荒川左岸水害予防組合水防演習

平成18年4月3日
平成27年7月31日
第第12号
42 号
発行者
川口市消防団活性化対策推進本部
消防団長
発行所
利夫
川口市消防局消防総務課消防団事務局
電話
荒川左岸水害予防組合水防演習
金子
048−261−8102
写真 第 10 支団第1分団
団員
花岡
厳
第 6 支団第 1 分団
団員
中村行雄
去る6月 27 日(土)に川口市三領運動場において、水防演習が実施されました。
あいにくの天気でしたが、せき板工、月の輪工、釜段工、積み土のう工、改良積み土のう工をそれぞ
れの支団が担当し実施いたしました。
せき板工です。担当は第1支団
月の輪工です。担当は第 2 支団
釜段工です。担当は第 4 支団、第 10 支団、第 11 支団
積み土のう工です。担当は第 3 支団、第 6 支団、第 8 支団
改良積み土のう工です。担当は第 5 支団、第 7 支団、第 9 支団
支団紹介
10 支団の紹介です
第 10 支団
支団長
鈴木
章
まず、第 10 支団が編成された経緯から紹介し
ます。合併前の鳩ヶ谷市消防団の時代は第 1 分団、
第 2 分団、第 3 分団と三つの分団から成り、各分
団 2 車両編成、各分団員 25 名前後で構成されて
いました。
川口市との合併後、支団制により第 10 支団と第
11 支団へと再編成されました。区域割りにより
旧第 1 分団の 2 車両、旧第 2 分団は二つの支団へ
振り分けられた1車両により第 10 支団第 1、第 2、
第 3 分団が新たに編成されました。
私は平成 25 年から第 10 支団長として地域住民の生命
財産を守るため団員と共に頑張っています。
第 1 分団亀岡分団長、第 2 分団矢作分団長の率いる
区域は日光御成街道に沿い、商店経営者の団員が多く
おります。災害時の出動においては即対応出来るよう
訓練を行っています。
第 3 分団高野分団長率いる区域の団員には職人さん
が多く、彼らが集まれば簡単に住宅を一軒建築するこ
とが出来るかもしれません。
また第 10 支団第 3 分団には紅一点女性団員が入団し、支団全体の訓練でも団員一同一丸となって
活動しています。
第 10 支団総員 39 名、地域防災に全力を上げ守っていきたいと思います。
4-1・11-2 合同訓練
第 4 支団第1分団
団員
田村
真一
5月24日(日曜日)に午後1時から、4−1分団
と11−2分団が合同で訓練をしました。鳩ヶ谷分署
の訓練施設をお借りして、中継送水や放水訓練を行い
ました。野村第4支団長と菅岩11支団長にも駆けつ
けていただきました。
4−1と11−2は第2・3出場で共に活動するこ
とになるので、
「相手のシマの偵察(笑)」を兼ねて今
回このような絆を深める訓練をすることに至りまし
た。旧鳩ヶ谷の団員の皆さんは日ごろの団活動を、「俺たちがやってやるんだ」という思いで活動し
ています。実際の現場では、本職に肩を並べて活動をしています。そんな団員さんと一緒にいると、
とても刺激を受けますし、色々と考えさせられました。わが街川口は、完全に都市型消防が整備され、
通常の火災現場でわれわれ消防団は後方支援などの活動になってしまって、「とりあえず本職にお任
せする」的な雰囲気ですが、旧鳩ヶ谷の消防団員のような心意気や知識、体力は旺盛に持ってなくて
はならないな、と思いました。
また、『消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律』が施行されているわけですから、
局にも積極的に団を育てていくような訓練や研修をやっても良いのではないかと思います。
今回の訓練では、鳩ヶ谷分署第2係の山口係長(指揮)と猪飼補佐(機
関)に指導していただきました。ポンプ操作では、基本的な吸水、送水の
他、中継送水、ダブル吸管操作、旧鳩ヶ谷市内の消火栓の種類などを学び
ました。
その後、ホースの取り扱い、四重巻きホース(狭所巻きの一種)の取り
扱い、肩掛け収納などを練習しました。私たちは通常、ホースを島田折り
にしてホースバックに収納していますが、このやり方ですとホースを絡ま
せることなく狭い場所で展開することができます!
