文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業 「あなたと どこでも アート/着がわりプロジェクト」事業予定 この事業は、埼玉県内の5つの公立ミュージアム*の連携を基盤に、文化庁の助成を得て、さまざまな お披露目パフォーマンス アートの分野で活動している方々が集うSMF(Saitama Muse Forum) とともに、地域と共働したさまざ 9月27日(日)入間市博物館アリット「創造ラボ」 まなアートプログラムやアウトリーチ活動を展開するものです。衣食住など暮らしに身近な視点からアート 10月12日(月・祝)川口市内廃工場「〈き〉がわりを〈き〉がえる」 の創造性を捉え直し、芸術活動の活性化・基盤整備をめざしています。 10月25日(日)北浦和西口銀座商店街「ハロウィン・フェスタ」 昨年の「小さな家プロジェクト」に続き、今年度は「着がわりプロジェクト」と題し、 「衣と体のせめぎあ 11月8日(日)別所沼公園「ヒアシンスハウス夢まつり」連携プログラム い」コスチューム制作ワークショップ(ひびのこづえ監修)や「時間のきもの」プロジェクト、廃工場を舞台 ファイナルイベント とした「〈き〉がわりを〈き〉がえる」などを中心に、 「衣」や「着る」をテーマとしたさまざまのプログラムを連 11月21日(土)北浦和公園(雨天時は埼玉県立近代美術館)パレード、パフォーマンス、撮影会 携する5つのミュージアムをはじめ県内各地で開催します。 なお平成26年度事業により今春ネット上に誕生した「SMFアート長屋」に井戸端、掲示版、物置を開設 し、長屋の機能の拡充・展開を図るとともに、プロジェクトアートの自由な提案などを募る展覧会「アートの 宝船展」をネット上で開催します。 *入間市博物館アリット、うらわ美術館、川口市立アートギャラリー・アトリア、川越市立美術館、埼玉県立近代美術館 1「あなたと どこでも アート/着がわりプロジェクト」事業予定 *タイトルは仮称を含む。日時や場所、内容が一部変更になる場合があります。 **詳細は、随時ホームページ(http://www.artplatform.jp)や各事業チラシでご確認ください。 (1)着がわりプロジェクトO 今年度の中核となるアートプログラム。 「衣」をテーマにミュージアムを出て、公園や商店街、廃工場な ど、まちなかで自在に展開します。 ① 6月∼11月「衣と体のせめぎあい」埼玉県立近代美術館ほか: パフォーマーとともに創りあげるコスチューム制作ワークショップ。 (ひびのこづえ監修)。公募・書類審 査によって、実制作可能なコスチューム作品を選び、監修者のアドバイスやパフォーマーの意向を取り 入れながら、制作をすすめます。完成したコスチュームをつけたパフォーマーが、埼玉県立近代美術館 のほか県内各地でお披露目パフォーマンスを行います。 応募から決定まで 7月14日∼24日:応募受付期間(郵送のみ受付、持ち込み不可) 7月14日∼24日:参考展示「ひびのこづえ リズムプリズム Rhythm & Prism」埼玉県立近代美術館 7月末:入選作品発表(HP上で公開) 9月5日(土):「途中経過公開講評会」埼玉県立近代美術館 ② 4月∼11月「See Sew 時間のきものプロジェクト」: See Sew(写真家・浅見俊哉さんと衣裳家・田村香織さんのユニット)によるプロジェクト。感光剤を塗布 した反物に季節のシルエットを定着させ、この反物を仕立てて移ろいゆく季節のきものを制作。この着 物をまとったダンサーが「時間」をテーマに創作したダンスを踊り、積層する時間を楽しむ。 