植物と人々の博物館メ - 生き物の文明への黙示録

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「植物と人々の博物館メルマガ」
第 4号
2015 年 8 月 19 日 発 行
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残暑、お見舞い申し上げます。台風は心配ですが、少しは過ごし易くなりそ
うですね。コオロギも鳴いています。
会員および配信を希望される方に公開活動ニュースなどをお送りします。ご
関心のあるご友人に転送などでご紹介いただき、 信頼の「口コミ」で広報して
いただけるとありがたいです。連絡先は下記メールアドレスです。
1 . 日 本 村 塾 Nihonmura College for Environmental Studies
伝統知を学び合うことで、トランジッションの「素のままの美しい暮らし」
( Sobibo ) を 勧 め る 。
参 加 希 望 者 は 木 俣 に メ ー ル く だ さ い 。 [email protected]
1)民族植物学ゼミ第 1 回、*日が間違ってました。
日 時 : 9 月 20 日 ( 日 ) 午 後 1 時 か ら 午 後 3 時 。
場所:小金井市の東小金井マロンホール。
内 容 : 読 書 会 、 内 村 鑑 三 著 『 地 人 論 』、 岩 波 文 庫 、 660 円 。
担当者:松浦さん
参 加 費 : 300 円
2)扶桑くにゼミ第2回
日 時 : 9 月 20 日 ( 日 ) 午 後 3 時 か ら 午 後 5 時 。
場所:小金井市の東小金井マロンホール。
内 容: 読 書 会 、ト ル ス ト イ 著『 神 の 国 は 汝 等 の 衷 に あ り 』は 入 手 困 難 。か わ り
に 、 藤 沼 貴 著 『 ト ル ス ト イ ・ ク ロ ニ ク ル 、 生 涯 と 活 動 』、 東 洋 書 店 、 600 円 。
担当者:木俣
参 加 費 : 300 円
2.道の駅小菅で展示「雑穀街道」
アフリカから、遠く極東の日本にまで伝わった、縄文時代からの歴史をもつ
雑穀が多く維持されている村々。これこそ後世に伝えるべき文化遺産です。ド
イツの諸街道のように「雑穀街道」でつなげましょう。
日 時 : 9月 1日 ~ 10月 31日
内 容 : 雑 穀 を モ チ ー フ に し た テ キ ス タ イ ル 、種 子 と そ の 解 説 、雑 穀 街 道 の 現 代
史「古守豊甫医師による長寿村棡原調査からエコミュージアム日本村まで」な
ど。
3.環境学習セミナーの予定
1 ) 第 35 回 環 境 学 習 セ ミ ナ ー ( 詳 細 は 近 日 中 に お 知 ら せ )
話 題 : 自 然 文 化 誌 研 究 会 創 立 40 周 年 記 念 ( 仮 題 )
日 時 : 10 月 10 日 ( 土 ) ~11 日 ( 日 )、 場 所 :山 梨 県 小 菅 村
2 ) 第 36 回 環 境 学 習 セ ミ ナ ー
第2次案内
第 36 回 環 境 学 習 セ ミ ナ ー
『明日の小菅村を探る』
~持続可能な地域社会の再検討~
過 疎 高 齢 化 や 限 界 集 落 な ど 悲 観 的 な 用 語 が 世 間 を 飛 び 交 う 中 で 、日 本 の 山 村 は 多 く の 課
題を抱えながらも、素のままの美しい暮らしを、今に継承してきた。源流の郷(日本小菅
村 発 )、 エ コ ミ ュ ー ジ ア ム ( フ ラ ン ス 発 )、 ト ラ ン ジ シ ョ ン タ ウ ン ( イ ギ リ ス 発 )、 美 し い
村連合(フランス発)の4つの代表的事例からその活動経験を学び、地方消滅論を再検討
し 、 こ れ を 克 服 す る 方 策 を 探 る 。 現 在 、 人 口 700 人 余 の 小 菅 村 で も 、 源 流 の 郷 や エ コ ミ ュ
ー ジ ア ム 日 本 村 な ど 、以 前 か ら 多 く 村 づ く り の 取 組 み が な さ れ て い る 。こ れ ら の 経 験 を 自
