8 月号 の ーマ ★ 募集テ から 担 負 割 1 の 料 ネ マ ケア ? 対 反 ? 成 賛 実は今回のテーマ、 4 年前にも取り上げたことがあります。そのときは圧倒的に 「反対」 の声多数でしたが、 今回は「賛成」 「反対」と両論ありました。 「利用者の意識も変わり、 ケアマネも選ばれる存在を目指すはず」 「このご時世やむを得ない」等々。またメリット、デメリットの狭間で悩ましいという声も。あなたはい かがですか。 (編集部) 世相には逆らえない 頼られるケアマネ目指して 東京都 A ・ A 50 代 先日、 国の借金が過去最大を更 ん、住民やボランティアと連携して 私はこれまで報酬に含まれない支 行う制度外の支援など、利用者や家 援も、長い目で見れば、利用者と信 族に、 「お願いして正解だった」と言 頼関係を築く上で大切なことと思って ってもらえるような、頼られるケア やってきました。 住宅改修の相談で マネを目指すしかないと思います。 信頼を得るケースや、退院に向けて 新したというニュースがありました。 サービスを調整中に本人が亡くなって 社会保障の財源確保も大変だと聞き も、数年後にその家族から依頼を受 1 割負担必要 日々気も引き締まる ーが専門職として、日々気を引き締 ことは、悪いことではないと思いま ます。介護保険の行く末を考えると、 めて業務にあたる上でも、利用料の す。それで、給付の適正化につなが ケアマネ利用料の 1 割負担も致し方 報酬外の支援含め 利用控えにつながる 東京都 Y ・ O 45 歳 1割負担は必要だと思います。 利用 るならいい。利用者のためにも、介 ないかなと思います。 もしそうなっ 神奈川県 そらいろのタネ 50 歳 者や家族に負担を強いている分、よ 護保険制度はあり続けてほしいので。 たら、私たちは利用者からお金をい 所得の少ない利用者を思うと申し り質の高い支援を提供できるよう努 国の借金が1 , 000兆円を超えたニ ただくわけですし、専門職として今 私は反対です。プラン作成など報 ことになったら、相談援助の専門職 訳ないなと思いますが、ケアマネジャ 力しなければという構図が定着する 以上に質の高い支援を提供できない 酬をいただく業務はもちろん、福祉 であるケアマネの立ち位置が危うく と、申し訳が立ちません。 用具の購入や住宅改修の相談など、 なると思います。また、口座の手続 ュースを見て、危機感を覚えます。 ケアマネジメントプロセスを一つ 投稿用紙のご利用( p . 43、もしくはホームページから投稿 )で、掲載された方には、 ひとつ確実に実施することはもちろ けるケースもあります。 1割負担になり、利用者が「ケア マネに相談したら必ずお金を取られ る」 と思い込み、足が遠のくような 報酬外の業務でも利用控えが生じる きや集金の催促など、わずらわしい 可能性があるからです。 業務が増えることも懸念されます。 1, 000 円の図書カード を差し上げます。 38 月刊ケアマネジメント 2015.9 月刊ケアマネジメント 2015.9 39
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