3学年チャレンジテスト 分析

3学年チャレンジテスト 分析
★各先生方による分析
◎よく理解できていること ▼あまり理解できていないこと
【国語】
◎仕様書を書くことについて、項目を理解し、その項目にふさわしい内容を書くことができる。
◎「押す」の読みの正答率は100%である。また、
「驚く」「交換」の読みもほぼ100%の正答率
である。
◎「息をのむ」という表現の使い方を理解できている。
▼理由を問う条件付きの記述問題について著しく正答率が低い。
▼「互い」の読みの正答率が、道内・十勝・帯広を下回っている。
▼文の内容を理解し、
「言う」を「申す」に直すことができていない。
【数学】
◎四則計算の正答率が高い。
◎2 次式やルートも四則に関わる計算は正答率が高い。
◎証明問題が穴埋め形式で出され、その正答率が高い。
▼因数分解や展開が融合されている式の値を求める問題の正答率が低い。
▼3 辺が示されている三角形から直角三角形をみつける問題の正答率が低い。
▼素因数分解を利用して面積を変換し、正方形の一辺を求める問題の正答率が低い。
▼2 次方程式の解は計算できるが、問題の答えとして正しく活用できていない。
【社会】
◎北方領土の島の位置・島名についての定着率はよい。
◎参政権についての知識は、概ね定着している。
◎税金の種類(国税、地方税、直接税、間接税)
・消費税について、概ね理解している。
▼文章表現を用いる解答について、道内全体・十勝教育局・帯広市教育委員会、全てにおいて正答率が低い
が、本校ではより低い正答率となっている。
▼一票の格差については、道内全体・十勝教育局・帯広市教育委員会、全てにおいてに正答率が低いが、本
校ではより低い正答率となっている。
【理科】
◎用語に関して答える問題の正答数が多く、用語の定着が見られる。
◎日食や月食といった基本的な用語を答える問題の正答率が高い。
◎食物連鎖など生物のつながりに関する問題の正答率が総じて高い。
▼月食が起きる時の太陽との位置関係については正しく理解がされておらず、正答率が低い。
▼有機物の流れを把握しておらず、正答率が低い。
▼記号の並び替えや選択問題での無回答数が多い。
★各先生方が考えた授業改善・工夫
【国語】
・記述問題について、問いの条件を使って解答のフォーマットを作り、それに内容を当てはめるという
方法を練習する。
・漢字の読み書きの学習について、毎時間粘り強く取り組む。
・敬語について、基礎事項をしっかり覚えさせる。その上で、場に応じた敬語の使い方を考えさせる。ま
た、日常の場面での敬語の使用について考えさせ、意欲をもたせるようにする。
【数学】
・基礎基本の計算力がようやく身についてきているので、今後とも計算力の向上には努めたい。
・因数分解、展開、2 次方程式、証明、三平方など、その分野ごとの計算力もついてきており、年度末には
代表的な融合問題について、再確認する必要がある。
【社会】
・資料の読み取り等の学習を増やし、読み取りをもとにした文章表現・説明文を書く機会を多く設定する。
・政治、経済等の覚えるべき重要項目・重要語句を整理し、繰り返し復習を行う。
・北方領土関連の問題については、道立高校の入試に必ず出題されるので、繰り返し復習を行う。
【理科】
・宇宙に関する事項や生物どうしのつながりに関する分野での用語の定着が見られる。興味がそのまま
学習内容の定着につながっていると考えられるので、引き続き視聴覚教材を活用していきたい。
・作図の問題は大きく差があり、図を書く練習は不十分である。用語のみに重点を置かず、惑星や
衛生との位置関係をしっかりイメージし、それをまとめられるように工夫をしていく必要がある。
(図に関する問題を増やし、ワークシートとして活用するなど)