OUHS_2015 所属 健康福祉学部 ( 無 ) 職名 講師 氏名 髙宮正貴

職名 講師
所属 健康福祉学部
大学院における研究指導
担当資格の有無
氏名 髙宮正貴
( 無 )
Ⅰ 教育活動
教育実践上の主な業績
年 月 日
概 要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
1. 穴埋め式プリントを用いた授業実践
平成25年4月~平成26年1月
講義では、重要事項を空欄にし、穴埋めにする語句を板書し、学生に写させて
いる。プリントは毎回授業後に回収し、教員がチェックしている。それによっ
て、講義を聴こうとする意欲が上がり、集中力も高まっている。(教育原理、
道徳教育の研究)
2. グループのワークシートを利用した対話型・参加型授業の実践
平成25年4月~平成26年1月
毎回の講義では、教員が与えた問いについて、学生がグループで話し合い解答
とその理由を話し合う時間を取っている。それによって、授業で学習する問題
について主体的に考えることができ、思考力を高める効果を狙っている。(教
育原理、道徳教育の研究)
3. ワークシートとそれに対するフィードバックによる双方向的授業の実践
平成25年9月~平成26年1月
教員が与えた問いについて、学生にワークシートに意見を書いてもらい、その
意見をカテゴリー別に分類して次週にフィードバックを行う。このことによ
り、学生は自分の意見が掲載されたという自信を得るとともに、他の学生がそ
の問題についてどう考えているかを知ることができる。このワークシートを使
用した実践によって、講義への参加意欲を高める効果を期待できる。(教育原
理、道徳教育の研究)
4. 2013年度前期・後期「授業に関するアンケート」(教育原理、道徳教
平成25年10月、平成26年3月
育の研究)
学生による授業評価アンケートを実施した。板書の文字のきれいさ、スライド
を利用する際の照明、授業準備の不足について、学生から改善の要望があっ
た。とりわけ授業準備については、1時間で伝えたいことのポイントをしぼ
り、発問を工夫し、授業にストーリー性を持たせるように改善を行った。
2 作成した教科書、教材、参考書
講義でグループディスカッションを行うためのワークシートを作成した。ディ
スカッションのテーマは、賛成と反対の両方の解答がありうるものを設定し、
どちらの立場に立つかを話してもらい、その理由を挙げてもらう。議論の内容
をワークシートに記入してもらい、次週には、出た意見を教員がフィードバッ
クする。
教育原理で、学生自身のコミュニケーションの仕方を見直してもらうための
ワークシートを作成した。コミュニケーションをする際に必要な資質や態度を
考えてもらった上で、自分のコミュニケーションの長所と短所を挙げてもらっ
た。
1. グループディスカッション用ワークシート(教育原理、道徳教育の研究) 平成25年4月
2. 「誰が何を?」ワークシート(教育原理)
平成25年6月
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
1. 協同出版 教員採用試験対策講座 講師(生徒指導×1回、教育法規×2
平成25年3月~
回、学習指導要領×2回)
教員採用試験の対策講座の講師を務めている。
2. 大阪体育大学 教員採用試験対策支援ゼミ 講師(教育史、教育課程、道 平成25年10月~
徳教育)
学内の教員採用試験対策支援ゼミで講師を務めている。
Ⅱ 研究活動
著書・論文等の
名 称
単著・
共著の別
発行または発表の
年月(西暦でも可)
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
著書
1. 教育の思想と歴史(教職教
育講座第1巻)
2. 子どもの心によりそう保育
内容総論
共著
平成24年3月
協同出版
編 者:新井保幸、上野耕三郎
共著者:新井保幸、村島義彦、他
83~93頁
編 者:鈴木昌世
共著者:渡辺一弘、佐藤哲也、他
201頁~208頁
共著
平成26年3月
福村出版
単著
平成23年3月
『上智教育学研究』第23号
21~39頁
2. なぜ公教育の正当性論なのか
(平成21~22年 教育哲学会特定
課題研究助成 「公教育の「正当
性」論のための基礎研究─近・現
代の倫理学・政治哲学諸理論の比
較検討」(研究代表者:高宮正
貴)の成果報告)
単著
平成23年5月
『教育哲学研究』第103号
111~116頁
3. J.S.ミルの功利主義による教
育の正当化――「生の技術」の三
部門からの考察
(査読付)
単著
平成24年12月
『教育哲学研究』第106号
1~17頁
4. J.S.ミルにおける機会の平等
と教育――分配的正義からの考察
――
単著
平成26年1月
『大阪体育大学健康福祉学部研究紀要』
第11巻
21~34頁
論文
1. J.S.ミルにおける美学と美
的教育の位置づけ
Ⅲ 学会等および社会における主な活動
期 間
平成21年10月~平成22年10月
内 容
教育哲学会特定課題研究助成「公教育の「正当性」論のための基礎研究―近・現代の倫理学・政治哲学諸理論の比較検討」 研究代表者
OUHS_2015