【平成26年度】 創設3年目を迎えたHA SEC。

【平成26年度】
創設3年目を迎えたHA
SEC。今年度も英語力ア
ップに向け、1年生が18
名エントリーしました。
平成24年度と平成25年度、八幡高校は、「英語力を強化する指導改善の取組み」
を実施する拠点校として、文部科学省から県内4校のうちの1校に指定を受けました。
これに伴い英語科では、英語に興味を有する生徒の意欲や能力を、授業以外でもさら
に伸ばせる場・ハセック(HASEC=Hachiman After School English Circle)を
立ち上げました。
外国人観光客も多い近江八幡市。八幡高校で「英語を使った発信力」をしっかり鍛え、
国際共通語にもなっている英語に強くなりたいですね。
ALTはダンラップ先生からマーフ
ィー先生(ジリアン・マーフィー先
生)となり、新しい体制でのスター
トとなりました。
(新ALTのジリアン・マーフィー先生。
“Now is the time to enjoy
English all together!”)
■平成26年4月23日(水)第1回活動日。1~3年生メンバー25名参加。
初回となった今回は、前半はメンバーが一人ずつ英語で元気に自己紹介。
好きなスポーツ、将来の夢、趣味などを述べました。後半は、マーフィー先
生の出身地であるアメリカ・カリフォルニア州を収めた自作DVDを上映。
ダウンタウン、家族の様子、よく出かけたショッピングモール、出身大学な
どが紹介されました。参加生徒は、DVDを見ながら、用意されたワークシ
ートの英語の質問に制限時間内で回答し、即答していきました。
第1回目としては、後半がやや難しい内容となりましたが、ユニークな語
り口で優しく生徒に迫るマーフィー先生に魅力を感じた生徒が多かったこと
は言うまでもありません。
■平成26年5月21日(水)第2回活動日。1・2年生メンバー13名参加。
今日は、前回の活動の際に宿題となっていたマーフィー先生の家族紹介のD
VDのワークシートの答え合わせのあと、メインとなる「日米の高校比較」を
しました。
先ず、最初の5分間で、配布されたワークシートに、アメリカの高校に関す
る質問をできるだけ多く記入。その後、3人1組のグループを作り、完成した
質問の中から、2つを選定。グループ毎にマーフィー先生に英語で尋ねていき
ました。
What would “Prom” be like in your country? (プロムはどのようなも
のか?)
In your high school, do they have school excursions?
(高校に修学旅行はあるか?)
Which subjects are popular among high school students in the U.S.?
(アメリカの高校生に人気の科目は何か?)
など、次々と個性溢れる質問が出されました。
プロムの質問については、ホームカミングと併せて詳しく説明。マーフィー
先生自身も、高校時代を懐かしむように、満面の笑みを浮かべて解説を進めて
いました。修学旅行の質問については、「アメリカの高校には、一般的に、3
泊4日などといった公的な学校行事としての長期の修学旅行はないと言って
いい。理由の1つとして、事故等の際に、保護者がすぐに学校を相手取り、訴
訟を起こすので難しい面がある。日本の高校が羨ましい・・」などと回答。会
場は生徒も驚いているようでした。科目の質問については、日本では「体育」
が人気教科の1つだと伝えると、アメリカの高校では、学生は「体育」を積極
的に選択せず、強いて言うと、
「代数学」など、論理的思考を育てる科目が人
気だという回答でした。
最後に、まとめとして、マーフィー先生の出身高校の紹介DVDをみんなで
見ました。時折DVDを止め、解説を入れながら生徒からの細かい質問にも回
答してくださいました。HASECメンバーは、日米の高等学校事情の大きな
違いを知り、たいへん有益な異文化学習となりました。
■平成26年5月28日(水)第3回活動日。1~3年生メンバー13名参加。
今回は、四技能のうちの1つ『書く』に焦点をあて、マーフィー先生の妹の
ケイティさん(高校生)に英語で手紙を書く活動をしました。第2回の内容で
扱った、日米の学校比較の延長線上としての位置づけです。
挨拶、各自の自己紹介、八幡高校の様子(授業、部活動など)、自分が頑張っ
ていること等を盛り込むとともに、ケイティさんへの質問もいくつか記入。英
文完成後、クレヨンや色鉛筆を使用してイラスト等も入れ、カラフルに仕上げ
ました。
後日、マーフィー先生が郵送してくださるわけですが、どのような返事が返っ
てくるか、本当に楽しみにしているようでした。
HASECメンバー達は、辞書を片手に、少しでも自分の意図が正確に伝わ
るよう、互いに知恵を出し合い、原稿用紙に向かっていました。
■平成26年6月8日(日)今年度第1回高校生英語ディベートセミナー。2
年生の2名が参加。開催場所は膳所高等学校。
メイク・フレンズ(make friends)と論理的思考力の向上を目的として、毎年恒
例の勉強会に参加してきました。
今年度の全国高校生英語ディベート大会のテーマ
The Japanese government should abolish nuclear power plants.
