当社の安全衛生に関する 社の安全衛生に関する取組み 全衛生に関する

当社の安全衛生に関する取組み
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目
次
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ごあいさつ .......................................................................................................................................................................... 2
第1章
当社の安全衛生管理体制 ................................................................................................................................... 3
1.
法令等に則った安全衛生管理体制 ........................................................................................................................ 3
ⅰ)
安全衛生管理体制の最小単位 ............................................................................................................................ 3
ⅱ)
人的な安全衛生管理体制 ................................................................................................................................... 3
ⅲ)
安全衛生委員会 ................................................................................................................................................. 3
ⅳ)
製造業元方指針に基づく連絡等を行う責任者 ................................................................................................... 3
2.
その他の法定外の組織体制 ................................................................................................................................... 3
ⅰ)
地域包括安全衛生部会 ...................................................................................................................................... 3
ⅱ)
全社安全衛生連絡会議 ...................................................................................................................................... 3
ⅲ)
全社安全衛生連絡会議事務局 ............................................................................................................................ 3
第2章
当社の安全衛生活動 .......................................................................................................................................... 5
1.
安全衛生活動に関する規程類 ............................................................................................................................... 5
ⅰ)
2.
基本規程と内規 ................................................................................................................................................. 5
安全衛生活動の基本方針等 ................................................................................................................................... 5
ⅰ)
活動の基調 ........................................................................................................................................................ 5
ⅱ)
重点課題および活動目標 ................................................................................................................................... 5
ⅲ)
年間スローガン ................................................................................................................................................. 5
ⅳ)
年間安全衛生管理計画 ...................................................................................................................................... 5
3.
各種の重点取組み ................................................................................................................................................. 6
ⅰ)
危険ゼロ職場を目指した取組み ........................................................................................................................ 6
ⅱ)
法令遵守のための取組み ................................................................................................................................... 6
ⅲ)
適切な労災事故処理のための取組み ................................................................................................................. 7
ⅳ)
健康で快適な職場作りのための取組み ............................................................................................................. 8
ⅴ)
安全衛生に関する教育研修 ............................................................................................................................... 9
ⅵ)
安全衛生の意識啓発のための取組み ................................................................................................................. 9
ⅶ)
