平成 27 年 4 月 3 日供給ガスの熱量引上げに伴う一部お客さまへの自主的な点検作業実施について新日本瓦斯株式会社日頃から、新日本ガスをご利用いただきありがとうございます。弊社は、お客さまに供給しているガスを国際石油開発帝石(以下 INPEX)から受け入れております。2016 年(平成 28 年)10 月に INPEX が熱量を引き上げる※ため、熱量引上げに伴い機能を損なう恐れのあるガス機器等をご使用のお客さまを対象に、2015 年(平成 27 年)4 月から、ガス機器等の点検作業を実施いたします。対象のお客さまには、下記のとおり事前にご連絡または個別に訪問し、このたびの事情を説明するとともに訪問日時についてご案内の上、作業を実施させていただきたく予定であります。お客さまには大変ご迷惑をおかけすることとなりますが、主旨をご理解の上、ご協力賜りますようお願い申し上げます。 ※熱量を引き上げる・・・ガスの「熱量」とは、ガスが燃えて発生する熱の量で、「発熱量」ともいいます。INPEX がこれまでより熱量の高いガスを多く混合することとなったため熱量が引き上がるものです。記 1.対象のお客さま熱量引上げにより製品機能を損なう恐れのある機器をご使用の以下のお客さまが対象となります。以下の機器を使用していないお客さまにおかれましては、点検作業を行わなくとも、熱量引上げ後もこれまで同様安全にガス機器を使用できます。機器の種類家庭用機器対象・不完全燃焼防止機能※1 の無い小型湯沸器、CF 式※2 風呂釜、CF 式湯沸器、バフラー付 FE 式湯沸器・金網ストーブ業務用厨房機器・そば釜、麺ゆで器、フライヤー、食器洗浄機、パン釜、ピザオーブン GHP その他ガス種 12A 仕様機器蒸気ボイラー、工業炉、吸収式冷温水器、温水ボイラー、ガスエンジン、熱量式のサーマルフローローター※2 の各種機種 ※1 不完全燃焼防止機能・・・不完全燃焼する状態に至った場合に当該ガス機器へのガスの供給を自動的に遮断し燃焼を停止する機能。 ※2 CF 式、FE 式・・・燃焼用の空気を室内から取り、燃焼排気ガスを排気筒で屋外へ排出するガス機器のタイプ。(別紙図参照) ※3 サーマルフローメーター・・・メーター内に搭載されている熱式流量センサーによりガスを計量する推測式のガスメーター 2.お客さまへのお知らせ対象の可能性のある全てのお客さまを 4 月上旬から順次、事前にご連絡または個別訪問し、このたびの点検作業の実施日時ならびに内容等についてお知らせします。その後、個別に訪問し、点検作業を実施してまいります。 3.点検作業の内容弊社の社員が、事前にご案内した日時に対象のお客さまを個別に訪問し、点検作業を無償で行います。 (1)作業内容対象となる機器であることを確認の上、機器の機能の確認ならびに必要に応じた部品等の調整または交換作業を行います。 (2)作業時間 30 分～60 分 4.お客さまの問い合わせ先新日本ガス株式会社保安グループ調査チーム 048-592-2411 5.熱量引上げについて (1)新旧ガスの熱量標準熱量ガスの種類現在のガス 43.1 メガジュール※4 13A 熱量引上げ後のガス 45 メガジュール 13A ※4 メガジュールは熱量を表す国際単位です。 (2)熱量引上げの理由 INPEX は国産の天然ガスの混合比率の高いガスを弊社に卸していましたが、熱量の高い輸入した LNG をこれまでより多く混合することから、熱量が高まるものです。 (3)熱量引上げ時期 2016 年(平成 28 年)10 月予定別紙 CF 式（自然排気式） FE 式（強制排気式）