『日本政府は、原子力発電所を廃止すべきである。是か、否か。』
今回は、初心者も多かったことから、直接上記テーマに沿って立論を作成する
ことは控え、午前中は、県内の英語ディベート仲間との友好の輪を広げる言語
活動(Ice Breaking)で warm-up をしたあと、『ディベートを楽しもう』という
テーマの下、分かりやすい講義を聞き、ディベートの基礎を学びました。そし
て、実際に、
『滋賀県の高校は高校生のアルバイトを容認すべきである』という
練習用の論題に沿って、日本語でディベート練習。午後は、constructive speech
(立論)、attack(攻撃)、defense(防衛)
、summary(要約)をひととおり体験し
ました。
本校から参加の桂田万菜さん(2年生)と副島百香さん(2年生)も、他校の
生徒達と笑顔でメイク・フレンズ。熱心にメモをとったり、チームメイトとデ
ィベートの作戦を練ったりと、ディベートの真髄に迫ることができました。今
年度のテーマは、やや難解ですが、大会出場に向け、じっくり取り組みたいも
のです。
■平成26年7月10日(木)八幡高校文化祭。1・2年生メンバー17名出
場。会場は近江八幡市文化会館。
昨年度に引き続き、今年度も文化祭に出場しました。
前半は、1年生と2年生有志のメンバーが、米映画“High School Musical”
を題材にして、登場人物に扮して英語で自己紹介とショートコント。ALT
のマーフィー先生は特別に、関谷校長先生から英語で紹介されました。その
後、舞台いっぱいに広がり、その主題歌(“We are all in this together”)
に合わせて元気よくダンスをしました。
後半は、2年生メンバー5名による英語プレゼンテーション。まず、日本
とアメリカでの誕生日の祝い方の相違点、街中にあるゴミ箱の違い等の異文
化理解について詳しく説明しました。そして、行事では他学年とも団結して
盛り上がる、友人思いのあたたかい心をもった生徒の多い八幡高校の素晴ら
しさを、“super best high school in the world”と表現し、日頃の素朴な
視点を大切にしながら、聴衆に伝えていました。
最後は、今回の文化祭のHASECのキャッチフレーズでもある、“Hi!
Happu!! Happiness!!!”を、全校生徒とともに声高らかに唱和しました。
外国文化に親しみ、日本文化と比較し、そこから学び、お互い
の伝統文化を尊重する。
これからも、この姿勢を大切に、英語学習に励んでいってほしいものです。
■平成26年月8月7日(木)滋賀大学公開講座(英語の発音について)。1年
生メンバー2名参加。会場は滋賀大学石山キャンパス(教育学部)。
今年度が初めてとなる講座でした。「英語の発音を学ぼう~英語らしさって
何?英語の発音・日本語の発音~」というタイトルの下、担当の滋賀大学教育
学部の大嶋秀樹教授から、英語発音の基本をワークショップ形式で教わりまし
た。
前半は、自分の英語の発音をコンピューターに録音して調べてみたり、母音
発音の際の唇の形・口の動き・舌の位置等を、実践練習をしながら確認したり
しました。
後半は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌“Let it Go”を使用。
実際に歌の中で、母音と子音の結合が、リズムが加わることで、どのように発
声変化するのかを理解したうえで、元気に歌いました。
たいへんバラエティ豊かな内容で、本校より参加の1年生の大木彩花さんと
福山真琴さんも、大嶋教授に質問や確認などをしながら、しっかり基本をマス
ターすることができました。
八幡高校は、一昨年度と昨年度、竜王中学校とともに「英語力向上プログラ
ム」の同一強化地域として、文科省に研究指定を受けた経緯があります。本日
参加したHASECの2人は、共に同中学校の出身生徒。HASECエントリ
ーに加え、本講座への積極的な参加は、過去2年間の共同研究を思うと、担当
者として、たいへん喜ばしいことだと受けとめています。
日本語とかなりの言語間の距離をもつ英語。その正しい発音習得は、容易な
ことではありませんが、今後とも、楽しく前向きに学ぶ姿勢を大切にしてほし
いものです。
■平成26年月8月22日(金)~23日(土)滋賀県高校生英語ディベート
合宿。2年生メンバー2名参加。会場は県立希望が丘文化公園青年の城。
“Make friends”を合い言葉とし、今年度で第3回目となる当合宿。県内の
高校生33名が参加しました。八幡高校からは3年連続の参加となりました。
1日目は、趣旨説明・主催者挨拶のあと、Ice Breaking、滋賀大学教育学部
大嶋先生による『コミュニケーション論と英語発音』の演題での基調講演を聞
きました。後半には洋楽を実際に補助教材として使用しながら、母音と子音と
の結合等、英語特有の発声の練習もしながら、音声学に親しみました。
午後は、今年度の公式テーマ『日本政府は原子力発電所を廃止すべきである、
是か非か』について、原発クイズに回答したあと、小グループに分かれて英語
でディスカッション。ディスカッションの基本である『現状認識→問題点→解
