住民参加型まちづくりファンド支援業務 のご案内

住民参加型まちづくりファンド支援業務
のご案内
一般財団法人 民間都市開発推進機構
〒135-6008
東京都江東区豊洲3丁目3番3号豊洲センタービル8F
企画部
TEL:03-5546-0797、FAX:03-5546-0794
Eメール:[email protected]
http://www.minto.or.jp/
1.住民参加型まちづくりファンド支援業務とは
資金を地縁により調達し、住民等によるまちづくり事業への助成等や、まちづくり会
社への出資を行う「まちづくりファンド」に対し、(一財)民間都市開発推進機構(略
称「MINTO 機構」)が資金拠出による支援を行い、住民参加型まちづくりの推進を図る
業務です。
国
補
助
MINTO 機構
���による
�����
地方公共団体
住民・地元企業
資�
�出
資金
拠出
等
まちづくり
公
ファンド
募
助成等
住民等による 景観形成・
観光振興・地域振興等の
まちづくり事業
出 資
まちづくり会社
なお、平成27年度中に、クラウドファンディングを活用するまちづくり活動に助成・出資を
行うまちづくりファンドへの新たな支援制度を開始します。
2.支援の対象となるまちづくりファンドの要件
次の①~③の全ての要件を満たす必要があります。
① 次に該当するもののうち、地域住民等によるまちづくり事業※1への助成等※2又は
指定まちづくり会社※3若しくは復興まちづくり会社※�への出資※�を行うもの※�。
・ 公益信託
・ 公益法人(公益財団法人又は公益社団法人)
・ 市町村長が指定する NPO 等の非営利法人※�
・ 指定まちづくり会社※3
・ 復興まちづくり会社※�
・ 地方公共団体が設置する基金
② 地方公共団体から当該まちづくりファンドに資金拠出※8が行われていること。
③ 住民・企業等から当該まちづくりファンドに資金拠出※8が既に行われ、又は、
今後行われることが見込まれること。
なお、MINTO 機構からの資金拠出時には、①~③の全ての要件を満たす必要がありま
すが、応募される時点では、要件を満たしていなくても構いません。
3.支援の内容
MINTO 機構の拠出金額の限度は、次の①~③のうち最も少ない金額となります。
① 原則として 2,000 万円。ただし、まちづくりファンドの規模、助成等の対象等
を考慮し、必要と認められる場合には、5,000 万円
② 当該まちづくりファンドに対する地方公共団体の拠出金額※8
③ 当該まちづくりファンドの総資産額※8(MINTO 機構拠出分を含む)の1/3
なお、上記にかかわらず、クラウドファンディングを活用するまちづくり活動に助成・出資を行う
まちづくりファンドへの MINTO 機構の拠出金額の限度は、1億円又は当該ファンド総資産額の
1/2のうち少ない金額で、住民・企業等からの資金拠出等は不要です。
【平成 27 年度制度拡充】
4.選 考
MINTO 機構に設置する住民参加型まちづくりファンド選定委員会の議を経て、支援の
対象となるまちづくりファンドを決定いたします。
制度の特徴
○まちづくりファンド(基金)の新設・既設は問いません。
○MINTO 機構の拠出金は、NPO や住民等によるハード事業への助成及び都市開発事業
を行うまちづくり会社への出資に活用できます。
○まちづくりに資するハード事業であれば、幅広く助成の対象となります。
(クラウドファンディングを活用するまちづくり活動に助成・出資を行うまちづくりファンドの
場合には、ハード事業と一体となるソフト事業も助成・出資の対象となります。
)
○MINTO 機構の拠出金は、原則として返済の必要はありません。
※1:まちづくり事業の�
(景観�成)
・街並み景観に配慮したファサードの改修、植栽やフラワーポットの設置等の緑化活動など
(まちの��アップ)
・シンボル施設の整備、ライトアップ設備の整備など
(伝統文化の継承・歴史的施設の保全)
・伝統文化継承のための資料館等の整備や地域の伝統的な町家、歴史的建築物(倉庫、蔵、住
宅等)の保全・改修など
(観光振興)
・観光物産品の販売施設整備、観光振興のための案内板の設置など
(�心�全なまちづくり)
・防犯カメラ、カーブミラーの設置
・バリアフリー化のためのスロープの整備など
(�の�)
・交流拠点施設の整備など
*まちづくりに資することを目的とする事業に限ります。(本来、地方公共団体等が実施すべき
事業を除きます。)
*調査、ゴミ拾い活動、ワークショップの開催などソフト事業のみの活動は対象となりません。
�被災地支�・�災復興の��
・継続的なボランティア活動のための施設の整備(新設、改修)
・観光の復興に資する案内板や観光物産品の販売施設等の整備
※�:助成等は、指定まちづくり会社※3又は復興まちづくり会社※4が自ら行うまちづくり事業への
支出を含みます。
※3:��まちづくり会社とは、次の要件全てに適合するものをいいます。
ⅰ 都市再生推進法人として指定されたまちづくりの推進を図る活動を行うことを目的とする会
社
ⅱ MINTO 機構の拠出金並びに拠出対象事業及び当該事業により整備された施設等を使用して行
う事業から生じる利益を配当に充てないもの
※4:��まちづくり会社とは、別に定める要件に適合するものをいいます。
(特定被災地方公共団
体である市町村関連)
※�:出資は、自ら都市開発事業を行う指定まちづくり会社又は復興まちづくり会社(クラウドフ
ァンディングを活用するまちづくり活動に助成・出資を行うまちづくりファンドの場合は民間
事業者)への出資に限ります。
※�:助成等(��まちづくり会社等���行うまちづくり事業への�出を��ます。)�は出資
に当たっては、公募し、外部委員等の審査・選定を経ることを前提とします。
また MINTO 機構の拠出金は、課税の有無を問わずまちづくり事業への助成等又は指定まちづ
くり会社等への出資に使用いただきます。
※�:市������する NPO 等の�����とは、都市再生推進法人、中心市街地整備推進機構、
景観整備機構、防災街区整備推進機構等として指定された非営利法人をいいます。
※8:資金拠出、拠出金�及び�資��は、地方公共団体、住民・企業等による出資を含みます。
活用の事例
伝統芸能継承のため、神楽殿を修復
テント市に屋根を設置し、フリースペースとして整備
(公益信託 広島市まちづくり活動支援基金)
(多治見市まちづくり基金)
町屋をギャラリーとして改修
空施設を障害者・高齢者支援カフェとして改修
(加賀市まちづくり振興基金)
(埼玉県特定非営利活動促進基金)
民家を改修し、町並みを整備
使われていない蔵をギャラリーとして再生
(高野町環境維持基金)
(公益信託 にいがた NPO サポートファンド)
表紙の写真
【左】空家を地域住民交流や観光の拠点として改修(恵那市市民のまちづくり基金)
【右】古民家を子育て交流拠点カフェとして改修(公益財団法人 淡海文化振興財団)