2015 年 9 月 17 日 Vol.19 この暴挙を絶対に許しません！またも強行採決！ 16 時 30 分頃、鴻池委員長の解任動議を審議していた特別委員会で解任動議が否決された直後、与党の議員が突如議場になだれ込み、委員長席に戻った鴻池委員長を取り囲みました。この混乱について抗議する野党議員に対して、与党議員は暴力的行為で制止し、議場内が混沌とする中、安保関連二法案の審議を一方的に打ち切る動議を提出、強行採決を行った模様です。野党各党の国対委員長は参院議長に採決無効を訴え、今後議運で検証することを要請しました。このような形で採決が行われたことは絶対に認められませんし、言語道断です。与党には猛省を促し、暴力的な国会運営には断固抗議します。この法案については、元法制局長官、元最高裁長官、憲法学者、法律家など多くの有識者の方々が違憲であることを表明されています。審議が進めば進むほど、立法事実、数多くの条文の不備、欠陥、矛盾点が明らかになり、法的安定性に欠いている法案であることが明らかになりました。また、世論調査では国民の 80％が「今国会での成立に反対」という結果や、さらに総理自らが「国民の理解が深まっていない」ことを認めておきながら、このような暴力的な行為で審議を一方的に打ち切って強行採決することは、国民の声を踏みにじる行為であり、国民軽視、さらには国会を軽視しています。立憲主義、議会制民主主義を破壊する行為であると言わざるを得ません。このような暴挙を絶対に許すわけにはいきません！引き続き、与党・安倍政権に対して、問責決議案、不信任決議案を含めて、あらゆる手段を用いて廃案に追い込むために全力を上げてまいります！ともにがんばりましょう！発行：参議院議員なたにや正義事務所〒100-8962 千代田区永田町 2-1-1 参議院議員会館 409 号室 TEL: 03-6550-0409 FAX: 03-6551-0409 [email protected] http://nataniya.jp/