車の運転 = 運転免許証

車の運転 = 運転免許証
先日、運転免許証の更新に近くの警察署に行ってきました。ビックリしたのは、身体の動きが不自由な
(コートを着るのも大変な)男性が奥さんと一緒に更新に来ていたのと、窓口の担当者が窓口の廻る順番
をいくら説明しても理解出来ないような人たちが何人かいました。他人事なのですが勝手に心配していま
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した。現在に更新制度は、70才以上は「高齢者講習」を受ける必要があり、さらに75才以上は判断力
を測るための「講習予備検査(認知機能検査)」が義務づけされているようです。
と言う私も、5年後の更新ではまだ大丈夫ですが10年後の更新は上の講習を受けなければなりません。
それまで、認知症になっていなければですが。
一応、私は日常仕事で車を運転している子どもに、『中央線寄りに運転していたら、また小さな物損事故
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を数回起こしたら感覚がズレてきているので、容赦なく、いくらイヤだと言っても免許証を破棄してほし
いし、車を廃棄してほしい』と伝えています。まぁー、介護の仕事をしているので厳しくされると思いま
す。中央線寄りということは、車の左側の感覚がズレて来ていることです。また、物損事故も車幅や後ろ
の感覚がズレて来ていると思います。駐車場に駐車するときも斜めになったり、1回できちんと駐車でき
ないのも、やはり同じではないかと思います。(今は出来ています)
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厚労省研究班の推計では、65才以上の高齢者のうち認知症の人は15%で約7人に1人、2012年時点で
462万人にのぼるということです。さらに予備軍も400万人いると。NHKスペシャルで「認知症8
00万人」時代という番組を2週にわたって放送していました。更新に行った何日か後の新聞でも2回に
わたり「認知症とわたしたち−車の運転」というテーマで載っていました。
認知症の人が運転する車が事故を起こすケースが増加しています。宮崎県えびの市で下校途中の児童3人
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を次々にはねた事故は76才の認知症状がある男性ですが実刑判決が言い渡されています。東京・狛江市
では72才の認知症の男性が自転車と衝突し自転車を引きずったまま100㍍走行し母親と一緒に乗ってい
た2才の子どもが死亡。京都市でも61才の認知症の男性が大学生を死亡させる事故など。また高速道路
の逆走事故の約7割が65才以上の運転者で、うち認知症だったり疑われたりしたケースが約4割にのぼ
ったということです。病院に行って診断結果として認知している人もいれば、病院に行かないで認知症状
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を意識しないで事故を起こしている場合もあるようです。???ひとり暮らしの人はどうするのだろう。
以前、私も相談されたことがありました。お父さんの運転の件で。その時助言したのは、私が子どもに
頼んでいることでした。でも、そのお父さんはなかなか止めるのが大変だったようです。そこはコリジョ
ンコース現象(別名;十勝型事故、田園型事故とも呼ばれる)が多い地域でもあったからです。
その相談された人にもうひとつ言ったのは、もし事故を起こしたら家族にも賠償リスクが降りかかってく
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るかも。責任能力とか監督責任と言うことで。調べていくとけっこう出てきます。京都市の事故は、同乗
者も病気を知っていたのに運転させたということで罰せられています。酒酔い運転と同じようです。
念のために。『認知症の原因別の運転行動の特徴』
*アルツハイマー;運転中に行き先を忘れる・駐車や幅寄せが下手になる
*ピック病(前頭側頭葉変性症);交通ルールの無視・運転中の脇見・車間距離が短くなる
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*血管性認知症;運転中にボーッとするなど注意散漫になる・ハンドルやギアチェンジ、ブレーキペダ
ルの運転操作が遅くなる
「家族介護者のための支援マニュアル」(国立長寿医療研究センター 荒井由美子氏監修)のもと作成 2013.12.19 朝日新聞
京都の念仏寺の社務所に下の1行目の言葉が書かれ張られています。何か、高齢者の運転および生き方に
ズシンとくる言葉です。
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子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うな行く道だもの、
来た道行く道二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道
OAK