安全衛生活動予算............................................................................................................................................ 10
第3章
当社の労働災害に関する統計 .......................................................................................................................... 11
1.
業務上災害 .......................................................................................................................................................... 11
ⅰ)
業務上災害に関する指標値の推移(2007 年度~2014 年度) ........................................................................ 11
ⅱ)
事故の型による分類(2005 年度~2014 年度) ............................................................................................. 12
2. 通勤途上災害 ........................................................................................................................................................ 13
ⅰ)
通勤途上災害による死傷者数の推移(2007 年度~2014 年度) .................................................................... 13
当社の安全衛生に関する取り組み
ごあいさつ
私たちは2004年10月より本格的に「製造請負」を中心に事業展開することとし、以来お客様の良きパートナーと
して受託した業務をお約束どおりに履行するため、あらゆる知恵と技術を結集して日々研鑽を重ねて参りました。
して受託した業務をお約束どおりに履行するため、あらゆる知恵と技術を結集して
あらゆる知恵と技術を結集して日々研鑽を重ねて参りました。
私たちの業態
業態は、
は、この10年ほどの時勢の
この10年ほどの時勢の遷り変わり
遷り変わりの中で時に
時には社会の歪みを
社会の歪みを映し出す鏡として注目されたこともあ
映し出す鏡として注目されたこともあ
りましたが、
りましたが、この間も私たちは
私たちは常に適正な事業活動に徹し、
適正な事業活動に徹し、お客様と共に歩んできたものと自負しております。
適正な事業活動に徹し、お客様と共に歩んできた
お客様と共に歩んできた
と自負しております。
おかげさまをもちまして、多くの製造業の企業様とお取引をさせていただき、
おかげさまをもちまして、多くの製造業の
企業様とお取引をさせていただき、「ものづくり」の現場でさまざまな企業
「ものづくり」の現場でさまざまな企業
文化・風土に
文化・風土に直に触れさせていただく
させていただくこと
ことができました。
ができました。これはこ
この業態だからこそ
だからこそ経験できることであり、
できることであり、私たちにと
できることであり、私たちにと
って貴重な財産
貴重な財産だと考えております。
考えております。
製造請負では、お客様から受託した業務を主にお客様の工場内に場所をお借りして行いますが、
製造請負では、
お客様から受託した業務を主にお客様の工場内に場所をお借りして行
すが、そこで就労する労働者
に関するすべての管理をお客様から独立して行う必要があります。私たちは単に受託した業務を履行する
に関するすべての管理をお客様から独立して行う必要があります。
単に受託した業務を履行する
単に受託した業務を履行するだけ
だけにとどまら
にとどまら
ず、良きパートナーとして
パートナーとして
パートナーとしてお客様のご期待に
ご期待にお応えす
するために、事業全般を自主的かつ自律的に
事業全般
主的かつ自律的に
主的かつ自律的に運営するノウハウ
るノウハウを培っ
培っ
て参りました
て参りました。
私たちは事業運営の
事業運営の中で
中で「安全衛生」は
「安全衛生」は最も根本的なものと
的なものとして
して位置付けしております。
ております。安全衛生の取組みは非常に地
安全衛生の取組みは非常に地
味で、生産効率
効率と相反する面や
と相反する面や投資効果が見えにくいこともあって
投資効果が見えにくいこともあって、
投資効果が見えにくいこともあって 場合によっては疎んじられたり
場合によっては疎んじられたり軽んじられ
軽んじられたりする
る
ことがあるのも事実です
るのも事実です。
。また、「これをやっておけば
「これをやっておけば万全だ」という取組みなど
だ」という取組みなどありませんし、どんなに注意をしてい
だ」という取組みなどありませんし
どんなに注意をしてい
てもけがをしたり病気になったりします。これまでにも事故を発生させてしまい、お客様にご迷惑やご心配をおかけした
場面もありました。しかし、その度に根気よく
場面もありました。しかし、
根気よく手探りで
手探りでさまざまな
さまざまな改善の取組みを続けてきたこと
取組みを続けてきたこと
取組みを続けてきたことが、今日
今日私たちの安全
私たちの安全
衛生に対する意識の根底部分を形成しているものと考えています。
私たちは、「人が財産」のものづくり集団として、さまざまな安全衛生面での取組みを通じて結束し、お互いが守られ
「
のものづくり集団として、さまざまな安全衛生面での取組みを通じて結束し、お互いが守られ
ているという安心感の中で生産に集中できることが最も大切であると信じています。
お客様に「安全・安心のものづくり」をお届けできることが、私たちの最も価値ある成果物
お客様に「安全・安心のものづくり」をお届けできることが、私たちの最も価値ある成果物です。
2015年4月
201
月
全社安全衛生連絡会議 議長
田中
2
伸也
当社の安全衛生に関する取り組み
第1章
1.
当社の安全衛生管理体制
法令等
令等に則った安全衛生管理体制
に則った安全衛生管理体制
ⅰ)
安全衛生管理体制の最小単位
当社の安全衛生管理体制は 労働安全衛生法(以下「法」といいます)
当社の安全衛生管理体制は、労働安全衛生法
(以下「法」といいます)の「
(以下「法」といいます)の「事業場」に相当する最小単位を独自に
に相当する最小単位を独自に
「単位組織」と称して構成しています。
と称して構成して ます。単位組織は当社の安全衛生管理規程に基づ
単位組織は当社の安全衛生管理規程に基づく内規に定める基準により
当社の安全衛生管理規程に基づく内規に定める基準により認定し
く内規に定める基準により認定し
ます。いわゆる「製造請負」の単位組織では
いわゆる「製造請負」の単位組織では お客様の構内等における受託
いわゆる「製造請負」の単位組織では、お客様の
構内等における受託業種に合わせた労災保険関係の成立を要
構内等における受託業種に合わせた労災保険関係の成立
業種に合わせた労災保険関係の成立 要
件として
件として個別に単位組織を
単位組織を認定します。
ます。その他の拠点等もこれに準じて単位組織を
その他の拠点等もこれに準じて単位組織を
その他の拠点等もこれに準じて単位組織を認定します。
します。
ⅱ)
人的な安全衛生管理体制
法の選任要件に則り、総括安全衛生管理者をはじめ安全管理者、衛生管理者を選任して
法の選任要件に則り、総括安全衛生管理者をはじめ安全管理者、衛生管理者を選任しています。また、
ます。また、産業医の選
産業医の選
任については委嘱契約により法定要件を満たしています。常時労働者数が50人未満の小規模の単位組織では安全衛
生推進者を選任し人的な安全衛生管理体制を構成
生推進者を選任し人的な安全衛生管理体制を構成するほか、
産業医の選任に代えて地域産業保健センターを活用して
産業医の選任に代えて地域産業保健センターを
地域産業保健センターを
して
います。
ます。
ⅲ)
安全衛生委員会
業種の区別にかかわらず、常時労働者が50人以上の単位組織に事業所安全衛生委員会を設置し、
業種の区別にかかわらず、常時労働者が50人以上の単位組織に事業所安全衛生委員会を設置し、
常時労働者が50人以上の単位組織に事業所安全衛生委員会を設置し、議長をはじめ
議長をはじめ法
法
が定める委員構成要件を満たしてい
が定める委員構成要件
満たしています。また、非工業的な拠点等では事業所衛生委員会としています。
また、非工業的な拠点等では事業所衛生委員会としています。
ⅳ)
製造業元方指針に基づく連絡等を行う責任者
いわゆる「製造請負」の単位組織では、平成17年の法改正に伴い規定された「製造業元方指針」に基づき、作業
いわゆる「製造請負」の単位組織では、平成17年の法改正に伴い規定された「製造業元方指針」に基づき、作業
間の連絡調整等を統括管理する者に対応する連絡等を行う責任者を選任し、同指針によるお客様の協議会運営に対応
しています。
2.
