1 ページ はじめに この度はセンサーをお買い上げいただきましてありがとうございます。 重大な事故が発生する可能性がありますので、必ず本マニュアルを読み、ディップス イッチとジャンパーの設定後に、電源及びラリーコンピューター等を結線してくださ い。 少し、設定が面倒かもしれませんが、車種ごと、ラリーコンピューターごと専用品ではなく、汎 用性を持たせることによって安価にさせていただいております。ご理解よろしくお願いいたしま す。 ディップスイッチの設定 ディップスイッチの設定で車両のパルス数、ラリーコンピューターのパルス数を設定します。デ ィップスイッチの ON 側を「1」、OFF 側を「0」に見立てて、2 進数で設定します。 以下に設定方法を示します。 ディップスイッチの文字の向きが正しい状態で見て、左側が入力側、右側が出力側です。 入力側のディップスイッチは、車両のパルス数そのままに設定してください。出力側ディップス イッチは、ラリーコンピューターのパルス数が奇数のときはそのまま、偶数のときは 2 倍の数字 に設定してください。 1 ページ 2 ページ 例 1)車両 4 パルス コンピューター3 パルスの場合(ランサー+JX555 など) 例 2)車両 2 パルスコンピューター3 パルスの場合(マーチ+RP88 など) 例 3)車両 4 パルスコンピューター2 パルスの場合(シビック+パートナーなど) 例 4)車両 8 パルスコンピューター2 パルスの場合(プジョー+NONO など) 2 ページ 3 ページ ジャンパーの設定 ※5V の設定のまま 12V を供給するとセンサーは確実に壊れます。また、 発火する恐れがあります。 ラリーコンピューターから電源が出ていて、その線(5V)から電源をとる場合 ON ON ON ON ON ON ON ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF (入力側) (出力側) ラリーコンピューターからセンサー用の電源線がなく、アクセサリー電源(12V)からとる場合 ON ON ON ON ON ON ON ON OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF (入力側) (出力側) 3 ページ 4 ページ 結線方法(ディップスイッチ、ジャンパーの設定完了後に結線してください) 赤・・・12V またはラリーコンピューターから出力されている電源(5V) NONO のようにラリーコンピューターからセンサー用の電源線が出ていない場合、12V を供給して ください。その際はジャンパーの設定を必ず確認してください。また、アクセサリー電源 から供給し、必ずヒューズを付けてください。アクセサリー電源から供給せずにバッテリー直結 の状態ですと、センサーに常に電流が流れた状態になり、極々わずかとはいえバッテリーを消耗 して行きます。また、ユーザー様がジャンパーの設定を間違えた場合、想定外の電圧が長期にわ たって供給され、破壊はおろか、発熱等思わぬ事態を招く可能性があります。やむを得ず常時電 源からとる場合はスイッチを付けたり、リレーを使用するなど車両を使用しないときにセンサー に電流が流れないような対策をおねがいいたします。 黒・・・アースまたはラリーコンピューターから出力されているアース 緑・・・3 パルス式ラリーコンピューターの緑の信号線 白・・・3 パルス式ラリーコンピューターの白の信号線 茶・・・2 パルス式 4 パルス式ラリーコンピューターへの信号線 (オープンドレイン出力になっています。NONO や F-ROM やパートナーに使用します。) 黄・・・車両からの車速信号入力 使用しない線の先は、ビニールテープなどで必ず絶縁してください。 4 ページ
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