ら学び直し、また、他村の経験をともに学ぶためのセミナーにしたい。
日 時 : 2 0 1 5 年 1 1 月 1 4 日 (土 )~ 1 5 日 (日 )
場 所 :山 梨 県 小 菅 村
役場および中央公民館
参 加 費 : 資 料 代 な ど 3,000 円 、 懇 親 会 参 加 費 3,000 円 、 体 験 参 加 費 500 円 、 宿 泊 ( 1 泊 朝
食 ) 6,000 円
連 絡 問 合 先 : NPO 法 人 自 然 文 化 誌 研 究 会
事務局
e -メ ー ル
Tel/Fax: 0428 -87 -0165
npo [email protected]
黒澤友彦
携帯
090 -3334 -5328
主 催 : NPO 法 人 自 然 文 化 誌 研 究 会 、 エ コ ミ ュ ー ジ ア ム 日 本 村 / ミ ュ ー ゼ ス 研 究 会
共 催 : NPO 法 人 ECOPLUS、 協 力 : 東 京 学 芸 大 学 環 境 教 育 研 究 セ ン タ ー 、 後 援 : 小 菅 村 、 ト
ランジション・ジャパン
【プログラム】
11 月 14 日 ( 土 )
『明日の小菅村を探る』~持続可能な地域社会の再検討~
昼の部~会場は小菅村役場新庁舎
1 2:3 0~
受け付け開始
小菅村役場新庁舎
1 3:00~ 1 3: 20
趣旨案内と挨拶
青柳諭(ミューゼス研究会代表)
13:20~ 13:50
源流の郷小菅村
佐藤英敏(小菅村教育長)
13:50~ 14:20
全国のトランジションタウン活動と藤野の例
小 山 宮 佳 江 ( NPO 法 人 ト ラ ン ジ シ ョ ン ・ ジ ャ パ ン 共 同 代 表 )
14:20~ 14:30
休憩
14:30~ 15:00
「日本で最も美しい村」連合が目指す地域社会の未来
杉 一 浩 ( NPO 法 人 「 日 本 で 最 も 美 し い 村 」 連 合
15:00~ 15:30
講演
地方消滅論の再検討
15:30~ 15:40
休憩
15:40~ 16:30
質疑応答など
16:30~ 16:45
まとめ
常務理事)
山下祐介(首都大学准教授)
木俣美樹男(東京学芸大学名誉教授)
夜の部の会場は小菅村中央公民館、植物と人々の博物館の展示案内。
18:30~ 20:30
懇親会(フリートーク・立食、宿はR&B)
歓迎の挨拶
11 月 15 日 ( 日 )
舩木直美(小菅村村長)
『小菅村を楽しむ』
トレイルマップがあるので、希望者は各自で散策できます。
9 :00 ~
集合・説明
9:30 ~ 11:30
体験へ出発
11:30
①
こんにゃく体験と掛け軸畑(橋立地区:木下新造)
②
養殖業と天神山(川池地区:小菅一芳)
そのまま集合せずに解散、昼食は各自で。
------------------------------------------------------------------------------------------------4.雑穀見本園の生育状況など
1)雑穀栽培見本園のキビは登熟中、アワも出穂しました。
2 )道 の 駅 小 菅 駐 車 場 わ き の 雑 穀 見 本 園 の キ ビ( イ タ リ ア 産 出 穂 中 、秋 山 郷 、奥 多 摩 在 来 )、
ア ワ( 小 菅 在 来 モ チ 、ウ ル チ )、セ ン ニ ン コ ク( ハ ワ イ 、開 花 中 )、モ ロ コ シ( 在 来 直 立 穂 、
下 垂 穂 )、 ヒ エ ( 西 原 在 来 )、 ハ ト ム ギ ( 富 山 産 )、 シ コ ク ビ エ ( 西 原 在 来 ) が 良 く 育 っ て
います。
3)オオムギは上野原市西原の水車で、中川さんのご指導により、精麦しました。丸麦を
お ば く な ど に し て 食 べ ま す 。 2 回 目 の 搗 精 が で き ま し た 。 希 望 者 に は 250g 袋 ・ レ シ ピ 付
を 差 し 上 げ ま す 。 1 回 目 は 20 人 ほ ど に 楽 し ん で い た だ き ま し た 。