その他の
その他の法定外の組織体制
組織体制
ⅰ)
地域包括安全衛生部会
単位組織をいくつかの地域で包括し、単位組織の上位組織として地域包括安全衛生部会(以下「地方部会」といい
単位組織をいくつかの地域で包括し、単位組織の上位組織として地域包括安全衛生部会(以下「地方部会」といい
ます)を構成しています。これは法定外の組織であり
を構成しています。これは法定外の組織であり、当社の安全衛生管理規程に基づく内規に定める独自の機能で
を構成しています。これは法定外の組織であり、当社の安全衛生管理規程に基づく内規に定める
、当社の安全衛生管理規程に基づく内規に定める
で
す。各部会に部会長を置いて自律的
各部会に部会長を置いて自律的に運営し、
し、傘下の単位組織の連携を図るとともに規模の異なる単位組織を包括す
傘下の単位組織の連携を図るとともに規模の異なる単位組織を包括す
ることで活動にスケールメリットを持たせています。
ることで活動にスケールメリットを持たせています。
ⅱ)
全社安全衛生連絡会議
当社の安全衛生組織の最上位 全社安全衛生連絡会議を構成しています。こちらも地方部会と同じく
当社の安全衛生組織の最上位に全社安全衛生連絡会議を構成しています。こ
全社安全衛生連絡会議を構成しています。こ
地方部会と同じく当社独自の機
地方部会と同じく
機
能です。事業者が任命した議長の下に原則として各地方部会長で委員を構成しています。全社統一的な活動の連絡調
整や各地方部会の連携を図るとともに、審議や議決を要する場合の機関となります。現在は当グループ会社2社を協
現在は当グループ会社 社を協
賛部会として包含し、会社間の安全衛生活動の連携も図っています。
ⅲ)
全社安全衛生連絡会議
全社安全衛生連絡会議事務局
全社安全衛生連絡会議事務局(以下「事務局」といいます)は全社統一的な安全衛生活動の企画や管理事務を
全社安全衛生連絡会議事務局(以下「事務局」といいます)は
(以下「事務局」といいます)は全社統一的な安全衛生活動の企画や管理事務を行う
全社統一的な安全衛生活動の企画や管理事務を行う
ほか、
、各単位組織の安全衛生に関する業務監査を行っています。
各単位組織の安全衛生に関する業務監査を行っています。事務局は職制部門たる安全教育課員を中心に
職制部門たる安全教育課員を中心に 門的
職制部門たる安全教育課員を中心に専門的
知識を有
を有する者で構成し、
者で構成し、労災事故発生時の労災保険
労災事故発生時の労災保険給付請求に関する
給付請求に関する事務を一元的に行い、
事務を一元的に行い、保険処理に関するアド
保険処理に関するアド
バイスや被災者の救済支援を行います。また、職長教育や安全管理者選任時研修を独自に実施
バイスや被災者の救済支援を行います。また、
職長教育や安全管理者選任時研修を独自に実施
職長教育や安全管理者選任時研修を独自に実施できる資格を有
資格を有し、法
法
定の安全衛生に関する教育の指導員を兼ねて
安全衛生に関する教育の指導員を兼ねています。
安全衛生に関する教育の指導員を兼ねています。
3
当社の安全衛生に関する取り組み
図1
(安全衛生委員会等の基本構成図)
法定の安全衛生管理体制
事業者
法定外(当社独自)
の安全衛生管理体制
事務局
全社安全衛生連絡会議
事務局
議長
地域包括安全衛生部会
部会長
法定の安全衛生管理体制
事業所安全衛生委員会
安全管理者
衛生管理者
安全衛生
推進者
産業医
委員
50人以上の
単位組織
50人未満の
単位組織
4
当社の安全衛生に関する取り組み
第2章
1.
当社の安全衛生活動
当社の安全衛生活動
安全衛生
安全衛生活動に関する規程類
に関する規程類
ⅰ)
基本規程と内規
安全衛生管理の規程は「安全衛生管理規程」
(WIR-0500)を基に各種の安全衛生内規を構成して活動の根拠または
(WIR
)を基に各種の安全衛生内規を構成して活動の根拠または
基準を導いています。
①
当社の管理部が所管する安全衛生管理に関する基本規程
・
②
2.
