沖縄歌舞劇団 美 - 文化芸術による子供の育成事業

平成 27 年度 文化芸術による子供の育成事業 -巡回公演事業-
沖縄歌舞劇団 美
おきなわかぶげきだん
ちゅら
てぃーだ
はな
太陽の花
おきなわ
しき
うた
おど
たいこ
おく
~沖縄の四季を唄と踊りと太鼓で贈る~
ぶんかげいじゅつ
こども
いくせいじぎょう
じゅんかいこうえんじぎょう
文化芸術による子供の育成事業 −巡回公演事業−
しょうがっこう
ちゅうがっこうなど
いちりゅう
ぶんかげいじゅつだんたい
じゅんかいこうえん
おこな
すぐ
ぶたいげいじゅつ
かんしょう
きかい
てい
小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による巡回公演を行い、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提
きょう
はっそうりょく
こども
のうりょく
いくせい
はか
しょうらい
げいじゅつか
いくせい
こくみん
こうえん
かん
供することにより、子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の育成や国民
げいじゅつかんしょうのうりょく
こうじょう
もくてき
じぎょう
こうえん
じっし
あた
じぜん
の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的とした事業です。公演の実施に当たっては、事前に公演に関す
おこな
じどう
せいと
じつえん
さんか
じつえんしどう また
かんしょうしどう
おこな
るワークショップを行い、児童・生徒を実演に参加させるとともに、実演指導又は鑑賞指導を行います。
文化庁
おきなわ
でんとうぶんか
沖縄の伝統文化を
楽しみながら体験しよう!
たの
たいけん
りゅうきゅうぶよう
琉球舞踊
りゅうきゅう
おきなわ
よ
ひと
どくりつ
沖縄がかつて「琉球」と呼ばれた一つの独立
じだい
こっか
おきなわ
だいひょう
げいのう
ひと
国家だった時代、沖縄を代表する芸能の一つ
りゅうきゅうぶよう
きゅうていぶよう
べつめい
よ
の「琉球舞踊」は、別名「宮廷舞踊」とも呼ばれ、
きゃくじん
とくべつ
ため
そうさく
特別なお客人をおもてなしする為に、創作さ
れました。
おどりぶぎょう
よ
しゅり
やくにん
おど
い
「踊奉行」と呼ばれる首里の役人は、踊りや衣
えんそう
しょう
つね
くふう
はってん
おこな
こんにち
装、演奏にも常に工夫と発展を行い、今日ま
わざ
けいしょう
でその技が継承されています。
せい
せんれん
どう
い
あで
ま
たみ
洗練された静と動を活かす艶やかな舞いに民
かいかつ
しんじょう
ひょうげん
ま
の心情を快活に表現する舞い。
めぐ
しぜん
おきなわどくとく
あざ
いしょう
自然に恵まれた沖縄独特の鮮やかな衣装と、
たいこ
さんしん
ねいろ
ここち
たの
三線・太鼓の音色は心地よく、楽しみながら
げいのう
おきなわ
たんのう
沖縄の芸能をご堪能いただけることでしょう。
さくひんがいよう
作品概要
こんかい
りゅうきゅうおうちょうじだい
げん
今回のプログラムでは、琉球王朝時代から現
ざい
けいしょう
はってん
おきなわでんとうげいのう
だいひょう
在まで継承・発展された沖縄伝統芸能の代表
かく
げいのう
ご
きゅうていぶよう
したまち
うつ
みみ
すく
やえやま
でんとうみんよう
しょうかい
ことの少ない八重山の伝統民謡なども紹介し
ます。
りとう
ぶ
廃藩置県後、宮廷舞踊から下町や離島へと舞
たい
おきなわほんとう
らんいただ
格といえる芸能をご覧頂きます。
はいはん ちけん
ほか
おきなわみんよう
また、沖縄民謡の他、沖縄本島でも耳にする
ゆうが
おど
しょみん
こうえん
こんかい
おきなわ
げいのう
せいかつ
きた芸能をご覧頂きます。
おも
おきなわ
かくしんてき
ぶよう
へんか
い
らんいただ
台を移し、優雅だった踊りは、庶民の生活や
みじか
やえやましょとう
今回の公演ではこれら沖縄・八重山諸島の生
ひとびと
うれ
かな
うた
想いをテーマに身近で革新的な舞踊へと変化
沖縄の人々は、嬉しいときも悲しいときも歌
していきます。
や音楽を心の支えにしてきました。
おんがく
おな
おうちょうじだい
