平成27年秋季火災予防運動実施要項について掲載

平成27年1月から9月まで
津山圏域消防組合
平成27年 秋 季津 山圏 域 消防 組 合火 災予 防 運動 実施 要 綱
1
目的
この運動 は、 火災 が 発生 し やす い時 季 を迎 える に 当た り、 火 災予 防思 想 の一 層の 普 及
を図り、も って 火災 の 発生 を 防止 し、 高 齢者 等を 中 心と する 死 者の 発生 を 減少 させ る と
ともに、財 産の 損失 を 防ぐ こ とを 目的 と する 。
2
防火標語 (平 成2 7 年度 全 国統 一防 火 標語 )
『無防備 な
3
心に火災が
かくれんぼ 』
実施期間
平成27 年1 1月 9 日( 月 )か ら1 1 月1 5日 ( 日) まで の 7日 間
4
重点目標
(1)住宅 防 火対 策の 推 進
(2)放火 火 災防 止対 策 の推 進
(3)特定 防 火対 象物 等 にお け る防 火安 全 対策 の徹 底
(4)製品 火 災の 発生 防 止に 向 けた 取組 の 推進
(5)多数 の 者が 集合 す る催 し に対 する 火 災予 防指 導 等の 徹底
5
重点目標 の取 組み に 当た っ て効 果的 と 考え られ る 具体 的な 推 進項 目
(1)住宅 防 火対 策の 推 進
ア
住宅用 火災 警 報器 の 設置 の徹 底 、適 切な 維 持管 理の 周 知及 び経 年 劣化 した 住 宅用 火
災警報器の 交 換の 推進
イ
住宅用消 火器 を 始め と した 住宅 用 防災 機器 等 の普 及促 進
ウ
たばこ火 災に 係 る注 意 喚起 広報 の 実施
エ
防炎品の 普及 促 進
オ
消防団 、婦 人 (女 性 )防 火ク ラ ブ及 び自 主 防災 組織 等 と連 携し た 広報 ・普 及 啓発 活
動の推進
カ
地域の実 情に 即 した 広 報の 実施
キ1 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 の 把 握 や 安 全 対 策 等 に 重 点 を 置 い た 死 者 発 生 防 止 対 策
の推進
(2)放火 火 災防 止対 策 の推 進
ア
放火火災 に対 す る地 域 の対 応力 の 向上
イ
パチンコ 店及 び 物品 販 売店 舗に お ける 放火 火 災防 止対 策 の徹 底
ウ
効果的な 放火 火 災被 害 の軽 減対 策 の実 施
-1-
(3)特定 防 火対 象物 等 にお け る防 火安 全 対策 の徹 底
ア
防火管理 体制 の 充実
イ
避難施設 等及 び 老朽 化 消火 器を 始 めと する 消 防用 設備 等 の維 持管 理 の徹 底
ウ
防炎物品 の使 用 の徹 底 及び 防炎 製 品の 使用 の 促進
エ
防火対象 物定 期 点検 報 告制 度及 び 防災 管理 点 検報 告制 度 の周 知徹 底
オ
違反のあ る防 火 対象 物 に対 する 是 正指 導の 推 進
カ
ホテル・ 旅館 等 にお け る防 火安 全 対策 の徹 底
キ
表示制度 及び 公表 制 度の 取 組の 推進
ク
高齢者や 障が い 者等 が 入居 する 小 規模 福祉 施 設に おけ る 防火 安全 対 策の 徹底
ケ
有床診療 所・ 病 院等 に おけ る防 火 安全 対策 の 徹底
(4)製品 火 災の 発生 防 止に 向 けた 取組 の 推進
製品の適切 な 使用 ・維 持 管理 及 び製 品火 災 に関 する 注 意情 報の 周 知徹 底
(5)多数 の 者が 集合 す る催 し に対 する 火 災予 防指 導 等の 徹底
6
ア
催しを主 催す る 者に 対 する 指導
イ
ガソリン 等の 貯蔵 ・ 取扱 い に対 する 指 導
ウ
火気器具 を使 用 する 屋 台等 への 指 導
地域の実 情に 応じ た 重点 項 目の 設定
火災 予 防運 動の 実 施に 当 たっ ては 、 必要 に応 じ て次 の事 項 等を 追加 す るな ど、 地 域の 実
情に 応じ た 運動 を展 開 する こ とに より 、 効果 的に 火 災予 防思 想 の普 及を 図 るこ とが で きる
ものと考え ら れる 。
(1)地域 に おけ る防 火 安全 体 制の 充実
ア
消防団員 確保 を 推進 す るこ とに よ る地 域の 火 災予 防体 制 の充 実
イ
婦人(女 性) 防 火ク ラ ブ及 び自 主 防災 組織 の 整備 充実
ウ
在日外国 人に 対 する 火 災予 防広 報 の実 施
(2)震災 時 にお ける 出 火防 止 対策 等の 推 進
ア
過去の大 震災 等 の教 訓 を踏 まえ た 出火 防止 対 策等 に係 る 啓発 活動 の 推進
イ
火気使用 器具 及 び電 気 器具 の特 性 を踏 まえ た 震災 時の 出 火防 止対 策 等の 推進
ウ
自主防災 組織 等 と連 携 した 地域 の 防火 安全 対 策の 推進
エ
震災時の 速や か な初 期 消火 、延 焼 被害 の抑 制 対策 の推 進
(3)大規 模 産業 施設 の 安全 確 保
ア
当該施設 の実 態 把握
イ
当該施設 で取 り 扱う 危 険性 物品 ( 廃棄 物の 処 理・ 加工 品 を含 む。 ) の把 握
ウ
当該施設 に係 る 防火 安 全対 策の 徹 底
エ
事故発生 、対 処状 況 につ い て消 防機 関 への 速や か な通 報連 絡 ・情 報提 供 の徹 底