安全衛生管理規程(WIR-0500)
安全衛生管理規程(WIR
事務局が所管する安全衛生に関する内規
・
安全衛生委員会等運営細則(安衛
安全衛生委員会等運営細則(安衛-M-201
201)
・
作業場の衛生巡視に関する細則(安衛-M-203)
作業場の衛生巡視に関する細則(安衛-
・
救急用具等の設置に関する細則(安衛-M-204)
救急用具等の設置に関する細則(安衛-
・
無災害記録板の設置に関する細則(安衛
無災害記録板の設置に関する細則(安衛-M-205)
・
職長等教育の実施に関する細則(安衛-M-206)
職長等教育の実施に関する細則(安衛-
・
全社統一的な取組み等の実施に関する要領(安衛 M-301)
全社統一的な取組み等の実施に関する要領(安衛-M
安全衛生活動の基本方針等
安全衛生活動の基本方針等
ⅰ)
活動の
活動の基調
当社の基本方針に基づき、以下の通り安全衛生に関する
基本方針に基づき、以下の通り安全衛生に関する活動の基調を策定して
基本方針に基づき、以下の通り安全衛生に関する活動の
基調を策定しています。
ます。
『安全衛生活動を通じて一人ひとりの社員が心身ともに健全で日々の生産活動に積極的に従事し、その成果に喜び
安全衛生活動を通じて一人ひとりの社員が心身ともに健全で日々の生産活動に積極的に従事し、その成果に喜び
と感謝を実感できる企業をめざす。』
ⅱ)
重点課題および活動目標
主として以下の事項について事業年度ごとの重点課題を定め、これらを基に具体的な活動
主として以下の事項について事業年度ごとの重点課題
、これらを基に具体的な活動
、これらを基に具体的な活動を展開して
展開しています。
①
「ゼロ災」啓発活動の強化
②
労働安全衛生法令の遵守
労働安全衛生法令
③
健康で快適な職場づくり
③
単位組織の自主自律と機能の向上
単位組織の自主自律と機能の向上
ⅲ)
年間スローガン
当社では年間の活動スローガンを全単位組織から公募して決定しています。毎年数百作品の中から最優秀作品を選
定し採用しています。年間スローガンは当社の安全衛生の通年掲示用ポスターに作者名と共に記載され、全単位組織
に頒布されます。
ⅳ)
年間安全衛生管理計画
すべての単位組織は前年度末までに
ての単位組織は前年度末までに
ての単位組織は前年度末までに次年度の年間安全衛生管理計画を
の年間安全衛生管理計画を所定の様式で
の年間安全衛生管理計画を所定の様式で策定し、
策定し、所属する
所属する地方部会長の
地方部会長の
承認を受けて
承認を受けて決定します。
します。各単位組織ではこれを基に月ごとの計画の進捗を確認しながら
各単位組織ではこれを基に月ごとの計画の進捗を確認しながら
月ごとの計画の進捗を確認しながら安全衛生に関する活動を進
安全衛生に関する活動を進
めています。
めています。また、地
地方部会の中でも進捗状況についてのフォローをします。
の中でも進捗状況についてのフォローをします。
5
当社の安全衛生に関する取り組み
3.
各種の
各種の重点取組み
ⅰ)
危険ゼロ職場を目指した取組み
各単位組織では労働災害予防の観点から「危険ゼロ職場」を目指してさまざまな取組みを行っています。
①
ヒヤリハット報告およびリスクアセスメント
・ 従来からのヒヤリハット報告による危険箇所の改善に加えて、当社独自の標準
従来からのヒヤリハット報告による危険箇所の改善に加えて、当社独自の標準リスクアセスメントシート
リスクアセスメントシート
と評価用テーブルを開発してリスクアセスメントの普及を図っています。所定の用紙を使って一般の作業者
がヒヤリハット報告の感覚で気軽に危険箇所を指摘することができ、
ヒヤリハット報告の感覚で気軽に危険箇所を指摘することができ、それらを安全管理者等が客観的に評価
処理することでリスクの同定とリスクの見積もり評価が容易にできます。
・
安全教育課では、一般作業者向けにリスクアセスメントの手法理解と演習を組み合わせた安全教育を
安全教育課では、一般作業者向けに
リスクアセスメントの手法理解と演習を組み合わせた安全教育を行う
リスクアセスメントの手法理解と演習を組み合わせた安全教育を行う
などの支援をしています。また、単位組織等
などの支援をしています。
単位組織等がリスクアセスメントを実施する
がリスクアセスメントを実施するに当たり、要請に応じて事務
がリスクアセスメントを実施するに当たり、
要請に応じて事務
局が出張し、助言を行うなどの支援活動もしています。
局が出張し、助言を行うなどの支援活動もしています。
・ 製造請負の単位組織だけではなく、サポートセンターなどの非工業的な事業拠点についてもリスクアセス
メントを導入しています。製造現場とは異なる視点でのリスク抽出によって、
製造現場とは異なる視点でのリスク抽出によって 事務系職場の危険ゼロを目指
します。
②
無災害記録板の活用
・
一定規模の請負の単位組織の事務所などには、1ヵ月間の無災害で緑十字が完成する
一定規模の請負の単位組織の事務所などには、1ヵ月間の無災害で緑十字が完成する
、1ヵ月間の無災害で緑十字が完成する「無災害記録板」を
「無災害記録板」を
設置しています。視覚的に無災害安全状況を確認できるほか、無災害に対する従業員の意識の向上を図って
います。
③
労災情報の共有体制
・ 当社内で発生した労働災害(通災を含む)は直ちに所定の報告書式で事務局に報告され事故処理を開始し
