第8回環太平洋ネクサスプロジェクト研究会

第8回環太平洋ネクサスプロジェクト研究会
研究推進戦略センター(CRD)
と環太平洋ネクサスプロジェクト
(R-08-init)はこのたび、共催で下記の研究会を
開催致します。本研究会は、
これまで地球研や様々な研究者が実施してきたプロジェクトの結果を共有し、今後
の地球研プロジェクトを実施するうえで、
プロジェクト間の相乗効果の創出を図るプロセスの一環として実施す
るものです。
※当研究会は、
リスク、
レジリアンス、
コモンズ、指標等の重要概念について、それぞれ連続で開催し、複数の研究
者が共同してWorking PaperやReview Paperとしてまとめていくことを主目的としており、CRPコミュニケーショ
ン部門が単行本出版などをめざして開催しているレジリアンス研究会とは目的が異なります。本研究テーマに関
心を持つ方のご参加を歓迎いたします。
【日 時】
5月12日
(月)10:30-12:15(予定)
【主 催】
環太平洋ネクサスプロジェクト
【場 所】
【目 的】
【報告者】
地球研セミナー室3
RIHNプロジェクト等におけるレジリアンスのレビュー
災害マネジメントとレジリエンス (20分)
A.
・Dr. 清水 美香(京都大学防災研究所)
社会・生態システムの脆弱性とレジリアンス (20分)
B.
・Prof. 梅津千恵子 (長崎大学環境科学部)
・Dr. 石本 雄大 (RIHN)
アジア太平洋地域の人間環境安全保障――水・エネルギー・食料連環 (15分)
C.
・増原 直樹 (RIHN)
総合討論 (50分)
D.
【Key Questions】
1. それぞれのプロジェクトで用いた、
レジリアンスの定義や参照概念はありますか?また、
レジリアンスを見る時の
視点は何ですか?
(例えば、健康、環境、安全、経済など)
2. レジリアンスは、他の概念(たとえば、脆弱性、
リスクや危険性)に関連していますか?その場合は、
どのように関
連していますか?
3. レジリアンスの構成要素は何ですか?それらの要素について、
どのようにデータを収集しましたか?
4. レジリアンスを評価分析したり管理するのにどんなツールや方法を使用しましたか?
5. どのような規模(対象)
でレジリアンスの評価、分析、マネジメントを実施しましたか?また、その評価分析の定量
化はどの程度できましたか?
6. 誰がレジリアンス研究の成果の恩恵を受けましたか?研究結果をどのように関係者間で共有しましたか?対象
地域の政策変化に結びつきましたか?
◎参加ご希望の方は、環太平洋ネクサスプロジェクト:増原までご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。