0.5 0.2 0.3 0.3 0.4 特殊作業員 人 0.4 0.5 0.6 0.2 0.3 0.4 0.5 普通作業員 人 0.5 0.7 0.9 0.2 0.4 0.6 0.8 ラフテレーンクレーン運転 日 0.4 0.6 0.7 0.2 0.3 0.4 0.6 諸雑費率 % 5(12) 8(19) 11(25) 3 7(16) 10(24) 13(30) (ご注意) 1.上表の労務歩掛は、ブロック据付、連結、目地材設置、中詰めコンクリート打設、養生を含みます。 2.中詰めコンクリート工は、クレーン車打設とします。 3.諸雑費は、労務費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限として計上します。 4.諸雑費は、目地の材料費、バイブレータ、コンクリートバケット損料、電力に関する経費及び養生に要する費用です。 5.養生は、養生材の被覆、散水養生、被覆養生程度のものであり、特殊養生を必要とする場合は練炭養生とし、 ( )内の率を使用します。 6.ラフテレーンクレーン(排出ガス対策型油圧伸縮ジブ型25t 吊)は賃料とします。 7.■は、国土交通省土木工事積算基準護岸基礎ブロック工(1)を引用し、その他は準拠しております。 8. 中詰めコンクリート無タイプ(500×500×5000)は中詰めコンクリートが不要であるため、国土交通省土木工事積算基準護岸基礎ブロック 工(2) ※印欄を引用しております。 197 環境・その他 施工歩掛
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