建築工事特記仕様書 高強度せん断補強筋リバーボン785 JFEテクノワイヤ株式会社 §1 一般事項 3-3 加工 形状 4-3 継 手 曲げ 加工種別 ( 代表例 を示す) 1 -1 適用範囲 1) 角 スパイ ラル筋を 部材途 中で継ぐ 場合、 継手重ね 長さは 75d 以上とし 、かつ 重ね長さ 中に少 なくとも 2角以 上を含む 様に 設 けるも のとする 。又末 端には表 -3規 定のフッ クをつ ける。 但し、9 0゜フ ックの場 合はコ アコンク リート 内に定着 する。 1) 本 仕様書 は鉄筋コ ンクリ ート造 の梁及び 柱のせ ん断補強 筋とし て使用さ れる高 強度鋼棒 による あばら 筋及び帯 筋の施 工に 2) 円 形スパ イラル筋 を部材 途中で継 ぐ場合 、継手重 ね長さ は75 d以上と し、か つ末端に は表- 3規定の フック をつけ、 主筋に 適 用する 。この仕 様書に 記載し ていない 事項に 関しては 「JA SS5」 による ものとす る。 1 ) 単 筋フック 付 定 着させ て折曲げ る。 但 し、コ ンクリー トの設 計基準 強度は下 記によ る。 リバ ーボン 78 5 [ KW785 ] 3) 中 子筋付 スパイラ ル筋の 場合はメ ーカー 仕様によ る。 2 1~6 0N/m m 2 2) 同 等品 4 -4 スパイラ ル筋( 又は溶接 筋)と 中子筋の 併用 2) -1 短期荷重 時のせ ん断力 に対する 安全性 確保のた めの検 討の場合 コアコンクリート ・スミフ ープ ・スト ロングフ ープM ・ デーフ ープ ・MKフ ープ ・パワ ーリング 785 10 2) -2 短期荷重 時のせ ん断力 に対する 損傷制 御のため の検討 の場合 ・MKフ ープ ・パワ ーリング 785 2 ) 単 筋溶接閉 鎖形 3) スパイ ラル筋 d以 上 6d以上 6d以上 §2 材 料 2 -1 材 種 75d以上 〈2角〉 リバーボ ン 785( MSR B-9 007) 75 低合金キ ルド鋼 を熱間異 形圧延 し、制 御冷却し 、必要 に応じて 熱処理 した線材 コイル を素材と して、 冷間直 線矯正加 工を施 して d以 上 2 製造され た78 5N/m m 級 の鋼棒 。 突合せ溶接 6d以上 2 -2 リバーボ ン78 5の諸元 6d以上 溶接筋 表-1 呼 び径 公 称径 公 称断面積 単位質 量 d mm mm2 kg/ m K10 9 .53 K13 K16 スパイラル筋 71 0. 560 12. 7 1 27 0. 995 15. 9 1 99 1. 560 中子筋 中子筋 又は 2 -3 機械的性 質 §4 組み立て 表-2 機械 的性質 4 -5 あばら筋 4-1 組み 立て 単筋フッ ク付き のあばら 筋を使 用する場 合、あ ばら筋の 末端に は表- 3規定の フック をつける 。但し 、90゜ フック とする場 合は スラブと 同時に 打込むT 形及び L形はり に用い るU字形 あばら 筋キャ ップタイ に限る 。 2 785 N/mm 級 せん 断補強筋 は設計 図及び 施工図に 従い正 しく配筋 し、コ ンクリー トの打 ち込み完 了まで 移動し ない様十 分堅固 に組み立 てる。 試 験片 降 伏 点 引 張強さ 2 N/m m2 N/ mm フッ ク付単筋 を用い る場合 はフック 位置を 交互に配 置する 。 伸 び 6d以上 溶接 閉鎖形筋 の溶接 面は交 互に配置 する。 %(8d ) 6d以上 6d以上 7 85以 上 930 以上 8以上 溶接 部 7 85以 上 930 以上 5以上 4-2 末端 処理 1) 角スパ イラル 筋の末 端は1巻 き以上 の添え巻 きをし 、末端に は表- 3規定の 余長を 持つフ ックをつ ける。 KW 785 記 号 キャップタイ 10d以上 母 材 10d以上 キャップタイ 但し、 90° フック の場合は コアコ ンクリー ト内に 定着する 。 2 図面には 通常、 785N /mm 級は K10~ K16 等と記す 。 2) 円形ス パイラ ル筋の 末端の処 理は1 巻以上の 添え巻 きをし、 末端に は表-3 規定の 余長を 持つフッ クを をつけ 、主筋 に密着 させて曲 げる。 U字型あばら筋 T 形はり §3 加 工 U字型あばら筋 L形は り 10d以上 6d以上 3 -1 曲げ角度 溶接 曲げ加工 及び溶 接は、7 85N /mm2 級はJ FEテ クノワイ ヤ(株 )の認定 工場で 加工する 。 3 -2 曲げ角度 余長 d 10d以上 §5 その他 表-3 曲げ 角度及び 余長 5 -1 注意事項 折曲げ 部分 末 端部 中間 部 1) 高 強度鋼 棒せん断 補強筋 は現場溶 接を行 ってはな らない 。又、 主筋等の 溶接に 際しては せん断 補強筋に アーク ストライ ク等 折 曲げ内の り直径 (D) 折 曲げ角 度 4d 以上 1 65゜( 180 ゜) 過 度の加 熱をせぬ よう十 分注意す る。 4d 以上 135 ゜ 9 0゜ 2) 高 強度鋼 棒の切断 はシャ ーカッタ ー、電 動のこに より行 う。 90 ゜以下 6d以上 d D d D d 3) 曲 げ加工 したもの を曲げ もどし、 曲げ位 置を変更 する様 な再加 工を行っ てはな らない。 D d 図 D 4) せ ん断補 強筋は直 接地上 に置くこ とを避 ける。又 、雨・ 潮風等 にさらさ れず、 ごみ、泥 油等で 汚さない 様に保 管する。 5) せ ん断補 強筋は組 立に先 立ち、浮 き錆・ 油類・ご み・泥 等コン クリート との付 着を妨げ るおそ れの有る ものは 除去する 。 余長 余長 6d以上 6d以上 余長 10d以上 5 -2 配筋の検 査 配筋後、 コンク リート打 ちに先 立ち係員 の検査 を受けな ければ ならな い。 ( 備考) 1, dは呼 び名に 用いた数 値とす る。 2, 折曲げ角 度90 °は、ス ラブと 同時に 打ち込む T型及 びL型ば りの場 合にU字 形 あ ばら筋 と共に用 いるタ イプ及び 、コア コンクリ ート内 に定着す る場合 に用い る。 5 -3 梁貫通補 強 リバーレ ンを推 奨する。
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