7月12日(日) 「時間のきもの 夏の公開制作&フォトグラムワークショップ」北浦和公園 8月16日(日) 「時間のきもの 夏 創作ダンス・パフォーマンス」北浦和公園 11月8日(日) 「時間のきもの 秋 創作ダンス・パフォーマンス」別所沼公園 ③ 10月9日(金) ∼13日(火) 「〈き〉がわりを〈き〉がえる」川口市内廃工場: 住まいも季節や気分や機会などTPOにあわせて〈き〉がえることで、もっと心豊かに暮らせるという観点 から、住まいもTPOできがえられることをインスタレーションで表現する。廃工場で建築・美術・演劇・音 楽、ワークショップとパフォーマンスが一体となった実験的な場づくりを試みる。 10月10日(土)建築・プロダクトのインスタレーションとベース演奏のジャムセッション 10月11日(日)インスタレーションと演劇集団「朗読者」による上演 10月12日(月・祝) 「衣と体のせめぎあい」のパフォ−マンス 展示終了後の10月18日(日) 「〈き〉がわりを〈き〉がえる―如庵、ハブラーケンから和装まで」川口市内 公民館:オープンビルディングの思想から和装と洋装まで自在に語り合うアート井戸端かいぎ(シンポジ ウム) を開催。 (「新木場まつり2015秋」連携事業) ④ 9月26日(土) 「きたうらワンがまちをジャック!」北浦和西口銀座商店街:ちびっ子広場の開催に合わ せ「きたうらワン」のポスターでまちをジャックし間違い探しを楽しむ趣向。ロボぐるみも登場。 ⑤10月25日(日) 「北浦和ハロウィン・フェスタ」北浦和西口銀座商店街:地域に定着してきたハロウィン に絡み、奇抜なコスチュームのダンサーがパフォーマンスを上演。旅する服屋さんも登場。 (2)着がわりプロジェクトM 「衣」をテーマに各ミュージアムを中心に展開される多彩なプログラム ための情報交換・交流会。 (4)食と現代アート ①7月18・19日/25・26日(土・日) トリップクロス・ワークショップ「巨大織り機でみんなでまちを織ろう」 (次年度企画調査準備)、旅する小さな家(前年度継続展開)関連プログラム 三番町ギャラリー/川越市立美術館:古着を持ち寄り、旅する服屋さんと「まち」を織ります。 ②8月28日(金) 「教員対象講座+実践ワークショップ」入間市博物館アリット: ①8月11日(火) ∼23日(日) 「アート日和 旅する小さな家がやってきた@MOMAS」埼玉県立近代美 武蔵野美術大学の三澤一実さんを講師に迎え、ワークショップの手法を学んだ後、実践ワークショップで 活用を図ります。 ③8月29日(土)ワークショップ「押忍!手芸部in MOMAS ロボぐるみを作ろう」埼玉県立近代美術館: 押忍!手芸部の石澤部長を講師に招き、動くおもちゃのロボぐるみを作るワークショップ。 ④9月6日(日)体感講座「靴からまちを考える」川口市立アートギャラリー・アトリア: 靴職人の五寳賢太郎さんとタタミスタジオのたむらひろしさんを講師に迎えたユニークな体感講座。 ⑤9月12日(土) 「フィンガーペイントで遊ぼう トントンくるくる オシャレにへんしん」午前・午後2回開 催、うらわ美術館:小池ちかこさんを講師に迎えたおなじみの多世代交流ワークショップ。 ⑥9月27日(日) 「創造ラボ:双子織・華道・服飾大・創作ダンス」入間市博物館(茶まつり9/26∼10/4): 伝統の双子織に若い感性が挑む。生け花、茶室方丈庵、創作ダンスのクリエイティブな実験空間。 ⑦10月4日(日)アート寺子屋Ⅰ 「同心円的空間モデルと住・衣・食」埼玉県立近代美術館 : 身体から周辺へ、環境から身体へと向かう二つの同心円を比較し、身近な視点からアートを捉え直す。 ⑧11月15日(日) 「美術館が寄席になる」埼玉県立近代美術館一般展示室(CAF.Nとの共催): 三遊亭鬼丸師匠を迎え、現代美術作品が並ぶCAF.ネビュラ展会場で落語を楽しみます。 ⑨11月22日(日)創作ダンス公演:蒼浩人「天衣無縫」埼玉県立近代美術館 : 衣と身体の関係を追求する蒼浩人さんのソロ公演。放浪者の踊り、世界の崩壊を経て、身体の宇宙へ。 ⑩11月28日(土) 「通崎睦美講演会&木琴演奏会」埼玉県立近代美術館:マリンバ奏者、着物コレク ター、著述家として活躍中の通崎睦美さんの講演会&演奏会。スペシャルゲスト・加藤種男さん。 ⑪1月9日(土)企画展「縫いと造形」関連ワークショップ「和服作りを体験しよう」うらわ美術館 : 裁縫雛型により、和服作りのすべての行程を体験しながら、和服のミニチュアを作るワークショップ。 ⑫1月23日(土) ∼4月11日(日)アーティスト・プロジェクト「島州一 Tracing-Shirtsを中心に」埼玉近 代美術館:MOMASコレクションⅣ特集展示。版の概念の拡張を軸に世界を捉え返す作品を手がけてき た島州一さんの世界を近作中心に紹介。記念スペシャルトークも開催。 術館:昨年のアート空間デザインコンペで最優秀賞を受賞し制作された不思議な家がMOMASに登場。 ②11月12日(木) ∼24日(火) 「アート日和 旅する小さな家がやってきた@楽風前庭」さいたま市:古い 納屋を活用したユニークな日本茶喫茶・楽風の前庭に旅する小さな家が。今回はどんな出会いとアート が紡ぎ出されるか?会期中には井上唯さんによるアートプロジェクトを予定。 ③9月中旬「北浦和食堂」プロジェクト・プレ調査:増田拓史さんによる食堂プロジェクトの事前調査。日常 の家庭料理にフォーカスし地域の方々と協働しながらそこにある何かを具現化することをめざす。 ④12月6日(日)アート寺子屋Ⅲ「北浦和食堂 事前調査報告会&ワークショップ」さいたま市内:上記の事 前調査をふまえた報告会と食のワークショップ。 SMF は 既成のジャンルにとらわれない自由な視点からさまざまなアートプログラムを企画し、アートをめ ぐって多くの人がつながっていくためのプラットフォームです。 SMF は さまざまな生き方をしてきた人が集い、触発し合いながら、まだ見たことも聴いたことも経験し たこともないようなモノゴトを創りだすこと、これまで見えなかったモノゴトが見えるようになるこ と、これまでとモノゴトが違って見えるようになり、生きることが豊かになることを目指して活動 します。 (3) SMFアート長屋の整備・強化 2015年3月にネット上に誕生したSMFアート長屋を整備拡張し、サイバーとリアルを往還しながら機能 するアートプラットフォームをめざすプログラム ①6月∼9月 SMFアート長屋の整備・拡充:井戸端(自由なだんわしつ)、掲示版(管理人からのお知らせ)、 物置(とりあえずの保管庫兼パビリオン) を設計・制作し10月公開をめざす。 ②12月「アートの宝船展」 SMFアート長屋 物置(パビリオン):プロジェクトアート等を中心としたネット上 のアンデパンダン展。 「アートのまつり」との連動を図る。 (10月∼告知、出品公募) ③11月1日(日)アート寺子屋Ⅱ 「アートプラットフォーム形成のためのメタデザイン」埼玉県立近代美術 館:お仕着せの文化を脱ぎ捨て、自分を型からはずしていくことで見えてくる新たな地平とは? ④1月上旬「アートのまつり」埼玉県立近代美術館:アートの宝船展出品者を交えた展覧会。今後の企みの SMF は 埼玉県立近代美術館に事務局を置き、埼玉県内各地のミュージアムをキーステーションとし、 美術、建築、音楽、文学、ダンス、パフォーマンス、地域活動など、さまざまな領域のメンバー で活動し、そのための事業を企画立案し開催します。 主催:あなたと どこでも アート実行委員会/SMF(Saitama Muse Forum) 問合せ:埼玉県立近代美術館内 あなたと どこでも アート実行委員会 事務局 Tel:048-824-0110(大越・五味・中村)e-mail:[email protected] http://www.artplatform.jp
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