当社内で発生した労働災害(通災を含む)は直ちに所定の報告書式で事務局に報告され事故処理を開始し
ます。同時に事務局は個人情報を除く
同時に事務局 個人情報を除く情報をすべての単位組織にメール
情報をすべての単位組織にメール
情報をすべての単位組織にメール配信して
して情報共有しています
しています。配信
を受けた単位組織では類似作業への注意喚起や安全作業の意識付けに活用しています。
④
地方部会による相互安全診断
・ お客様の了解を得た上で各単位組織が持ち回りで地方部会を開催し、お互いの事業場を巡視して相互に不
安全箇所を指摘するなどの活動も行っています。部外者の目で見ることにより意外な盲点を発見することが
できます。
⑤
二次感染防止の対策
・ 被災者や病者の救護などを行う際に、血液や嘔吐物などとの接触による二次感染を防止するための対策と
して、各単位組織に汚物処理用品のサンプル(花王「汚物処理キット」)を配備しています。また、入社教
育時に「血液等には直接触れない」旨の指導を行い、
「血液等には直接触れない」旨の指導を行い、原則として適切な処理方法について教育を受けた者が
原則として適切な処理方法について教育を受けた者が
処理することとしています。
ⅱ)
法令遵守
法令遵守のための取組み
めの取組み
事務局は、安全衛生関連の業務について法令および指針に基づいた社内マニュアルを整備し、すべての単位組織に
事務局は、安全衛生関連の業務について法令および指針
に基づいた社内マニュアルを整備し、すべての単位組織に
備え付けています。また、各単位組織は安全衛生に関する法定基準などを理解し実践する取組みによって法令遵守を
各単位組織は安全衛生に関する法定基準
を理解し実践する取組みによって法令遵守を
実現しており、事務局はこれらを支援する活動を行っています。
実現しており、事務局はこれらを支援する活動を行っています。
①
各種業務マニュアルの整備と備付け
・
雇入れ時等の安全衛生教育に関する措置マニュアル
・
健康診断実施後の措置マニュアル
・
長時間労働者に対する措置マニュアル
・
メンタルヘルス不調者に対する措置マニュアル
6
当社の安全衛生に関する取り組み
②
安全衛生管理体制の維持と産業保健スタッフの充実
・ 各単位組織における人的安全衛生管理体制を確実に維持するために、安全管理者と衛生管理者について複
数の資格者を確保するように ています。全社で安全管理者の資格保有者72名、
数の資格者を確保するようにしています。
全社で安全管理者の資格保有者
名、第一種衛生管理者免許取
得者84名(
名(2015 年 4 月現在)が在籍しています。
・
安全教育課により
により法定の安全管理者選任時研修を独自に実施
法定の安全管理者選任時研修を独自に実施するほか、
法定の安全管理者選任時研修を独自に実施 るほか、衛生管理者免許試験の受験
衛生管理者免許試験の受験支援の
衛生管理者免許試験の受験
の
ための通信添削など 運営しています。
ための通信添削などを運営
しています。
③
安全衛生委員会の自主自律運営
安全衛生委員会の自主自律運営
・
事業所安全衛生委員会が設置されている単位組織では、法定の審議事項に
事業所安全衛生委員会が設置されている単位組織では、
が設置されている単位組織では、法定の審議事項に基づいた議事内容のほか、産業
基づいた議事内容のほか、産業
医による巡視や健康相談などさまざまな日常の安全衛生に関する課題についても取り扱い、自主的かつ自律
的に運営しています。
④
行政機関への届出等の一元的管理
行政機関への届出等の一元的管理
・ 事務局はすべての単位組織の人的管理体制を登録台帳によって把握し、行政機関への選任届出を一元的に
管理しています。
・ 休業を要する業務災害に関しては災害休業補償額の算定(平均賃金算定)や労働者死傷病報告(23
( 号様式、
24 号様式)の作成届出も事務局が一元的に行います。
⑤
法定事項を中心とした業務監査
・ すべての単位組織に対して事務局による業務監査を実施し、不備については一定の期限を定めて是正措置
を求めています。監査基準は法定要求事項を中心に事務局が策定しており、これによって法令遵守の状況を
評価します。
ⅲ)
適切な労災事故処理のための取組み
適切な労災事故処理の
取組み
万一、労働災害が発生した場合には、被災者の救済を第一に適切な労災事故処理を進めています。
万一、労働災害が発生した場合には、被災者の救済を第一に
適切な労災事故処理を進めています。
①
労災報告と被災者への救済
・ 統一の労災報告のフローチャートにより労災発生後の報告等の基準を明確にし、速報・中間報告・完治報
告を以って進捗を管理し
進捗を管理してい
ています。
・ 労働災害(通災を含む)が発生した場合には、事務局が適切なアドバイスを行います。事務局は労災保険
の給付請求書作成などの事務手続きを行うほか、交通事故など損害保険との絡みで複雑な事案の場合は、被
災者を訪問して
を訪問して直接アドバイスを行うこともあります。
直接アドバイスを行うこともあります。
②
災害事例研究の手法を用いた再発防止
・ 万一、業務上災害が発生した場合には、速やかに災害調査を実施して事故に関する情報を収集し、事実の
みを客観的に分析して再発防止対策を導きます。災害の内容によっては事務局が出張して指導支援すること