決策→利点』というスキーマを大切にしながら、ポスターセッションに取り組
みました。ポスターの表記は日本語使用としましたが、ポスターの発表時(グ
ループ毎)は、全員が分担しながら、英語でおこないました。本校から参加の
桂田万菜さんと副島百香さんも、グループの仲間と協力し合いながら、ポスタ
ーを完成させていました。
副島さん(左から2人目)
桂田さん(上)
夕食後の夜の部では、英語の先生方2名によるミニ講義。それぞれ「英語の
語源」
「英語の発音」についてのユニークなプレゼンテーションがあり、最後は
昨年度、当合宿に参加した大学生による近況報告がありました。
2日目は、ディベート公式戦を経験している近江兄弟社高校と石山高校との
間で、今年度の公式テーマについて、ディベートデモンストレーションをおこ
ないました。初心者にも分かりやすいように、途中でボランティアの大学生が
状況を日本語で要約し、注意して流れを理解すべき点を指摘しながら解説を入
れてくれました。
閉会行事では参加生徒が、2日間を振り返ってよかった点を発表。本校の生
徒も、
「今回はテーマが原発で、それも英語ディベートなので、最初は難しいと
思っていましたが、皆さんと一つ一つ丁寧に理解していく中で、少しずつ分か
ってきました。他校に友達もでき、英語で発表することで自信にもなりました。」
と笑顔で感想を述べました。
英語を使用しながら、自分の考えを明確にする力、他人の意見に対して適切
な感想や助言を与えるコメント力を磨いていくことは、今後、益々重要になっ
てくるものと思われます。今回の経験で学んだことを他のHASECメンバー
にも伝達し、意欲的にコミュニケーションの深層に迫っていってほしいと思い
ます。
(参加者全員で。希望が丘文化公園「青年の城」研修室にて。
参加校:八幡、石山、伊香、守山、近江兄弟社、彦根東、虎姫)
■平成26年10月29日(水) ハロウィーン特別ハセック。1・2年生メ
ンバー7名参加。
今回は、ハロウィーンを前にマーフィー先生の協力も得て、先ず、ワークシ
ート“Horror Movie Monsters”で英語のトレーニング。仮装行列によく利用さ
れる8つのキャラクターについて、マーフィー先生が用意した英語ヒントを参
考にしながら、誰が一番早く正解が出せるかを競うゲームをしました。ホラー
映画に多少親しんできた生徒は、一つ目のヒントで正解することもあり、マー
フィー先生を驚かせました。
そのあと、スヌーピーのハロウィーン版を鑑賞。ハセックメンバー達は、画
面から流れてくる、巧みでバラエティ豊かな動きと、それぞれの英語の言い回
しに、興味深げに見入っていました。
最後はハロウィーンについての質問のコーナー。話題になった一つは、
「アメ
リカでは、おおよそ何歳から何歳まで、“Trick or treat”と大きな声で地域を
歩いて回るのか」というものでした。マーフィー先生の回答によると、
「参加す
る年齢に特別な制限はないが、おおよそ3~4歳くらいから高校生くらいまで
だろう」とのことでした。
日本では、ハロウィーンの行事もかなり定着し、今年は、ハロウィーンの夜、
東京などの大都市では、派手な仮装行列も見られました。もともとは秋の収穫
を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いをもつ行事で、
『食べ物に感謝す
る』が大義であるハロウィーン。単に、お菓子のやりとりや Jack-o`-Lantern
の作成だけでなく、この国民的行事の歴史や奥義を理解することも、今後益々
大切になるのではないでしょうか。
■平成26年11月14日(金)
第24回ミしがンカップ高校生英語スピー
チコンテストに2年生メンバーが出場。会場はミシガン州立大学連合日本セ
ンター(彦根市)。
今年度も、熱心なメンバーが、夏休み前から原稿を準備し始めていました。
今回出場したのは2年生の古庄真名美さん。発表タイトルを、
『祖母の口ぐせ』
(英語タイトルは“To keep a happy life, thanks to music” )とし、A
LTのマーフィー先生にも指導していただきながら、一生懸命に練習を重ね
ました。
内容ですが、まず前半は、
「人」という漢字を例にとり、この文字は「お互
いに支え合う様子を意味する」ことを確認。中学時代より祖母から厳しく指
導されてきた、人間として備えておくべき礼儀、他人に対する思いやり等に
ふれ、古庄さん自身が吹奏楽部で学んだ他のメンバーとの「協働の大切さ」
も含めながら、独自の主張を展開していきました。
後半は、夏休みに友人と一緒に行ったクラシックコンサートで感じた、
「音
楽を全員で創造して奏でる」という芸術的美徳で主張を掘り下げ、真の芸術
にも「人」という漢字に代表される「助け合いの精神」が不可欠であること
を説きながら、元気よく締めくくりました。
審査の結果、残念ながら上位6位入賞には至りませんでしたが、
「少子高齢
化」「いじめ」「ミシガン州への留学体験」「アニメ」「家族愛」など、制限時
間5分で発表される32名の多様なトピックに学ぶことが豊富で、たいへん
有意義な一日となりました。
以下、古庄さんの発表用スピーチ原稿です。
