皆さん一緒に 毛呂山の未来を考えましょう!

皆さん一緒
さん一緒に
一緒に
毛呂山の
毛呂山の未来を
未来を考えましょう!
えましょう!
これ以上大型
これ以上大型スーパーが
以上大型スーパーが
毛呂山町に
毛呂山町に必要でしょうか
必要でしょうか?
でしょうか?
意見広告
いなげや
ベルク
ライフ
役場
ヤオコー
毛呂山町
カインズホーム
◆ 皆さんご存知ですか
皆さんご存知ですか?
すか?
役場から 1.5km
役場から僅か 1.2km 地点に
大型小売店舗(スーパー)の誘致計画が・・・
今、毛呂山町が企業誘致促進地区として定めている葛貫の一部
地区に、大型小売店舗を誘致しようとする話しが持ち上がっていま
す。現在は、誘致の対象として工業施設と流通業務施設に限定され
ていますが、大型小売店舗誘致のために、その土地の用途を変更し
ようとする動きがあります。
町は、大型小売店舗の誘致によって地域の買物の利便性を向上
させる、その施設を核として生活・福祉サービスを集約させて地域再
生拠点とする、町外へ流出している購買力を回復させる、新たな雇用
を創出させる等々と話しています。
でも、ちょっと待ってください。本当にそうなのでしょうか?
既存の商業地域や商店街、中小零細な地域商店に影響はないの
でしょうか。
そうした地域経済への影響調査や関係者や町民への説明がもっと
必要だと思いませんか。
そもそも、町の中心部、役場から僅か 1.2km の至近な地点で、地
域再生拠点づくりって変じゃありません?
◆ シャッター商店街、買物難民
シャッター商店街 、買物難民が
、買物難民 が見えてくる・・・
見えてくる・・・
毛呂山町には既に大型小売店舗が 5 店(スーパー4 店、ホームセ
ンター1 店)あり、大型小売店舖の占有率(地域の小売業の店舗面積
に占める大型小売店舖の割合)は 52%となっています。この先、現在
噂 されているような形で大 型小 売店 舖が出店した場 合、占有 率 は
66%となり完全にオーバーストア状態になってしまいます。
では、オーバーストアになると何がおこるのでしょうか。一般的に大
型小売店舖の占有率が 50%を越えると地域店舗、商店街の経営が
苦しくなり、60%を越えると経営が困難になるといわれています。
皆さんは、新しく大型小売店舖が出来ると「大きなお店って何でも
揃って便利だわ。」とか、「いろんなお店で値段を比べてより安いもの
が買えるので家計が助かるわ。」と嬉しくなると思います。
そう、確かにそうなのです。でも、気を付けてください、喜べるのは
一時的なものなのです。
皆さんは、「シャッター通り商店街」「中心市街地の空洞化」などの
言葉を聞いたことはありませんか?
ここでちょっと毛呂山町の人口の推移に目を向けてみてください。
毛呂山町人口は平成 7 年の 39,808 人をピークに年々減少してきて
います。平成 27 年 1 月 1 日現在は 35,304 人、25 年後の平成 52
年までには 31,000 人程度まで減少すると予想されています。
人口が減少していく中で、大型小売店舖がこれ以上増えたらどうな
るのでしょう?少ない人口の中でのお客様の取り合いです。
「他所からお客を呼べばいい?」そう簡単にはいきません。周りの
市町村を見てください。様々な大型小売店舗が隙間を埋めるようにど
んどん出店しています。
※大型小売店舗とは、
大規模小売店舗立地
法に定められる売場
面積 1,000 ㎡以上の
店舗を示しています。
南部地区
指定区域
こうなると体力勝負です。皆さんのお宅に近い便利なお店が生き残
るとは限りませんよ。どこかが撤退し、どこかが勝ち残るまで勝負は続
きます。こうした状況は経営規模の小さな地域店舗や商店街などには
とても耐えられるものではありません。
しかも地域店舗や商店街の経営が立ち行かなくなるということは、今
まで防犯、防災、自治会、伝統文化の継承、お祭りなどを中心的に
担ってきた人々をも失ってしまうことになるのです。
どうです?見えてきませんか?シャッターだらけの商店街、街路灯
が消えた真っ暗なストリート、廃墟と化した大きな空き店舗。そこには
買物難民化したあなたの姿が・・・。
皆さん、やっぱり町には安心して歩ける明るい商店街、子供たちを
何時も傍で見守ってくれる商店主たち、イベントや祭りの賑わいが必
要ですよね。
◆ 毛呂山町商工会からの
毛呂山町商工会 からの提案
からの提案
“南部地区の企業誘致についてもう一度見直し、「工業施設」
「流通業務施設」の誘致に力を結集し全力で取り組もう!”
南部地区の用途変更により大型小売店舗の出店計画が申請され
ると、今の法律ではほとんど制約されることなく出店が可能となってし
まいます。
「工業施設」「流通業務施設」の企業誘致は大型小売店舗の誘致
と比べ大変ハードルが高く簡単にはいかないものがあります。特に工
業系は設備投資に大きな資金が必要となり、環境保全でもクリアしな
ければならない事項が多いので、簡単に他所から移転をお願いでき
るものではありません。しかし、一旦誘致に成功すれば長期にわたっ
てこの地に根付いてもらえます。
大型小売店舗の撤退は早いですよ。平成 27 年 9 月、あのイトーヨ
ーカ堂が不採算店舗を中心に 5 年で 40 店舗閉鎖すると発表しまし
た。大型小売店舗中心の町づくりは基本的に成り立たないのです。
◆ 皆さん一緒に毛呂山の未来を考えましょう!
皆さん一緒に毛呂山の未来を考えましょう!
毛呂山町商工会は、一方的に町の方針に反対しているのではあり
ません。商工会は中小・小規模企業の経営支援だけでなく町づくりも
その使命として掲げています。
そのためには行政に対しても積極的に提言を行っていくことが必要
だと考えています。
是非皆さんのご意見もお聞かせください。一緒になって町づくりを
考えてみましょう!
10年後、20年後の子供たちに明るい未来を残してあげましょう。
(2015.12.01)
毛呂山町商工会は、地元中小・小規模企業の経営支援と街づくりに、
毛 呂 山 町 商 工 会
真剣に取り組んでいます。(http://www.moronet.com/)
埼玉県入間郡毛呂山町岩井西 4-6-16 TEL 049-294-1545