れきし
も
いみ
あ
こ
えん
ししまい
きゅうぼん
さいしゅうび
せんぞ
よ
壮な獅子舞や、旧盆の最終日に先祖をあの世
おく
だ
ねんぶつおど
おきなわ
い
かんしょう
貌は沖縄に行かなければ、なかなか鑑賞する
げいのう
ことのできない芸能です。
だいひょう
たが
たす
あ
なかよ
ぶんか
に、お互いが助け合ったり、仲良くする文化
いき
が息づいています。
ふう
へ送り出す念仏踊りのエイサーのリズムや風
ぼう
せいしん
※
また、ユイマール の精神に代表されるよう
ゆう
厄払いの意味合いを込めて演じられていた勇
そう
ささ
ごこくほうじょう
同じく王朝時代から歴史を持つ、五穀豊穣や
やくばら
こころ
ゆ
いみ
おきなわ
ほうげん
※ ユイマールとは、結いを意味する沖縄の方言です。
だれ
たが
しんらい
あ
こころ
ささ
あ
ひとりひとり
誰もがお互いに信頼し合い心から支え合い一人一人
ちい
ちから
だ
あ
たす
あ
い
いみ
の小さな力を出し合い助け合うと言う意味です。
プログラム
1
よ
だけ
こ て ん ぶ よ う
四つ竹(古典舞踊)
しゅうぎぶよう
だいひょうさく
6
なんごくおきなわ
しょうちょう
し し ま い
でんとうげいのう
獅子舞(伝統芸能)
おきなわかくち
あか
つた
ししまい
ちゅうごく
つた
祝儀舞踊の代表作。南国沖縄を象徴する赤
沖縄各地に伝わる獅子舞は、中国から伝わっ
い花、青い空と白い波をモチーフにした「花
たものといわれ、悪霊をはらい、五穀豊穣
笠」をかぶり、伝統の染色技法で作られた「紅
と子孫繁栄を祈願します。頭と胴体で2人
型」を身にまといます。手には四枚の竹を
の人間が息を合わせて獅子を操ります。
はな
あお
そら
しろ
がさ
なみ
でんとう
がた
せんしょくぎほう
み
つく
て
びん
よんまい
も
う
よろこ
しそんはんえい
たけ
な
持ち、カスタネットのように打ち鳴らしな
かんげい
あくりょう
はな
ひょうげん
がら、歓迎の喜びを表現します。
にんげん
7
ごこくほうじょう
きがん
いき
あたま
あ
しし
エイサー(伝統芸能)
さいしゅうび
ふたり
あやつ
でんとうげいのう
きゅうれき
どうたい
そせん
せ い と さ ん か
生徒参加
よ
おく
だ
ねん
旧暦の最終日に祖先をあの世へ送り出す念
ぶつおど
おおだいこ
し
だいこ
つか
こうようかん
仏踊り。大太鼓や締め太鼓を使い高揚感を
えんしゅつ
演出します。
2
か な
あまかー
だんじょ
う
くみ
おどり
加那ヨー天川(男女打ち組み踊)
あい
あ
だんじょ
あい
しるし
はなぞ
て
愛し合う男女の愛の印である花染めの手ぬ
けいかい
こい
8
あか
ひょうげん
よ
あの世からやってきたお
おど
草を明るく表現した踊り。
3
ふう
めん
こ て ん し ゅ う ぎ ぶ よ う
ざびら
おど
9
しゅうぎぶよう
祝宴の座開きとして踊られる祝儀舞踊。
きんぎん
せんす
も
いろあざ
いしょう
まとう、ゆったりとした踊りです。
4
こぶじゅつ
と
い
10
りゅうきゅうぶよう
空手や古武術を取り入れた、琉球舞踊。
つか
ぶ
わざ
つか
ゆうが
あいじょう
つた
みんよう
しょうかい
せいかつ
よろこ
かな
こ
や え や ま
げいのう
ゆかい
しょ
せいかつ
さいげん
のうこうぶよう
でんとうげいのう
カチャーシー(伝統芸能)
おきなわ
沖縄の古くから伝わる民謡をご紹介します。
やえやま
マミドーマー(八重山芸能)
みん
11
沖縄民謡
ふる
めいきょく
してい
民の生活を再現した農耕舞踊です。
まい
お き なわみんよう
おきなわ
ぶんか いさん
て
が勇壮で、優雅な舞です。
5
むけい
クワやカマを手に、愉快でユーモラスな庶
すがた
サイやヌンチャクを使い、武の技を使う姿
ゆうそう
みんよう
トゥバラーマ(八重山民謡)
れています。
そうさくからておとこおど
武の舞(創作空手男踊り)
からて
や え や ま
名曲。愛情や生活の喜び、悲しみが込めら
おど
まい
ばあ
さんとお婆さん
無形文化遺産にも指定されている八重山の
み
金銀の扇子を持ち、色鮮やかな衣装を身に
ぶ
ひょうげん
じい
をお面をかぶり表現します。
かぎやで風(古典祝儀舞踊)
しゅくえん
でんとうぎょうじ
石垣島独特の伝統行事。
し
しょとう でんとうげいのう
