今泉 容子(いまいずみ・ようこ) 黄金期をつくりあげた俳優たちに焦点を

黄金期をつくりあげた俳優たちに焦点をあてて、1950年代の名画を新たな切り口から
考察します。
懐かしの映画が与えてくれるレミニッセンス(回想)効果で脳を活性化しながら、
背景になった名所旧跡をめぐる世界シネマの旅をスクリーン上で体験しましょう。
10月から始まる6ヵ月講座です(1月休講)。講座終了後に無料映画鑑賞があります。
【10月17日】 アメリカ:
完熟したハリウッド映画(Ⅰ)
講 師 筑波大学教授 今泉容子
開講日 第3土曜日13:00~14:30
受講料 6ヵ月(5回)分 16,000円+税
【11月21日】 アメリカ:
完熟したハリウッド映画(Ⅱ)
ユル・ブリンナーと
デボラ・カー
『王様と私』
イングリッド・バーグマン
『追想』
マリリン・モンローと
ジャック・レモン
『お熱いのがお好き』
【2月20日】 イタリアとフランス:
俳優たちとヌーヴェルバーグ
マルチェロ・マストロヤンニと
アニタ・エクバーグ
『甘い生活』
ジャン=ピエール・レオ
『大人は判ってくれない』
シモーヌ・シニョレ
『年上の女』
ジーン・ケリー
『巴里のアメリカ人』
オードリー・ヘプバーン
『ローマの休日』
グレース・ケリーと
ジェームズ・ステュアート
『裏窓』
【12月19日】 日本:
戦後10年の名作がめざすもの
岸恵子と佐田啓二
『君の名は』
高峰秀子と森雅之
『浮雲』
森繁久彌と淡島千景
『夫婦善哉』
【3月19日】 スウェーデンとポーランドと中国:
各文化圏の俳優の特徴
ヴィクトル・シェストレム
『野いちご』
ズビグニェフ・ツィブルスキ
『灰とダイヤモンド』
田華
『白毛女』
今泉 容子(いまいずみ・ようこ)
● 名古屋生まれ、名古屋育ち。文学博士(アメリカのイエール大学から取得)。
● 名古屋大学助教授をへて、筑波大学教授。
● ケンブリッジ大学(英)、ハーバード大学(米)、北京大学(中)、オタワ大学(加)の客員研究員。
● 内閣府の共生社会政策・国際交流事業に関与。
● 日本語の著書『映画の文法』、『スクリーンの英文学』、『日本シネマの女たち』、
『ブレイク 修正される女』のほかに、英語著書や共著が多数。
●『世界人名事典2015年版』(Marquis Who's Who)に日本人として掲載される。