Please look at me. Now I will make a Chinese character. What is this
one? Yes, this is HITO, meaning “person”.
I like this letter very much
because both sides seem to be assisting the other. It’s a nice message!
We are always assisting each other this way, aren’t we?
My grandmother
taught me a lesson about this, recently.
It was a time when I felt sick and came back from school around noon.
I play the flute in the school band at Hachiman High School, but that day,
I couldn’t go. She said to me, “You must be giving trouble to your friends
in your club. They are surely doing some work that you are supposed to
do.
You have to be thankful to them.”
I asked my grandmother, “Why do you say, ‘Be thankful to others?’
so often?”“Because we should keep living to help each other.” answered
my grandmother.“For example?” I asked. ”Each married couple is helping
one another, right? It is a matter of course, but youngsters these days
don’t understand it enough, including you, Manami.” she said.
I realized that both this Chinese character HITO(人) and what my grandma
said have something in common. I found how important it is to help each
other, every time I imagine Chinese character HITO in my mind.
I realized that people, like my grandmother, aren’t the only encouraging
thing in my life. Music encourages me, too. I started playing flute when
I was in my 1st year of junior high school. I fell in love with the sound
it made. I want to say I owe who I am now to music. In various situations
in my life, music has assisted me, according to how I felt on each occasion.
When I felt glad, it made me much happier, and when I felt down, it could
encourage me. I can feel these emotions all the better because I love
music.
This summer vacation, I went to a symphonic concert by the Kansai
Philharmonic Orchestra in Osaka with a friend of mine. While I was
listening to their music, I was so moved. The theme of the concert was
“cosmos". Music resonated through the hall and the sense of spreading
space was so appealing.
To be honest, I have been a big fan of classical
music since I was a little kid. When we left the concert hall, my friend
and I were so fascinated and felt as if we had been navigating space in
a rocket.
