臨海部産業施設の強靱化をいかに進めるか

臨海部産業施設の強靱化をいかに進めるか
<周辺住民の安全と安心対策>
主催
一般財団法人 産業施設防災技術調査会
共催
早稲田大学 東京安全研究所
日時
2015年1月14日(水)2:00~5:30pm
場所
早稲田大学国際会議場 3FL 第一会議室
早稲田大学名誉教授
尾島俊雄
1
(特定)事業者の安全と住民の安心
事業者
原子力発電所
経産省
環境省
事業者の安全対策
周辺住民の安心
重要免震棟、津波、地震補強
地域防災計画(原子力対策編)
原子力規制委員会の再稼働条件 PAZ(5km圏)、避難場所(一次、二次)
(過酷事故対策と住民対策)
UPZ(30km圏)、広域避難計画
石油コンビナート ①地震対策(最大クラス対策)
経産省
②液状化対策
総務省
③スロッシング対策
④津波浸水(地下電源室)
⑤管理者等訓練(平常時)
⑥企業間連絡、初期対応
(住民への正確な情報伝達)
石災法
イ.情報伝達(事業者)
ロ.正確な情報(住民)
ハ.避難計画ナシ
ニ.九都県市防災危機管理対策委員会
(2013.5)
都心ビジネス街
総務省
国交省
①帰宅難民対策
②昼夜間人口差
③企業者間協議会
イ.BIDの必要性
ロ.エリア・マネジメント条例
ハ.夜間人口対策が自治体
国・事業者
(法人税)
都市計画税と固定資産税
市町村(住民税)
2
東京湾の石油精製事業所
さいたま市
千葉市
埼玉県
京浜臨海地区
市川市
東京都
船橋市
千葉県
川崎市
京葉臨海北部地区
相模原市
市原市
神奈川県
袖ケ浦市
木更津市
横浜市
京葉臨海中部地区
君津市
根岸臨海地区
久里浜地区
京葉臨海南部地区
3
石油コンビナート等 特別防災区域 災害の特殊性
(石災法)
国民の生命・身体
・従業者
・周辺地域の住民
経産省
国交省
気象庁
(災害救助法)
(石油コンビナート等災害防止法)
県・石油コンビナート等防災計画
東日本大震災3.11以降
県・地域防災計画
本部長( 市長)
コンビナート周辺住民の安心
(避難等の方法・防災訓練)
同時・広域災害多発時
市・防災対策本部
=
=
防災対策本部
本部長( 知事)
石油コンビナート等
防災本部長( 知事)
市長
1.関係機関の情報共有
2.関係機関の連携体制
3.住民等への情報伝達
4.教育・訓練体制の充実
特定事業者
自衛防災組織
共同防災組織
広域共同防災組織
現地石対本部長
1.津波(各県)
2.耐震強化
3.液状化
4.長周期
5.初期対応の強化
特別防災区域
総務省
環境省
厚労省
財産
・石油コンビナート
事業者
(特定事業者)
・周辺地域の施設
・地震災害対策計画
・風水害等災害対策計画
・原子力災害対策計画
・津波災害対策計画
市・地域防災計画
国の機関・自衛隊
警察・市町村長・消防長
特定事業所の代表者
(一元的な連絡調査)
TV、ラジオ
放送
想定外の過酷事故時の対策ナシ
4
石油コンビナート等 特別防災区域 災害の特殊性
①神奈川県
1,024
万kW
特別防災区域
市
人口
(万人)
石油
(千Kℓ)
京浜臨海地区
3,500ha
川崎市
142
9,110
(2,084基)
根岸臨海地区
634ha
久里浜地区
71ha
②千葉県
京葉臨海
北部地区
288ha
京葉臨海
中部地区
4,519ha
1,700
万kW
京葉臨海
南部地区
1,251ha
ガス
特定事業所
(百万㎥)
1,211
火力発電所
55
150
200
21
115
横浜市
368
4,580
(290基)
618
8
332
横須賀市
42
-
-
1
227
市川市
47
247
(229基)
6
6
船橋市
60
-
-
0
千葉市
96
413
31
8
288
市原市
28
15,240
(2,901基)
2,116
37
188 ,504
360,360
袖ケ浦市
6
4,454
265
17
木更津市
13
君津市
9
99
(62基)
13
19
9
5