Team PrimoCorse レース参戦レポート SUGO SL カートミーティング第5戦 ☆参加ドライバー ○RMC クラス ゼッケン4 小棚木 悟 選手 (KOSMIC+ROTAX MAX+MOJO) ○YAMAHA SS-O クラス ゼッケン9 佐藤 朱伊 選手 (CRG ロードレベル+YAMAHA +BS) ◇参戦に臨んで・・・・ SUGO シリーズも第5戦を向かえ、いよいよ終盤戦。今回チームか らは2名のドライバーが参戦。ROTAX 小棚木選手、YAMAHA MAX クラスにエースの SS-O クラスには佐藤朱伊選手がエントリ ー。2名とも事前の練習走行は無く、若干の不安を抱えながらもレ ース前日を迎えた。 ◇前日練習 前日練習に参加は佐藤選手のみ。小棚木選手は当日入りとなる。 佐藤選手、練習走行は前回のレース以来なのでまずは完熟走行に徹 してもらう。タイヤもかなり古いものなので、タイムは気にせず周 回を重ねる。午前中の TOP タイムは43秒6前後の様だ。佐藤選手 は46秒3~5付近で約3秒落ち。シャシーセットやギヤ比を変え るも全くタイムに変化なし。 午後のセッション、思い切って NEW タイヤを投入。出来ればレー スに温存しておきたいが、あまりにギャップが大きいのでやむを得 ない。 タイヤを交換すると2秒半のタイムアップ。やはり原因は古すぎる タイヤ。出来るだけ走行を抑えつつ、シャシーセットアップとギヤ 比の選択を迫られるが、そこは CRG ロードレベル。全てノーマルの イニシャルセットで BEST と判断。ギヤ比に若干の疑問を残すもベ ストタイムは43秒8。これで NEW タイヤが残っていれば、と思 うほど上手く決まりました。あとはドライバーに期待して前日練習 を切り上げました。 ◇レース当日 前日に続き、当日も秋晴れのレース日和となりました。YAMAHA SS-O クラスは前日のデータが生かせそうです。小棚木選手も無事 朝の練習走行から参加。2名とも朝のフリー走行はまずまず。 タイムアタックが始まると、小棚木選手が思ったよりも調子が良い。 シャシーのセットも悪くないようだし、MAX エンジンも良い感じで す。参加メンバーを鑑みても4位と言う順位は十分満足いくものだ。 一方、SS-O クラスのタイムアタックは非常に残念な結果になって しまった。ドライバーには遅い車両に引っかからないように注意を 促していたが、十分に伝わっていなかったようだ。終始遅い車両に 付き合ってしまい、結果は自身のベストタイムよりコンマ5秒近く 遅いタイムで9番手に終わる。 予選ヒート、MAX クラスはスタートで順位を落とすもすぐに挽回。 3位の選手を追う展開になりテール to ノーズの状態で迫るが一歩と どかず4位。SS-O クラスはスタートで1~2つ程順位を落とすも、 その後は良い感じで走行を重ねる。そして前の選手に迫りつつある 中、4コーナーで単独スピン。決勝は最後尾からのスタートとなる。 決勝ヒートは2名ともギヤ比を変更して勝負に出る。小棚木選手は 予選に続き3位の選手を猛追するが、僅かに届かず4位。惜しくも 表彰台を逃す。佐藤選手はスタートでクラッシュ。1周も出来ずに レースを終える。 ◇ レースを終えて 今回は両選手とも練習不足の中でも出来る事はしたと思います。佐 藤選手は明らかに練習不足ながら、適応力とスピードはあったんじ ゃないかなと、個人的に思います。フレーム全損という厳しい結果 でしたが、今後もレースを続けられればきっと良い結果に繋がるで しょう。 小棚木選手は、やっぱりチームのエースです。フレームセット・エ ンジンセットともベストでは無かったと思いますが、レースがスタ ートしたら『なんとかしてくれる』ドライバーです。 MAX クラスはようやく当チームもデータが揃ってきて、今回は結構 イケていた?と思いますので、これに満足することなく次回最終戦 もベストな状態でレースに臨みたいと思います。 YAMAHA SS-O クラスも普通に走ればタイムは上位と遜色ない 佐藤選手なので、なんとか最終戦も見てみたいですね。 最後に、 今回参加されたチーム員の皆様、関係者様、 チーム HAMATU 様、本当にお疲れ様でした。そして、有難う御座いました。 TeamPrimoCorse 代表 河野 崇
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