アンガマー(八重山諸島伝統芸能)
いしがきじまどくとく
ぐいをもち、軽快なリズムにのって恋の仕
ぐさ
や え や ま
えんかい
ぶたい
し
おど
かん
沖縄で宴会や舞台の「締め」に踊られる簡
たん
まい
単でポピュラーな舞。
ちゅら
お き な わ か ぶ げ き だ ん
ねん
しょうかい
沖縄歌舞劇団美のご紹介
にほんはつ
おきなわじょせいかぶげきだん
せつりつ
おきなわ
じょせいたち
おきなわ
はつ
1998 年、 「日本初の沖縄女性歌舞劇団」 として設立。 沖縄の女性達だけによる沖縄で初
かぶげきだん
たんじょう
かれい
ちからづよ
か
そな
じょせいわかて
のプロフェッショナルな歌舞劇団として誕生しました。 華麗さと力強さを兼ね備えた女性若手
なか
ぶようか
おこな
りゅうは
こ
えら
ぬ
こうせい
舞踊家の中からオーディションを行い、 流派を超え、 選び抜かれたメンバーによって構成され
りゅうきゅうぶよう
けいしょう
おも
ひび
きび
しゅぎょう
つ
あ
でんとう
い
ております。 琉球舞踊の継承を重んじ、 日々厳しい修行を積み上げるとともに伝統を生かし
かずおお
さくひん
そうさく
そうりついらい
ねんかん
かこく
こうとうがっこう
がっこうこうえん
とし
かいがいこうえん
せい
た数多くの作品を創作しております。 創立以来、 15 年間で 34 ヵ国 64 都市の海外公演を成
こう
にほんぜんこく
しょう
ちゅう
およ
いっぱんこうえん
せいりょくてき
おこな
功させるかたわら、日本全国の小・中・高等学校での学校公演及び一般公演を精力的に行い、
くにしていじゅうようむけいぶんかざい
りゅうきゅうぶよう
ふきゅう
そうさくかつどう
つづ
国指定重要無形文化財である琉球舞踊の普及と創作活動を続けています。
【開催日程】
実施月日
実施校
実施校以外の地元主催者
10 月 19 日(月) 福岡市立弥生小学校
10 月 20 日(火) 八女市立上陽北
福岡市教育委員会
学園中学校
福岡県教育委員会 , 八女市教育委員会
10 月 21 日(水) 熊本市立山東小学校
熊本市教育委員会
10 月 22 日(木) 宇城市立海東小学校
熊本県教育委員会 , 八代市教育委員会
10 月 23 日(金) 人吉市立人吉東小学校
熊本県教育委員会 , 人吉市教育委員会
10 月 26 日(月) 南島原市立北有馬中学校
長崎県教育委員会
10 月 27 日(火) 長崎市立土井首小学校
長崎県教育委員会
10 月 28 日(水) 嬉野市立大草野小学校
佐賀県教育委員会 , 嬉野市教育委員会
10 月 29 日(木) 武雄市立西川登小学校
佐賀県教育委員会 , 武雄市教育委員会
10 月 30 日(金) 佐世保市立柚木中学校
長崎県教育委員会
11 月 2 日(月)
小値賀町立小値賀中学校
長崎県教育委員会
11 月 4 日(水)
佐世保市立光海中学校
長崎県教育委員会
11 月 5 日(木)
唐津市立鏡山小学校
佐賀県教育委員会 , 唐津市教育委員会
11 月 6 日(金)
福岡市立田村小学校
福岡市教育委員会
11 月 9 日(月)
北九州市立飛幡中学校
北九州市教育委員会
11 月 10 日(火) 小郡市立立石小学校
福岡県教育委員会 , 小郡市教育委員会
11 月 11 日(水) 香春町立中津原小学校
福岡県教育委員会 , 香春町教育委員会
11 月 12 日(木) 嘉麻市立稲築西小学校
福岡県教育委員会 , 嘉麻市教育委員会
11 月 13 日(金) 福岡市立横手小学校
福岡市教育委員会
か?
知ってます
し
ねん
ようせい
がつ
ついたち
こくさい
おんがく
ひ
10 月 1 日は国際音楽の日です
せつりつ
こくさいおんがくひょうぎかい
かいぎ
よくとし
ねん
まいとし
がつ ついたち
せかい
1977年にユネスコの要請で設立された国際音楽評議会という会議で、翌年の1978年から毎年10月1日を、世界の
ひとびと
おんがく
つう
たが
なかよ
こうりゅう
ふか
こくさいおんがく
ひ
人々が音楽を通じてお互いに仲良くなり交流を深めていくために
「国際音楽の日」
とすることとしました。
にほん
ねん
まいとし
がつ ついたち
こくさいおんがく
ひ
さだ
日本では、1994年から毎年10月1日を「国際音楽の日」
と定めています。