撤収作業では、通常一重巻きで片付けますが、これだととても腰に負担が
かかるので、現在では職員の方々は肩掛け収納で作業をし
ています。覚えてしまえばどうということはありませんが、
みんないきなりやらされて四苦八苦し、「盆踊りより難し
いぞ!(笑)」などと言いながらやってました。
みなさんの支団でも分署と連携をし、技術、技能向上を図
ってはいかがでしょうか?!とても有意義な訓練ができ
ました。
この場を借りて、指導していただいた分署の方々に御礼申し上げます。
この記事を切っ掛けに、皆さんに問題提起できれば幸いです。
おまけ 7 月よりフジテレビ火曜ドラマ枠で消防団をテーマにしたドラマをやってます。興味のある
方はぜひご覧ください。
消防団員のお店紹介
取材
第 5 支団第1分団
団員
宇野
利晴
消防団員のお店紹介という企画の第 3 弾です。
団員さんのお店・会社を紹介するかわりに、利用する団員さんに対して特典を提供していただくとい
う内容です。お店の活性化のためにぜひご利用ください。ご希望の方は各支団の広報委員さんまでお
願いします。お店まで取材に伺います。
今回は芝地区のおそば屋さんの紹介です。
生蕎麦
初音家
(第5支団第1分団
部長
大野
昭和39年の東京オリンピックの年に開店し早
や50年が過ぎた隠れ家的な蕎麦屋です。
最近、ユネスコ無形文化遺産に登録された“そば”
を味わいに来てください。
【消防団員特典】
★ウーロン茶をサービス致します。
★お会計の際には次回ご利用いただける割引券を進呈致します。
川口市芝西1−12−5
電話048−266−7930
文三)
みんな知ってる?
ホースに技あり!
第 10 支団第1分団
団員
花岡
厳
肩がけ収納
延長したホースを片付ける際、従来の一重巻きは中腰の状態で行うため腰へ負担のかかる作業でした。
この肩がけ収納は立った状態のまま作業が出来るので、腰痛持ちには有難い方法です。
四重折りでホースバックへの収納
使用するホースの幅は 50 ミリ。ホースの口径を変換する分岐を予め繋いでおき、バックから少しは
み出る形になりますが落ちないように詰め込みます。筒先はバックの外側にしっかりと取り付けます。
この収納方法の他にジャバラ折りでホースバッグに詰め込んでいく収納方法もあります。
四重折りでホースの展開
狭い場所ではホースを完全に延ばさなくても四重折りから写真の様に展開して水を通せばストレス
なくホース軌道を作ることが出来ます。その際にもホースのよじれ、絡みには注意が必要です。
お忙しい中、鳩ヶ谷分署長様をはじめ署員の方々からご指導を頂きました。また、写真をこの紙面に
利用させて頂いたことを合わせて御礼申し上げます。
新入団員紹介
新入団員の皆様を順次紹介しています。対象者は入団して 1 年未満の方々です。ご希望の方は各支団
の広報委員までよろしくお願いします。
第5支団第1分団
村田
彰一(むらた
しょういち)
私自身少しでも地域の為に役に立つことができないかと思い、この度、消防団
に入団させて頂きました。訓練などに積極的に参加し、万が一災害が発生した時
に被害を最小限にしたいと思います。
これから色々と覚えていきますのでよろしくお願いします。
第5支団第2分団
鴨川
和樹(かもがわ
かずき)
この度、入団しました鴨川です。普段は、送電鉄塔の施工、管理、点検を
しています。なのでよく出張に行ってしまい、土日も仕事があったりと両立
できるか不安ですが、生まれ育ったこの町に少しでもお役に立てればと思い
ます。 精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。
第 10 支団第 1 分団
吉野
勝重(よしの
かつしげ)
この度は平成 27 年1月1日付けで入団させて頂きました。私は地域の皆様の力
になれればと思っています。
火災 消火また人命救助について勉強しながら精一杯 頑張っていきますので、
どうぞ宜しくお願いします。
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【編集後記】
第 8 支団第 1 分団
団ネット42号いかがだったでしょうか?
荒川左岸水害予防組合水防演習について取り上げましたが、異常気象が
頻発している現在、非常に有意義な訓練になったのではないでしょうか。
これからも消防団員の活動を分かりやすく伝えていきたいと思います。
紙面に関するご意見・ご感想がありましたら、各支団の広報委員までお
願いします。
次号は 9 月 30 日
発行予定です
団員
吉澤
明弘