もあります。
・
このスキルを向上するために安全教育課が実施する職長教育および安全管理者選任時研修
このスキルを向上するために安全教育課が実施する職長教育
るために安全教育課が実施する職長教育および安全管理者選任時研修
および安全管理者選任時研修の中で「災害事
の中で「災害事
例研究」の手法理解と演習を組み合わせた教育カリキュラムを採り入れています。
③
統計的管理
事務局では
事務局では発生した労働災害
労働災害について
ついて以下の指標値を以て管理し、年度ごとに
以下の指標値を以て管理し、年度ごとに分析して統計資料を作成します。
以下の指標値を以て管理し、年度ごとに分析して
統計資料を作成します。こ
こ
れらによって被災の傾向や全国水準との比較などの評価を行います。(統計については第3章を参照ください。)
・
業務災害の度数率※1
・
業務災害の強度率
・
通勤災害の発生件数
※1(不休災害を含めた「全件度数率」と、休業災害のみを集計した「修正度数率」を算定しています。
(不休災害を含めた「全件度数率」と、休業災害のみを集計した「修正度数率」を算定しています。
)
7
当社の安全衛生に関する取り組み
ⅳ)
健康で快適な職場作りのための取組み
各単位組織では安全面のみならず、衛生面でのさまざまな取組みにより健康で快適な職場作りを実現しています。
①
健康診断に基づく健康管理
・
②
各種健康診断の実施後の措置マニュアルに基づいて適切な健康管理を行っています。
各種健康診断の実施後の措置マニュアルに基づいて適切な健康管理を行っています。
長時間労働者に対する健康管理措置
・ 長時間労働者に対する措置マニュアルに基づいて適切に法定措置
長時間労働者に対する措置マニュアルに基づいて適切に法定措置※2 を行います。当社では80時間を超え
ます。当社では80時間を超え
る長時間労働者を対象として問診などの法定措置を開始しています。
る長時間労働者を対象として問診などの
法定措置を開始しています。また、事務局は人事データベースを基
に長時間労働者の把握を行い、該当の単位組織に対して通知を行うことで措置の徹底を図っています。
※2
③
問診および医師の面接指導に至る措置、法は 80 時間超えを努力義務、100
時間超えを努力義務、
時間
時間超えを義務としています。
超えを義務としています。
こころの健康(メンタルヘルスケア)
・
メンタルヘルス不調者に対する措置マニュアルに基づいて、端緒の早期把握から療養の開始、復帰に関し
メンタルヘルス不調者に対する措置マニュアルに基づいて
対する措置マニュアルに基づいて、端緒の早期把握から療養の開始、復帰に関し
てそれぞれの段階における適切な対応を行
てそれぞれの段階における
を行えるように
えるようにしています。
ています。
・
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に沿っ
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針
労働者の心の健康の保持増進のための指針」に沿って、セルフケア教育のためのオリジナ
て、セルフケア教育のためのオリジナ
ル教材を安全教育課にて制作し、
ル教材を安全教育課にて制作
し、雇入れ時と年1回の履修を義務付けています。このセルフケア教育には厚
生労働省監修の小冊子「こころの健康 気づきのヒント集」を活用し、
「こころの耳」※3 のカードを配布し
て情報提供を
をしています。
しています。また、管理職以上にはラインケア教育の
管理職以上にはラインケア教育の教材を提供して
ラインケア教育の
提供して年1回の履修を義務付け
履修を義務付け
ています。
※3 一社)日本産業カウンセラー協会が運営するポータルサイト
セルフケア教育用の小冊子
④
「こころの耳」カード
衛生管理のための簡易環境測定器配備
・ 衛生管理者が選任されている単位組織に小型簡易環境測定器(LM
衛生管理者が選任されている単位組織に小型簡易環境測定器(LM-8000)を配備し、作業場等の気温、湿
)を配備し、作業場等の気温、湿
度、照度、気流
気流の管理に活用しています。また、地方部会には
の管理に活用しています。また、地方部会には簡易型の
の管理に活用しています。また、地方部会には簡易型の騒音計も配備しています。
騒音計も配備しています。
⑤
感冒流行期のマスク配備
感冒流行期のマスク配備
・
事務局では冬季の感冒流行に備えて
冬季の感冒流行に備えて使い捨てタイプのマスクを備蓄し、単位組織の要請に応じて頒布して
冬季の感冒流行に備えて使い捨てタイプの
使い捨てタイプのマスクを備蓄し、単位組織の要請に応じて頒布して
います。また、
また、非接触型体温計の貸し出しも行います。流行期には、
非接触型体温計の貸し出しも行います。流行期には、各単位組織は社内メールを通じてイン
非接触型体温計の貸し出しも行います。流行期には、各単位組織は社内メールを通じてイン
フルエンザ発症状況についての報告を行い、情報共有することで注意喚起
フルエンザ発症状況についての報告を行い、情報共有
注意喚起を図っています。
を図っています。
8
当社の安全衛生に関する取り組み
ⅴ)
安全衛生に関する教育研修
当社の安全教育課は、製造請負の事業場で必要とされる教育研修カリキュラムを体系的に開発し、課員 それらの