(4)電気 火 災・ 燃焼 機 器火 災 予防 対策 の 推進
-2-
ア
電気配線 ・燃 料 配管 の 適切 な維 持 管理
イ
老朽化し た器 具 や配 線 ・配 管の 交 換の 推進
ウ
電気機器 や燃 焼 機器 等 の正 しい 使 用の 徹底
(5)乾燥 時 及び 強風 時 の火 災 発生 防止 対 策の 推進
ア
火災予防 広報 の 実施
イ
たき火等 を行 う 場合 の 消火 準備 及 び監 視の 励 行
ウ
火気取扱 いに お ける 注 意の 徹底
エ
工事等に おけ る 火気 管 理の 徹底
(6)文化 財 建造 物等 の 防火 安 全対 策の 徹 底
7 実施要領
「住宅 防 火
いのちを守る
7つのポイント」(別紙1参照)に関する広報及び放火 火
災 防止 対 策 戦略 プ ラ ンの 活 用 並び に 、 次 の事 項 の 実施 が 、 火災 予 防 思想 の 普 及に 効 果 的と
考えられる 。
(1)消防 庁 の実 施事 項
ア
関係省庁 ・関 係 団体 へ の協 力依 頼 、各 都道 府 県へ の本 運 動周 知
イ
各種メデ ィア や 広報 媒 体を 通じ た 広報
(2)都道 府 県が 実施 し た場 合 に火 災予 防 思想 の普 及 に効 果的 と 考え られ る 事項
ア
関係部局 ・関 係 団体 へ の協 力依 頼 、各 市町 へ の本 運動 周 知
イ
各種メデ ィア や 広報 媒 体を 通じ た 広報
(3)市町 が 実施 した 場 合に 火 災予 防思 想 の普 及に 効 果的 と考 え られ る事 項
ア
関係部局 ・関 係 団体 へ の協 力依 頼
イ
各種媒体 を積 極 的に 活 用し た広 報
ウ
消防団、 婦人 ( 女性 ) 防火 クラ ブ 及び 自主 防 災組 織等 の 各団 体や 福 祉関 係団 体 等と
の連携
エ
各種消防 訓練 、 住宅 防 火診 断( 訪 問診 断) 、 催し 物等 の 実施
-3-
別紙1
住宅防火
-
いのちを守る7つのポイント
3つの習慣・4つの対策
-
3つの習慣
○
寝たばこは、絶対やめる。
○
ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
○
ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
4つの対策
○
逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
○
寝 具 、衣 類 及 び カ ー テ ン か ら の 火 災 を 防 ぐ た め に 、防 炎 品 を 使
用する。
○
火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
○
お 年 寄 り や 身 体 の 不 自 由 な 人 を 守 る た め に 、隣 近 所 の 協 力 体 制
をつくる。
住宅火災死者のゼロを目指して緊急アピール
住宅火災により5年連続して、全国で1000人を超える方々が亡くなって
います。
津山圏域消防組合管内においては今年、火災による犠牲者は2名で、負傷者
は10名(10月6日現在)と多数発生しております。
私たちは、住宅用火災警報器の設置こそが住宅火災による死者を減らす「切
り札」と考えます。
お年寄りや子供たちをはじめ、一人ひとりが安心して暮らせる町づくりを実
現するために、住宅用火災警報器の普及を図る取組みを強力に推進します。
消防団をはじめとした地域に密着した方々を主体に、福祉や教育、マスメデ
ィアなどさまざまな分野に参加と協力を求め、国民運動に高めて行きます。
平成23年6月1日から全住宅に義務設置となりましたが、未だ設置が完了
していない住宅については、早急に設置をしていただき、住宅火災の犠牲者が
発生しないよう、安全・安心な社会の実現に全力をあげます。
住宅用火災警報器設置促進会議
津
- 4-
山
圏
域
消
防
組
合
平成27年火災状況 〔1/1~9/30〕
〈市・町別火災種別件数、死傷者数〉※( )は平成26年同時期
合
計
建
物 林
野 車
両 その他 死
者 負傷者
津 山 市
32(42)
20(26)
3(3)
5(11)
4(2)
1(2)
6(3)
鏡 野 町
9(3)
9(2)
0(0)
0(0)
0(1)
0(0)
0(0)
勝 央 町
4(3)
3(1)
0(0)
0(0)
1(2)
0(0)
2(1)
奈 義 町
1(3)
1(1)
0(2)
0(0)
0(0)
0(0)
0(0)
久米南町
4(2)
4(2)
0(0)
1(1)
0(0)
0(0)
1(0)
美 咲 町
9(11)
5(7)
2(0)
2(0)
0(3)
0(1)
1(3)
5(5)
7(12)
5(8)
1(4)
10(7)
合
計
59(64)
42(39)
火災原因ワースト4
1位(11件)
放火・放火の疑い
平成27年9月30日現在で、
火災件数が59件、死者1、負傷
者10名となっています。
今後、1件でも火災を無くすよ
う広報活動に努めるとともに、安
心して暮らせる 町づくりのため
一層の警戒をしていきます。
2位(6件)
たき火・火入れ
3位(6件)
炉・かまど類
4位(各3件)
こんろ・ストーブ
車両配線、内燃機関等
-5-
寒くなりますので、火の取扱い
には十分ご注意ください!