敬愛される高校生になろう 校長 神戸秀巳 秦野高校から歩いて 15 分ほどのところに、教育連携を進めている秦野市立大根中学校 があります。本校の学校評議員を務めていただいている校長が発行する『砂田が丘通信』 第 34 号(平成 27 年3月 25 日)の言葉たちを読み、大きな感動を覚えました。先日、大 根中学校を訪問し、実物を見てきました。 書かれていることは人としてとても大切なことであり、秦野高校がめざしている「あた りまえのことがあたりまえにできる人間」「何をするべきかを自らの頭で考え、心で感じ、 自らの責任で判断し、自分の言葉で表現し、積極果敢に挑戦し、自ら人生を切り拓いてい く人間」の育成につながるものです。 一 一 一 一 一 一 一 一 一 【~進級のための九ヶ条~】 ※一部で読点(、)を加え、表記を変えました 責任感をもち、後輩が憧れる存在になるべし 受験を意識し、学業に励むべし 個人の目標をしっかりもち、目標に向かって日々精進すべし 人の意見に流されず、自分の意志を貫き通すべし 何事にも全力で励むべし 誰にでもあいさつできる精神をもつべし 優しさ思いやりの志をもち、互いを尊重しあうべし 物事の良し悪しを区別し、正しい判断をするべし 義務として、予鈴が響いたなら直ちに着席するべし 〔中学1年学年委員の皆さんが作成〕 最上級生突入準備判定試験 一 二 三 四 五 六 七 【最上級生突入準備判定試験】 行事だけ頑張る人は・・・ 部活で大会だけ頑張る人は・・・ 掃除をしない人は・・・ 成績がかかっている事しか頑張らない人は・・・ 人の思いや気持ちがわからない人は・・・ 感謝ができない人は・・・ 頑張ると言っているけど口だけの人は・・・ 〔中学2年学年委員の皆さんが作成〕 ~進級のための九ヶ条~ 心で思うことはそう難しくありませんが、実行に移すためには目的意識(行動の目的に 対する明確な自覚)と強い意志が必要で、不断の努力を積み重ねなければなりません。 ドイツの詩人ゲーテは『立派な目標と偉大な仕事をやり遂げる道は二つしかない。体力 と耐久力である。』と述べています。高校生には中学生たちの志に負けぬように頑張って 欲しいと思う一方、私たち教員もそれを支えるだけの器量を備えていなければなりません。 「現在をあきらめることは未来をあきらめること」と肝に銘じ、今後も前進を続けます。 ※「敬愛」=尊敬し、親しみの心をもつこと。大根中学校長より言葉・写真の掲載許可済 平成 27 年4月
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