当社の安全教育課は、製造請負の事業場で必要とされる教育研修カリキュラムを体系的に開発し、課員がそれらの
教育研修の指導員 兼ねています。
教育研修の指導員を兼ねています。
①
職長等の教育(法第60条に定められた教育)
・ 職長等の教育を実施できるRSTトレーナー※4 資格者3名が常任
資格者
常任体制で全社の職長等の教育を実施してい
体制で全社の職長等の教育を実施してい
ます。それ以外にもいくつかの事業場では専属のRSTトレーナーによる職長等の
それ以外にもいくつかの事業場では専属のRSTトレーナーによる職長等の教育を行っています。
教育を行っています。こ
れまでに延べ
れまでに延べ500名以上の修了者を輩出しています。
0名以上の修了者を輩出しています。
※4 労働省(現厚生労働省)方式現場監督者安全衛生教育指導員の略称です。
② 安全管理者選任時研修(安衛則第5条に定められた研修)
・
安全管理者に
に選任するための要件として履修しなければならない
選任するための要件として履修しなければならない
選任するための要件として履修しなければならない法定研修を社内で実施しています。
研修を社内で実施しています。事務
研修を社内で実施しています。事務
局ではこの研修の講師資格者2名による常任講師体制を採っています。
この研修の講師資格者2名による常任講師体制を採っています。
③
社内研修および社内検定
・ 事務局が実施する安全衛生関係の業務監査基準の詳細、および労災発生時の適切な手続き、当社の安全衛
生関係の規程類、業務マニュアル等に関する社内研修および社内検定を実施し、
「安全衛生事務取扱者」
(社
内資格)を認定しています。
・
新入社員や製造請負の事業場の一般技能職群を対象とした
新入社員や製造請負の事業場の一般技能職群
を対象とした社内検定
社内検定「安全衛生基礎級
「安全衛生基礎級検定」を実施し、キ
」を実施し、キ
ャリアとして認定しています。
④
外部研修等の活用
・ 単位組織で安全衛生の実務を担当する者の能力向上を図るために、中央労働災害防止協会
単位組織で安全衛生の実務を担当する者の能力向上を図るために、中央労働災害防止協会など
などが実施する
が実施する
安全衛生関連の研修
関連の研修等への参加を促進し
への参加を促進し
への参加を促進しています。
ⅵ)
安全衛生の意識啓発のための取組み
事務局は、内規に則って安全衛生関係の全国規模の運動に呼応した全社的な統一取組みを企画し、各単位組織にポ
スターなどの啓発用品を頒布しています。その他、製造請負の単位組織ではお客様が実施される取組みにも積極的に
請負の単位組織ではお客様が実施される取組みにも積極的に
参画しています。
①
②
全国
全国運動に呼応した
呼応した全社統一取組み
全社統一取組み (カッコ内は標準的な運動期間)
・
全国安全週間( 月 1 日~7
全国安全週間(7
日~ 日、準備月間 6 月)
・
全国労働衛生週間
全国労働衛生週間(10
月 1 日~7 日、準備月間 9 月)
・
年末年始無災害運動(12 月 15 日~翌年 1 月 15 日)
年末年始無災害運動(12
・
春の全国交通安全運動(
の全国交通安全運動(4
4 月 6 日~15
15 日)
・
秋の全国交通安全運動(9 月 21 日~30
秋の全国交通安全運動(9
30 日)
年度末表彰
・ 全社安全衛生連絡会議議長は、一定の安全衛生に関する資格について当年度中に新規に取得した者を対象
に表彰状を授与してその功を称えています。
③
その他の
その他の取組み
・
各単位組織では独自に企画した取組みや、お客様の実施する防災、防火訓練、地域の警察署が推進する交
各単位組織では独自に企画した
や、お客様の実施する防災、防火訓練、地域の警察署が推進する交
通安全活動などのさまざまな啓発活動に参画し
通安全活動などのさまざまな啓発活動
に参画しています。
ています。
・ 事務局は、毎年度の通年掲示用ポスターを製作し、すべての単位組織に頒布しています。ポスターデザイ
ンの企画と印刷
の企画と印刷はグループ会社が
はグループ会社が担当し、基調や重点課題、スローガンが記載されています。
し、基調や重点課題、スローガンが記載されています。
・
当社は、中央労働災害防止協会
中央労働災害防止協会 賛助会員となっています。事務局は同協会を通じて情報収集、
中央労働災害防止協会の賛助会員
います。事務局は同協会を通じて情報収集、
います。事務局は同協会を通じて情報収集、書籍や啓
啓
発品の購入、セミナー等への参加などを
発品の購入、セミナー等への参加などを行っています。
います。
・
事務局は、当グループの社内報「WH(ウイルハーツ)
当グループの社内報「WH(ウイルハーツ)」に「安全衛生だより」
」に「安全衛生だより」を寄稿しています。
を寄稿しています。
9
当社の安全衛生に関する取り組み
2015 年度通年掲示用ポスター
年間スローガンは全社から公募し、
厳正なる審査を経て選ばれます。
ⅶ)
安全衛生活動予算
全社安全衛生連絡会議が実施する取り組みについての年間予算は、事務局の年間計画に基づいて
全社安全衛生連絡会議が実施する取り組みについての年間予算は、事務局の年間計画に基づいて
事務局の年間計画に基づいて職制組織たる安全
職制組織たる安全
教育課の予算に包含して計上します。
10
当社の安全衛生に関する取り組み
第3章
1.