5.民族植物学ノオト第 8 号の主な論説は下記です。 9 月末頃に発行予定で、
希 望 者 に 差 し 上 げ ま す 。 送 付 先 住 所 を 添 え て 、 e-メ ー ル な ど で 木 俣 ま で お 申 し
込みください。
雑 穀 栽 培 の 聞 き 取 り を 始 め て ( 坂 番 雅 美 )、 食 文 化 と 野 生 植 物 と の つ な が り に 関 す る 意 識
調 査 ( 宮 内 か お り )、 北 イ ン ド の 森 林 パ ン チ ャ ー ヤ ト に お け る 資 源 管 理 へ の 住 民 参 加 ( 長
濱 和 代 )、 カ レ イ ド ス コ ー プ 方 式 に よ る 環 境 学 習 ツ ー ル を 活 か し た 環 境 教 育 学 を 基 盤 と す
る 二 極 化 か ら 多 角 化 へ の 視 点 転 換 = 伝 統 智 と 科 学 智 の 統 合 過 程 = ( 西 村 俊 )、 生 き る と い
う任意・自律的な営為を動かす心情の省察(木俣美樹男)ほか。
第 9 号 雑 穀 特 集 英 文 は 編 集 中 で す 。第 10 号 は 2016 年 3 月 頃 締 切 で 原 稿 を 募 集
します。
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植 物 と 人 々 の 博 物 館 は 、山 梨 県 小 菅 村 で 行 っ て い る エ コ ミ ュ ー ジ ア ム 日 本 村( ト ラ ン ジ
シ ョ ン 小 菅 ) の コ ア 博 物 館 で す 。 こ れ は NPO 自 然 文 化 誌 研 究 会 の ボ ラ ン タ リ ー な 公 民 館
活 動 プ ロ ジ ェ ク ト で す 。ご 興 味 の あ る 方 が 山 村 の 素 の ま ま の 美 し い 暮 ら し sobibo や 伝 統 文
化 を 村 人 か ら ご 一 緒 に 学 び 、継 承 す る プ ロ ジ ェ ク ト に 参 加 し て く だ さ る と 、と て も う れ し
いです。
自然文化誌研究会が国内外の調査研究によって収集した民具、雑穀標本、図書、雑穀栽
培見本園などを山梨県の山村小菅の暮らしと関係づけて展示、整理、解説しています 。雑
穀 栽 培 講 習 会 、 日 本 村 塾 3 ゼ ミ ( 自 給 農 耕 、 民 族 植 物 学 、 扶 桑 こ く )、 環 境 学 習 セ ミ ナ ー
なども開催しています。雑穀街道(さあ山村)を、都市から農山村に暮らし向きを求め、
鎌倉街道(いざ鎌倉)と反対方向に創ることを提案しています。
現在の日常活動(原則として月曜日か金曜日)
1.雑穀栽培見本園の管理
2.民具展示の整理
3.雑穀標本の整理
4 .農 ・林 学 、植 物 、環 境 、教 育 、人 類 学 、お よ び イ ン ド ・ タ イ な ど 海 外 関 係 図 書 の 整 理 、
番号付をしています。
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館長:木下善晴(小菅村在住)
自 然 文 化 誌 研 究 会 ( 東 京 都 ): 代 表
中込卓男、副代表
ミ ュ ー ゼ ス 研 究 会 ( 小 菅 村 ): 代 表
青柳諭、副代表
事務局:黒澤友彦(小菅村在住)
中込貴芳、小川泰彦
亀井雄次
npo -inch@wi ne.plala.or.jp
研究員塾生:木俣美樹男、西村俊、藤盛礼恵ほか
連絡先:木俣美樹男
kimatami@u-gak ug ei.ac.jp
ホームページ:植物と人々の博物館
自然文化誌研究会
http://www.ppmusee.org/
http://www2.plala.or.jp/npo -inch/
生き物の文明への黙示録
http://www.milletimplic.net/
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