浅野内匠頭家臣大石内蔵助敵打

いちのみや大学 第 90 回講座
古文書に見る実録忠臣蔵
浅野内匠頭家臣大石内蔵助敵打
◆講師 : 元一宮市立北方中学校校長 田中 豊先生
◆日時 : 1 月 9 日(土)午後 2 時~午後 3 時 30 分
◆場所 : 一宮市民活動支援センター内会議室
(一宮市栄3−1−2 i-ビル 3 階)
◆会費 : 500 円
浅野内匠頭長矩は元禄 14 年 3 月 14 日、殿中松の廊下で勅使接待役指南高家筆頭吉良
上野介に「予ての遺恨、覚えたるか」と切り付け、長矩は即日田村左京太夫邸において切腹。
亡主の恨みを晴らそうと、大石以下 47 名が翌年 12 月 14 日夜半、本所松阪町の吉良邸に
討ち入り、みごと上野介の首級を挙げて本懐を遂げる。江戸市中の武士、町人などから盛ん
な喝采を浴びた、いわゆる「忠臣蔵」は、小説、映画、TV などで、皆さんご存知の大事件。
一宮市浅野公園は、浅野長政屋敷跡と伝えられ、女房の「やや」は、太閤秀吉の女房「ね
ね」の妹であり、秀吉とは相婿。長政の次男長重、その子長直、その子長友の時、赤穂城主
となり、その子が浅野内匠頭長矩である。そして松の廊下で、長矩を後ろから抱きかかえて狼
藉を鎮めた梶川頼照の遠祖高秀は、一宮市奥城主で屋敷跡の碑が、奥町の貴船神社本殿
裏にあります。大垣藩主戸田采女正が長矩と相婿でしたので、美濃に古文書が残りました。
今回は、田中先生が、この「忠臣蔵」に関する古文書を紐解き、赤穂の大石神社宮司が伝
える実録を元に、さまざまな「エピソード」を交えて、お話しします。
講師 田中 豊 先生 プロフィール
昭和 36 年 愛知教育大学 数学科卒業
平成 5 年 一宮市立北方中学校校長
平成 14 年 ICC ケーブルテレビ「ディリーショット」で一宮市などの文化・歴史の紹介
平成 17 年 「歴史伝承フォーラム」代表
平成 21 年 いちい信用金庫発行「西尾張地方戦国マップ」監修
東京大学史料編纂所所蔵資料や真澄探当証などの古文書の発掘、解読多数
◆お問合せ・お申込み いちのみや大学事務局へ以下のいずれかの方法でお申込みください
①ホームページから http://ichinomiyadaigaku.com/
②メール [email protected]
③電話: 080-4227-8641(平日 10:00~17:00) / FAX:0586-72-5445
(要予約ではありませんが、テキストなどの準備のため事前に連絡していただけると助かります。尚、事前に
申し込まれていても参加者多数の場合、椅子だけのお席になる場合もあることを予めご了承ください。)
市民活動支援センター(i-ビル)の駐車場・駐輪場の利用について
自動車でお越しの方は、駅東側正面の信号から降車場に入り、i-ビルに向かって右側に
入口のある駐車場に停めてください。地上、立体どちらでも大丈夫です。
自転車の方は、i-ビル 1 階左側、交番横にある駐輪場をご利用ください。
自動車・自転車ともに、センター利用者は最大2時間まで無料となります。
いずれも講座後に、市民活動支援センターのカウンターにて駐車券をご提示の上、サービス券をもらってく
ださい。i-ビル以外の駐車場(市営地下駐車場など)は、助成対象となりませんのでご注意ください。
◆いちのみや大学とは
いちのみや大学は、一宮周辺で様々な分野の知識を持つ人に講師をお願いし、
一宮の地域資源を生かし、一宮の街の様々な場所を教室に、
ともに豊かに学んでいこうという生涯学習の市民活動です。
◆これからの講座の予定は?
日時
11月21日
16:30~
曜日
土
場 所
講 師
茶店湊屋
野の花
登録有形文化財 湊屋で体験
一宮市起字
大島 八重子先生他
昔の灯りで晩ごはん
受講料 2000円
堤町33-1
12月20日
14:00~
日
内 容
i-ビル3階
二科会評議員
チャリティ講座
市民活動支援
掘尾 一郎先生
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路
センター会議室
受講料 500円
これまでに開催した講座 : シャンソン、アフリカの音楽、ヴァイオリンについて、古典落語、アートに
ついて、紙のデザイン、洞窟探検の魅力、韓国料理、日本茶、おから味噌、うすずみ桜と真清田神社
のなぞ、織田信長のこと、美濃路・起宿について、船橋楽器資料館、一宮のプラネタリウム、葛利毛
織、妙興寺、尾西繊維協会ビル等の見学など
人の森の本
人の森出版事業部が、歴史講座の名物講師
田中豊先生の著作で長らく絶版となっていた歴史秘
史「真清田探当証」復刻版を再版しました!
昭和の初めに一宮の土川と名乗る老紳士が根尾
村に持ち込んだ「真清田探当証」という文書には、継
全 456 頁 定価 3,500 円税
体天皇をめぐる驚くべき内容が記されていました。履
抜
中天皇の孫億計王、弘計王がたどったゆかりの史跡
や地名が数多く出ており、記紀とは異なる、継体天皇
と真清田神社や根尾のうすずみ桜との関係が記述さ
れています。田中豊先生は、根尾村文化財保護審議
会の格別の許可を得てこの貴重な文化財全編を復刻
されました。
巻末には一宮の古地図や参考資料なども収められており、古代史ファンならぜひ手に
入れてじっくり全文を読んでみたくなる1冊です。
お問い合わせ・購入希望は下記へ
有限会社人の森 〒491-0854 一宮市北園通3丁目20番地
tel&fax: 0586-72-5445(受付時間 電話は平日 10:00~17:00) mail: [email protected]
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一宮市の本屋
文泉堂(テンサンビル1階)
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