当社の労働災害
労働災害に関する統計
に関する統計
業務上
業務上災害
ⅰ)
業務上災害に関する指標値の推移
業務上災害に関する
指標値の推移(2007 年度~2014
年度~
年度)
当社の業務上災害の指標値
業務上災害の指標値の推移を表1に示します。
業務上災害の指標値の推移を
に示します。なお、度数率に関しては
度数率に関しては外部統計資料との対比のため、不休
度数率に関しては外部統計資料との対比のため、不休
災害を含む全件度数率と不休災害を除いた修正度数率を示します。
死傷者数(人)
年度
休業災害
度数率
不休
労働損失
日数
強度率
延べ総労働時間
(時間)
全件
修正
(日)
38
7.28
2.34
304
0.02
7,687,182
7
13
4.14
2.07
156
0.02
6,281,830
1
6
12
3.72
1.37
145
0.03
5,109,410
2010 年度
4
3
24
6.34
1.43
84
0.02
4,892,831
2011 年度
3
3
7
3.74
1.86
104
0.03
3,479,907
2012 年度
2
3
10
4.97
1.66
23
0.01
3,018
018,376
2013 年度
4
4
16
6.29
2.10
238
0.0
0.07
3,817,968
2014 年度
4
3
13
3.98
1.39
218
0.04
5,029
029,610
4 日以上
4 日未満
2007 年度
9
9
2008 年度
6
2009 年度
表1 業務上災害に関する指標値の推移
業務上災害に関する指標値の推移
【参考】 製造業の度数率 0.94
強度率
0.
0.10(厚生労働省
(厚生労働省 2013 年)
度数率
2.50
強度率
0.10
2.00
0.08
1.50
度
数 1.00
率
0.50
0.06
0.00
0.00
労働災害指標の推移
強
0.04 度
率
0.02
2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
年度
被災分類(2007年度~
被災分類(
年度~2014年度)
年度)
死亡
0%
休業4日以上
16%
休業4日未満
19%
不休
65%
11
当社の安全衛生に関する取り組み
ⅱ)
事故の型による分類
事故の型による分類(2005
年度~
年度~2014
年度)
過去に発生した業務上災害の事故の型による分類
過去に発生した業務上災害の
事故の型による分類
事故の型による分類を表2に示します
に示します。
事故の型
件数
占有率(%)
動作の反動、無理な動作
50
18.4
4
はさまれ・巻き込まれ
37
13.6
6
切れ・こすれ
33
12.1
1
飛来・落下
26
9.6
激突され
24
8.8
8
激突
23
8.5
5
転倒
18
6.6
6
交通事故(道路)
14
5.1
1
分類不能
12
4.4
4
有害物等との接触
11
4.0
0
高温・低温の物との接触
10
3.7
7
墜落・転落
8
2.9
9
感電
2
0.7
7
その他
2
0.7
7
踏みぬき
1
0.4
破裂
1
0.4
表2 事故の型別による発生割合
事故の型別件数(
事故の型別件数(2005
2005年度~
年度~2014年度)
年度)
250
200
死
傷 150
者
数 100
件数
累積率
50
0
(
動 は 切 飛 激 激 転 交 分 有 高
作 さ れ 来 突 突 倒 通 類 害 温
の ま ・ ・ さ
事 不 物 ・
反 れ こ 落 れ
故 能 等 低
動 ・ す 下
と 温
道
巻 れ
の の
路
無 き
接 物
理 込
触 と
な ま
の
動 れ
接
作
触
、
)
12
墜 感 そ 踏 破
落 電 の み 裂
・
他 抜
転
き
落
100%
90%
80%
70%
60% 累
50% 積
40% 率
30%
20%
10%
0%
当社の安全衛生に関する取り組み
2. 通勤途上災害
ⅰ)
通勤途上災害による死傷者数の推移
通勤途上災害による死傷者数の推移(2007
年度~
年度~2014
年度)
当社の通勤途上災害による被災者数の推移を表3に示します。また、原因系でみると全体の6割が相手のある事故
(第三者行為災害)となっています。
年度
死傷者数(人)
うち第三者行為災害
2007 年度
28
16
2008 年度
26
14
2009 年度
19
12
2010 年度
32
20
2011 年度
6
5
2012 年度
15
8
2013 年度
21
13
2014 年度
12
8
表3 通勤途上災害による被災者数の推移
死傷者数
通勤途上災害の死傷者数
死
傷
者
数
35
30
25
20
15
10
5
0
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
年度
通勤途上災害のうち第三者行為災害の占める割合
第三者行為災害
単独事故
単独事故
63
39.6%
第三者行為災害
96
60.4%
13
当社の安全衛生に関する取り組み
当社の安全衛生に関する取組み
2012
2012年5月
初版
2013年4月
追補
2014年4月
追補
2015年
2015年4月
改訂
【編
集】
株式会社ウイルテック
【発
行】
株式会社ウイルテック
〒532
532-0002
電話
製造技術部 安全教育課(全社安全衛生連絡会議事務局)
大阪市淀川区東三国4丁目3番1号 グロリア240
06-6399-9088
9088(代表)
14
4階