ことばを言い換えて 伝えるために知っておきたい 三つのこと

◆プログラム
13:00 受付
日本語教育ワークショップ in 山梨
13:15 開会
趣旨説明
13:25 第Ⅰ部理論編
ことばを言い換えて
15:00 第Ⅱ部実践編①
伝えるために知っておきたい
16:25 全体総括
三つのこと
(休憩 10 分)
15:40 第Ⅱ部実践編②
16:45 閉会
◆参加費 無料
(定員 20 名)
―教科書のリライトを例に―
【申込み先】
山梨大学 奥村圭子
kokumura@yamanashi.
ac.jp
(TEL 055-220-8152)
日時:2015 年 10 月 24 日(土)13:15-16:45
会場:山梨県生涯学習推進センター 交流室 C
山梨県甲府市丸の内 1-6-1 山梨県防災新館 1 階
TEL 055-223-1853
地図:http://www.manabi.pref.yamanashi.jp/center
/index.jsp?mode=map&flag2=1
(駐車場は地下にあります。舞鶴通り側山梨県庁東門から県庁敷地
【申込み方法】
・メールタイトルに「ワークシ
ョップ参加」とご記入の
上、メール文面に
①氏名(フリガナ)、
②所属、③連絡先、
内へ入り、表示に従って左手に曲がり地下駐車場へお入りください。
④参加動機(簡単に 1
1時間無料です。駐輪場ご利用の方は、紅梅北通りの防災新館
~2文程度で)をお書
駐輪場をご利用ください。)
きください。
対象:年少者の日本語教育に関心がある方
*いただいた情報は、緊急の
連絡が必要になった場合
(例.自然災害などによる開
催中止)にのみ使います。
本ワークショップは、科研費基盤研究(C)「JSL 児童生徒への教科学
習支援におけるパラフレーズの活用―文章理解を中心に―」(課題番
号:25370575 研究代表者:鎌田美千子)の助成を受けて実施するも
のです。
主催:宇都宮大学 鎌田美千子研究室
締切:10 月 21 日
*申込み多数の場合には
先着順とさせていただきま
す。
協力:山梨大学 国際交流センター 奥村圭子
開催にあたって
研究代表者
鎌田 美千子
日本語を母語としない子どもたちが日本語を習得していくには、いくつかの段階があり、どの段階においても、
わかりにくい表現を別の表現に言い換えてサポートするといったことがよく行われています。その一方で、どのよう
に言い換えればわかりやすいのかといった点については、これまで各自の経験的判断によるところが大きかった
のではないでしょうか。
実は「言い換え(パラフレーズ)」には、ことばに関する本質的な問題が数多く含まれています。本ワークシ
ョップでは、単語の意味がわかれば果たして理解できるのか、また日常会話ができるようになってもなかなか教
科書の文章が理解できないのはどうしてなのかなど、言語心理学や言語習得、日本語教育の知見を紹介し
ながら、子どもの段階にあわせてうまく伝えるコツを皆さんとともに考えてみたいと思います。
また、本ワークショップでは、取り出し指導終了後の「日常会話はできても教科書の文章を読むのが難しい」
といった読み手を想定した上で、「まとまりのある文章を読んで理解できる」ようになるには、どのような支援が必
要なのかといった面から、教科書の一部の文章のリライトにも取り組みます。まとまりのある文章を理解できる
ようになることは、子どものリテラシー能力の育成においても重要なことであり、日本語を母語としない子どもた
ちが学習言語を習得していく上でも「読むこと」が基本になるからです。
ことばの習得に関わる問題は必ずしも単純明快なものではありませんが、できるだけわかりやすくお伝えでき
るように、いろいろと検討し、準備を重ねてきました。もしかすると、現在担当されている児童生徒の皆さんの
状況に直結しないこともあるかもしれません。しかしながら、そうであっても、数か月後、数年後に「そういえば、
あのワークショップで言っていたことは、こういうことだったのか・・・」と思い出していただければと思います。ことばの
習得を長期的な視野で捉えること、このことは、本ワークショップで目指すもう一つのねらいです。今回の試み
が、一人ひとりの子どもたちの未来を支える皆様方の日々の取り組みの一助になれば大変嬉しく思います。そ
して、この出会いがそれぞれに新しいスタートにつながることを心より願っています。皆様のご参加を心よりお待
ちしております。
このワークショップを山梨で開催できることを大変嬉しく思っております。開催にあたって、山梨大学国際交
流センター教授の奥村圭子先生をはじめ、山梨県立大学准教授の萩原孝恵先生、山梨外国人人権ネッ
トワーク・オアシスの斉藤祐美様に大変お世話になりました。このような機会を快く設けてくださいましたことに心
より感謝申し上げます。
<研究代表者紹介>
宇都宮大学准教授。博士(学術)。専門は、応用言語学、日本語教育、言語習得論。主な著書に『第二言語によるパラフレーズと日本
語教育』(単著、ココ出版)、『日本語学習支援の構築―言語教育・コーパス・システム開発―』(共編、凡人社)、『アカデミック・ライティン
グのためのパラフレーズ演習』(共著、スリーエーネットワーク)、『世界を見るための 38 講』(共著、下野新聞社)、『栃木県における外国人
児童生徒の明日を考える』(共著、宇都宮大学)などがある。