Inside an orchestra, a lot of members are cooperating with each other.
Every player has his or her own part to make the music united.
I feel thankful to my family members, brassband members , music and
everything that helps me. I would like to keep a happy life, not forgetting
anything assisting me, always appreciating that I am just one side of the
Chinese character(人), and it is the other that keeps me standing.
■平成27年2月8日(日)
第20回フレンドシップカップレシテーションコンテスト
(滋賀県高等学校英語教育研究部会主催)
1・2年生メンバー6名参加。会場は滋賀大学教育学部(大津キャンパス)
合い言葉は Make Friends!!
今年度も、意欲的なハセックメンバーが6名参加しました。今回は、第20
回目の記念大会となり、県内26校から135名の高校生がエントリーしまし
た。
直前には、ALTのマーフィー先生からも丁寧な指導を受け、発音や抑揚、
ジェスチャー、その他発表態度などを中心に、完成度の高いレシテーションを
目指し、本番を迎えました。
午前中は、初心者部門4部屋、経験者部門4部屋の計8部屋(各部屋16名
~20名)に分かれてレシテーション予選。残念ながら本校生徒は決勝には進
めませんでしたが、全員堂々と発表することができました。
午後は、レシテーションの決勝のあと、午前の予選の部屋のメンバーで4人
グループとなり、プレゼンテーションアワー。タイトルは、
「青森」
「秋田」
「福
岡」「熊本」「鹿児島」の5県。運営スタッフが用意した、それぞれの県のデー
タ(特産物、行事、人口、観光名所など)の情報を、ポスターも作成しながら分
かりやすく英語にまとめ、発表しました。発表は県内の高校のALT(外国語
指導助手)が審査し、終了時には、どうすれば分かりやすく、興味深く伝わる
かについて、貴重なフィードバックを受けていました。
グループで知恵を出し合い、冗談も言い合ったりしながら学ぶ姿には、大会
名にもある“Friendship”の名の如く、あたたかい友情が垣間見えました。他
校の生徒はもとより、他校のALTや英語科の先生方とも交流が深まり、たい
へん有意義なひとときとなりました。本校生徒も、電子辞書も使いながら懸命
にまとめていました。
本大会には、本校生徒は毎年参加しています。来年度も是非前向きに取り組
み、緊張感のある雰囲気でレシテーションをし、
“Make Friends”を合い言葉に、
他校の参加者とともに、プレゼンテーション等で英語の発信力も鍛えられるこ
の歴史ある大会で、多くの学びがあることを願っています。
■平成27年3月18日(水)今年度最後のランチ・ハセック。2年生メンバ
ー3名参加。
特別時間割で慌ただしい中でしたが、少しでも英語を使う時間をもとうと、各
自が昼食を持参し、ハセック活動を実施しました。
「今年度を振り返って」「春休みの予定」「最近見たお薦めの映画」などのテー
マで、少ない参加者ではありましたが、サロン的雰囲気で自由に歓談を楽しみ
ました。
ハリーポッターシリーズの大好きなマーフィー先生からは、初期のハリーポ
ッターシリーズの感想や、友人と訪れた大阪のUSJでの思い出など、普段聞
くことの出来ない興味深い話を聞くことができました。生徒達も、テーマに関
連した話を、既習の英語表現を駆使しながら、思い思いに会話のキャッチボー
ルを楽しんでいました。
さて、今回で今年度最後のハセック活動となりました。
1年間、ALTのマーフィー先生の勤務日が週1回という厳しい条件の下、
時間の許す限り協力を得て、通常活動、文化祭でのダンスや英語プレゼンテー
ション、スピーチコンテスト、レシテーションコンテスト等への出場など、英
語のアウトプットにつながる有意義な交流活動をおこなってきました。
平成24年度、本校が文科省の英語力向上プログラムの学校指定を受けた際
に立ち上げた3年目のハセック(放課後英語サークル)ですが、次年度以降も、
英語に興味を有する在校生が新入生を誘って、さらに幅の広い、味わい深いコ
ミュニケーションサークルに発展してくれることを期待したいと思います。
本校のホームページをご覧頂いた皆さま、心よりお礼申し上げます。
1年間、本当にありがとうございました。
平成27年3月24日
滋賀県立八幡高等学校 英語科
中西 勝弘
小見山
和栄