2014年度の事業概況 2014年 度 の 事 業 概 況 2 014 年 度 の 事 業 概 況 1 会員数・出資金の状況 当金庫の事業基盤である団体会員は、2014 年度中に 16 団体 が加入しましたが、組織解散等によって 3 団体が脱退したため、 期末では 388 会員となりました (期首比 13 会員増) 。 ◎会員数・出資金の推移 2014 年度 間接構成員 (ろうきんの会員である団体に所属されている一人 ひとりのお客様) の数は、期首から 2,856 人増加し、期末には 2013 年度 79,163 人となりました。 出資金は、期首から4百万円増加し、9億41百万円となりました。 2012 年度 388 会員 9 億 41 百万円 375 会員 9 億 37 百万円 376 会員 9 億 37 百万円 2 貸出金の状況 貸 出 金 は、期 首 か ら 17 億 60 百 万 円 減 少 し (増 加 率△ 1.31%)、期末残高は 1,325 億 11 百万円となりました。 うち個人向け貸出は、期首から 15 億 0 百万円減少し (増加率 ◎貸出金残高の推移 2014 年度 △1.13%) 、期末残高は 1,311 億 74 百万円となりました。ま た、団体向け貸出は、期首から 2 億 60 百万円減少し (増加率△ 2013 年度 16.28%)、期末残高は 13 億 37 百万円となりました。 2012 年度 ■貸出金残高 ■うち個人向け貸出 1,325 億 11 百万円 1,311 億 74 百万円 1,342億 72 百万円 1,326 億 75 百万円 1,307 億 9 百万円 1,290 億 73 百万円 3 預金の状況 預金 (譲渡性預金含む) は、期首から 30 億 42 百万円増加し (増加率 1.35%)、2,271 億 43 百万円となりました。 そのうち、個人預金については、期首から 44 億 32 百万円増加 ◎預金残高の推移 2014 年度 し (増加率 2.25%)、期末残高は 2,013 億 32 百万円となりま した。また、団体預金については期首から 13 億 90 百万円減少 2013 年度 し (増加率△5.11%) 、期末では 258 億 11 百万円となりました。 2012 年度 ※2013 年度から個人預金には確定拠出年金定期預金 (DC 定期) を含みません。 ■預金残高 ■うち個人預金 2,271 億 43 百万円 2,013 億 32 百万円 2,241 億 1 百万円 1,968 億 99 百万円 2,212 億 66 百万円 1,970 億 78 百万円 4 収益の状況 経常収益は、貸出金利回りと預け金利回りが低下 したことにより、前期に比べ 90 百万円減少し(増加 (増加率 14.59%)4 億 29 百万円となりました。 率△2.23%)、39 億 65 百万円となりました。 最終損益となる当期純利益は、3 億 26 百万円とな 一方、経常費用は、預金利息の減少や経費の減少等 りました。 により、前期に比べ1億 45 百万円減少し(増加率△ 3.94%)、35 億 35 百万円となりました。 06 この結果、経常利益は前期に比べ 54 百万円増加し 2 0 14 年 度 の 事 業 概 況 5 自己資本比率の状況 (%) 16.00 自己資本比率は、金融機関経営の健全性を示す代表的な指標の ひとつです。この自己資本比率が高いほど、経営体力があるとい えます。沖縄ろうきんのように、国内業務のみを行う金融機関の 12.00 自己資本比率は4%以上であることが求められています。 2014 年度末における自己資本比率は 13.36% (単体) となり 13.13 13.16 13.36 8.00 ました。引き続き、国内基準である4%を大きく上回る水準を維 国内基準 4.00 持しています (自己資本の構成および充実度等につきましては、 53~59ページをご覧ください) 。 0.00 2012 年度末 2013 年度末 2014 年度末 6 リスク管理債権の状況 リスク管理債権とは、何らかの理由により返済されな 割合 (リスク管理債権比率) は 0.78%となりました (前 い等の貸出金のことをいいます。貸出金に占めるリスク 年度比 0.02 ポイント増加) 。 管理債権の割合を示した比率をリスク管理債権比率とい 担保・保証等による回収および貸倒引当金によって、リ い、この比率が低いほど経営の健全性が高いといえます。 スク管理債権全てをカバーしており、お客様からお預か 2014 年度末におけるリスク管理債権の合計は 10 億 りした預金の安全な運用管理を心がけています。 40 百万円で、貸出金残高 1,325 億 11 百万円に占める ◎リスク管理債権 ◎リスク管理債権比率の推移 単位:百万円 区 分 リスク管理債権合計 (A) 2012 年度末 2013 年度末 2014 年度末 1,024 1,026 1,040 45 33 17 908 888 974 69 104 48 - - - 1,023 1,026 1,040 993 1,010 1,022 破綻先債権 延滞債権 3 カ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 保全額 (B) 担保・保証等による回収見込み額 貸倒引当金 保全率 (B) / (A) 貸出金残高 (C) リスク管理債権比率 (A) / (C) 30 99.92% 130,709 0.78% 16 100.00% 134,272 0.76% (%) 1.20 1.00 0.80 0.78 0.76 0.78 0.60 18 100.04% 132,511 0.00 2012 年度末 2013 年度末 2014 年度末 0.78% ※用語の解説については、46 ページをご覧ください。 07
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