再商品化等基準の見直し

(2)
再商品化等の定義と再商品化等基準
家電リサイクル法において、「再商品化」は次のように定義されている。
① 対象機器の廃棄物から部品及び材料を分離し、これを製品の部品又は原材料と
して自ら利用すること
② 対象機器の廃棄物から部品及び材料を分離し、これを製品の部品又は原材料と
して利用する者に有償又は無償で譲渡できる状態にすること
また、
「再商品化等」は上述の「再商品化」に加えて「熱回収」を含んでいるが、現
在は「再商品化」のみで再商品化等基準を達成しなければならない。再商品化等基準
は合同会合を経て次のように見直しがなされた。
図表Ⅰ-3
再商品化等基準の見直し
平成 13 年 4 月~
平成 21 年 4 月~
平成 27 年 4 月~
60%以上
70%以上
80%以上
55%以上
55%以上
55%以上
対象外
50%以上
74%以上
冷蔵庫・冷凍庫
50%以上
60%以上
70%以上
洗濯機・衣類乾燥機
50%以上
65%以上
82%以上
エアコン
ブラウン管式
テレビ
液晶式・プラズマ式
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