平成 2７年度 運輸安全マネジメントに関する取り組みについて バス事業者として、我々に与えられた使命は最優先に輸送の安全を確保することであります。本書は社 員全員が一丸となって弊社が定めた「安全方針」を実践し、平成 2６年度に運輸安全マネジメントの推進 に取り組みました内容や達成状況及び、平成 2７年度の目標・計画について公表するものです。 京阪京都交通株式会社 1 目 次 ページ １．輸送の安全に関する基本的な方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３ ・当社の安全方針 ２．輸送の安全に関する重点施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ ３．平成 2７年度の輸送の安全に関する目標及び計画 【別紙１】参照・・・・・・・・４－６ （１）事故に関する重点目標 （２）事故防止対策 （３）情報の伝達と共有 （４）輸送の安全に関する研修会・講習会 （５）快適な輸送サービスの提供 ４．平成 2６年度の輸送の安全に関する取り組みの結果 【別紙２】参照・・・・・・・７－９ （１） 「自動車事故報告規則第 2 条」に規定する事故に関する統計 （２）事故に関する統計と達成状況 （３）主な取り組みと実施内容 （４）輸送の安全に関する内部監査結果 ５．安全統括管理者に係る情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・９ ６．業務組織図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【別紙３】 ７．事故・災害に関する報告連絡体系図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【別紙４】 ８．安全管理規程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【別紙５】 2 輸送の安全に関する取り組み 弊社におきましては、運輸安全マネジメント体制において、社長以下全社員が一丸と なって、安全と最上のサービスの提供に努めるため、次のとおり取り組みます。 １．輸送の安全に関する基本的な方針 （１）社長及び運輸部担当、または運輸部業務に従事する役員は、輸送の安全の確保 が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全の確保に 主導的な役割を果たしてまいります。 また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど、現場の状況を十 分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を 徹底させます。 （２）弊社は、輸送の安全に関しての計画・実行・確認・改善を確実に実施し、安全 対策を常に見直し、全社員が一丸となって業務を遂行することで、絶えず輸送 の安全性の向上に努めてまいります。また、輸送の安全に関する情報について は、積極的に公表いたします。 （３）弊社は「輸送の安全確保」を推進するために、基本的な姿勢を示した「安全方 針」を定め、その実践により全社員が一丸となって安全・安心な輸送を確立し、 お客様に最上のサービスの提供ができる様、取り組む所存であります。 3 私たちは、安全・安心な輸送を確立し、お客様に最上のサービス 提供を目指します。 ＊全ての決められたルールを守ります。 ＊お客様を大切にすることを心がけ、接客の基本を守ります。 ①挨拶の励行と気配り ②丁寧な言葉づかい ③にこやかな表情と親切な態度 ２．輸送の安全に関する重点施策 （１）輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管 理規程に定められた事項を遵守すること。 （２）輸送の安全に関する費用、支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努める こと。 （３）輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置、又は予防措置を講じる こと。 （４）輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達 し、共有すること。 （５）輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを適確 に実施すること。 ３．平成 2７年度の輸送の安全に関する目標及び計画 【別紙１】参照 （１）事故に関する重点目標 ＊ 弊社が第１当事者となる重大事故件数『 0 』件 ＊ 有責事故件数過去 3 年間平均件数の 20％減『 １６件以下 』 （２）事故防止対策 ①事故防止施策を実行します。 ・管理職による添乗・点呼場査察の実施 ・起終点、ターミナルでの街頭指導の実施 ・飲酒運転撲滅の継続的な取り組み ・車内事故防止対策の指導を実施 平成 26 年度 経営トップ・安全統括管理者の点呼場査察 4 ②危険予知能力の向上を図ります。 ・運行エリア内のヒヤリハット情報の収集と周知・活用 ・危険予知訓練の実施 ・ドライブレコーダーデータ映像の活用 ③運行管理の徹底を継続して行います。 ・事故防止運動の実施 ＊春・夏・秋の交通安全・事故防止運動、年末年始の輸送等安全総点検 ＊営業所に啓発看板、のぼりの設置 ＊制服に啓発胸札を着用し、全運転士の意識の高揚を図る ・平成 26 年12 月16 日 ～ 運転免許証管理システム導入による点呼の開始 ・安全統括管理者、運輸部管理職による点呼査察 酒気と運転免許証の認証連動検査システム 出庫前の点呼風景 ④健康管理対策を充実させます。 ・定期健康診断の実施（年 2 回） ＊定期健康診断結果に基づいて、個々に継続的なフォローを行う ・睡眠時無呼吸症候群（SAS）検査の実施 ＊スクリーニング判定結果に基づいて、個々に指導を行う （３）情報の伝達と共有 ①営業所への訪問を行います。 ・社長、安全統括管理者による職場を巡視 ②京阪バスグループとの連携を取ります。 ・グループ会社内での意見交換会 ③各会議の開催を実施します。 ・役員会、管理職会議、所長会議、現場会議、事故防止・接遇向上懇談会 ④監督官庁からの安全に関する通達に対して周知を行います。 ・監督官庁からの通達等は、営業所へ業務連絡による指示を徹底 ⑤運輸安全マネジメントに関する情報を発信します。 5 ・ホームページに掲載 ・社内報に掲載 （４）輸送の安全に関する研修会・講習会 ①役員及び管理者を対象とした研修に参加します。 ・外部機関の運輸安全マネジメントに関連した研修会・講習会 ②運行管理者を対象とした研修・講習会を実施及び参加します。 ・法令に基づく運行管理者一般講習の受講 ・京阪バスグループ内の運行管理者研修会 ・社内での運行管理者研修会 ③運転士に対する研修会・講習会の実施をします。 ・事故防止に関する研修会（入社 4 年未満の運転士） ・指導運転士に対する研修会 ・エコドライブ講習会（外部講師） ・接遇に関する講習会 ④飲酒・薬物・交通安全に関する講習会の実施をします。 ・所管警察署係官による交通安全講習会 ・京都府警察本部係官による薬物乱用防止に関する講習会 ⑤運行上の異常事態を想定した訓練の実施をします。 ⑥管理職によるバス添乗査察を行い、運転士に対して運転と接遇に関しての指導 を行います。 ⑦全運転士に対して 3 年に 1 回、NASVA 実施の運転者適性診断を受講 （５）快適な輸送サービスの提供 ①昨年度より、南丹・亀岡市エリアに導入したバスロケーションシステムを 今年度の 4 月１日より京都市内をはじめ、全エリアに拡大しました。 ②車両の更新による安全性とサービス向上を図ります。 ・平成２６年度はノンステップバスを５両導入 【バスロケーションシステム】 営業所端末 スマートフォン表示画面） 6 ４．平成 2６年度の輸送の安全に関する取り組みの結果 【別紙２】参照 （１） 「自動車事故報告規則第 2 条」に規定する事故に関する統計 ＊ 第 2 条 3 項（死傷事故） 0件 ＊ 第 2 条 ７項（車内事故） 0件 ＊ 第 2 条 11 項（車両故障） ６件 （２）事故に関する統計と達成状況 ＊ 有責事故件数 1４件（前年比較４件増） ※有責事故２０件以下を目標に向けて取り組み、目標を達成しました。 （３）主な取り組みと実施内容 ①春と秋の全国交通安全運動・年末年始輸送等の安全総点検 ・安全運動期間中には、より一層の安全意識を高めて事故防止 平成 26 年度に使用した制服着用ワッペン 車庫出入口に啓発看板などを掲示 ②危険予知能力の向上を図る講習会（毎年実施） ・体験したヒヤリハットやドライブレコーダーの映像を活用した講習を実施 危険予知訓練シート ③指導運転士に対する研修（25 年度に引き続き 2 回目を実施） 資料 ・NASVA 様より講師を招いて指導運転士に限定した内容 7 ④エコドライブ講習会（毎年実施） ・日野自動車様より講師を招いてエコドライブと安全運転の関連についての 講義と、バスを実走させて燃費結果の比較を検証 実走結果資料 ⑤その他の研修・講習会 京都府警本部や所轄警察署より講師を招いての、薬物乱用防止講習・交通安全講習 薬物乱用防止講習 所長・副所長研修（京阪バス） 社内での交通安全講習 入社 4 年未満運転士の安全講習 ⑥安心で快適な輸送サービスの取り組み ・貸切バスでは安全に対する取り組み状況が優良なバス会社であることを示す シンボルマーク【三ッ星】を平成 27 年 9 月 15 日に取得しています。 平成 27 年度 取得 安全評価認定制度において安全性を評価・認定 8 ⑦異常事態発生を想定した訓練 ・平成 26 年度は路線バスが運行中に車両火災発生を想定した訓練を実施 運転士の乗客避難誘導訓練、消防署と合同でおこなう救急救助と消火訓練、 及び社内における緊急時の連絡通報訓練をおこないました。 （４）輸送の安全に関する内部監査結果 運輸安全マネジメントの実施状況を確認するため、経営トップ、統括安全 管理者、並びに実施記録について平成２７年 2 月に実施し、運輸安全管理体 制について適正に実施されていることを確認しました。 ５．安全統括管理者に係る情報 役 職 常務取締役 氏 名 期 阪 本 和 宏 間 201５年 7 月 1 日より ６．業務組織図は【別紙３】のとおりです。 ７．事故・災害に関する報告連絡体系図は【別紙４】のとおりです。 ８．安全管理規程は【別紙５】のとおりです。 9 【別紙１】1/2 平 成 27 年 4月 1日 平成27年度 運輸安全マネジメントの取り組み 京阪京都交通株式会社 輸送の安全に関する目標と計画 （Ｎo．1) 目 標 １．弊社第一当事者となる重大事故件数「０」件 ・車内事故防止の徹底 計 画 実施日等 （１）安全運動関係 ①春の全国交通安全運動 ① 5月 ②車内事故防止キャンペーン ② ７月～8月 ③夏の交通事故防止府民運動 ③ ７月 ２．有責事故件数過去３ヵ年平均比較２0％の削減 ④交通マナーを高める無事故コンクール（セーフティラリーへの参加） ④ 7月１日～９月３０日 （目標件数 16件以下） ⑤秋の全国交通安全運動 ⑤ 9月 ・追突事故防止 ⑥踏切事故防止キャンペーン ⑥ 11月 ・ターミナルでの事故防止 ⑦飲酒運転防止週間 ⑦ 9月 ⑧年末年始輸送の安全総点検の実施 ⑧ 12月～1月 ⑨エコドライブ運動 ⑨ 通年 （２）輸送の安全確保に関する重点施策 ①社長、安全統括管理者による職場巡回を実施します。 ① 4月、7月、9月、12月 ②安全統括管理者、運輸部管理職による点呼立会い査察を実施します。 ② 4月、7月、9月、12月 ③安全統括管理者と現場のコミュニケーションの更なる充実を図ります。 ③ 適宜 （安全統括管理者による営業所会議出席、社内メール活用によるコミュニケーション及び注意喚起等） ④運輸規則に基づく厳正な点呼を実施します。 ④ 通年 ⑤春、夏、秋、及び年末年始等に強化期間を設定し、管理職による添乗査察を実施し、事故防止、接遇 ⑤ 4月、7月、9月、12月 向上指導を図ります。 ⑥飲酒運転撲滅の継続的な取り組み。 ⑥ 通年 （安全統括管理者から家族への手紙による協力依頼、管理者によるカウンセリング、啓蒙等） ⑦車内事故防止の継続的な取り組み。 ⑦ 通年 ⑧健康管理対策の充実を図ります。 ⑧ 適宜 （睡眠時無呼吸症候群簡易検査、定期健康診断の実施とその結果に基づく継続的なフォロー） ⑨ドライブレコーダーデータ及びデジタルタコグラフの有効活用により事故防止、サービス向上を図ります。 ⑨ 適宜 ⑩異常事態発生を想定した連絡通報訓練を実施します。 ⑩ 下期 ⑪管理職による起終点・ターミナルにおける街頭指導の実施。 ⑪ 適宜 ⑫バスロケーションシステムを活用し、お客さまの利便性向上及び運行管理業務の充実を図ります。 ⑫ 通年 （３）車両関係 ・ノンステップバス、デジタルタコグラフの継続的な導入 【別紙１】2/2 輸送の安全に関する教育及び研修計画 （Ｎo．2) 教育、研修項目 計 画 実施日等 （１）役員及び管理者の研修 （１） （1） （２）運行管理者に対する教育 外部機関の運輸安全マネジメント講習会や研修会に参加し、安全管理体制の強化を図ります。 開催日程により適宜受講 （３）運転士に対する教育 （２） （2） ①グループ会社内の運行管理者研修に参加します。 ① 1月～2月 ②社内運行管理者研修を実施します。 ② 年2回 （3） （3） ①指導運転士研修を実施します。 ① 下期 ②事故防止の為の研修を実施します。 ② 7月、8月、12月、2月、3月予定 ③エコドライブ研修を実施します。 ③ 8月、12月、2月 ④車内事故防止カウンセリングを実施します。 ④ 6月、2月 ⑤接遇向上に資する研修を実施します。 ⑤ 8月、12月、2月 ⑥薬物乱用防止の為、外部識者による講習会を実施します。 ⑥ 12月 輸送の安全に関する情報の伝達及び共有 方 法 計 画 実施日等 ①役員会（常勤役員会） 社長以下、常勤役員が前月分の「事故並びにお客様のご意見について」の分析と意見交換を行います。 毎月 ②管理職会議 社長以下、全管理職が参加し、「事故並びにお客様のご意見について」の分析と意見交換を行います。 毎月 ③所長会議 運輸部長、運輸部管理職、営業所長、副所長等が参加し、安全輸送に対する取り組みを協議します。 毎月 ④現場会議 営業所単位で、所長会議等の報告及び営業所の現状認識、問題点等、所内での意思疎通を図ります。 毎月 ⑤事故防止・お客さま接遇向上懇談会 労使協力して事故の分析・ヒヤリハット体験事例のアンケート実施と分析・対策及び苦情事例による接遇向上策を 実施します。 各営業所年４回以上実施 ⑥その他 ①社長達、運輸部長達、所長達による示達を図ります。 ①②適宜 ②監督官庁からの通達等、輸送の安全について業務連絡による指示・連絡の徹底を図ります。 【別紙2】1/2 平成26年度 運輸安全マネジメントの実施報告 京阪京都交通株式会社 輸送の安全に関する目標と計画 （Ｎo．1) 目 標 １．弊社第一当事者となる重大事故件数「０」件 計 画 実施日等 （１）安全運動関係 ・車内事故防止対策の徹底 ①春の全国交通安全運動 ① 4月6日～15日 ○目標達成 重大事故は0件 ②車内事故防止キャンペーン ② ７月1～7月31日 ③夏の交通事故防止府民運動 ③ ７月21～8月20日 ２．有責事故件数過去３ヵ年平均比較２0％の削減 ④交通マナーを高める無事故コンクール（セーフティラリーへの参加） ④ 7月１日～9月30日 （目標件数 20件以下） ⑤秋の全国交通安全運動 ⑤ 9月21日～9月30日 ・狭隘路、ターミナルでの事故防止対策の徹底 ⑥飲酒運転防止週間 ⑥ 9月21日～9月30日 ・車庫内事故の撲滅 ⑦年末年始輸送の安全総点検の実施 ⑦ 12月10日～1月10日 ○目標達成 有責事故は14件 ⑧エコドライブ運動 ⑧ 通年実施した。 （２）輸送の安全確保に関する重点施策 ①社長、安全統括管理者による職場巡回を実施します。 ① 4月6日、7月22日、9月26日、12月11日 ②安全統括管理者、運輸部管理職による点呼立会い査察を実施します。 ② 4月7日、7月22日、9月21日、12月11日 ③運輸規則に基づく厳正な点呼を実施します。 ③ 通年実施した。 ④春、夏、秋、及び年末年始輸送安全総点検期間等に強化期間を設定し、本社管理職による ④ 4月、7月、9月、12月に実施（161回実施） 添乗査察を実施し、事故防止、接遇向上指導を図ります。 ⑤飲酒運転撲滅の継続的な取り組み。 ⑤ 通年実施した。 飲酒運転防止週間9月21日～30日、安全統括管理者から家族へ の協力依頼12月11日 （安全統括管理者から家族への手紙による協力依頼、管理者によるカウンセリング、啓蒙等） ⑥車内事故防止の継続的な取り組み。 ⑥ 適宜継続的な取り組みを行った。 ⑦健康管理対策の充実を図ります。 ⑦ 運転者の健康管理に係るマニュアルに基づき、健康管理対策を行うとともに、 睡眠時無呼吸症候群簡易検査 69名に実施、継続的なフォローを行い、要精 密検査が必要な者には費用を会社が負担した。 ⑧ドライブレコーダーデータ及びデジタルタコグラフの有効活用により事故防止、サービス向上を図ります。 ⑧ 適宜実施した。 ⑨異常事態発生を想定した連絡通報訓練を実施します。 ⑨ １２月１０日に実施した。 ⑩管理職による起終点・ターミナルにおける街頭指導の実施。 ⑩ 適宜実施した。 ⑪バスロケーションシステムを導入し、お客さまの利便性向上及び運行管理業務の充実を図ります。 ⑪ ３月に導入した。 （３）車両関係 ・ノンステップバスの継続的な導入 ・デジタルタコグラフの継続的な導入 【別紙2】2/2 輸送の安全に関する教育及び研修計画 （Ｎo．2) 教育、研修項目 （１）役員及び管理者の研修 （２）運行管理者に対する教育 （３）運転士に対する教育 計 画 実施日等 （１） （１） 外部機関の運輸安全マネジメント講習会や研修会に参加し、安全管理体制の強化を図ります。 ・国土交通省主催 運輸安全マネジメントセミナー （10月17日 社長、9月24日 常務取締役、取締役） ・健康起因に関するセミナー （10月24日 運輸課長、営業所長） ・近畿運輸局主催 薬物についての講習会 （12月19日 常務取締役、運輸課長） ・近畿陸運協会主催 事故防止セミナー（2月12日 常務取締役、運輸課長） （２） （2） ①グループ会社内の運行管理者研修に参加します。 ①助役研修2月2日～13日、所長・副所長研修2月16日～19日 ②社内運行管理者研修を実施します。 ②第１回6月26日、27日 第２回3月30日、31日 （3） （3） ①指導運転士研修を実施します。 ①2月7日、3月15日（指導運転士17名に実施） ②事故防止の為の研修を実施します。 ②8月14日、8月17日、3月29日（13名に実施） ③エコドライブ研修を実施します。 ③12月28日、2月14日（11名に実施） ④車内事故防止カウンセリングを実施します。 ④第1回7月1日～30日、第2回2月10日～3月20日（全運転士） ⑤接遇向上に資する研修を実施します。 ⑤12月28日、2月14日（11名に実施） ⑥薬物乱用防止の為、外部識者による講習会を実施します。 ⑥12月16日（西京営業所）、12月17日（亀岡営業所） 輸送の安全に関する情報の伝達及び共有 方 法 計 画 実施日等 ①役員会（常勤役員会） 社長以下、常勤役員が前月分の「事故並びにお客様のご意見について」の分析と意見交換を行います。 毎月実施した。 ②管理職会議 社長以下、全管理職が参加し、「事故並びにお客様のご意見について」の分析と意見交換を行います。 毎月実施した。 ③所長会議 運輸部長、運輸部管理職、営業所長、副所長等が参加し、安全輸送に対する取り組みを協議します。 毎月実施した。 ④現場会議 営業所単位で、所長会議等の報告及び営業所の現状認識、問題点等、所内での意思疎通を図ります。 毎月実施した。 ⑤事故防止・お客さま接遇向上懇談会 労使協力して事故の分析・ヒヤリハット体験事例のアンケート実施と分析・対策及び苦情事例による接遇向上 策を実施します。 ⑥その他 ①社長達、運輸部長達、所長達による示達を図ります。 ②監督官庁からの通達等、輸送の安全について業務連絡による指示・連絡の徹底を図ります。 亀岡営業所 6/17、9/5、11/18、2/23、3/30 西京営業所 7/25、8/25、9/27、10/24、11/25 ①②③適宜実施した。 ③貸切バスの稼働について輸送の安全を確保するため配車会議を開催します。 ④ホームページに掲載する輸送安全に関する取り組みを写真等を添付した見やすいものにかえる。 ④ 実施した。 【別紙 3】 平成27年7月2日現在 業務組織図（安全管理規程第８条第４項関係） 運 輸 部 社 長 並びに 経営トップ 常務取締役 （安全統括管理者） 取 締 役 運 輸 部 長 亀岡営業所 運行管理者 ・所長 ・副所長 整備管理者 乗務員 運輸部次長 （運輸課長） 篠営業所 安全統括管理者が 不在時は、代務者 ・所長 ・統括運行管理者 貸切課 ・貸切課長 整備課 ・整備課長 ・工場長 運行管理者 整備管理者 西京営業所 運行管理者 ・所長 ・副所長 整備管理者 乗務員 乗務員 【別紙 4】 平成27年７月2日現在 事故・災害等に関する報告連絡体制（安全管理規程第１３条第１項関係） 社 長 事 故 災 害 最寄営業所へ連絡 当事者・情報入手者 運 行 上 の ト ラ ブ ル 故 障 運 行 管 理 者 西京営業所 亀岡営業所 篠 営業所 報告・指示 常務取締役 （安全統括管理者） 取締役運輸部長 管 理 部 部 長 状況に応じ、所轄警察 及び消防署に通報 営 業 所 長 運輸部次長 （運輸課長） 死傷者の対応を最優先 総 務 課 長 京 阪 電 鉄 経 理 課 長 企 画 課 長 経営統括室 京都運輸支局 貸 切 課 長 整 備 課 長 【別紙 5】 1/5 安 全 管 理 第1章 総 規 程 則 （目的） 第 1 条 この規程（以下「本規程」という）は、道路運送法（以下「法」という） 第 22 条の 2 第 2 項の規程に基づき、運送の安全を確保するために遵守すべき 事項を定め、もって輸送の安全性の向上を図ることを目的とする。 （適用範囲） 第２条 本規程は、当社の一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事 業に係る業務活動に適用する。 第2章 輸送の安全を確保するための事業の運営の方針等 （輸送の安全に関する基本的な方針） 第３条 社長及び運輸部を担当、または運輸部業務に従事する役員（以下「運輸部担 当役員」という）は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認 識し、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たす。 また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十 分に踏まえつつ社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹 底させる。 ２．輸送の安全に関する計画の策定・実行・チェック・改善を確実に実施し安全対 策を不断に見直すことにより、全社員が一丸となって業務を遂行することで、絶 えず輸送の安全性の向上に努める。また、輸送の安全に関する情報については積 極的に公表する。 （輸送の安全に関する重点施策） 第４条 前条の輸送の安全に関する方針に基づき、次に揚げる事項を実施する。 （１）輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全 管理規程に定められた事項を遵守すること。 （２）輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努める こと。 （３）輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講じる こと。 【別紙 5】 2/5 （４）輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝 達、共有すること。 （５）輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを 適確に実施すること。 （輸送の安全に関する目標） 第５条 第 3 条に掲げる方針に基づき、目標を策定する。 （輸送の安全に関する計画） 第６条 前条に掲げる目標を達成し、輸送の安全に関する重点施策に応じて、輸送の 安全を確保するために必要な計画を作成する。 第3章 輸送の安全を確保するための管理の体制 （社長等の責務） 第７条 社長は、輸送の安全の確保に関する最終的な責任を有する。 ２．取締役会構成員（以下「経営トップ」という）は、輸送の安全の確保に関し、 予算の確保や体制の構築等必要な措置を講じる。 ３．経営トップは、輸送の安全の確保に関し、安全統括管理者の意見を尊重する。 ４．経営トップは、輸送の安全を確保するための業務の実施及び管理の状況が適 切かどうかを常に確認し、必要な改善を行う。 （社内組織） 第８条 次に掲げる者を選任し、輸送の安全の確保について責任ある体制を構築し、 輸送の安全を確保するための企業統治を適確に行う。 （１）安全統括管理者 （２）運行管理者 （３）整備管理者 （４）その他必要な責任者 ２．運輸課長は、安全統括管理者の命を受け、輸送の安全の確保に関し、各営業 所長を統括し、指導監督を行う。 ３．各営業所長は、運輸課長の命を受け、輸送の安全の確保に関し、各営業所を 統括し、指導監督を行う。 ４．輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統については、安全統括管理者 が病気等の理由で本社に不在の場合や重大な事故・災害等に対応する場合も含 め、別に定める組織図による。 【別紙 5】 3/5 (安全統括管理者の選任及び解任） 第９条 経営トップのうち、旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 5 に規定する要件 を満たす者の中から安全統括管理者を選任する。 ２．安全統括管理者が次の各号のいずれかに該当することとなったときは、当該 管理者を解任する。 （１）国土交通大臣の解任命令が出されたとき。 （２）身体の故障その他やむを得ない事由により職務を引き続き行うことが 困難になったとき。 （３）関係法令等の違反又は輸送の安全の確保の状況に関する確認を怠るな どにより、安全統括管理者がその職務を引き続き行うことが輸送の安全 の確保に支障を及ぼす恐れがあると認められるとき。 （安全統括管理者の責務） 10 条 安全統括管理者は、次に掲げる責務を有する。 （１）全社員に対し、関係法令等の遵守と輸送の安全の確保が最も重要であるという 意識を徹底すること。 （２）輸送の安全の確保に関し、その実施及び管理の体制を確立、維持すること。 （３）輸送の安全に関する方針・重点施策・目標及び計画を誠実に実施すること。 （４）輸送の安全に関する報告連絡体制を構築し、社員に対し周知を図ること。 （５）輸送の安全の確保の状況について、定期的に、かつ必要に応じて臨時、内部監 査を行い、経営トップに報告すること。 （６）経営トップ等に対し、輸送の安全の確保に関し、必要な改善に関する意見を述 べる等必要な改善の措置を講じること。 （７）運行管理が適正に行われるよう、運行管理者を統括管理すること。 （８）整備管理が適正に行われるよう、整備管理者を統括管理すること。 （９）輸送の安全を確保するため、社員に対して必要な教育又は研修を行うこと。 （10）その他の輸送の安全の確保に関する統括管理を行うこと。 第4章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の方法 （輸送の安全に関する重点施策の実施） 第 11 条 輸送の安全に関する基本的な方針に基づき、輸送の安全に関する目標を達 成すべく輸送の安全に関する計画に従い、輸送の安全に関する重点施策を着 実に実施する。 【別紙 5】 4/5 （輸送の安全に関する情報の共有及び伝達） 第 12 条 経営トップと現場や運行管理者と運転士等との双方向の意思疎通を十分に 行うことにより輸送の安全に関する情報が適時適切に社内において伝達され、 共有されるように努める。また、安全性を損なうような事態を発見した場合に は、看過したり、隠蔽したりせず、直ちに関係者に伝え、適切な対処策を講じ る。 （事故・災害等に関する報告連絡体制） 第 13 条 事故・災害等が発生した場合における当該事故・災害等に関する報告連絡体 制は別に定めるところによる。 ２．事故・災害等に関する報告が、安全統括管理者・経営トップ又は社内の必要 な部署等に速やかに伝達されるように努める。 ３．安全統括管理者は、社内において報告連絡体制の周知を図るとともに、第 1 項の報告連絡体制が十分に機能し、事故・災害等が発生した後の対応が円滑 に進むよう必要な指示等を行う。 ４．自動車事故報告規則（昭和 26 年運輸省令第 104 号）に定める事故・災害等 があった場合は、同報告規則の規定に基づき、国土交通大臣へ必要な報告又 は届出を行う。 （輸送の安全に関する教育及び研修） 第 14 条 第 5 条の輸送の安全に関する目標を達成するため、必要となる人材育成のた めの教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、着実に実施する。 （輸送の安全に関する内部監査） 第 15 条 安全統括管理者は、自ら又は安全統括管理者が指名する者を実施責任者とし て、安全マネジメントの実施状況等を点検するため、少なくとも 1 年に１回以 上、適切な時期を定めて輸送の安全に関する内部監査を実施する。 また、重大な事故・災害等が発生した場合又は同種の事故・災害等が繰り返 し発生した場合その他特に必要と認められる場合には、緊急に輸送の安全に関 する内部監査を実施する。 ２．安全統括管理者は、前項の内部監査が終了した場合は、その結果を、改善す べき事項が認められた場合は、その内容を、速やかに経営トップに報告すると ともに、輸送の安全の確保のために必要な方針を検討し、必要に応じ、当面必 要となる緊急の是正措置又は予防措置を講じる。 （輸送の安全に関する業務の改善） 【別紙 5】 5/5 第 16 条 安全統括管理者から事故・災害等に関する報告又は前条の内部監査の結果や 改善すべき事項の報告があった場合、もしくは輸送の安全の確保のために必要 と認める場合には輸送の安全の確保のために必要な改善に関する方策を検討 し、是正措置又は予防措置を講じる。 ２．悪質な法令違反等により重大事故を起こした場合は、安全対策全般又は必要 な事項において現在よりも更に高度の安全の確保のための措置を講じる。 （情報の公開） 第 17 条 輸送の安全に関する基本的な方針、輸送の安全に関する目標及び当該目標の 達成状況、自動車事故報告規則第２条に規定する事故に関する統計、安全管理 規程、輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置、輸送の安全に 係る情報の伝達体制及びその他の組織体制、輸送の安全に関する教育及び研修 の実施状況、輸送の安全に関する内部監査の結果並びにそれに基づき講じた措 置及び講じようとする措置、安全統括管理者に係る情報について、毎事業度の 経過後百日以内に外部に対し公表する。 ２．事故発生後における再発防止策等、行政処分後に輸送の安全の確保のために 講じた改善状況について国土交通省に報告した場合には、速やかに外部に対し 公表する。 （輸送の安全に関する記録の管理等） 第 18 条 本規程は、業務の実態に応じ、定期的に及び適時適切に見直しを行う。 ２．輸送の安全に関する事業運営上の方針の作成に当たっての会議の議事録、報 告連絡体制、事故、災害等の報告、安全統括管理者の指示、内部監査の結果、 経営トップに報告した是正措置又は予防措置等を記録し、これを適切に保存す る。 ３．前項に掲げる情報その他の輸送の安全に関する情報に関する記録及び保存の 方法は関係部署が記録し、保存の方法は「文書取扱規程」に準ずる。 ◇付則 ・この規程は、平成２５年１１月２１日より実施する。 ・平成１８年 １０月１日 制定 ・平成１９年 ４月１日 一部改正 ・平成２２年 ７月２日 一部改正 ・平成２５年１１月２１日 一部改正
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