日本 国際 空港 通信 整備 実現 、旅行客向 Wi-Fi

RUCKUS WIRELESS 導入事例
日本
国際
空港
通信
実現
、旅行客向
整備
Wi-Fi
事例概要
年間14 万回 越
航空機発着数 1,900万人 越
国際空港 、関西三空港 唯一定期国際線 就航
旅行客
利便性
考
様々
取 組
無線 LAN
無線 LAN
現在
導入
、利用者
空港。
行
、
度
採用 、空港利用者
整備
第1
完了
利用者 誇 関西
。
隣接施設
評判 上々。
以前の無線 LAN 環境と、お客様の評価
関西国際空港は、文字通り日本と世界をつなぐ玄関口の一つ。
新関西国際空港株式会社ターミナル営業部旅客サービスグループサブリーダー
尾山洋介氏は言う。「海外からのお客様が急増するのに伴い、館内における無料
Wi-Fi サービスがつながらない等のご不満の声が増えてきました。
」
関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社のシステムサービス部 システムサポ
関西国際空港
ート2グループ リーダーの山崎 幸司氏は次の通り述べている。「外国のお客様が
大阪府 泉佐野市、泉南郡田尻町、泉南市
http://www.kansai-airport.or.jp/
日本にいらした時には、Wi-Fi が使えるかどうかはとても重要です。以前は独立
24 時間、こころ動かす空港
したアクセスポイントを設置していたため、正常に動作しているかどうかを把握
することが困難で、つながらない時にはアクセスポイントごとに手動で再起動
したりしていました。しかし国際ハブ空港としての役割を果たすにおいて、無線 LAN
インフラの整備は必須であるとの結論に至り、同時アクセスの向上とエリアの
拡張を目的とする Wi-Fi プロジェクトを2012年に立ち上げました。
」
電波干渉を自律的に回避するラッカス
2012年に Wi-Fi プロジェクトを立ち上げた後、まずは要求水準書(仕様書)
の作成にとりかかった。あえてスループット等の具体的な数値は記さなかったが、
人が多く集うエリアを明記したりする等、利用客の満足度向上につながると思わ
れる諸項目を記した。
実際にシステム構築を担当した西日本電信電話株式会社のビジネス営業本部
営業部 公共担当 営業担当課長代理の村田 利泰氏は次の通り述べている。
「要求水準書を見た時、記載された仕様を満たせるアクセスポイントとして他社の
製品が頭に浮かびました。しかしラッカスワイヤレスの製品をエンジニアに検証し
てもらった結果、電波干渉を自律的に回避する独自技術、そして電波到達性や
柔軟性等、同社のアクセスポイントは今回の案件に最適でした。」
関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社のシステムサービス部 システム
サポート2グループ サブリーダーの森池 秀行氏は言う。「準備が進む中、NTT
西日本が行った実施設計において、ラッカスワイヤレスの製品は十分に要求水準
を満たすパフォーマンスを発揮することが分かり、同社の無線 LAN ソリューション
での整備を進めることにしました。」
関西国際空港は、日本初の本格的海上
空港であり、4,000m 級の滑走路を複数
保有し、完全24時間運用可能な世界標準
の空港です。
導入のポイント
[ 広範囲なカバレッジ ]
他社製品より2∼3割少ないアクセス
ポイントで、同じ範囲をカバーした
[ 無線ネットワークの接続性 ]
同時接続数の多いラッカスワイヤレス
のアクセスポイント導入により、旅客が
多く滞留する場所でも接続性を確保
[ 管理運用性の向上 ]
コントローラーでの集中管理により、
運用管理性の向上
導入製品
アクセスポイント
Ruckus Wireless
[ ZoneFlex 7982 ] x 105 台
コントローラー
Ruckus Wireless
[ ZoneDirector 3000 ] x 2 台
(冗長構成)
RUCKUS WIRELESS 導入事例
少
高密度・広範囲
2013年の7月に設置作業を開始してから、大きな問題もなく、当初目標の2014年の
4月にはサービスを開始した。現在は常時700∼800のコネクションがあると言うが、今後
活性化するであろう Wi-Fi 利用を考慮し、5,000の同時コネクションを念頭に設計されて
いる。そしてこれを実現しているのが、105台の Ruckus ZoneFlex 7982*¹。
これを2台のコントローラ(Ruckus ZoneDirector 3000*²、冗長構成)で集中管理し
ている。
山崎 幸司 氏
西日本電信電話株式会社のビジネス営業本部 営業部 公共担当 担当課長 渋谷 勝也氏は、
次の通り述べている。「導入に際して、建物の景観を保つためにアクセスポイントを目立た
関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社
システムサービス部 システムサポート 2 グループ
リーダー
ない場所に設置したり、既存システムに影響があるかも知れぬことを考慮して夜中に作業
する等、設置作業は慎重に進めました。しかし、ゲートやオープンスペース等、お客様が
多く集うところに重点的にアクセスポイントを設置する等の明確な指示はいただいており、
また機器やシステム自体に目立った導入トラブルもなく、当初のサービスイン目標を達成
することができました。」
また、森池氏は次の通り言う。
「ラッカスワイヤレスの電波到達性やカバレッジは想像以上で
した。他社製のアクセスポイントに比べて2∼3割少ないアクセスポイントで同範囲をカバー
できるため、コストパフォーマンスに非常に優れています。また無線 LAN システムで大きな
問題の一つであるスティッキークライアントについても、通信速度がある一定速度より遅く
森池 秀行 氏
関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社
システムサービス部 システムサポート 2 グループ
サブリーダー
なったら次のアクセスポイントにつなげる調整を行い、最低限に抑えることができ、非常に
快適な Wi-Fi 環境が構築できたと考えています。」
*¹ Ruckus ZoneFlex 7982 は、デュアルバンド 3 ストリーム 802.11n SMART Wi-Fi アクセスポイント。
*² Ruckus ZoneDirector 3000 は、最大 500 個のアクセスポイントと 10,000 クライアントの管理に対応したコントローラ。
業務用途への展開も視野に
現在、無線 LAN インフラは第1ターミナルと隣接施設であるエアロプラザへの導入が
完了している。山崎氏は述べる。「現在は無線 LAN インフラを空港利用者へのサービスと
して展開していますが、今後の重要な課題として、どのようにスタッフエリアや業務用途に
渋谷 勝也 氏
西日本電信電話株式会社
ビジネス営業本部 営業部 公共担当
担当課長
利用していくか、ということがあげられます。例えば、案内センターやカウンターで
タブレットを導入していますが、これをどのように無線 LAN システムにのせてどのシステム
につなげていくか等、セキュリティや他のシステムとの兼ね合いもあるので、慎重に進めて
いかなければなりません。また、サービス情報をプッシュする関西空港独自のスマホアプリ
の開発等、利用者へのより充実したサービスの提供もいろいろと検討しています。」
海外からのビジネスやツアー客の誘致には、国際ハブ空港としての関西国際空港の役割は
大きい。これを支援する強力なインフラとして、ラッカスワイヤレスの無線 LAN システムは
今日も停まることなく稼働している。
村田 利泰 氏
西日本電信電話株式会社
ビジネス営業本部 営業部 公共担当
営業担当課長代理
ラッカスワイヤレスジャパン合同会社
開発元
http://www.ruckuswireless.com/
お問い合わせ先
http://jscom.jp/
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